おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。
いよいよジージーエンドが発売されます。
なんだか毎月、”最新弾”って単語使ってて
「一体どれが最新やねん!」
と自分でもツッコミを入れたいレベルです。
過去の記事の最新弾の部分だけ書き直してこようかな…
そんなことしてる人いるのかな……
でも、やっと来月は最新弾って言わなくても済みそうです!
まぁ、今月もう一回来るだけなんですけど。
…ディテクティブ。
さて。
今回の”最新弾”に収録されるトレーナーズが話題です。
リセットスタンプ。
巷では
「サポート『N』の再来だ」とか
「相手の妨害に使える」とか
騒がれています。
今週末には早くもシティリーグ、
来週にはチャンピオンズリーグ京都も控えています。
この記事では
「実際にリセットスタンプと対峙した時の対処法」
を考えます。
…ちょっと、長くなります。
◯リセットされるとつらいとき
リセットスタンプは、手札をすべて山札に戻し、残りのサイド枚数ぶん引き直すカードです。
序盤に使われても4~6枚は引くことができ、
あまり痛手ではありません。
(や、それでもつらい時はあるんですけど。)
問題は、最終局面です。
残りサイド1~3枚、手札にはグズマがあって、次の自分の番に勝ち!
……って悦に浸っている時に突然のリセットスタンプ。
手札がエネルギーだけになってしまい、次の番、何もできず、負け………
…(´ ・ω・ `)
リセットスタンプには
・相手の勝ち確定の手札を山札に戻せる
・相手の動きを鈍らせる
チカラがあります。
使うタイミングによってその効力が大きく変わってくるため、
終盤に近づくにつれ、その対策は重要になってきます。
◯リセットされる前に
リセットスタンプ対策は、
実はちょっとしたことでできるようになります。
先ほどの例で言うと、
リセットスタンプされた時に辛かったのは
・グズマを引けなかった
・そもそも事故った(エネルギーだらけになった)
でした。
では、逆に考えてみることにします。
発想の逆転です。なるほどくんです。
「リセットスタンプされた時に辛いことを考える」
のではなく、
「リセットスタンプされてもいい状況をつくる」
のです。
グズマが引けなかった
エネルギーだらけになった
↓これを
リセットされてもグズマが引ける
リセットされてもエネルギーを引きすぎない
これが対策になります。
ここで「うんうん」と頷く人はこの記事を読む必要はないと思います笑
ここで「何を言っているんだ」と思った人は是非最後までお付き合いください。
・リセットされてもグズマが引けるとは
まずは考えてみます。
リセットスタンプされても、100%グズマが引ける方法があります。
それはなんでしょうか。
…
イカサマ? 違います。
……
答えは、
手札が全部グズマ、山札も残り全部グズマ
です。
これなら、残りサイドの枚数関係なく、
グズマを引くことができるようになります。
これは極端な例ですが、
山札の中身をトラッシュし、研ぎ澄ましていけば、
いつかはたどり着ける状況です。
山札から余計な不純物をトラッシュしていくことを、
“山札の圧縮”と言います。
今回の例では、
「グズマを引けば勝ち」
なので、
カプ・テテフGXを引いても勝ち
デデンネGXを引いてもほぼ勝ち
ポケギア3.0を引いてもほぼ勝ち
になります。
ハイパーボールやミステリートレジャー、
ゾロアークGXの特性「とりひき」などで、
どんどん”山札を圧縮”していきます。
そして、山札の残りを「実質グズマ」だらけにすることで、リセットスタンプを対策します。
・リセットされてもエネルギーを引きすぎないとは
エネルギーに限らず、
“グズマを引けば勝ちだが「実質グズマ」にたどり着けないカード”は数多くあります。
このカードが多いと、リセットされた時に
グズマにたどり着くのは難しくなります。
先ほど挙げた通り、
カプ・テテフGXやポケギア3.0などは「実質グズマ」になりますが、
実際のところ”欲しいカードにたどり着けないカード”とは、
一体なんでしょうか?
・エネルギーカード
言わずもがなです。
このカードは山札を引くことはできず、サーチもできません。
・ポケモンのカード
特性を持っていれば試合を有利にできますが、
たった1,2枚のグズマを手札に加えられる特性はそうそうありません。
山札に戻っても困るので、場に出してしまいましょう。
・ドロー系のサポート
シロナやリーリエは、貴重なドローソースですが、
最終ターンまでくると、ドローでなんとかなる場面は少なく、
極論、グズマ以外のサポートは必要ありません。
思い切ってハイパーボールなどでトラッシュしましょう。
・ハイパーボール
このカードは、カプ・テテフGXを手札に加えることができ、
「実質『実質グズマ』」と呼ぶべきカードではありますが、
意外なことに、不要なカードになる可能性があります。
自分の残りサイドが1枚の時、相手にリセットスタンプを使われ、
引いてきたカードがハイパーボールだったとします。
次の自分の番で山札を引いても、
ハイパーボールのコストが足りず、使うことができません。
自分の残りサイドの枚数をきちんと把握し、
「ハイパーボールは使えるカードか?」を考えましょう。
今後使えないと判断したら、早いうちに消費し、
他の余分なカードをトラッシュしましょう。
◯リセットされたくないなら
リセットスタンプ自体キツい。
もうなんとかしてほしい。
そんな時は、
「リセットスタンプが通用しない」
デッキ選択をしましょう。
ゾロアークGXのとりひき、
エンニュートのあぶりだす、
ヤレユータンのさいはい、
ラグラージのパワードローなど、
手札を増やす特性は多岐に渡ります。
特に、ゾロアークGXやヤレユータンは、
デッキの選択肢をさほど狭めないため、
扱いやすいです。
どうしても対策に困ったら、
特性に頼ってみましょう。
◯妨害リセットスタンプデッキについての考え
リセットスタンプ発表後、
ツイッターのタイムラインで目にするのは、
「”ムウマージの特性『ふしぎなことづけ』を連発し、
相手のサイドを少なくしてからリセットスタンプを使う”
そんなデッキがまかり通る!!!
リセットスタンプ禁止にしろ!!!」
という意見。
確かに、じゃんけんに負けただけで
相手のふしぎなことづけ連打を眺めることしかできず、
こちらの手札は0、相手のポケモンにただただ蹂躙されて負けてしまう…
そんなのは辛すぎます。
…ですが、それは理想、あるいは妄想の話です。
実際、
ムウマを4匹、やみのいしで進化させて、
ムウマージがふしぎなことづけを4回使って、
リセットスタンプで手札を2枚にして、
マチスでマーズを2回使ってきて、
ザクザクピッケルで次の番に引くカードまで決められてしまう…
そんなの先攻1ターン目に決まるなんて、天文学的数字だと思います。
全てのカードがサイド落ちしておらず、
サポートも使わないままにやみのいしを手札に加え、
リセットスタンプとマーズ2枚とザクザクピッケルは
ほぼ同時に用意しなければならない。
100戦に1戦しかマッチングしないようなデッキで、
なおかつ100回に1回、決まるか決まらないか
わからないような対戦のことを考えるのは、徒労というものです。
それならば、100戦に30戦も40戦もマッチングしそうな、
レシリザやゾロアークやジラサンとの対戦を想定した方が良いと思います。
ただし、そのレシリザやゾロアークやジラサンにも、リセットスタンプは入り得ます。
完全に無いものとして考えるのではなく、
「いつ使われてもいいように、常に最善のプレイングを心がける」
必要があります。
◯まとめ
リセットスタンプは、非常に強力で、
ゲームバランスを大きく変える一枚だと認識しています。
使うのも、使われるのもタイミングが非常にシビアで、
今までよりずっと、”戦略”が重視される対戦にシフトしていくことでしょう。
難しい!クソゲー!ハンデスがまかり通る!
捉え方は様々ですが、
その崩れたゲームバランスの中でも勝ち続ける人になりたいと思いませんか?