12/7発売の拡張パック、タッグボルトに収録される新カード「タッグチームGX」。
たいあたりジムのメンバーがタッグチームへの期待をそれぞれ10点満点で評価、クロスレビューしたぞ!

セレビィ&フシギバナGX

タッグチームGX

たねポケモン – HP270 – 草タイプ

RR / SR

セレビィとフシギバナのタッグチーム。フシギバナによる特殊状態と、セレビィの時を渡る能力をイメージさせるGXワザが特徴。

イラクサ

フシギバナEXをひとまわりふたまわりスケールアップしたようなワザ。かえるとびは無い。エバーグリーンGXが本体だと思うけれど、ダメージが欲しいワザではないしちょっと悠長です。耐久の末に撃てればそれだけで勝てるのでそこは評価したいところ。

トイ

RRの初代パッケージを彷彿とさせるイラストも良いが、なんといってもSRが◎。セレビィに何かお願いしにいったのだろうか。GXわざが時わたり感があって非常に良い。通常技が少しひねりがないのが残念。

ロロたんぬ

攻撃性能高めな感じが◎。きけんなかふんが草無で使えないのが△。セレビィとフシギバナの関係がツルでしかうかがい知れないため、妄想が掻き立てられる。LOでの活躍の期待もこめて9点。

ひらじ

重くクセの強い味わい。草のエネ加速手段を考えるとなかなか扱いにくい印象。クワガノンが2体立つとまんたんのくすり+エネルギーリサイクルで270という高HPが活きる。GXワザ、さすがに全て戻してしまうのはLO以外に対しては不要札が戻るデメリットの方が大きそう。全体的に扱いにくさが目立つため6点。

へる

セレビィさんの強気な目線と、フシギバナの主導権を握るかのような立ち位置が感じられる一枚。スペシャルアート版では運命の邂逅を果たしているかのようなワンシーンが描かれており、たったこれだけの情報量でどれだけのドラマが生まれるのか、可能性に満ち溢れている。

コイキング&ホエルオーGX

タッグチームGX

たねポケモン – HP300 – 水タイプ

RR / SR

コイキングとホエルオーのタッグチーム。すべてのスケールが豪快。

イラクサ

キングザブーンGXって宣言したいですね。10点。イロモノっぽく見えて、その実動き出したら手が付けられないHPと打点は驚異的。大量のエネルギーを貯め込むための相方フリーザーも同発で構築がわかりやすく、まずはとにかく組んでみたいカード。Dr.オーヤマイラストのSRがとても欲しい。

トイ

ポケカ界の低HPの象徴と高HPの象徴の組み合わせが素晴らしい。キングザブーンGXはホエルオーの十八番であるしおふきを彷彿とさせるテキストなのも◎。ぜひ使ってみたい。

ロロたんぬ

コイキングのゼンリョク1エネ攻撃が10ダメージなのどちゃ愛おしい。追加7個のホエルオー成分が対比できてていい感じ。完全に食うものと食われるものの関係のイラストなのがこれまた秀逸。ただHP高すぎるのでズル。

ひらじ

豪快かつ大胆な味わい。たねHP300は弱点が突けないと脅威。おしながす+まんたんのくすりコンボなどやられた日には発狂もの。同拡張にフリーザーなる相方が出てきたので割と場にエネは貯められそう。進化前タネ、ジラーチ、HP90置物等を一掃出来るGXワザもなかなか魅力的。こだわりハチマキ+フリーザーで削ったGXあたりも一緒にザブーンできそう。エネが重いが取り巻きが優秀&豪快カードは好きなので期待も込めて9点。

へる

これ絶対食べられてるワンシーンだなと考えていたら、案の定スペシャルアート版で飛び出してて笑った。正直ほぼホエルオー単体の力なのでは?と思ってしまい、コイキングの味わいがあまり感じられないのが残念。とはいえ、キングザブーンGXというワザ名の破壊力でそれを補えているのも確か。

ピカチュウ&ゼクロムGX

タッグチームGX

たねポケモン – HP240 – 雷タイプ

RR / SR

ピカチュウとゼクロムのタッグチーム。9月のCL東京でお披露目されたはじめてのタッグ。

イラクサ

黄色いから強い。有色エネルギー3個も雷の場合まったく枷になっていないうえ、そこから十分な打点と爆発的な加速が飛んでくる。後攻1ターン目にフルドライブされる様が目に浮かびます。ビーストエネルギー◇+ディアンシー◇+こだわりハチマキのジェットパンチハッピーセットで落ちないのもにくい。

トイ

ゼクロムといえばベストウィッシュ1話でピカチュウの力を奪ったポケモン。そのゼクロムとのタッグを組んでいる時点で熱すぎる。新ロジックの看板カードとして文句なしのカード。

ロロたんぬ

黄色速攻を組みたくなる性能。サイドが一気に4枚取れそうなGXワザも◎。そもそもなんでピカチュウとゼクロムなんだろう。
電気タイプの大型ポケモンって他にいなかったのかな?でもかっこいいので、10点。

ひらじ

力強くストレートな味わい。コケコ◇+エネルギーつけかえorサンダーマウンテン◇で最速後1フルドライブ、自分に加速すればそのまま2ターン目にGXワザが打てる。相手が少しでも出遅れた時のなぎ倒し力は凄まじいはず。エレキパワーが有るため相手バトル場がタッグチームの場合GXワザでサイド5枚取りも十分ありうる。タッグチームの「倒されるとサイド3枚」というデメリットに明確な回答を持つ、文句なしの10点。

へる

WCSのお披露目で話題をさらった最初のタッグチーム。
戦いを経てお互いを認めあい、良きパートナーとして協力し合っていることが伝わる。
まだスペシャルアート版は公開されていないので、期待も込めて9点。

ゲンガー&ミミッキュGX

タッグチームGX

たねポケモン – HP240 – 超タイプ

RR / SR

ゲンガーとミミッキュのタッグチーム。相手の手札に影響する・影響されるワザが特徴。

イラクサ

ポルターガイストがどれだけのダメージを出すか、ホラーハウスで足止めした番にどう動くか。上振れは大きそうですが安定しない点は悩みどころ。デッキになれば強力そうなものの、難易度が高そうです。ライオットビートに屠られるのも頭が痛いポイント。

トイ

満を持してここで待望のゲンガーのGX化にポルターガイストまでつけて、そこに最新の大人気ポケモンまで合わせたのが若干くどい感もあるが、背景ストーリーが非常に良いのは高評価。

ロロたんぬ

まずゲンガーとミミッキュって組み合わせがずるい。最高に尊い。なぜか専用に描かれたマンガも尊い。
ホラーハウスGXはレインボーエネルギー入りジュナイパーGXデッキの詰めに使うのが強い。攻撃面では文句無しの10点。

ひらじ

香り高く深みのある味わい。ポルターガイストは単体ではそこまで脅威ではないが、ダストダスやのぞきみレッドカードと合わせられると迂闊に手札を減らせないダブルバインドを食らい厄介そう。他GXと比べると超2エネと必要エネが少なく、カラマネロも居るためまんたんのくすりが使いやすい。マーイーカを並べたターンにGXワザを使えば安定してカラマネロを多数展開出来てグッド。ゾロアークGXの存在を考えるとどうあがいても悪弱点HP240の悲壮感が拭えないため7点。

へる

これだけエピソードの漫画あるのずるくない? しかもかなりの高品質で思わず腰を抜かす。ゲンガーがあくまでトモダチを作る協力をしているテイでいるのが本当に尊い。しかしスペシャルアート版と比較して大きなギャップはなかったので、差はあまりつかなかった。

ラティアス&ラティオスGX

タッグチームGX

たねポケモン – HP250 – ドラゴンタイプ

RR / SR

ラティアスとラティオスのタッグチーム。ドラゴンタイプらしい打点とそれを補助するワザが特徴。

イラクサ

ウルトラネクロズマGXと似ていることに目が行きがちですが、HP250・逃げる1であることは無視できない優位性。GXワザはゼラオラGXのフルボルテージGXの上位互換で、つまり総合的に堅実な強さであるということが伺えます。メジャーなフェアリータイプに対してもワザの性質から同等以上に立ち回れるはず。期待できます。

トイ

奇抜な組み合わせが多いTagteamの中で、王道を使って来たところが逆に意外性を出している。GXわざがラティアスとそれをサポートするラティオスの関係を良く表していて美しいデザイン。
イラストはSR期待の9点。

ロロたんぬ

ダブルドラゴンエネルギーのあるエクストラレギュレーションで是非とも使ってあげたいタッグチーム。カラマネロと組み合わせてバスターパージ連打したい。
…シビビひかレックでいいんだよなあ。

ひらじ

悲しみの漂う味わい。超寄りの2色要求、ドラゴンタイプ、エネをトラッシュして大ダメージ、とウルトラネクロズマGXと似た性能を持つ。ウルネクは3エネトラッシュで260ダメージである。サイド3枚取られるデメリットも有るのでやはり250という高HPを生かした立ち回りを考えたい。水エネルギーの取り扱いやカラマネロとの相性(ベンチに戻せる事)を考えるとまんたんのくすりよりアセロラ向きか。GXワザもエネ加速+無敵とは言え打点が無い為グズマ等で無敵を躱されるとサイドレースが辛そうなので△。

へる

そんなんずるいじゃないですか。ラティアスとラティオスなんて誰でもなるほどってなっちゃうじゃないですか。特にルビサファ世代からすれば思い入れも深く、有無を言わさず納得させるパワーを感じる。ただ、他のがカントーポケモンを採用しているチームなのに対し、これだけ当てはまらないのが残念。

イーブイ&カビゴンGX

タッグチームGX

たねポケモン – HP270 – 無色タイプ

RR / PR

イーブイとカビゴンのタッグチーム。一見大振りのようで堅実さのあるワザが特徴。

イラクサ

メガトンフレンズGXは高打点+大量ドローという欲張りさ。撃てれば強い。流石におうえんはタッグチームで撃つワザではない気がしますが、何色のデッキでも、特殊エネルギーでも、どこにでもエネルギーを付けられるので案外居場所があるのかも。ただこのカード…タッグチームに勝てないのでは?

トイ

イーブイを出したかったのはわかるが、両ポケモンの表面的な部分だけ組み合わせたような平凡なデザインになってしまったのが残念。有田先生はゆっくり休んでください。

ロロたんぬ

ダブル無色エネルギーから動かしやすそうな先発向きTAGTEAM。ダンププレスの性能は見た目以上に星5つ級なので9点。ところで最近イーブイでしゃばりすぎでは?有田先生も仕事しすぎなので休んでください。

ひらじ

クセが少ないが旨味も少ない味わい。無色の為様々な組み合わせが可能な一方、他タッグチームに比べて個性や強みに欠ける。上ワザはタッグチームを使ってする動きではなく、下ワザも2進化GXに強い一方でタッグチームどころかタネGX相手でも厳しい。一応GXワザはジャッジマンと一緒に打つと強い。

へる

最初は良くも悪くも無難な見た目で、ノーマルタイプ同士の組み合わせだなという感想だった。しかしスペシャルアート版公開によって一気に評価を覆されることになる。何この幸せそうな顔。ほのぼのした絵柄と二匹が仲良しなことが伝わる良カード。

おわりに

クロスレビュー、いかがでしたか。
勢いだけですが点数と評価は比較的真剣に考えました。僕は。
やりたいことができて面白かったです。
ここまでご愛読ありがとうございました。次回以降のクロスレビューは未定です。

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