おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。

自分のメモ程度に、
2021年2月現在使われそうなエクストラデッキをまとめてみました。
3月まで大型大会でエクストラする機会も少ないので、
頭の中をみなさんに共有してみます。

環境?デッキ

モクナシラフレシア


オカルトマニアの禁止を受けて、1番躍進するのがこのデッキ。
「スーパーグロウ」モクロー&アローラナッシーGXで、「イライラかふん」ラフレシアを進化させ、グッズロックをかけながら、「みつりんめいさい」ジュナイパーや「にがにがかふん」ラフレシアで詰めていきます。
これらの特性を止める方法が「ダストオキシン」ダストダスくらいしかなく、しかも条件であるポケモンのどうぐをザオボーなどで剥がされてしまうと、「イライラかふん」によって貼れなくなってしまいます。
グズマ&ハラ、キャプチャーエネルギーの登場によってより一層強化されたモクナシラフレシア、止める手段はあるのでしょうか…?
後攻ではめっぽう強いモクナシですが、先攻を押し付けられると、後攻1ターン目に盤面が完成するタイプのデッキに対しては無力だったりします。一番手っ取り早い対策はじゃんけん……!?

ウーラオスオクタン


スタンダードレギュレーションではいちげきウーラオスが話題ですが、エクストラではれんげきウーラオスの方が断然強いです(スタンでもれんげきが強かったらすみません)。
アセロラやグズマといった、「しっぷうづき」をアシストできるサポートが豊富なエクストラ。
「れんげきサーチ」だけでなく、「アビスハンド」も使えるオクタン。
ストロングエネルギーやちからのハチマキなどのパワーアップも簡単です。
HPが330もあるれんげきウーラオスVMAXを一撃で倒せなければ、全回復&150〜190ダメージが毎ターン飛んでくると言っても過言ではありません。
ストロングエネルギー+れんげきエネルギーで「キョダイレンゲキ」が使えるのも魅力。広角レンズによってデデンネGX、クロバットVが倒せるようになります。
スタジアムや特性に依存しないため、サイレントラボを採用して、ミュウミュウにも強く出ることができます。
中打点で高耐久・環境に恵まれた闘タイプと、エクストラらしいデッキタイプと言えます。

ドラパルトVMAX


VMAXの中で、単純にカードパワーが抜きん出ているドラパルトVMAX。
エネルギー2枚で130+50ダメカンはダメージ効率が非常に良く、ベンチのシステムポケモンを狙撃するのにも適しています。
ミステリートレジャーやミステリーエネルギーなど、安定した展開がしやすいことも特徴です。
相方も選ばないので、「ダストオキシン」ダストダスや「サイコリチャージ」カラマネロなど、さまざまなシステムポケモンと組み合わせた戦い方が可能です。
先述のウーラオスとも対等に渡り合うことができ、マッドパーティやほろネクなどの非ルールポケモンデッキに強い、オススメデッキです。

三神三鳥レシゼク


ダブルドラゴンエネルギー、ピーピーマックス、「ふしちょう」ホウオウEXといった、通常の手張り権よりも多くエネルギーが供給しやすいエクストラ。
それをふんだんに盛り込んだのが三神三鳥レシゼク。
「オルタージェネシスGX」や「スカイレジェンドGX」といった非ルールポケモンに強いGXワザに、
「トリニティバーン」や「らいえんむそう」といった、ルールもちポケモンに強い、打点の高いワザ。
再現性が高いながらも器用に立ち回れて、盤面が完成した後は制圧力が担保されている、エクストラらしいデッキの一つです。
以前から人気のアーキタイプですが、シェイミEXが禁止になった後もデデンネGXやクロバットVで十分戦えるデッキです。

ホウオウアメイジング


「ふしちょう」ホウオウEXでエネルギーを蓄え、ニンジャごっこやスクランブルスイッチでアメイジングレアのポケモンにエネルギーを受け渡し、最短でアメイジングワザを繰り出すデッキです。
アメイジングレアのポケモンは、HPこそ低いですが、非ルールポケモンの中では高水準のワザを持っています。
「アメイジングシュート」ライコウは120ダメージを2カ所に、「アメイジングサージ」カイオーガは80ダメージをばらまき、「アメイジングブレイズ」レシラムは270ダメージを出せます。
相手に合わせて動きが変えられるので、強力なデッキタイプです。
ミロカロス型のアメイジングデッキもありましたが、ミロカロスが禁止になってしまったため、これからはホウオウEX型が基本となると思います。

ゲコゾロ


ダークパッチ、ダブルドラゴンエネルギーによって悪デッキはかなり戦いやすいです。
「あくのはどう」ゲコゾロのダメージをこれらで追加していき、2〜3ターン目から240〜300ダメージを連打していきます。
ダブルドラゴンエネルギーを採用するため、三神が採用しやすく、余ったGX権利は「オルタージェネシスGX」に使うこともできます。
盤面完成後の火力が安定しているため、使いやすいデッキタイプです。

マルヤクデVMAX


アメイジング?タッグチーム?知るか!キョダイヒャッカじゃ!!!
と言わんばかりに場を焼き尽くすのがマルヤクデVMAX。
320とワンパンしにくいHPながら、自身でダメージを底上げできる完結した性能から、
コントロールデッキや中打点デッキとの競り合いに強く、
溶接工でエネルギーをつけながら「キョダイヒャッカ」を使うだけであらゆるデッキを焼き払うことができます。
対策を怠ると、6〜7エネついたマルヤクデが止める手段がなく、詰んでしまうこともしばしば。
スタンから派生させて組むならこれがオススメです。

ガブギラオンバーン


「せんじんのまい」カプ・コケコ◇と、「ぶっとびボム」マタドガスや「かんしゃくヘッド」ガラルジグザグマを使って、
最速で高打点「カラミティエッジ」を狙いに行くガブギラデッキです。
1ターンに250〜280ダメージほどを狙うことができ、対TAGTEAMは無類の強さを発揮します。
ドラゴンタイプのオンバットを手に入れたオンバーンGXもコントロール力を兼ね備えており、
攻守共に優れたデッキです。

ピカチュウV


「エレキサークル」ピカチュウVをスカイフィールドでアシストするデッキ。
「せんじんのまい」カプ・コケコ◇のおかげで後攻1ターン目の「エレキサークル」がかなり現実的になっています。
ベンチ8匹で240、エレキパワーを含めて330〜360まで見据えることができます。VMAXもいれておけば、さらに大ダメージを狙うことができます。
単調ながらも、再現性の高さが評価できるデッキタイプです。

ボルケニオンEX+Vバレット


「スチームアップ」ボルケニオンEXでVポケモンの打点を底上げするデッキです。
ボルケニオンEX登場〜SM初期は3エネ130〜160がせいぜいでしたが、
現在は、
4エネ230の「フレアストライク」レシリザ、逃げゼロかつバクガメスGXよりも使いやすい「ぐれんのほのお」ファイアローV、相手のVMAXのワザをマネられるキュウコンV、2エネ120「フレアシュート」のビクティニV
など、
水準が高い炎たねポケモンが増えました。
動きが単純なデッキながらも、対VMAX・TAGTEAMデッキにはめっぽう強いデッキタイプかと思います。

ズガドーン


エクストラのトレーナーズでばちこり強化したひのたまサーカス。
ランダムレシーバーで確実に溶接工を手札に加えられるのがポイント。
「ぞうしょく」タマタマでスーパーエネルギー回収がスーパー炎の結晶にもなります。
ねがいのバトンで場持ちもよく、貼る用のエネルギーを毎回用意しなきゃいけないこともありません。
グッズロックにはめっぽう弱いですが、ウーラオスVMAXワンパンも可能です!

カビゴンVMAX Mレック


スカイフィールドでベンチを拡げて、「キョダイフォール」カビゴンVMAXで大ダメージを狙うデッキです。
最大火力は60+30×8=300と、トリプル加速エネルギー1枚で出して良い火力ではありません。
TAGTEAMのほとんどをカビゴンVMAXだけで倒すことができます。
専用サポートと言って良いほどナギと噛み合いがよく、「やりくり」チラチーノがドローソースにもなるのが◯
「みつりんめいさい」ジュナイパーと「にがにがかふん」ラフレシア対策に、MレックウザEXが強いんじゃないかと目論んでいます。V・GXではない進化ポケモンで、十分なダメージが狙えます。

ピカゼク


サンダーマウンテン◇とカプ・コケコ◇のおかげで昨シーズンのスタンダードはだいぶお世話になりました。しかしエクストラにはスタン落ちはありません。
ピーピーマックスやフラッシュエネルギーなど、ピカゼクを強化するパーツが多いエクストラのピカゼクも強力です。スタン同様、「パラライズボルト」クワガノンVでグッズロックをしているだけで勝てる試合もあります。
電磁レーダーがのびのび使えるのはエクストラだとピカゼクだけかも。

マッドパーティ


よるのこうしんにとってかわる新しいたねビート。
バトルコンプレッサーでゴリゴリ山札をトラッシュして打点を底上げします。
シェイミEX・時のパズルが禁止カードになったため、再現性に若干の難はありますが、
・ポットデスが「にがにがかふん」ラフレシアにも戦える
・超タイプのアタッカーがいるので、ウーラオスVMAXにも強い
点が評価できます。
「はじまりのきおく」ミュウや「シャドーハント」マーシャドーGXによるタイプ分散も健在です。

ゾロアークラッタ


「いかりのまえば」ラッタでVMAXをワンパンすることを目標にし、「ライオットビート」ゾロアークGXの安定した火力で中打点〜高打点を幅広く対応できるデッキです。
「とりひき」でドローをし、余ったサポート権で妨害系を使えるのがこのデッキの強みの一つ。
時のパズルが禁止カードになってしまったため、再利用が難しいですが、VMAXに2回噛みつければゲームは終わるので、実は必要ないかもしれません。
れんげきウーラオスVMAXの登場はやや下火かも。

ほろネク


サイレントラボで「ウルトラバースト」を無効化して「ほろびのかがやき」を連打するウルトラネクロズマデッキ。
たねかつダブルドラゴンエネルギー1枚で、170ダメージ+エネルギートラッシュという破格の性能を持つウルトラネクロズマ。
相方には「ダストオキシン」ダストダスや、「アビスハンド」オクタンを採用して、妨害に寄せたり展開に寄せたり、自由度も高いです。
「キョダイレンゲキ」や「スカイレジェンドGX」といったバラマキに弱いのでこちらも下火かも…

インテレオンVMAX


昨シーズン後期(と言っても2月)に登場した、ブルーの探索とトロピカルビーチを組み合わせたVMAXデッキ。
「ダイバレット」のバトル場160+ベンチ60というダメージ量が相手の場を壊滅させるのに噛み合った数値をしており、
バトル場のVMAX、TAGTEAMを2パンで倒しつつ、ベンチのシェイミEXなどのシステムポケモンも狙撃します。
水タイプは専用のトレーナーズが多く、ブルーの探索との噛み合いが非常に良いです。
入手は難しいですが、トロピカルビーチが採用されていると、オロヨノのハンデスデッキにも強いことが人気の理由でもあります。
トロピカルビーチを持っていなくても、ロトムじてんしゃで十分代用できるのでオススメです(ビーチの方が強いことは認めますが…)。

ドータクン鋼バレット


「メタルトランス」「メタルチェーン」「はがねのようさい」「かいふくふうじ」
強力な特性の揃ったドータクン。そこに「ぬけがけしんか」ドーミラーやミカン、メタルソーサーもあるので展開力も十分にあります。
このドータクンシステムを軸に、ザシアンVやザマゼンタV、ディアルガGXを組み合わせることができます。アーマーガアVMAXも相性◯
オカルトマニアが禁止になったため、のびのび戦うことができます。

ザシアンV


ドータクンに頼らず、ピーピーマックスやメタルソーサーだけでザシアンVを育てて、グズマ連打でブレイブキャリバーを使い続けるデッキ。
他のVMAXデッキにはできない、「ふとうのつるぎ」による安定した展開力もあって安心ザシアン。
270ダメージは出せますが、打点が調整しづらい点、HPにやや難ありな点など、
上記に挙げたエクストラデッキに対して強く出られるかは難しいかもしれません。

アオギリカメックス


アオギリの切り札で「ばくりゅう」カメックスを直接ベンチに出して、1ターン目から高出力のワザをお見舞いするデッキです。
「ひょうせつのまい」モスノウと違い、どこでも誰にでも水エネルギーがつけられるので、「パーフェクション」ミュウミュウGXと相性が良く、さまざまなワザを使い分けることもできます。
アオギリの切り札を決めることが条件なので、再現性については不安が残りますが、一度場に出してしまえばほぼ止まることはありません。

オロヨノハンデス


前期エクストラで猛威を奮った「エナジーグレイス」ミロカロス型のオロヨノハンデス。
「エナジーグレイス」を使った後、エリートトレーナーから「ナイトウォッチャー」して相手の手札を減らして動けなくすることを目標にしています。
ミロカロスが禁止カードになったので使えなくなったかと思いきや、「エネエネボンバー」マルマインGXで代用するデッキが海外で頭角を現しています。
「エネエネボンバー」ではEX・GXにつけられないため、「へんしん」メタモンを経由してオロヨノにへんしんすることで、エネルギーの加速を可能にしています。
やや再現性は下がったものの、ハンデスが決まれば強力なので、意識の片隅には置いておきたいデッキです。

ショックロック


「ばんけん」ムーランドでサポートを使えなくして、「エボルショック」ライチュウを使い回し、
メモリーエネルギーから「ものひろい」で退化スプレーZを拾い続けるだけのデッキ。
グズマやアセロラによる入れ替えはできず、グッズのポケモンいれかえやあなぬけのヒモはほとんどのデッキに入っていないため、マヒを解くことができなければ、確実にLOで勝利できる、というコンセプトです。
デッキさえ知っていれば、対策はいろいろ講じることができるのですが、知らないと、ドツボにハマることがしばしば。

ゲロゲゾロアーク


古き良きグッズロックコントロールデッキ。
ダブル無色エネルギー1枚で使える「ブルブルパンチ」で相手の動きを牽制し、どくさいみん光線やフレア団のしたっぱなどでサポートします。
ゾロラッタ同様、「とりひき」ゾロアークGXが大活躍します。
システムチックな動きをするデッキほど詰みやすいですが、マルヤクデVMAXのように単調なデッキは詰ませにくい、という特徴があります。
VMAXって強いんですよね………

ドリュウズLO


コメント頂いたデッキ。
きあいのタスキをつけたドリュウズがまんたんのくすりで回復しながら、ひたすら「たがやす」デッキです。
まんたんのくすり、きあいのタスキ、バトルサーチャーなどを回収し続けます。
ザオボーなども採用されており、相手のリソース切れを狙っていきます。
ロックやコントロールに弱いですが、「ようじんぼう」ガラガラでワザによる効果を防げて、「ロストおくり」キリンリキでサポートの再利用を止められるようになっています。

大穴系

バンギラスV


ダークパッチに対応しているので、「いちげきクラッシュ」が早い段階で使えます。

タイレーツ


スカイフィールドで「チームアタック」が210ダメージ、実質HP170という破格の非ルールポケモンが爆誕。「はじまりのきおく」ミュウなら超タイプの240ダメージにまで伸ばせるので、見れる範囲は広いです。

ネクロズマV


カウンターエネルギー+次元の谷で「スペシャルレーザー」が220ダメージになります。超タイプというだけで十分つよい。

カプ・コケコVMAX


こちらもカウンターエネルギー+サンダーマウンテン◇で「ダイショック」が使えます。確定マヒは強い。

ムゲンダイナVMAX


オカルトマニアがないので、のびのび「ムゲンゾーン」がはたらきます。

パルスワンV


「せんじんのまい」カプ・コケコ◇のおかげで、ゲコゾロGX同様、青天井が狙いやすいです。取られるサイドが2枚なのも〇

ウッウV(ミュウカウンター)


ダブル無色エネルギー+次元の谷で「はじまりのきおく」ミュウが「スピットシュート」を使えます。

サーナイトVMAX


「しっぷうづき」を2回耐えながらウーラオスVMAXをワンパンできる「ダイキュアー」は気になります。そしてカウンターエネルギー対応。
剣盾から悪弱点になった超タイプがミュウミュウとの殴り合いに強い。鋼弱点が気になるけど、スタンほどザシアンVにおびえる必要はなさそう。

カラマネロVMAX


カウンターエネルギー対応の実質「ナイトウォッチャー」。草弱点なのもウーラオスVMAXと渡り合えるので〇
ただしモクナシが苦手。

セキタンザンVMAX


れんげきウーラオスといちげきウーラオスを足して2で割ったようなカードです。現在の海外エクストラ(エクスパンデッド)ではセキタンザンが流行しているとのこと。

トゲキッスVMAX


ダブル無色エネルギー1枚でダイグライドが使えます。打点は低いですが、「なんでも2枚もってこられる」は無限の可能性を感じます。

炎ミュウミュウ


BマークまでのEX・GXまでワザの範囲が拡がった炎ミュウミュウGX。
プリズムエネルギーがオーロラエネルギーよりも強力で使いやすく、バトルコンプレッサーのおかげで再現性も高いです。

チャーレム


前回のエクストラバトルでも人気だった、古代能力「Ω連打」もちのチャーレムデッキです。
「オルタージェネシスGX」三神や「プリンセスエール」ディアンシー◇、ストロングエネルギーと組み合わせた高出力の「きあいずつき」は1エネ200ダメージぶん。

フヨウが採用できるデッキ


モクナシラフレシアジュナイパーを無に帰すカード。
マルヤクデVMAXやドラパルトVMAXなど、山をガンガン回さなくても戦えるデッキには難なく入るのでお勧めです。
ただし「イライラかふん」がはたらいていると、サーチャーで再利用できないので注意。

おわりに

ほかにもあったら教えてください。

エクストラレギュレーションで有用なBW~SMのカードを一覧にしてますので、
そちらもぜひ。

【ポケカ】エクストラレギュレーション活躍カード集!【2021年1月22日現在】