おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。

ジムバトルが復活しつつある昨今。
そろそろ紙しばきたいんじゃないですか!?

ということで今回の「たいマックス」は、
最新弾「ムゲンゾーン」より、
表紙ポケモンのムゲンダイナVmaxをフィーチャー!

ロロたんぬには珍しく、
環境入りしそうなポケモンを選んだ理由は、

自分の頭も3月で止まってるから。

記事としてアウトプットすることで
頭の中を整理したい、って思惑です。

3〜5月で検討されたデッキ(流行ったとは言っていない)をおさらいしつつ、
ロロたんぬの考えるムゲンダイナVmaxの考察を
垂れ流していこうと思います。

3月の環境

3月は反逆クラッシュが発売されました。
大型大会は中止になってしまいましたが、
代わりに「スペシャルリーグ2020 銀座」が開催されました。

ここで猛威を奮ったのは、ドラパルトV。
ジラーチで手札を潤沢にしながら、耐久したり、相手を妨害しながら4〜5回「ダイファントム」を宣言することを目標にしていました。

まだこの頃はTAGTEAMの火力・耐久でも、
対Vmaxで喰らいつけていたと思います。

4月の環境?

スペシャルリーグの結果を受け、
ドラパルトVが評価されただけでなく、
回収ネットでジラーチをフレキシブルに使う動きも話題になっていました。
新弾は月末の発売だったこと、緊急事態宣言が発令されたことにより、参考にするジムバトルもなくなってしまったことで、流行は追いづらくなってしまいました。

体感としては、
ドラパルトVmax
三神ザシアン
ピカゼクやパルスワンなどの雷軸
リザードンVmax
が注目されていたように思います。

5月の環境?

爆炎ウォーカーが発売され、環境に動きがありました。
ドラパルトVの「耐えながら戦う」という動きに対し、
マルヤクデVmaxの「めっちゃ育てて全抜き」を押し付けることができるようになりました。

ポケカ四天王のイトウシンタロウさんのレシピを真似する人も多かったのではないでしょうか?

また、リモートポケカの配信も行われるようになり、有名プレイヤーのデッキや、頭の使い方を目にする機会も増えていました。

その中で気になったのは、ヨネダタクヤさんのクワガノンV+カラマネロのデッキ。

後攻1ターン目にパラライズボルトを使うのが強い

グズマ&ハラでスピード雷+ふうせん+サンダーマウンテンを揃えるのが強い

タッグコールで揃えやすい

TAG TEAM GXと組み合わせよう

というシンプルな構築理念でしたが、
ここで登場したTAGTEAMがピカゼクではなく、
ガブリアス&ギラティナGXや、ゲンガー&ミミッキュGXなど、雷エネルギーでワザが使えないポケモンでした。
オーロラエネルギーやカラマネロを使って、噛み合い問題を解消しています。

一見ぐちゃぐちゃした構築に見えますが、「あのポケモンへの対策は?」と検討すると、ほとんどのデッキに対して解答を用意した、バランスの良いデッキとなっています。

5月を統括すると、
オールラウンダー、三神ザシアン。
その三神ザシアンに勝てる、HPの高いVmax軸。
さらにそれをワンパンするマルヤクデVmax。
マルヤクデVmaxなどの一直線な動きに強い柔軟なデッキ
さまざまなデッキが検討されていたと思います。

6月の環境?

ムゲンダイナVmaxが登場し、3〜4月に台頭していたドラパルトVmaxは悪弱点のため、活躍が難しくなります。
マルヤクデと違い、ムゲンダイナは2エネで180〜270ダメージと、幅広い範囲を網羅できているように感じます。
中耐久でダメージが抑えめのポケモンは軒並み淘汰されてしまうことが想像できます。

と、思っていたのですが、
最強特性「みつりんめいさい」をもつジュナイパーが登場。

・オカルトマニアなどがなく特性を無効化できない
・サンムーン環境ほど非V・GXが強くない
・2進化なのでHPも高い
・ターフスタジアムのおかげで進化しやすい
という状況なのでかなり厄介です。
Vmaxを軸にするデッキは、これを必ず意識せねばなりません。

今後の環境予測は、

3〜5月で活躍したデッキを試しつつ、
6月に強化されたアーキタイプが混ざる、
群雄割拠の時代が訪れます。
大型大会がないからこそ、
解答のないふわふわとした環境になるでしょう。

ムゲンダイナVmaxの相方

環境に解答がないため、様々なアーキタイプに対応できるようにしておきたいですね。

1.ガラルジグザグマ多投イベルタルGX型

回収ネットでジグザグマを使い倒し、
270までしか伸びない打点を+80できる。
40点をパワーアクセルやかんしゃくヘッドで乗せれば、
デスカウントGXで理不尽にきぜつさせられる。

2.ダストダスドクロッグ型

どくだまり+ポイズンアップによって毎ターン+50〜70くらいを稼げる。
ポケモンブリーダーの育成があるので、進化もそろえやすい。

3.多色型

悪タイプ以外のポケモンを入れる型。
ドレッドエンドが悪+無なので、相方を問わない。
オルタージェネシスGXやパラライズボルトで先発を任せて、きぜつして悪タイプだけになってからムゲンダイナVmaxを動かすタイプ。
別のタイプが1匹場に残って、ムゲンゾーンがはたらかずとも最大150ダメージは出せるので、十分な攻撃力はある。

デッキレシピ


今回ぼくが相方に選んだのは多色型、クワガノンVです。
5月のリモートポケカ配信でヨネダさんが使用されていたクワガノン+カラマネロデッキからヒントをもらい、
クワガノン+グズマハラの動きを採用しつつ、
盤面をゆっくり整える形にしました。
クワガノンVが倒されても、残りのサイドは4枚なので、
ムゲンダイナVmaxを2匹戦わせることができます。一応。

タッグコールの対象としてブラッキーダークライを採用し、GXワザを使うことで、擬似的にパラライズボルトを使えるようにしています。

基本的には先攻をとり、エネルギー権を多く奪取したいです。
クロバットVのナイトアセットが1ターンに1回なので、これの試行回数も稼ぎたいところ。
ムゲンゾーンをはたらかせる前まではクワガノンを出すか悩むこともできるので、先攻2ターンめまでに動きやすく整えます。
後攻を取った場合は無理やりパラライズボルトを狙いに行ったり、パワーアクセルでエネ加速などして、ごまかしましょう。

環境デッキへの立ち回り

・三神ザシアン
クワガノンVでスタートしたら、パラライズボルト連打でテンポを取りたい。オルタージェネシス追加効果を許すと結構しんどい。
クワガノンV以外でスタートしたら、クワガノンを使わずにとびだしヘッド+ドレッドエンド270で2〜3ターンめにワンショットを狙いに行きたい。
イベルタル型と違い、ちょっと不利めかも。

・ピカゼク軸雷
パラライズボルト+ちょうでんじほうでピカゼクが倒せる。
HPが増えてもエレキパワーがあるので大丈夫。
ライライが採用されている場合、ふうせん多めなので
終盤のリセットスタンプ+タンデムショックが重め。
クイックボールとクロバットは温存しておきたい。
無闇に270ダメージを狙うより、240でとどめるようにしておく。
クワガノンVにとまりがちなので、パラライズボルトを使われる前には210が出せる体制は整えておかないと詰む。

・対Vmax系統
パラライズボルト+ドレッドエンドで320ダメージ。
基本はこのダメージラインを想定して動き、
必要に応じてエレキパワーやとびだしヘッドで調整しよう。
Vmax時のHPを見越して進化前からダメージをうまく分散させておきたい。

・クワガノン+カラマネロ
器用なデッキなのでコントロールされてしまいそうだが、
全てのポケモンがHP270以下なので、ドレッドエンドを中心に戦いたい。

・ジュナイパー
進化されたら負け。
パラライズボルトを連打してふしぎなアメを使えなくする。
ターフスタジアムから律儀に進化してくるフクスローはサカキ+エレキパワー+パラライズボルトの80で処理。
パラライズボルトをとにかく使い続けるのだ。
1匹だけならデッドムーンGXの追加効果でたおせるので諦めない。

おわりに

上記のレシピは脳内構築なのでまだまだ改善の余地ありですが、
この文章を打っている間にすこし二転三転させたので、
やはりアウトプットは大事だなと感じました。

みなさんもぜひ再開されたジムバトルや、オンラインポケカでクワガノンムゲンダイナ、使ってみて欲しいです!

ではではd(℃。)