おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。

シティリーグのエクストラレギュレーション
参加してきました。

今回使ったデッキは
ジャンドカラー轟轟轟(ゴゴゴ)ミュウミュウ。

ジャンドカラー轟轟轟ミュウミュウ

めっちゃ声に出して読みたい感じになりました。

今回はこのジャンドカラー轟轟轟ミュウミュウについて解説していきます。

デッキ解説

ジャンドカラー」とは、
MTGで使われている色の組み合わせのことで、
の3色をこう呼ぶそうです。

詳しくはGoogle先生に聞いてください。
2色と3色の組み合わせ全部に名前があるので見てておもしろいです。

轟轟轟」とは
デュエル・マスターズにあるカード、
轟轟轟(ゴゴゴ)ブランドのこと。

手札がこの轟轟轟ブランド1枚だけの時、コストを支払わずに召喚できます。
今回の僕の使用デッキのキーカードは、アオギリの切り札。
これも、手札がこのアオギリの切り札1枚だけの時に使えて、少し似ています。

ジャンドカラーで、轟轟轟ブランドのようなカードで戦うミュウミュウ。

ジャンドカラー轟轟轟ミュウミュウ!

デッキレシピ

先ほども言いましたが、
キーカードは、アオギリの切り札!
トラッシュから直接、水ポケモンをベンチに出せます。
進化ポケモンも直接出せるため、結構悪さができます。

今回出すポケモンに選んだのは、ミロカロス(XY2)。

きぜつしてしまうけど、トラッシュからエネルギーを3枚、ポケモンEX以外につけられます!
ポケモンEXは除きますが、ポケモンGXは除かれていないため、ミュウミュウにがっつりつけられる!
しかも、ムウマージが禁止になっている今、
能動的にカウンター条件を満たせて有用なのは
ミロカロスとマルマイン(CP6)、マルマインGXぐらいしかいません。
シティリーグでは、デスカーンも活躍していたそう。
能動カウンター強い。

ミロカロスでエネルギーを3つ、
手札から1つつけて、
次元の谷とカウンターゲインで
必要なワザのエネルギーを1個に減らして、

これで追加効果ぶんが担保され、
クロスディヴィジョンGXが使えるようになります!

決め台詞はこうです。
「…なんで、進化できると思ったんですか?」

これを受けたら、相手のたねポケモンはひとたまりもありません。

流行りのTAGTEAM GXについても同じです。
ミロカロスをきぜつさせ、エネルギーを4つつけるか、次元の谷+3つつけて、
フレアドライブGXやぐれんのあらしで2回倒すだけ。

スタンダードにおける「レッドパーフェクション」に近い動きを、後攻1ターン目にできるようにしたのが、
今回のジャンドカラー轟轟轟ミュウミュウです。

デッキの変遷

今回のミュウミュウを使うにあたって、
1番楽しかった話です。
ミュウミュウは、GXだけでなく、EXポケモンのワザも使えるため、
メガシンカポケモンが候補にあがるのが、とても良い。
というわけで、今回のデッキを使うに至ったプロセスを、披露します!

ver1.0

発端は、9月のCL東京前。
知り合いがアイアントLOデッキを考案。
入っているポケモンはアイアントだけ。
環境はゾロアークGX、サナニンフの2強だと思っていたので、
その2つとアイアントに勝てるデッキは何かなーと思案をめぐらせました。
ジャッジ稼働は決まっていたので、脳内構築だけです。

ミュウミュウから構築を始めて、
後1クロスディヴィジョンGXを使う。
後1フレアドライブGXを使う。
これは決まっていました。
あらゆるデッキタイプへの解答として、
ミュウミュウでワザを使い分けられる点はとても評価していました。

しかし、クロスディヴィジョンGXを使っても、
HP70のアイアントたちは倒せません。
そこで「ベンチにもダメージが与えられるEX・GXはいないか?」と考え、
たどり着いたのが

MエルレイドEX。

ワザ「ムドウブレード」でベンチにも30ダメージを撒くことができます。
クロスディヴィジョンGXが200ダメージぶん。
1匹目のアイアントを7個で倒し、残りのダメカンは13個。
余った13個を3匹に割り振ると、4個ずつ+1個余りとなります。
新しく出てくる無傷アイアントをグズマで呼び、ムドウブレードを使うと、
バトル場きぜつ、残りHPが30になったアイアントが全員きぜつする…!

クロスディヴィジョンの超エネルギーと相性もよく、採用を検討しました。

第一稿がこちら。

アオギリミロカロスではなく、溶接工やピーピーマックスでエネルギーをつけることを目指していました。

まずはこのデッキを軸に、エクストラバトルに参加してみようと思います。

1人回しをしていると、
エナジーグレイスのためにエネルギーをトラッシュする動きと、
ピーピーマックスや溶接工で、山札や手札からつける動きが、
相反するものだと気づきました。
溶接工で2枚つけるよりも、エナジーグレイスで3枚つける方が効率が良いと判断しました。

ver1.5

そこで、溶接工やピーピーマックスをなくし、確実にアオギリを決められるように検討したのがこの形。
これは、エクストラバトルの日に持ち込みました。

ミステリートレジャー→フーパEX→シェイミEXと繋げられるようにし、
スクランブルスイッチもパソ通にするなど、
手札が止まる状況をできるだけ少なくできるようにしました。

しかし、結果は0-2。最終戦は不戦勝卓となってしまい、消化不良でした。

人と2回対戦してみて、気づいたことは、
・意外とフーパEXが邪魔
・クロスディヴィジョン以外にエフィデオの出番がない
・ムドウブレードは使わない
・もう一色くらいはエネルギーが入れられそう
・クロスディヴィジョンした後に使うワザがない
・苦手マッチのラボウルネクがめっちゃ多い

フーパ、Mエルレイド、エフィデオを減らし、
代わりに別のワザが使えるポケモンを検討しました。

ver2.0

超エネルギーと親和性が高く、
流行りのウルトラネクロズマに対して抑止力になる、
オンバーンGXを候補にしました。

最悪の場合でも、谷+悪エネルギーでディストーションが使えます。

そして、悪エネルギーが採用できたことにより、
リザードンGXに変化が現れます。
炎と悪エネルギーで300ダメージが与えられる、MリザードンEXです。

これは、エネルギートラッシュのデメリットなしに、300ダメージを連打できる性能を持っています。
もともと山札はガンガン掘るデッキなので、山札トラッシュには目を瞑れます。
それよりも、炎エネルギーと悪エネルギーが分散できることで、
サイド落ちをケアした、山札に採用しなければならない炎エネルギーの
枚数を少し減らすことができることが評価できました。

エクストラバトルの日の反省を活かし、使わなかったカードを減らして、
次元の谷などを再利用できる時のパズルも採用しました。

この形にしたのがシティリーグ3日前。

1人回しを軽くしても、事故る事故る。

フーパを減らしたり、ブロアーやパズルなど、
直接アオギリにつながるカードが減ってしまっていたため、
アオギリが決まらなくなってしまいました。

ver3.0

悩みに悩んで2日前。

オンバーンGXだけでは、サイレントラボを止めることができない。
オンバーンGXと同時に候補に検討していた、ギラティナEXなら。
ダブルドラゴンエネルギーも、サイレントラボも、ダストダスも止めることができる。

しかし、悪エネルギーではなく草エネルギーになるため、またリザードンGXに逆戻りになってしまうし、
そもそもカオスウィールのダメージは100。ウルネクを倒すには10足りません。

うーん。
だけど、だけど。
10足りなければ、クロスディヴィジョンGXの余ったダメカンをウルネクにのせればいいし、
どうせミュウミュウに超エネルギーは1枚でもついていればいいので、
サイド落ちを気にせず超エネ2枚採用にすればよい。
炎エネルギーは入れられる。リザードンGXに戻そう。

紆余曲折を経て、
今回の形に落ち着きます。

時のパズルを、
すべておとりよせパッドにしました。
3代目竜王リスペクトです。

手札にサーチャーがあればバトルコンプレッサー。
手札にアオギリがあればハイパーボール。
無限の可能性をもつカードです。

また、
パソコン通信をスクランブルスイッチに戻しました。

やはりミュウミュウを使う上で気を付けなければならないのは、
オカルトマニアやサイレントラボです。
めったにない状況ですが、
エフィデオやギラティナ自身にワザを使わせる可能性を、ギリギリまで残せる手段です。
そして、3枚目のかるいしとしても使います。
スタートしてしまったシェイミなどをベンチに下げる役割があります。
パソコン通信でアオギリを決めることよりも、
アオギリを使った後の行動をかなり強くできるカードです。

各環境デッキに対するイメージ

よるのこうしん
ゾロラッタ
アギルダーロック系

→後攻とってクロスディヴィジョンGX。
 あとはカオスウィールとか言っとく。
 この手のデッキはロックができるとか、オカルトマニア連打とか言ってるんですけど、
 そもそも、なんで盤面が完成すると思ってるんですかね?

ゲコゾロ三神
レシゼク三神
レシリザ
ガブギラバット
サナニンフ

→後攻とってフレアドライブGX。
 2匹目はぐれんのあらし。
 この手の大型デッキも、盤面が完成したら
 オカルトマニアが使える体制に入るみたいですけど、
 そのTAG、ワンパンですよ。

ミュウミュウ系統
→弱点の殴り合い。後攻ゲー。
 こだわりハチマキがないので、
 140を出す方法がかえんほうしゃ。
 たぶん今後はじゃんけん勝っても後攻とるミュウミュウが増えますね。
 先攻サポート使えないなら、なおさら。

アイアントLO
→サイドを取らないように、エナジードライブなどで調整。
 クロスディヴィジョンでサイドを一気にとる、もしくは盤面をなくす。
 ムドウブレードなんていらなくて、プレイングの問題でした。

ラボウルネク
ウルネクダスト

→後1クロスディヴィジョンでヤブクロンやテッポウオを消し飛ばす。
 サイレントラボを割りながらカオスウィール。
 アタッカーやドロー要員をつぶしながらカオスウィール使っていれば、
 ポケモンレンジャーを使う暇は少なくなるはず。
 このデッキも、やりたいことをできなくしちゃえば、なんてこと、ないかなって、思うんですけど…

オーロット
→先攻ミツルされたら負け。
 後攻クロスディヴィジョンできればたぶん勝ち。
 一回殴り始めればグッズが使えなくても戦える。
 基本エネが軸なのでエネルギー枯渇もしにくいし、
 縛られることはないと思うので、
 オーロットが殴り始める前になんとかサイドレースで優位に立ちたい。

フーパアロペルカエンジシ系
←無理。帰る。

当日のマッチアップ

vsレシゼクバクガメス
じゃんけん負け→後攻
溶接工やNの覚悟でガシガシエネルギーつける系のデッキ。

先攻溶接工+手ばりだけだったので、
後1アオギリミロカロス決めてフレアドライブGX。

その後TAGが出てこなかったので、
ターボストライクでバクガメス、ぐれんのあらしでテテフGXを倒して勝ち。

vsラボウルネクオクタン
じゃんけん勝ち→後攻
ギラティナEXがサイド落ちした。

先攻ウルネクが出て来ず、コバルオンをバトル場でターンを返される。
アオギリに失敗したため、谷ターボストライクでごまかし。(抵抗力で耐えられる)

残りサイド2-6で負けている中、
N+クロスディヴィジョンGXで相手を事故らせようと試みるも、
プラターヌ博士で解決されてしまい、負け。

vsアオギリカメックス
じゃんけん負け→後攻
相手先1おとりよせパッド→オモテからアオギリを決める。

こちら後1おとりよせパッド→ウラからアオギリ決まらず、
シェイミ展開するも手札がエネルギーだらけになってしまい、
スーパースプラッシュ連打で負け。

vsレシゼクホウオウ
じゃんけん負け→後攻
後1アオギリに失敗し、ターボストライクでごまかし。

先2のらいえんむそうでミュウミュウが倒され、
それをフレアドライブGXではなく、ぐれんのあらしで返す。

ふしちょうが決まると負けのところが、2回ウラだったため耐え。

クロスディヴィジョンGXで、
すでに120載せたデデンネと、
HP160のホウオウを4枚抜きして勝利。
数字がぴったりすぎてちびるかと思った。

vsサナニンフTAGバレット
じゃんけん負け→後攻
ギラティナEXスタートしたらしんどいなーって思ってたらギラティナEXでスタートした笑

後1フレアドライブGXで三神を倒す。

ビーストリングからマッシブーンGXが動いてきたが、
難なくターボストライク弱点で処理。

残りサイドが1になってしまったが、
相手のNから、こちらアオギリにつなげることができ、
ぐれんのあらし。

vsフーパアロペル
じゃんけん勝ち→後攻
対戦お願いします〜→フーパ。

無理。帰る。

最終戦で当たりたくない相手に当たり、萎えていたら、
相手が毎ターンプラターヌ博士で山札を掘ってくれるので、
あきらめずに勝ちに行きました。
狙うはリソース切れ。LO。

ちょうねんりきを3回耐えられるので、
ミュウミュウでスカイリターンループに入ろうと思ったところ、
バトコンで切ったシェイミがロストおくりされてしまう。

2枚めのシェイミをベンチに置いていたら、
10ターンくらいミュウミュウにちょうねんりき使ってきたので、
2ターンに1回スカイリターンをして、のらりくらり。

グズマとこだわりハチマキが揃ってしまい、
ちょうねんりき110でシェイミが倒されてしまう。

ロスト送りされたら負けや…
万事休すや…
うーん…

何かないかと思ってバトコン使って山見たら

リザードンGXがいたので、
そのままトラッシュして
レイジングアウトGX決めて勝ちました…

MリザードンEXにしなくてよかった…

4勝2敗で24位。CSP15フィニッシュです。
じゃんけんは2勝4敗
後攻とりたかったので大正解でした。
じゃんけん弱いマンのためのデッキ。
ありがとうミュウミュウ。

最後に

次回何かアクションを起こすとしたら新レギュに入る頃になるかなと思います。

ありがとうサンムーンレギュレーション。
ありがとう先1カキ。
ありがとう先1やぶれかぶれ。
ありがとう先1しまめぐりしまめぐりことづけマチスNマーズピッケル。

今後のポケモンカードはどうなっていくのか。
それを目撃するのはみんなです。

ではではd(℃。)