拡張パック最新弾、オルタージェネシスのGXレビューです。
最新弾です。
神話の豊洲市場!
フルメタルウォール(とクリアビジョン)に次いで、対戦中ずっと効果が続くGXワザ。追加含めてワザのエネルギーが軽い。
それがダメージ追加+取れるサイドカードの追加となるといよいよぶっ飛んでいます。
GXを2匹きぜつさせるだけでゲームが終わる、ちょっと昔のハーフデッキ対戦のようなテンポ感に。
一応気を付けたい点として、バトルポケモンに対して与えるダメージが上がり~ということを覚えておきましょう。バトル場だけです。
そしてついでのように通常ワザにつよいフルドライブが搭載されています。つよい。
イラクサ
世界一短い5秒かもーしれません!
ポケモン界の村雨辰剛!武田真治!小林航太!
インターミッテントハイテンポプッシュアップ!
まんくすに甘えない!そう、まんくすに甘えないっ!
強いのか強くないのかいまいちよくわからないカードだけど、オルタージェネシスはめっちゃ続くエレキパワーで、アルティメットレイはちょっと強いフルドライブで、ピカゼクよりHPが40高いと考えると、到底無視できるカードではなさそう。
ただ、どういう使い方が強いのかはよくわからない。300が余裕で飛んでくる環境で先攻2オルタージェネシスって強いのか?実用的な筋肉なのか?
トイ
ゾロアークよ!これがブラックキャップだ!!
オルタージェネシスGX、追加効果で取れるサイドをパンプアップ!
仕上がった”こだわりアルティメットレイ”でサイド3枚→エネ加速→さらに”こだわりアルティメットレイ”でサイド3枚!
ゾロアークペルシアンルガルガンを一度にコロリ!
ロロたんぬ
名前が長い!イギリス!!
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国ことイギリスもびっくりの名前の長さ。性能もびっくり。
追加GXワザを打てれば既存のサイドレースセオリーが崩壊する。
具体的には非GX3体、GX2体、TAGと非GX1体ずつ、のような倒し方でゲームが終わる。
難点はやっぱり2色である事と、GXワザが盤面に何も影響しない事。
初動でスムーズに追加GXを打てればサイドレースは十分巻き返せるはずなので構築力が試されそう。
ひらじ
ポケカもここまで来たんだよ!
書いてあることが全て強い。HP280、エネの種類も張り先も指定のないフルドライブ、クロックを早めるGX技と明らかにカードパワーを上げてきている。
ただし要求エネが水と鋼な点には注意。汎用的かつ強力なのはケルディオGXくらいしかいないので、雑に組んで強いカードではない。
また超火力時代の今、TAG TEAM同士の殴り合いではワンテンポ遅れをとる。その代わりGX以下の相手に対しては絶大な影響力を持つ。
トップメタというよりは環境の線引きをする側のカードだと思う。
へる
耐久力が並じゃないよ!
番に1回HP60の回復。カードのトラッシュとその回復量に若干の物足りなさを感じがちですが、手札のポケモンがグレートポーションに化けると考えるとこれは優秀と言えます。
どちらかと言えば通常ワザにもうひと声欲しかったのが正直なところ。GXワザは早々に使うことができればその後の試合運びが楽になり…なるはず。
ウルトラビーストのタッグチームなので、1匹目が倒されてからが本番といったところでしょうか。
ちなみに今回のスペシャルアートではこれが一番好き。
イラクサ
出し切らないと、後悔する!!
ポケモン界の谷本道哉!
マニュアルレジスタンス・ローイング!
サイドは裏切らない!
シンプルにGXワザが強いんじゃないかと思う。
バーストGX、スラッシュGXともにかなり環境で猛威を振るっていたことから、相手の勝ち筋を消すことができるワザはかなり強いはず。
ビーストリング、ビーストエネ、ビーストナイトによる補助も可能で自分がサイドをとっていくこともでき、アロペルに対する回答にもなる。
トイ
広範囲みれる!アースレッドW!!
安定した高打点のジェットピアス!
安定した耐久の特性ぼうしょく!
そして決め手はカオスオーダーGXでサイド2枚掻っ攫い!
仕上がってない小物どもを一掃!!
ロロたんぬ
お口がデカい!ウルトラスペース!!
でっかいお口で何でも食べて回復してしまう食いしん坊。食は大事。
特性で60回復だけでは心もとないがグレートポーションなど他の回復手段と併用するとかなりしぶとそう。
GXワザが通常ワザ打つのと同等の要求でサイド2枚取れてしまうのも相まって、非GX相手にはめっぽう強い。
逆にバニラ技で殴るしか出来ないのでワンパンしてくるような相手は辛そう。
ひらじ
デカい! 歩くブラックホール!
ポケモンを回復札に変換する食いしん坊。ジェットピアスは180ダメージしか出ないが、各種パンプアップと組み合わせればGX以下には十分な打点になる。
追加効果アリのカオスオーダーGXが強力で、序盤に使えばビーストナイトの強化に、終盤に使えばフィニッシャーになる。
こちらもシンオウ三神と同じくGX以下に対して影響力が強い。弱いものいじめをさせると右に出るものはいない。
要求エネやUBであることを考えてもこちらのほうが使いやすさは上。ただしシルヴァディGXやアローラキュウコンGXに唐突に倒されるのだけは覚悟しよう。
へる
GX、何個あんの?
60xの間違いだと思いたいジャンピングバルーン。相手にGXが3匹居るだけで無無無240ダメージという超破格のパフォーマンスを誇ります。
デデンネ、テテフ、アタッカーのGXとよくある流れだけでもタッグチームがしばき倒されうる圧力は安直な展開を許しません。
無色であることと逃げる1であることで汎用性が非常に高く、これからVポケモンが主流になるまで常に警戒が必要なカードでしょう。
EXにも対応しているためエクストラでも活躍の余地があります。
イラクサ
あと2体しか出せません!
ポケモン界の川村虹花、姚麗花!
ハイパンプ!ポジションスクワット!
出し切ってー!出し切ってー!!
タッグ環境以降、GXを雑に並べてそのまま押し切るデッキがそこそこ強くなってきたが、その環境にストップをかける可能性があるポケモン。
タッグGXにも強い気がするし、非タッグGXにも強い気がする。
何より、どこからいきなり奇襲されるかわからないので、GXを並べるデッキは警戒が必要になるポケモン。
トイ
ミュウミュウ狩りのデスモア!!
ワンダータッチ!デデチェンジ!パーフェクション!相手の場を構成するのはムキムキのGXポケモンたち!
そんなときは、”こだわりジャンピングバルーン”をお見舞いだ!
3匹のGXポケモンが相手の場にいるなら、ミュウツー&ミュウGXを一撃で倒せるぜ!
ロロたんぬ
メガ大腿四頭筋!!
倒したいタッグチーム+他GX2体でワンパン圏内はなかなかのダメージ倍率。相手は迂闊にデデンネやテテフを出せない。
新カードのタッグコールからこのカード+グズマ&ハラを持ってくる→グズマ&ハラでダブル無色エネ+カウンターゲイン、と繋がるのは楽しそう。
びっくりボックス+クチートGXでタッグチーム2体倒して勝ちを狙っても良いかもしれない。
GXワザはコイン次第でただの200狙撃になってしまうけど2匹がそれぞれ何してるかとても分かりやすいので好き。
ひらじ
火力がゴリラじゃねえか!
このGXポケモンを並べて戦う時代に降臨した超火力おばけ。可愛い見かけとは裏腹にエゲツないダメージを叩き出してくる。
どこまでいっても相手依存で、HPが低く闘弱点なのが難点だが、それを補って余りあるほど環境に与える影響は大きいと考えている。
バフスマッシャーGXも追加効果ありなら中々厄介な狙撃技。リセットスタンプと組み合わせればそのままゴリ押しで勝てるかも。
総じて存在することに意味があるカード。というか今回の収録カードはドリームリーグとは違い、カードプールに存在するだけで意識せざるを得ないやつが多すぎる。CL東京怖い。
へる
肩にちっちゃいボルケニオン乗せてんのかいっ!
ボルケニオンかジュナイパーか。それはさておき、いまのポケモンカードで20点の狙撃特性をどこまで生かせるかが難しい。
もちろんジラーチやマーシャドーなどの的はありますし、単純にダメージ上乗せとしてもよし。
ただ、炎エネルギーはなんとかなるとしても1進化を立てる手間、的になる置物、なにより圧迫されるデッキの枠という課題は多く既存の炎デッキのアップデートとは行かない気がします。
求むブルブルパンチ。(求めてない)
イラクサ
並べるか、超並べるかの2択で考えてください!
5ターン後の充実感のために、前のめりでいきましょう!
フルレンジ・ノンロック・スーパーマン!
エネためてー!じっくりーおろす!
炎の結晶が20点×3になるカード。火力的には物足りないがジュナイパーより立てやすく、1ターン生み出すことのできるGXワザや、リスクを減らせる通常ワザと、細かいところに気が利いている。
何らかベンチ狙撃のあるポケモンと組み合わせて、器用に立ち回れるようにしたい。
トイ
ねらってるよ!キンチョール!!
狙ったところにれっかだん!
狙ったところにれっかだん!
狙ったところにれっかだん!
しぶとい相手にはバックファイヤー!!
白と赤のもふもふだけが取り柄じゃないぜ!
ロロたんぬ
燃えるフェザーアロー!!
1進化になって並べやすくなったフェザーアロー。代わりに炎エネ1トラッシュ要求だけど炎タイプなので多分どうとでもなる。
大雑把な大打点を出しがちな炎タイプでこの特性はなかなかに痒い所に手が届きそう。レシリザで280ワンパンしたりブースターGXでジラーチ倒したり。
たくさん並べるならミュウミュウ相手にフラダリ◇を叩き付けて気持ちよくなれるかもしれない。
ひらじ
背中にジュナイパー憑いてんのかい!
炎エネを20ダメカンに変化させる。細かいダメージ調整に使ったり、技以外で相手を倒したりと、炎タイプながら小回りの効く動きができるようになる。
アタッカーとしてもそこそこ優秀。攻撃した後はエネを回収してしまうが、次のターン溶接工で他のポケモンにつけたり、特性のコストにできる。ウルガモスが倒されてもエネを無駄にしないと考えよう。
炎エネルギーの消耗が荒くなりがちなのが痛い。それほどデッキのエネに余裕があるデッキは少ないはずなので、枚数調整や炎の結晶の追加採用がありうる。
あと1進化なので気軽に採用できるわけではない。エネ枚数問題と合わせてスロットを食うが、使う価値のあるカードだと思う。
へる
背中に羽が生えてる!
高耐久高火力癖が無く純粋に書いてあること強い2進化GX。
問題はいかに闘エネルギー3個を付けるか。月並みですがメガニウムでたくさん立てて超ブーストエネルギーを絡めつつ、くろおびを駆使して後続を確保するとか?
今弾でアセロラではなくマオ&スイレンという選択肢ができたことで、エネルギーが必要だったり2進化だったりするポケモンの地位も向上しているのでないでしょうか。
イラクサ
出すのきついけどーつらくない!!出すのきついけどーー楽しい!!
ポケモン界の 島田康次郎
スローtoクイックスクワット
真っ白にー燃え尽きてーください!
2進化を立てる+色エネを3枚つけるというハードルを越えて、かつスタジアムを置くことで240を連発できるポケモン。なんらか、ポケモンによるサポートが必須になるであろうことから、このポケモンでサイドを3枚以上とることが必要になりそうだが、果たしてそこまでのポテンシャルはあるか。
せせらぎでロコンとナックラーを展開、アローラキュウコンから、タッグコールとビブラーバを持ってきて、レッドグリーンで加速するのが安定感がありそうだが、強いのかと言われるとわからない。
トイ
虫コナーズで近寄れない!!
ビブラーバの特性「うるさいはおと」!
フライゴンGXの特性「さじんのまもり」!
鉄壁の守りでこざかしいハエを寄せ付けない!
ロロたんぬ
3エネも付けるには眠れない夜もあったろう!!
闘3エネはなかなか重たいが同収録のビブラーバがグズマされないのが優秀。
エネが溜まってから進化させたりレッド&グリーンで進化&加速したりと、他2進化とは違った運用が出来そう。
飴を使わず立てるとなるとテンポは悪いので、いかにフライゴンが立つまでサイドレース離されないかor立ってから捲っていくかが課題。
ひらじ
カード化するまで眠れない夜もあっただろ!
書いてあることは結構強い。TAG TEAMクラスの耐久力に、火力バフの多い闘タイプなことが合わさって想像以上に対峙すると厄介なはず。
ただし良くも悪くも2進化ポケモンである。プレシャスボールとアローラキュウコンGXで進化しやすくなったとはいえ、事故率は上がる。
技の要求エネも闘エネ3つとエゲツない。くろおびを使ってもなお速効性はない。レッド&グリーンと併用すれば早いが、ビブラーバの採用がマストなのでデッキスロットを圧迫し、事故率も上がる。
全てが惜しいカード。逆に言えば2進化だからもりもり強化できる時代になったとも言えるか。
余談だが、本当にカード化するまで眠れない夜があったのはキマワリだと思う。
へる
引いてきたものだけがリアルだろ?
べんり特性。きぜつしてくれさえすればいいので、ピッピ人形でお茶を濁しながら手札補充といった使い方もできますが…実用的かは別。
ポケモンを倒された返しにカードを引きつつ妨害系サポートが使えると美しいのかなと思います。とりひき的に考えて。
とりあえず使用感が想像できないので使ってみるしかないですね。置物倒されるのが怖くてポケモンカードができるか。怖い。
イラクサ
きつくてもーごまかさないでーあと5回しかできません!
ポケモン界の中野元!
ボトムポジション・パーシャルスクワット
鳥は、出そうと思ったと思った1秒後には出しはじめられます。
たぶん結構強いポケモン。2回特性を言えれば6枚引けるので最小限の役割は果たせそう。非GXで手札管理がシビアなデッキには重宝すると思う。しまめぐりとの相性も良い。
ロトムや、ニダンギル系のデッキに入れて試してみたい。
トイ
ウナコーワ効いてるよ!!
Oops!
うっかり刺されてしまったら、特性「たむけのまい」でケアしよう!
クールタイプで、夏の暑い日にもぴったりの仕上がりだ!
ロロたんぬ
ハウに翼が生えてる!!
たかが3枚、されど3枚。使う回数を稼ぎたいので非GXデッキにしまめぐりのあかしと一緒に採用したい。
非GXデッキには手札のかみ合い勝負なものが多いので3ドローの恩恵は小さくないはず。
3枚ドローからの足りないパーツをメイやグズマ&ハラでサーチは色々悪さ出来そう。
ひらじ
よっ! アローラの風!
可能性を秘めた1枚。キャットウォークに似ているが気絶対象は何でもよく、効果も3枚ドローである。
気絶がトリガーなので、試行回数を増やすならGXポケモン以下と使いたい。サポート兼を使用しないハウと考えると強力さが分かるだろう。
終盤のリセットスタンプに対してある程度の回答になる上、対応するボールが多いのも利点。ボール1枚が手札3枚になる。
ただしHPの低いGXポケモンであることから、負け筋になってしまう点は注意。カプ・テテフGXと違ってアタッカー性能も乏しいし、ベンチの圧迫も苦しい。
しまめぐりのあかしを併用するとサイドリスクは減らせるが、そこまでして使うよりはこのカードを狙っている余裕のないカードと組み合わせるべきだろう。
へる
おわりに
どうやらこれがサンムーンシリーズ最後の通常拡張エキスパンションとなるようです。
つぎがハイクラスパック、そのつぎはもうソードシールドシリーズ。
思い付きではじめたGXレビューもなんとかここまで無事(?)に回数を重ねることができました。
タッグオールスターズまでは投稿予定ですので、もうちょっとだけお付き合いいただけたら幸いです。