おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。
CLエクストラお疲れ様でした。
禁止改定・Eマーク登場後初のエクストラのイベントということで、
非常に期待の高まるレギュレーションだったかなと感じています。
以下、ざっと会場内を見た感じの感想です。
環境
Tier1
ウーラオスオクタン
トゲキッス単
Tier2
悪
超越サナニンフ
モクナシラフレシア
Tier3
三神ザシアン
スピードザシアン
ドラパルトダストダス
ピカゼク
ドンカラス単
ラボネク
レシリザボルケニオン
バシャーモVMAX などなど
PTCGOが流行っているおかげか、
ある程度のエクストラ(expanded)レギュレーションの考察が進んでいました。
考察を含めてデッキ選択を行った方が多いかと思います。
その中でも、今回目を見張るほどの使用率・勝率だったのがトゲキッスVMAX。
ダブル無色エネルギー・トリプル加速エネルギー1枚で中打点を与えながら、回復カードや妨害カードをサーチできる、器用なデッキです。
ワンパン環境になりがちなTAGTEAM同士の戦いとは違い、VMAXによるTAGTEAMよりも高い耐久力で2パン争いにもつれこませることで、120という低い打点を、決して少なくない数字に押し上げることができます。
そして、いわずもがな、れんげきウーラオスVMAX。
これは1月の時点で圧倒的に強いことがわかりきっていました。
グズマしっぷうづきの汎用性の高さ、
キョダイレンゲキによる制圧力、
どう評価しても「これはエクストラに来てはいけない」と思わせるテキストです。
今日のCLでは、
ダストダスで特性を止めたりゴミなだれをしたりするタイプ、
オクタンでドロー・サーチを行うタイプなどに分かれていました。
Tier2からは、
悪デッキが挙がります。
以前のエクストラ考察記事では下の方に載せていたゲコゾロダークライでしたが、ガラルファイヤーVの登場で評価が一変。
3エネ190という高効率な中打点と、特性による恒久的なエネルギー供給を得たことで、以前よりも対応できる範囲が増えました。
また、ガラルファイヤーVのおかげでエネ破壊に特化したコントロール系に強く出られるようになったことも、環境上位に至るきっかけになったかなと感じています。
このデッキが流行ってもらえるとエクストラバトルの日が非常に面白い(参入しやすい・使っていて楽しい)環境になるので、一番応援していたデッキタイプです。
優勝はターボダーク(素振り)
優勝はターボダーク(素振り)
優勝はターボダーク(素振り)
優勝はターボダーク(素振り)
優勝はターボダーク(素振り)
優勝はターボダーク(素振り)
優勝はターボダーク(素振り)
優勝はターボダーク(素振り)
優勝はターボダーク(素振り)— ロロたんぬ Λ PGTチャンネルの人 (@Lolo_Tannu) March 27, 2021
続いて、
ホミカガブギラ。
「ぶっとびボム」ドガースでダメカンをばらまき、
ダブルドラゴンエネルギーと「せんじんのまい」カプ・コケコ◇で後攻1ターン目から250ダメージを叩けるデッキ。
「ぞうしょく」タマタマによってホミカのバリューが高まり、事故率も低いのが特徴です。
ちょくげきだん40が刺さるデッキがあったり、
苦手な相手もジージーエンドGXで誤魔化せたりと、
コンセプトのわりに器用な立ち回りが可能です。
そして、
超越サナニンフ。
これはこの1週間で唐突に現れた?デッキタイプです。
後攻1ターン目、
ぬけがけしんかのドーミラーを「メタルトランス」ドータクンに進化。
ミツルを使ってマルマインGXに進化。
「エネエネボンバー」を使ってドータクンに特殊エネルギーを大量につけて、
「メタルトランス」によってサナニンフにつけかえ、
追加効果ありのミラクルマジカルGXをお見舞いする、
というコンセプトです。
後攻1ターン目を狙うことが可能ですが、ミラクルマジカルGXはいつ使っても強いのが魅力。
手札を0にしている間に、カレイドストームを使ってたね切れ・サイド取り切りを目論見ます。
相手のデッキに関係なく一方的に勝てるポテンシャルを秘めており、使用率が高かった印象です。
Tier2最後はモクナシラフレシア(ゴリランダー・ジュナイパーなど)。
モクナシの「スーパーグロウ」を使って、相手にとって困る2進化ポケモンを育てて、勝ちをもぎとるデッキです。
一般的には「イライラかふん」ラフレシアを使って、グッズロックからスタートするのですが、
相手がVデッキだったり、たねデッキだったりと分かっていれば、「みつりんめいさい」ジュナイパーや「にがにがかふん」ラフレシアのように進化を使い分けて詰みの盤面を作りにいきます。
Tier3はさっくりといきます。
◯三神ザシアン
ダブルドラゴンエネルギーから繰り出すオルタージェネシスが強力。環境上位ではないものの、あらゆるデッキに「ポケモンレンジャー」の採用を検討させる圧力があります。
◯スピードザシアン
バトルコンプレッサーメタルソーサー、
ピーピーマックスふとうのつるぎ!
盤面の完成が非常にはやく、わかっていても対応できないのがザシアンVの魅力。
進化前のVポケモンを狩る姿が印象的でした。
三神ザシアンにやや似ていますが、三神抜き三神ザシアンといった感じなので別枠にしてみました。
◯ドラパルトダストダス
特性止めながらダイファントム。つよい。
ミステリートレジャーがドラパルトにもダストダスにも対応しており、再現性の高さが魅力です。
環境上位のれんげきウーラオスVMAXに強く、ドラパルトVMAXがひきさくを持っていたり、ダストダスがゴミなだれに分岐したりして、網羅できる範囲が広いことも人気の理由かと思います。
◯ピカゼク
エネルギーの供給の仕方が悪デッキに近いですが、こちらはピカゼク自身がエネルギー加速のワザをもっていたり、ベンチへのダメージを可能にしたり、
クワガノンVによるグッズロックを狙えたりと、
器用な立ち回りが可能です。
最大打点の安定感は悪に劣りますが、エレキパワーによって無理やり叩くこともできるのが◯。
◯ドンカラスGX単
先攻1ターン目のやみのいしにより、
特性「よるのしはいしゃ」で
・特殊エネルギー
・スタジアム
・ポケモンのどうぐ
が使えない状態をつくります。
特殊エネルギーしか入っていないデッキを完封できるのはもちろん、
スタジアムにサイレントラボを採用することで、たねポケモンの特性に依存したデッキを完全に止められます。
無人発電所も使えない、ダストオキシンにどうぐもつけられない、といった状況で完封している盤面を維持するデッキです。
これもトゲキッス同様、PTCGOのexpandedから影響を受けているものと思われます。
◯ラボネク
サイレントラボで「ウルトラバースト」ウルトラネクロズマを能動的に動かします。
ダブドラ1枚で170ダメージ、エネルギー破壊ができ、動きもわかりやすいので、”はじめてのエクストラ”におすすめのデッキ。
れんげきウーラオスVMAXの登場でやや向かい風のようですが、散見されるデッキでした。
◯レシリザボルケニオン
「スチームアップ」ボルケニオンEXで炎タイプのたねポケモンを強化するデッキです。
最大打点が効率よく捻出できるのが◎。
◯バシャーモVMAX
トゲキッス同様、ニコタマで中打点を繰り出せるデッキです。
こちらはワザの効果でエネルギーが無限に供給でき、炎で130ダメージというところで差別化ができています。
さらに、れんげきエネルギーに対応していることで、トリプル加速エネルギーよりも場持ちが良いのが◎。
あまり意識をしていませんでしたが、理にかなっているデッキで納得しました。
などなど
他にもあったら教えてください。
成績
優勝はマッドパーティ。
エクストラ考察記事ではゲコゾロよりもさらに下の方に掲載していたデッキタイプ。
バトルコンプレッサーのおかげで安定した打点が狙え、
ルール持ちポケモンとの殴り合いにめっぽう強いのが特徴です。
ロロたんぬの主観では、採用しなければならないポケモンの枚数がよるのこうしんよりも多いため、事故率が上がりやすく、
また、サイレントラボへの満足いく回答を用意しにくいところから、
評価を下げていました。
しかし、
これらの環境上位のデッキを薙ぎ倒すマッドパーティを作り上げたようです。
レシピの公開が楽しみですね…!
エクストラバトルの日に向けて
今回の結果を受けて、大きく環境が変わることはあまりないと思います。
れんげきウーラオスは依然強力で、トゲキッスの耐久は圧倒的、上位入賞していたデッキを模倣する人が増える…!
という感じです。
上記Tier表に優勝のマッドパーティを加えると
Tier1
れんげきウーラオスVMAX
トゲキッスVMAX
マッドパーティ
Tier2
モクナシラフレシア
ゲコゾロ
ドラパルトダストダス
Tier3
三神ザシアン
ホミカガブギラ
超越サナニンフ
ドンカラス単
とかになるのかなーと思います。
荒削りな記事でもうしわけないですが、
ご査収ください。
ではでは。
エクストラバトルの日、楽しみましょう!
d(℃。)