アローラ! へるです!

GXスタートデッキが各地で品薄になるほどの大ヒットを記録していますね。ポケカの公式サイトでも告知されるぐらいの大事になっているようです。

中々手に入りづらくなってしまったのはもどかしいものの、たくさんの人が遊んでいるのはポケカプレイヤーとして嬉しい限りです。

これをキッカケにポケカを好きになってくれたらいいなあ。

 

さて、そんな中私は7月16日に開催された「GXスタートデッキ構築戦!」に参加してきました。今回はそのレポートです。

GXスタートデッキは持っている!
そこからポケカをより楽しみたい!

そんな方に是非遊んでいただきたいルールのイベントだったので、新しい楽しみ方をお伝えできればと思います。

では行きましょう!

 

 

「GXスタートデッキ構築戦!」とは

イベントオーガナイザーのロロたんぬさんが主催した対戦型イベントです。

対戦形式は対戦が終わった人から次の対戦に向かうという形式ですが、注目すべきはルールにあります。

そのルールとは
違うタイプのGXスタートデッキ2種類”と、
5枚入り拡張パック6パック”を組み合わせ、
その場でデッキを組む
というもの。

GXスタートデッキは既に60枚のデッキになっていますが、これにもう一つデッキとパックのカードを追加し、合計150枚の中から自分でデッキを作ります。

 

このルールには以下のようなメリットがあります。

・自分でデッキを考え、組む力が鍛えられる
・カードが限られており、考えることは少ない
・ドローサポートやボールグッズが必要枚数ある

あえて違うタイプのデッキを組み合わせなければならないのがミソです。

一見接点も何もないカード同士に共通点を見出し、戦えるようにする工夫が必要なんですね。

このように選択肢を広げつつも制約を設けることで、敷居を下げながらポケカの基礎を学べます。

自分で試行錯誤しながらデッキを組む… 上達のために重要な体験だと思います。

 

また、このルールは比較的手頃に始めることができるのも魅力です。

何も持っていないとしても

GXスタートデッキ × 2個(1000円 + 税)
拡張パック × 6パック(900円 + 税)
= 約2000円で遊べる!

もちろんGXスタートデッキを1つでも持っていれば、さらに安く遊べます。お手軽。

今回はイベントにて大勢がプレイしましたが、同じ条件で友達同士遊ぶのもいいですね!

 

これは金銭面やゲーム性でのハードルを低くしながらも楽しさが維持されており、“GXスタートデッキでポケカを始めた人が、次のステップに進むのにぴったりの遊び方”だなと感じました。

では実際に私はどのような選択をしたのか。
イベント当日のレポートに移りましょう。

 

スタートデッキとパック選択

あらかじめ各パックの収録されているカードをある程度把握していたので、それを踏まえてデッキとパックを選びました。

私が今回購入したのは以下の通り。

よくあると言わないで

・炎リザードンデッキ
・水ラプラスデッキ
・強化拡張パック「ドラゴンストーム」6パック

ドラゴンストームは炎・水・ドラゴンタイプのポケモンと関連するトレーナーズカードしか収録されていません。

つまりGXスタートデッキと噛み合わないカードを引く可能性が低く、選択肢がより増えるだろうと考えてのことです。

特にカキやアクアパッチは貴重なエネ加速手段なので是非ほしいところ。

 

さらにこのパックには、GXスタートデッキに入っているのとは別のリザードン系統カードが収録されています。

うまくいけばよりリザードンを出しやすくなるかもしれないですね。

序盤はたねポケモンのラプラスGXで、中盤以降は2進化のリザードンGXで戦うように組めればベストです。

 

諸々考えた上での6パック。果たして結果は…

結構いい引き

よしよし。かなり期待通りの引きだ。かなり強いデッキが組めそう。

ん? そういえばホワイトキュレムGXも当たっているのか。どんな効果だっけ…

強くない?

え、強…

 

 

 

 

 

仕方ない。

というわけで、ホワイトキュレムGXデッキです。

 

切り込み隊長として出陣したまま勝ってしまうレベルの強さだったので、存分に戦ってもらうことにしました。

パックで当たったリザードンも組み込み、終盤で戦うためのポケモンとして育てていきます。

準備が整うまでに何もできないターンがないように、水タイプは使いやすいたねポケモンを重視しての採用です。

 

計算通りから始まって計算外のデッキになってしまいましたが、果たして対戦結果は…

 

対戦結果

◯1戦目:【水 + 闘】
◯2戦目:【草 + 雷】
◯3戦目:【超 + フェアリー】
●4戦目:【鋼 + 超】

 

惜しくも全勝できなかったものの、かなりの好成績でした。

やはりというかなんというか、ホワイトキュレムGXが終始大活躍です。

1エネでワザが使えることに加え、大体のポケモンを倒せる高火力ワザがあり、あまりに強すぎました。

 

また、当初はリザードン用にカキを採用していたものの、

・使うタイミングでデッキの中にエネがない
・そもそもカキが引けない

という事態が多発したので、デッキから抜けてしまいました。

普段の感覚で慣れすぎていたのですが、カプ・テテフGXがいてこそ序盤でも使えたんですね。

60枚のうち2枚のカードを都合よく引くのは流石に無茶でした。

 

非GXポケモンだとリザードンとパルキアが強かったです。

リザードンはワザを使うのに3エネ必要なものの、特性と合わせて十分なダメージを叩き出してくれました。

 

パルキアはたねポケモンにしては高いHPに加え、ダブル無色エネルギー1枚で攻撃できる軽さがお気に入りです。

自分のHPを回復できるので耐久力もあり、架け橋になってくれる器用なポケモンでした。

 

構築戦ルールの感想としては、GXスタートデッキそのままの対戦と比較するとかなりスピード感がありました。

もちろん使えるカードが増えているのでデッキが強くなっているのでしょうが、それ以上にドローサポートやボール系グッズが充実しているのが影響しているのかなと思います。

私もどの対戦も大体想定通りの動きができていました。

 

普段の対戦よりは勿論スローテンポではありますが、より“ポケカらしい対戦”だなと感じました。

 

イベントで印象に残ったこと

それは対戦3戦目の出来事でした。

対戦相手はなんと“カナダから来た外国人の親子プレイヤー”でした。すごい。

プレイするのはお子さんで、お父さんはそのサポートです。

お子さんは全く日本語が分からない模様。今こそ「WCSを楽しむ会」で培った経験を活かす時!

 

…と意気込むも、お父さんが日本語に詳しかったので、難しい表現は翻訳していただきました。

(むしろ中途半端に英語で話していたせいで、終始ルー語のような話し方になっていた気がします)

 

しかし積極的に交流できたのはなんとなくイメージをつかめていたおかげかもしれません。

なんとなくでもとりあえず言葉にするようにして、コミュニケーションを取れるように善処しました。

無事に対戦できて本当によかった。

 

対戦内容はかなり接戦でした。

序盤は順調にサイドを取るも、ナマコブシのワザでコインが裏しか出なかったせいで大きくテンポロス。

そうこうしているうちに相手の場が整い、中盤以降はゼルネアスとミュウツーにポケモンをほぼ倒されてしまいます。

ここでお互いサイド1枚の状態に。

 

しかしここでやっとコインの女神が微笑み、ポケモンキャッチャーで相手のカラマネロを引っ張り出すことに成功。

準備していたパルキアがカラマネロにトドメを刺し、どうにか勝利することができました。

非常に白熱した試合になり、思わずお子さんお父さんとも熱く握手を交わしました。

その後もしばらく雑談で盛り上がることができたので、とても楽しいひと時を過ごせたなと今でも思います。

 

本来であれば会うはずがなかった人とも交流ができるので、ポケカで遊んでいてよかったなとしみじみ思いました。

(スコアシートに8回コイントスでウラを出した人と書かれていて面白かったです)

 

イベント参加後の感想

このイベントで初めてGXスタートデッキを開封したのですが、見れば見るほどいい発見がありました。

収録されているカードは汎用性が高くて長く使えますし、
これ感動した
ダメカン、マーカーや簡単なルールブックまで入っていて、本当にこれ一つでゲームが遊べるなと。

ワンコインで買えるということも含め、本当に素晴らしい商品です。

まだまだこれを使った遊び方が模索できそうな気もします。

 

そして何より、ロロたんぬさんがこのイベントを企画したのが4月頃というのが驚きです。

興味がある人に勧めやすい商品だとは感じていたものの、ここまで影響力のある商品だとは思っていませんでした。

商品発表の段階で目をつけてイベントを企画した先見の目が凄いですね。

そんなロロたんぬさんの開催レポートはこちら。

【イベント開催レポ】GXスタートデッキ構築戦!〜企画から開催まで〜

 

GXスタートデッキを買って遊んでいる人は是非構築戦ルールで遊んでみてください。

ポケカがより楽しめること間違いなし! オススメです!

 

 

 

 

 

 

めっちゃ羨ましい。

周りでパック開封している人達の中には、マッシブーンGXやゼラオラGX、カプ・テテフGXを当てていた人も…

羨ましい…

 

 

 

※レポート中登場した情報にミスがあった場合、それは全て執筆した私の責任です。確認の上で修正しますので、よろしければご指摘をお願い致します。