アローラ!!!
お待たせいたしました!!!
やります。やりますよ!!プレゼンオフ。
その名も「ポケモンカード文化祭」
「ポケモンカード」文化祭とは??
「ポケモンカード」について、さまざまな観点から「語りたい人」そしてそれを「聴きたい人」を集め、
プレゼン、およびトークという形式の中でお互いの「好き」をぶつけ合い、ポケモンカードを通じたコミュニケーションをはかるイベントです。
今回は従来のプレゼンオフの文脈を誰よりも愛する私トイに加えて、「このような社会の中でオンラインでできる楽しさとは何か」を考えるロジカリストの無農薬やさい氏を運営に加え、今だからこそやりたいイベント。今だからこそ求められるプレゼンオフを開催します。
プログラム
このようなポケモンカード各界の有識者の皆様にご登壇いただくことが決まりました!!
たぶん僕が一番わくわくしてるんじゃないかってくらい、今回のプレゼンターの皆さんのプレゼンが楽しみでなりません。
まだプレゼンは完成してないのでタイトルから私が想像できる範囲ですが、順番にご紹介させていただきます!!(敬称略)
1.ぼくたちの公式大会 その昔と今(なにものか)
ポケカ言語学者、ポケカ歴史学者、ポケカ生き字引であり、ずっとなんとなく傍観してきただけの僕と違って、24年間自分の足で会場に行き、自分の目でポケカを見つめられてきたなにものかさん(@nanimonoka/にものさん)のプレゼン。
前回は「ポケカ文化史各論 メディア編〜デッキレシピはどこにあったのか〜」というタイトルで、デッキレシピにフォーカスしたプレゼンでしたが、今回は公式大会というテーマにフォーカス。
あ、たしかにちょっと前までの大型大会と、今の大型大会、ちょっと違ってるかもね。
ポケカ公式大会は、誰たちの、誰たちによる、誰たちのための公式大会だったのか。そんな24年の歴史を味わってみませんか。
2.ポケカエンジニア部はどこへ向かう(てぃら×トイ)
てぃらさん(@tilanosaur)といえば、2020年の自粛期間に、オンラインポケカが普及しかけたときにいち早く「ランダムマッチングツール」を開発し、掲示板時代のテクノロジーだったオンラインポケカ界隈に一石を投じた方。他にも、デッキ画像からデッキ名を自動作成してくれるツールなど、「え?なに?そんなこと可能なの?個人の技術で??」と問いただしたくなる発明をしてきた方。
そして今回の文化祭では、ただ聞くだけではなくそれを問いただします。
問いただすのは、「ルールクイズ」「サプライ検索くん」「ひと(り回)し君」等、かゆいところに手が届くツール屋ことたいあたりジムのトイ。つまり僕。
エンジニアリングに携わっている者にしかわからない、苦悩や幸福をその場のノリで語ります。
そして我々はどこへ行くのか。
参考:#リモートポケカ を気軽にあそべるランダムマッチアプリを開発しました
3.教養としての賭博罪~いわゆる「オリパ」を題材として~(無農薬やさい)
前回、「自主大会と賭博罪〜「え、もしかしてこの自主大会…違法!?」〜」というタイトルでSNSをざわつかせたなんか法律とかに詳しい人(@shun_8_yasai
)。
なんかこれって法律違反らしいよ、ということは知っていても、実際どうなの?違法なの?逮捕されるの?といったところって自分で調べてもよくわかんないですよね。
誰か詳しい人教えて~~~~!!!となったときにこの人の出番です。なんか法律に詳しいので。
自身も1年間オーガナイザーとして経験を積んだやさい節で、実際これはこうなんです!ということを小気味よくJUDGEMENTしてくれるはずです。
イベント主催者、オリパに携わる人、聞いとくと得するかもね。
休憩
文化祭に休憩などない(30分)
4.数字でわかる剣盾シリーズとポケモンカードのこれから(くろぶ)
「最近のポケモンカードはインフレがすごくてさぁ~~」なんて声をよく聞きますが、ちょっと待って。
そのインフレって、何と比較してます?エビデンスはあるんですか??
初回「ポケカプレゼンオフ」で、各世代のポケモンカードにおける1エネルギーあたりのダメージ効率を算出したC/E(clock per energy)という指標を編み出し、その場にいたオタクさえもどよめかせた、自称ニャオニクス杯主催のくろぶ(@klov)さんのプレゼン。
ポケカマッドデータサイエンティストの分析により、みんながなんとなーく感覚で感じていることをデータで証明してくれるはず。
ソード&シールドのポケカは過去と比べてどの数値がどうなっているのか。そして今後はどうなっていくのか。数式が苦手なは酔い止めを用意してください。
参考:ポケモンカードはインフレしているのか~カードスペックからゲームデザインを考える~
5.少しだけ見え方の変わるポケモンカードのイラスト(山崎あらた)
絵描きであり、デザインに精通している(↑この画像もつくってくれました)あらたさん(@arata_yamazaki)に、ポケモンカードのイラストの世界について語っていただきます。
それ!!!!それを!!!待っていた!!!!ポケモンカードは対戦ゲームである以前に、ポケモンたちの普段では見られない姿を、様々なイラストレーターの方が思い思いの想像力で自身のクリエイティブをすべて注ぎ切ってこの世に生み出される、いわばポケモンの画集ともいうべきコンテンツなんだよ~~ね~~~!!!!
時間足りないかもしれませんが、ポケモンカードのイラストってここがすごいんだよ、という素人が気づかないポイントを交えて話してくれそうです。本当にめっちゃ聞きたい。
良く知らないけど、公認イラストレーターの方とも仲いいとか。
6.一軒目ポケカ運営と考える新しいイベントのあり方(トリバー×やさい)
ここ数年、特に2018年のスタートデッキ以降は、ポケモンカードの24年の歴史の中でも激動の年だったのではないでしょうか。
そんな中で、ユーザーがどのように変化し、何を求め、そしてイベントはそれに対してどう応えていったのか。
それを語ることができるのは、長きにわたってこの時期のポケモンカードを定点観測し、何よりもユーザーに愛され、そして大団円を迎えた『一軒目ポケカ』だけではないでしょうか。
あまり内情について深く語られることがなかった「一軒目ポケカから見た景色」を仕掛け人のトリバーさん(@toriver_poke
)に語っていただき、やさいが本質にツッコみます。
7.ティーチングのティーチング~中級者デッキ相談編~(zb)
「ティーチングラボ」という、デッキ診断・ティーチングに特化したイベントを展開しつつ、「ティーチングのティーチング」という、ティーチングをする際にどんなことに気を付けるのかという公演を定期的にされているわれらがzbさん(@zb_zbzb)。
やさいさんがそれに感銘を受け、ぜひともこれを全国のオーガナイザーに届けたいと、熱烈オファーし、このたび届けることができるようになりました。
僕もかじったくらいなのですが、「ティーチング」というコンテンツは本当に奥深い。
なぜなら、人によって「デッキ」「対戦」「ポケモンカード」に求めることが違うから。
そのため、すべてがマニュアル通りではなく、相手との対話を通じて、ティーチングを組み立てていく必要があります。
それって、「ティーチング」という切り口だけでなく、すべてのイベントに応用が利く学びが得られるのではないでしょうか。
概要
参加申請
会場参加とzoom参加でフォームが違いますのでご注意ください。
【会場参加】20201121(土)ポケモンカード文化祭参加申請フォーム
【zoom参加】20201121(土)ポケモンカード文化祭参加申請フォーム
会場
都内会議室を予定 ※ソーシャルディスタンスに配慮した形で席を配置します。
+zoom参加可能
定員
会場観覧(プレゼンターを除き)20名
zoom観覧20名くらい
※変更する場合もあります。
参加費
会場観覧…1,500円
zoom観覧…1,000円
※参加費は会場費等、必要経費に充てさせていただきます。
主催メンバー
トイ(@101pokeca)
無農薬やさい(@shun_8_yasai)
山崎あらた(@arata_yamazaki)
イベントを企画した経緯(長い)
長いけど書かせてほしい。
文脈1:私はプレゼンオフが一番好きかもしれない。
まだネットを通じた出会いもなく、ポケモンの友達も少なかった私がある日Twitterを見ていたところ、衝撃的なイベントに出くわした。
今思えば、それが私の人生をけっこう変えた出会いだったのかもしれない。
それが、「ポケファン プレゼンオフ」だった。
ポケモン好きが集まり、各々30分の時間を与えられ、フリーテーマで好きなことを語らうオフ会。
まあ説明してもよくわからないだろうから四の五の言わずに、これを見てほしい。
ポケモンを通じて、こんなに楽しそうなイベントができるのかと思った。
もちろん、全然ピンとこない人もいると思う。普通に対戦をしてるほうが好きな人もいると思う。
しかし当時の、そして今でもずっと、私が求めているものは、「好き」を媒介にした相互交流だったのだ。
その後、本家にも参加してポケモンカードについてプレゼンを行った、ポケカ老人のにものさんの発案で「ポケモンカードプレゼンオフ」が開かれた。
ちょっと前にポケファンで「プレゼンオフ」っていう狂った企画がありまして。各ジャンルのポケモンのオタクが30分ずつ交代で発表するってやつなんですが、僕はこれのポケカ版をやりたいと思っているんです。興味ある方いらっしゃいませんかしら。https://t.co/FGOSxvdwPt
— なにものか (@nanimonoka) July 4, 2017
私はそこで「ファンデッキで遊ぼう」というタイトルではじめてのプレゼンをした。自分の今までの経験で思ってきたことを整理することができたし、聞いてもらった人に共感してもらえて、本当にいい経験になった。
そして、やっぱり自分でもこれをやりたいっ!と思い、昨年「ポケカ自由研究」と題して、ポケモンカードのプレゼンオフをついに自分で主催することができた。
めちゃくちゃ疲れるけど、やっただけのことはあって、スピーカーの方とも聞き手の方とも深い交流ができたと思っている。
何度も繰り返すが、「自分の好きなものを話す」「相手の好きなものを聴く」それこそがコミュニケーションだと思うし、それができるのが「趣味」というものの尊さだし、一つの「趣味」の中に様々な角度の切り口があるのが「ポケモン」というコンテンツのすばらしさだと私は思う。
文脈2:オンラインであることの意味
昨年の「ゼンリョク会」で知り合った、無農薬やさいというオーガナイザーの方と「自由研究」をきっかけに親しくなった。
彼は、今年に入ってオフラインでの交流ができなくなってから「オンラインであることの意味」を考えてきていました。
noteより引用
この2、3ヶ月行われている大会は、今まで一堂に会して対面でやっていたものを、オンラインで作り替えているイベントです。一堂に会していた時にできるだけ近づけるべく各運営さんが日々試行錯誤の中で取り組まれています。実際に今日はオールフレンズポケカとPJNOもありましたし、間違いなくオンライン大規模大会の一つの完成形と思います。
しかし、そこにオンラインでやることの積極的理由は見出し難いです。基本的には、3桁の人間が一堂に介することの感染症リスクを回避するという消極的な理由ゆえの開催となっているかと思います。
もちろん、遠方がゆえに大規模大会への参加が物理的に困難だった方々にとって大型の大会に参加しやすくなったと言うのは一つあるかもしれませんが、おそらくそこに主眼は置かれていないと思います。
オンラインポケカはたしかに便利で素晴らしいが、「体験」という意味ではやはり対面で対戦しているほうが情報量が多く、臨場感もあり楽しい。
それよりも、オンラインというツールがあるからこそ、より楽しめる楽しみ方があるのではないか。と彼は考えた。
そして、その答えの一つが「プレゼンオフ」だったのです。