おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。

先日、ヤナトイナイトバトルに参加してきました。

振り返ると、
結構いいデッキ多いなぁ……
と我ながら思います。

そこで、
これまで作ったデッキで
「よかった」と思うデッキをランキングにしてみます!

コンセプトデッキやファンデッキ、コンボデッキを組む際の参考にしてみてください!

ヤナトイナイトバトルについて
一番詳しく解説している記事がこちら

2018年4月12日(木)『ヤナトイナイトバトル2』申請ページ

10位 ゼルネアスゼルネアスゼルネアスゼルネアスゼルネアス


2018年、
2013年から長く続いたXYレギュレーションが
スタンダードで使えなくなることが決まり、
最後に持ち込んだファンデッキ。
XY1で最初に登場したゼルネアスと、
ゼルネアスEX、BREAK、GXときて、
SM7bで最新のゼルネアス◇まで、
あらゆる「ゼルネアス」カードを採用したデッキ。
BREAKや◇を除いて、再録のノンキラ仕様でまとめられるのもポイント。

9位 ハイランダー構築


60種60枚デッキです。
「進化」というデザインがある以上、安定した構築が難しい「ハイランダー構築」に挑戦しました。
基本エネルギーも1枚ずつになるよう意識しています。
メタモン◇が1枚あるだけで1進化ポケモンが安定し、
XY〜SMという広いプールのおかげで、さまざまなトレーナーズが採用できたことも追い風でした。
殿堂のカジュアルイベントをやり始めたので、
そちらでも一度はやってみたい試み。

そしてなにより面白かったのが、
対戦相手が6種60枚デッキだったこと…!
デッキリストの対比がすごい。

8位 コロトックジュナイパー


Aのカードを使うために採用したBのカードが、
Cのカードと相性が良くて化学反応が起きた!
というデッキタイプ。
いわゆるコンボデッキ。
ロロたんぬのヤナトイナイトはこれが多いです。
手札の枚数を調整するコロトックと、
手札の枚数が一気に増えるホミカ、
手札が揃わないと進化できないジュナイパー、
そしてコロトックもホミカもダメカンバラマキが可能で、
ジュナイパーはダメカンバラマキと相性が良い。
草ポケモンで統一できていて、綺麗にまとまったデッキです。

【ヤナトイナイト使用】ブル探ホミカコロトックジュナイパー【解説】

7位 Let’s GO!カメックス


がっつり「コンセプトデッキ」。
「Let’s GO!ピカチュウ/イーブイ」をコンセプトに、
カントーのカードで統一しました。
強力なドローになる「ダート自転車」がカードプールにあったものの、
なんとピカブイではじてんしゃに乗れません!不覚!
コンセプトデッキを組む際に意識したいことを
まとめたのも、ちょうどこの時期なので、
ぜひご一読ください。
コンセプトデッキ作成の際の参考になるやも。

【ロロたんぬ式】コンセプトデッキの作り方【ファンデッキ】

6位 九十九夜のねがいぼしジラーチ


最初で最後の「勝てない」デッキ。
ファンデッキであることに特化して、
勝つことを一切しないデッキを組みました。
“バトル場にいるとき、1回使える”「ねがいぼし」を、
回収ネットやポケモン入れ替えなどを使ってとにかくとにかく使っていきます。
3試合行われる対戦で、100回くらい言いたいな…
と思っていたら、99回でした。かなしみ。
一度だけねがいぼしを宣言せずに、入れ替えアクションに専念してしまったタイミングがあったこともあり、
ショックが大きかったです笑

5位 クロスヤーコン


化学反応タイプのデッキ。
2枚揃わないと使えないフュージョンのグッズと、
グッズだけはとにかく手札に加えられるヤーコン、
水エネルギーを「グッズで」管理できるたっぷりバケツやエネルギー回収。
水エネルギーに対応しつつ、スマホロトムやサバイバルセットと相性の良いスイクンV。
ブリザードロンドのダメージになるグッズとして、ピッピ人形など…
噛み合いに噛み合いを重ねた気持ちのいいデッキです。
初めはヤーコンのトラッシュする動きと、「バブルポッド」シャワーズVMAXを組み合わせようとしましたが、
進化を揃えられるほどの余裕はなく、
スイクンVにしてみたところ、
ピッピ人形だとかスマホロトムだとかが噛み合って脳汁…!
という感じでした。
実際はスイクンVのパワーがちょっと高すぎて、
ヤナトイ向きじゃない感じに…。

4位 オンバーンギギギアル


化学反応タイプのデッキ。
たねポケモンの受けるダメージを減らすギギギアル、
毎ターン全体の回復ができる結晶の洞窟。
これに対応した逃げる0のドラゴンポケモン、オンバーンV。
そして、ワザ「ばくおんぱ」と「耐久」というコンセプトが噛み合いました。
ギギギアル2匹で-40、フルフェイスガードで-20、
毎ターン30回復を4匹のオンバーンで受け回すと、
1匹目のオンバーンがまたバトル場に戻る頃には、
180ダメージ分が全回復して戻ってくる計算です。
フルフェイスガードやガラルのむねあてなど、
ダメージを減らすどうぐがたくさんあったので、
噛み合うポケモンを探す作業が楽しかったです。

当日のマッチアップですか?
1戦め vs青天井
2戦め vsビッグスロー(効果でバトル場トラッシュ)
3戦め vs青天井
対戦相手との噛み合いを楽しむのもヤナトイの醍醐味です笑

3位 チラチーノガブギラワンショット


決まったら勝ち!「ワンショット」デッキです。
相手の場のポケモンを3匹にするアカギ◇、
相手の場のポケモンを2匹トラッシュするガブギラ、
特性だけできぜつさせられるガラルジグザグマ+回収ネット
これらを組み合わせて、相手の場をカラにして特殊勝利を狙うデッキです。
ただ、すこぶるハードルが高い。
ガブギラにはエネルギーを6枚つけなきゃいけないし、
「かんしゃくヘッド」で載せられるダメカンには限度がある。

そこで採用したのが、「やりくり」チラチーノ。
必要なパーツを集めるのはもちろん、
ワザ「エネアシスト」が優秀で、
40という絶妙に倒しきれないダメージと、
ガブギラへのエネルギー加速が噛み合いました。
こういうカードに気がつくと脳汁がダバァ出るのが本当に気持ちがいいんですよね笑

【ヤナトイナイトバトル使用】ガブギラワンショットデッキ【構築・解説】

2位 五輪デッキ


プリズムスターのカラーリングと、
五輪のイメージがマッチしたので組んでみたコンセプトデッキ。
トレーナーズも「オリンピック」を意識して、
スポーツに則ったイメージのデッキに仕上がりました。
多色デッキであるにもかかわらず、
ほとんどのポケモンを能動的に戦わせることができ、
初めて「完成度の高いコンセプトデッキ」を作れたことがとても印象に残っています。
今思えば、Netflixって別にオリンピックと関係ないですね。にわかでした。

1位 ボーイ”ミツ”ガール


堂々の1位は、今月のヤナトイナイトで使用した、
サーナイトエルレイドビークイン。
「ボーイ」「ガール」に関わるポケモン、サポートでデッキを回して、
あまい「ミツ」で大ダメージを出すビークインを戦わせるデッキ。
名付けて「ボーイ”ミツ”ガール」です。
これが、今回の記事で語りたかった本筋であります…笑

「ボーイ・ミーツ・ガール」…
直訳すれば「男の子が女の子に会う」という意味ですが、
転じて、「男の子が女の子との関係を発展させていく」というストーリー構成を指すようになった、と記憶しています。
歌のタイトルになったり、歌劇のタイトルになったりしています。

もともと「ボーイミーツガール」という言葉自体、
結構好きだという裏設定があり、
スクールボーイとスクールガールを見て
ボーイミーツガールを連想していました。

ビークインが登場したタイミングで、
「これ実質ミーツじゃね?」となり、
かくして「ボーイミーツガールデッキ」の基盤が出来上がります。

初めは無難に、
「うらこうさく」インテレオンを軸に、
「ボーイかガールの好きな方」を使いつつ、
「毎ターン甘いミツを揃える」をコンセプトにしました。

しかしこれがまあ決まらないのなんの。
シロナの覇気を踏まえても甘いミツが2枚以上手札に来ることは少なく、
デッキとしてのパワーは全く高くなりませんでした。

そこで、天啓が降りてきます。
CL愛知で活躍したデッキの中に、
1枚だけ、「バディキャッチ」エルレイドを採用したデッキを見かけました。

好きなサポートを手札に加える特性は、
「ボーイかガールの好きな方」を選ぶのに適しています。
そして、サーナイトとエルレイドはボーイとガールを象徴するようなポケモンでした。

サーナイトは特性「アルカナシャイン」を持っています。
基本エネルギーをたくさんつける役割をもちつつ、
手札を順当に増やすことができます。
これは「甘いミツをそろえる」ことにもつながり、
このボーイとガールの2匹で「うらこうさく」インテレオンでやりたかった動きを担うことができたのです。

インテレオンはアタッカーとしての水準は低く、
甘いミツが揃うまでの間は棒立ちしてしまいがちでした。

サーナイトを採用したことで、
「ミラージュステップ」キルリアを採用することができ、2〜3ターンめの動きが能動的になり、
棒立ちするターンがなくなりました。

「アルカナシャイン」を採用したことで、
エネルギー転送を介さずとも多色デッキが柔軟に動けるようになったのも追い風でした。
超エネルギーがめくれればサーナイトやエルレイドに、
草エネルギーがめくれればビークインにつけられます。

結果として、本来のコンセプトであったビークインの採用ラインが減ってしまうことになりましたが、
「ボーイ」カードと、「ガール」カードが増やせたことは良かったと思います。

また、ビークインを減らしたことで、良かったことも一つ。
当日はデッキを回しながらコンセプトを紹介することになりますが、
先にデッキの構築が「ボーイ」と「ガール」に寄せてあることを印象付けしつつ、
キーパーツであるミツハニー、甘いミツを終盤まで隠しておけます。
そろそろビークインを使うぞ!ってところで
「”ミツ”ハニーをベンチに出します!」と宣言して、
気づいてもらいやすく演出します。
ばらばらとコンセプトを表現するよりも、
しっかりと段階を追って表現できたのが良かったです。
(当日は説明するまで気づいてもらえませんでしたが笑)
一応、ミツハニーでスタートしてしまっても、
ワザが強力なので、安定してミラージュステップへと繋げていけます。

最後に、
せっかく「ボーイミーツガール」なので、
おしゃれにラブカスを採用しました。
無色1個でワザが使えるので構築を邪魔せずに無理なく入れられました。
ただし、ワザはそこまで強くないです。
手札を全て戻して、相手の手札ぶん引き直す。
序盤に使う場合は期待値が高くなく、
今回のコンセプトの甘いミツを蓄えつつ、
2進化を揃える動きとは相反するためです。

しかし、そこに奇跡が起こります。

4/1、カードリスト更新に、
ラブカスのカードが!

お互いに2枚引く!
純粋に手札の増えるワザです!
うおおおおおおおおおおおお!

すかさずゆめいろ氏にLINEしちゃいました。

こうして、
コンセプトをアシストするポケモンもコンセプト、
デッキを回すサポートもコンセプト、
演出もバッチリ、
スパイスも猛烈に強化され、
デッキそのもののパワーも十分に高い、
自分の中では100点のファンデッキが完成しました。

当日は、強力なコンボデッキを前にして、
試合もデッキ賞も負けてしまいましたが、
大満足の仕上がりに、こうして記事にさせていただきました。

おわりに

みなさんも、
・コンボデッキ
・おしゃれなコンセプトデッキ
・勝敗度外視のおもちゃ
ぜひいろんなデッキに挑戦して、
ヤナトイナイトに参加してみてください!
楽しいですよ!

ではではd(℃。)