おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。
たいマックス企画がクライマックスを迎え、
新しくF環境となった、ポケモンカードゲーム ソード&シールド。
今回から”たいマックスVStar”とのことで、
「新弾カードを一つ使う」ルールが変更になり、
「新弾にまつわる何かをして、記事にする」
自由研究みたいな感じになりました!
…ワクワクしますね。
引き続き、記事がいいね!と思ったら
ページ上部の推しマークをポチ!お願いします。
今回のテーマ
スターバースでは、ご存知の通り、
新しくVSTARポケモンが登場します。
これまでのVポケモン、V進化ポケモンのルールは踏襲しつつ、
新しく「VSTARパワー」を持っています。
Fマーク、いわゆる2022シーズンは
この「VSTAR」ギミックが新しく活躍することになります。
このように、
毎回、エキスパンションマークが更新されると、
そのシーズンでの新しいギミックが登場します。
今回のロロたんぬの自由研究のテーマは、
「各シーズンにおける新デザイン」
について!
記憶に新しいところから、
DPシリーズまで、遡りながら振り返っていきます!
2022年〜(Fマーク)
VSTARルール
ゲーム中に一回使える能力「VSTARパワー」を持っています。
VポケモンからV進化しますが、取られるサイドは2枚で据え置き、
でもHPやダメージはしっかり増えるという、
ややインフレを予感させます。
これからのポケモンカードがどうなるのか、楽しみですね。
2020年〜2021年(Eマーク)
スタイルをもつポケモン
「いちげき」のポケモン、「れんげき」のポケモン、
「フュージョン」のポケモンが登場し、
スタイルをもつカード限定で使える、
強力な能力が登場しました。
既存のV、VMAXポケモンは引き継ぎ、
スタイルによって構築の自由度をやや下げつつも、
強力なコンボデッキが多数生み出されました。
V-UNION
ポケモンカードでは初めて、
“4枚のカードを組み合わせて場に出す”カードが登場しました。
トラッシュから直接場に出すというルールもかなり特殊で、
非常に話題になりました。
Eマーク限定なのか、Fマーク以降も登場するのか、
今後の展望に期待です。
2019〜2020年(Dマーク)
V/VMAXポケモン
これまでのGXルール持ちのポケモンが、
Vルール持ちのポケモンとして刷新されました。
GXワザがなくなりましたが、
たねポケモンでありながらHPもダメージも高水準で、
進化GXポケモンたちの活躍の場が減っていったように感じます。
初期のVMAXポケモンたちは
TAGTEAMポケモンほど活躍はしていませんでしたが、
考察が進むにつれて、
VMAXの高いHPと安定したダメージが評価されていきます。
TAGTEAMの高速な環境を少しゆっくりにしつつ、
サイドレースの概念を複雑にして、
より戦略の幅が広がりました。
2018〜2019年(Cマーク)
TAGTEAMカード
たねポケモンでありながら、HPが240〜300と大きく、
非常に強力なGXポケモンが登場しました。
GXワザを使う時に「追加で」条件を満たすと
強力な追加効果を使うこともできることが特徴です。
サイドを3枚取られるポケモンは初。
制限時間が25分と
短くなった公式イベントに合わせたデザインかな?と感じつつも、
4〜5ターンで終わるため、ゲーム自体が高速化してしまったことは
非ルールポケモン的に向かい風だったように思います。
2017〜2018年(Bマーク)
プリズムスターカード
ロストゾーン
デッキに1枚しか入れることができない制限カード、
◇(プリズムスター)が登場しました。
制限に見合った非常に強力な効果をもつカードが多かったです。
デッキ1枚制限ではありつつも、
複数の◇カードを組み合わせることができることも特徴でした。
◇カードはトラッシュするとロストゾーンに送られます。
ロストゾーンはトラッシュとは別で、
山札に戻すなどの再利用ができなくなっています。
ロストゾーンはDPシリーズで初めて登場しましたが、
LEGEND以来、久々の登場となりました。
タイプシフト
同じ名前、同じワザ、同じ能力をもつポケモンが、
別のタイプで収録されたのもBシリーズの特徴かと思います。
弱点による相性が重視されるポケモンカードにおいて、
タイプシフトのデザインは戦略の幅を広げました。
手抜き?なんのことですかね
2016〜2017年(Aマーク)
GXポケモン
サン&ムーンシリーズが始まり、GXポケモンが登場しました。
EXポケモンはたねポケモンかメガシンカポケモンしかいなかったのに対し、
GXポケモンは正当な進化条件で登場しました。
(これによってゲームのネタバレが含まれてしまったのは黒歴史)
ADV・PCGシリーズにも
正当進化でexポケモンというデザインがあったので、
復活に喜んだ方も多いと思います。
ゲーム中1回使えるワザ、GXワザをもつことが特徴です。
ワザ2回分に相当するような強力なもの、
少ないエネルギーで高出力なもの、
直接盤面に干渉するものなど、
いつどのタイミングで使うかがプレイヤーに委ねられ、
戦略の幅を広げていました。
25thプロモとして選ばれたカプ・テテフGX。
今後は「ルミナスサイン」ネオラントVに役割をバトンタッチしていきます。
エクストラでは引き続きテテフにお世話になると思います。
アローラのポケモン
原作では、これまで出ていたポケモンが「リージョンフォーム」として
新しく登場しました。
カードゲームでも登場し、
エネルギーがなくても使えるワザを持っています。
直接環境に何かが影響したわけではありませんが、
「アローラ」とつくポケモンと関連したワザやトレーナーズも登場しました。
ウルトラビースト
ポケモンのカードではありつつも、
専用のカードが多数与えられた謎の生き物たちです。
今で言う「いちげき」「れんげき」に近いですが、
原作の通りのウルトラビーストにしか与えられず、
「ウルトラビースト」を持たないウルトラビーストはいないため、
スタイルカードほどの、デザインの自由はありませんでした。
残りのサイドを参照するワザが多かったり、
ワザ名がカクテルに関する名前を持っていたりと、
デザイン的にもほかのポケモンたちと一線を画していだと思います。
GXマーカーも赤いあしらいになっていて、かなりフィーチャーされていました。
2015〜2016年(XY BREAKシリーズ)
BREAKポケモン
通常の正当進化に加えて、
+1段階踏み越えた進化ポケモンが登場しました。
全身が金色、カードも横向きと、
「型にハマらない」あたりが非常にBREAK感あって好きでした。
BREAK進化する前のポケモンのワザや特性を使えるため、
単純に、HPやワザの選択肢を増やせます。
たねポケモンがBREAK進化してHPが150くらいになったり、
2進化ポケモンがBREAK進化してEXポケモン以上の出力を手に入れたりと、
かなり環境を掻き乱しました。
GX環境になっても、
いくつかのデッキタイプは環境に残るほどの強力なポケモンがいました。
デュアルタイプ
1匹で2つ以上のタイプを持ちます。
弱点をつきやすかったり、
タイプを参照するトレーナーズと相性が良かったり、良いことが多いです。
絶対数が多くないため、デザインと言い張るにはやや乏しいですが、
ぜひとも今後増えて欲しいなと思います。
2015年(XYシリーズ)
古代能力
特性とも違う能力「古代能力」をもつポケモンが登場しました。
ワザを2回使えたり、相手の特性の効果を受けなかったりします。
通常ポケモンでありながら、
イラストもフルアートであしらわれ、カッコいいカードが多いです。
中でも、「Ωバリア」はサポートの効果を受けないおかげで、
現代のエクストラレギュレーションでもたまに悪さをします。
ルールにないことが書いてあるカードは大体悪さをしますね。
25thプロモに選ばれたMレックウザEXは、
出た番にすぐに進化することができ、ワザも強力でした…!
2013〜2014年(XYシリーズ)
フェアリータイプ
原作でも新しく登場したフェアリータイプが、
カードの方でも登場しました。
BWシリーズまでドラゴンタイプのポケモンは
ドラゴン弱点でデザインされていましたが、
フェアリータイプが登場したことでそちらも刷新されました。
新しく出たタイプということで、フレフワンなどの専用の特性が強かった印象です。
(結果的に多色デッキに出張することになるのですが…)
ゼルネアスEXは、このフェアリータイプの代表として、25thプロモに選ばれました。
しかし、タイプが増えすぎて複雑になってしまったためか、
フェアリータイプはCマークを以って新規カードは登場しなくなってしまいました。
メガシンカ
新しくXYシリーズが始まり、EXポケモンは続投しつつ、
原作に則ってカードゲームでもメガシンカポケモンが登場しました。
進化するとターンが終了してしまうほどのデメリットがありますが、HPもワザも十分に強力です。
のちに「ソウルリンク」という専用のポケモンのどうぐが登場し、
メガシンカをしても番が終わらなくなります。
水準で言えば、今のVSTARに近いので、その強さはなんとなく想像ができると思います。
フレア団ギア
「フレア団が開発した」設定のグッズです。
原作にも出てこず、特にデザイン的なシナジーがあるわけでもありませんが…
非常に強力なグッズ「バトルコンプレッサー」もフレア団ギアです。
デザインとして特殊なのは、「相手につけて使う」タイプのポケモンのどうぐ。
中でもフレア団ハイパーギア「ヘッドノイザー」は強力で、
ロックデッキのお供として重宝しました。
ただ、対戦終了後に誤って持ち帰ってしまうこともしばしば…
2012〜2013年(BWシリーズ)
プラズマ団
スタイル・UB同様に、「プラズマ団」のカードとして登場しました。
専用のエネルギー「プラズマエネルギー」と「アクロママシーン」を使って
高速で試合を展開できます。
プラズマ団デッキはBWシリーズが使えなくなるまで
環境に残り続けるほどの人気のデッキタイプでした。
進化ポケモンのEX化
これまでEXポケモンは「進化していないポケモン」が担っていましたが、
ドリュウズEXとシャンデラEXが初めて「進化するポケモン」の中でEXポケモンになりました。
自分の推しがEXポケモンになるかも!?という可能性が提示され、非常に喜んだ覚えがあります。
実際には、環境は一切変わらないだけでなく、
メガシンカポケモンの布石だったわけですが…
2012年(BWシリーズ)
ドラゴンタイプ
これまで無色タイプのポケモンとして登場していたドラゴンポケモンが、
新しくドラゴンタイプとして登場しました。
原作同様、ドラゴンタイプが弱点にデザインされています。
ワザを使うには2色以上のタイプを要求され、強力なワザを持つポケモンが多いです。
Dマークで一度はフェードアウトがあやぶまれましたが、無事Eマークで復活を遂げました。
……弱点を持たない強力な形で。
ACESPEC
デッキに1枚しか入れられないグッズ「ACESPEC」が登場しました。
プリズムスターと違い、全ACESPECの中から1枚を選んで採用する形となります。
パソコン通信やダウジングマシンなど、昔の強力カードが復刻しました。
中には指定したポケモン専用のポケモンのどうぐもあり、
どの枠をACESPECにするかが腕の見せ所です。
エクストラレギュレーションや殿堂レギュレーションでもちろん採用できるので、
とりあえず1枚持っておきたい枠ですね。
2010〜2011年(BWシリーズ)
特性
これまでの「ポケパワー」「ポケボディー」だったポケモンの特殊能力が、
すべて一律「特性」に切り替わりました。
統一されたことでわかりやすくなった反面、まとめて対策もしやすくなっています。
切り替わったことによる環境の変化はありませんでしたが、
デザインの変更という意味では、大きなターニングポイントです。
トレーナーズの強化
アララギはかせが登場し、何年振りか「手札を全てトラッシュし、7枚引く」カードが復活しました。
今ではお馴染みとなった「3枚引く」ライバルカードも登場したのもこのタイミングです。
DP・Lシリーズでは7枚引く、デメリットなしで3枚引くカードはありませんでした。
BWシリーズに入ってから、先攻の最初の番にワザが使えることに加えて、
トレーナーズを使うこともできるようになったため、
それに合わせてゲーム全体を豪快にするデザインだったと思います。
たねポケモンの強化
EXポケモン
レシラム、ゼクロムはBWの第一弾の顔として登場し、
そのエネルギー効率の高さから、すぐさま環境入り。
のちにEXポケモンが登場した後も、非EXの中堅アタッカーとして活躍をしました。
そして、BWシリーズが始まって少しした頃、いよいよ「ルールを持つ」たねポケモンが登場します。
ミュウツーEXをはじめとした、EXポケモンです。
HPは170〜180、ダメージは120以上を連発するといった、
よりゲームをダイナミックにさせるデザインです。
シリーズ後期になるまでミュウツーEXは環境に残り続け、
弱点をつつきあい、
「ミュウツーカードゲーム」と揶揄されるほどでした。
ここから、ゲームがどんどん高速になっていくのですね…。
レシラムゼクロム、ミュウツーEXは25thプロモにも選ばれました。
2009〜2010年(LEGENDシリーズ)
伝説ポケモン
原作ではHGSSシリーズから、伝説のポケモンがフィーチャーされるようになり、
カードゲームでも、2枚を1組にして出す伝説ポケモンが登場しました。
手札からよりはレジェンドボックスから出す方が多いかもしれませんが…。
2匹を組み合わせたポケモンは「きぜつするとサイドを2枚取る」ルールが適用されています。
ルール持ちたねポケモンの前身かもしれませんね。
このあたりからロロたんぬが「環境」を追うより前のカードになってくるので、
ゲームに及ぼした影響までは計りかねます…
グレートポケモン
ルールを持たないポケモンですが、同エキスパンションの中に、
強力なワザや能力を持つポケモンが収録されました。
「グレートポケモン」と呼ばれ、
当時は伝説ポケモンよりもこちらの方が活躍していたように思います。
中でもドンファンは25thプロモカードとしても登場するほどの強力ポケモンで、
攻守共に隙のない能力が非常に評価されていました。
2008~2009年(DP~DPtシリーズ)
SPポケモン
トレーナーの手持ちをモチーフとしたポケモンたちが登場しました。
進化しているポケモンでも「たねポケモン」として登場し、
VSシリーズを彷彿とさせるデザインでした。
カードパワーは非常に高く、専用で用意されたトレーナーズで、
エネルギーを減らす、ダメージをなかったことにする、山札サーチも簡単…!
世界大会すらも席巻するほどでした。
25thプロモから登場したのは、
このSPポケモンから、ガブリアスCとレントラーGL。
日本のプレイヤーが世界一をとったデッキの2匹が25thプロモとして選ばれました。
ロストゾーン
初めてロストゾーンはDPシリーズの最後、
「破空の激闘」に初登場しました。
LEGENDシリーズの「ロストリンク」でフィーチャーされるまでは、
「ロストゾーンとは」といった基本的なテキストでした。
ちょっとパルキアGの能力は強すぎる気もしますが……
アルセウス
「このカードは、デッキに何枚でも入れられる」
特別なルールをもつアルセウスが登場しました。
あとにも先にもこれきりのデザインだったため、
「アルセウスルール」とまで呼ばれています。
Pt4の時期にしか登場しませんでしたが、
「フュージョン」のポケモンのように、
自分の場のアルセウスのワザが全部使えたり、
好きなタイプのアルセウスで戦えるため弱点をつくのも容易だったり、
レギュ落ちまでたった1年半ほどの命でしたが、
非常に強力なデッキタイプだったと記憶しています。
ちなみに、殿堂レギュレーションで
このアルセウスルールをもつアルセウスともたないアルセウスを
組み合わせるときは、4枚までの制限がかかります。
色違い
直接ゲームのデザインとは関係ありませんが、
DPシリーズの最後からDPtシリーズまで、
色違いのポケモンが登場しました。
復刻カード
色違いのカードと同様に、
旧裏のポケモンが新裏面で、当時のテキストのまま再録されました。
当時のままなので、使われることはなかったように思います…。
2006~2008年(DPシリーズ)
Lv.X
通常の進化とは別に、「レベルアップ」によって強化できます。
BREAK進化と似ていて、ポケパワー・ポケボディーやワザを引き継ぎます。
こちらは縦向きのため、にげるエネルギーや弱点が更新されます。
バトル場でしかレベルアップできないこと、
ただレベルが上がっているだけで、もとは同名のカードなので、
デッキの4枚制限の中でやりくりする必要があることなど、
制約が多いですが、強力なため、プレイヤーの腕が問われるカードです。
きのみやどうぐをもつポケモン
古代能力のように、
ルールとして「きのみ」「どうぐ」を持った状態のポケモンが登場しました。
中には、「出した番の中でも進化できる」能力もあり、
殿堂レギュレーションでもお世話になります。
追加でグッズとしてのポケモンのどうぐをつけることもできます。
ワザに必要なエネルギーがないポケモン
エネルギーが必要ないワザをもつポケモンはDPシリーズが初出でした。
サンムーンシリーズのアローラのポケモンで復活しましたが、
ガラルのポケモンには与えられませんでしたね……
まとめ
このように、
毎年(毎シーズン?)、「その年を象徴する何か」は登場しています。
過去を振り返るとわかるように、
これまでになかったデザインを新しく取り入れたり、
昔あったデザインを再度取り入れることもあるので、
VSTAR以外にも何かあるかもしれませんね。
個人的には、ウルトラビーストが復活したり、
エネルギーを使わないワザが登場したりしたらいいなあと思っています。
ではでは。
d(℃。)
たいマックスVStarということで、
記事がいいね!と思ったら、
ページ下部の推しボタンをポチ!
お願い致します!