5/15(水)に殿堂レギュレーションのイベント『ロロトイナイト』をバトロコ高田馬場で開催します!!

殿堂レギュレーションに関してはこちらの記事を読んでみてください!

デッキコンセプト

というわけで、貸し出しデッキを作る意味も兼ねて、私自身でも殿堂のデッキを作ってみたいと思います!

どういったコンセプトで作ろうかと考えた時に、まず思いついたのは、

でした。

殿堂レギュレーションは「全てのポケモンを使用できる」というのが一つのコンセプトとなっています。
そのため、やんごとない事情で登場できないポケモンを除いて、
フシギダネ〜メルメタルまでの808匹が全て使えるレギュレーションとなっています。

しかし、時代は進みエクストラレギュレーションのカードプールも7917枚
エクストラだけでも相当な範囲のポケモンをカバーしています。
 
 
 

2019年5月現在、殿堂レギュレーションでは使えて、エクストラレギュレーションで使えないポケモンの数は…

たったの15種!!

ヒマナッツ、キマワリ、ピチュー、ププリン、エレキッド、ムチュール、ブビィ、ルリリ、ソーナノ、スボミー、ウソハチ、リーシャン、マネネ、タマンタ、ケーシィ

ざっくり言うと、ベイビィポケモンとキマワリだけなのです!!なぜ

「キマワリ 訴訟」でググったりしたけどやんごとない事情は見当たらず、キマワリが収録されない理由は謎のまま。モジャンボなんてこんなに収録されているというのに!!!!
 
 
ベイビィポケモンは独自の進化形態であるため、スタンダードではカード化しづらかったのか、しばらく登場しておりませんでしたが、SM10以降続々とカード化されています。

これは残りのベイビィたちがカード化されるのもおそらく時間の問題…。
 
 
そう、これはキマワリがカード化されるのが早いか、ベイビィが全員脱獄するかの戦いなのである。

キマワリと幼児たちの出し抜くか出し抜かれるかの頭脳戦。ハラハラドキドキの展開を見逃すな。
『約束のネバーランド』好評発売中。

キマワリというポケモン

なぜカード化されないかはさておき、そんなわけでキマワリを使ったデッキを組みたいと思ったわけです。

カードの話に入る前に、簡単にキマワリについてご紹介します。

キマワリはポケモン第二世代(金銀)草タイプのポケモンで、ヒマナッツにたいようのいしを使うと進化します。

ヒマワリのような見た目に笑顔が特徴。名前の由来も、
「ヒマワリ」+「喜」という説が濃厚です。

ヒマワリモチーフらしく、特性が「サンパワー」と「ようりょくそ」。どちらも天候が晴れの時に強くなる特性です。
「日差しのスコール あわてて首をあげる キマワリ」という歌詞もありますね。

ゲームではそこまで目立った活躍はしていませんが、漫画「ポケスペ」では3章の主人公ゴールドの手持ちとして登場。
「生真面目だから」という理由で「キマたろう」と名づけられ、皿をキャッチするなどの大活躍をしました。

ちなみにWikipediaで調べたら「キマワリ」というゴミムシダマシ科の昆虫がいるらしいです。なんだよその名前。

カードにおけるキマワリ

殿堂レギュレーションで使えるキマワリは2種。
DP3「ひかる闇」と、L1「ハートゴールドコレクション」で登場しています。

DP3の方は草ポケモン全員のHPを10回復し、特殊状態を回復させるポケパワー「くさぶえ」を持っています。
イラストは有田光弘先生。青空をバックにしたキマワリらしいイラストがキマワリ!って感じでいいですよね〜〜!!!

L1の方は毎ターン山札から草ポケモンを持って来られるポケパワー「たいようのめぐみ」を持っています。今のジュプトルやマシェードと大体同じテキストですね。
イラストは森井ユカ先生の立体造形です。キマワリの可愛さがよく出てますよねー!

どちらもそれなりに強そうなことが書いてある特性なのですが、デッキを組みやすそうなL1「たいようのめぐみ」のキマワリで組んでみることにします。

キマワリと草ポケモンの比較

ところが、このめっちゃ強いキマワリを使うにあたって1つ超えなくてはいけない障害があります。

それが、同じテキストのジュプトル、マシェードの存在です。

楽しくキマワリを使っているのに、「それ○○の劣化じゃね?www」とか言われたら楽しいポケモンカードが台無しです。

採用理由は愛です(キリッ)と言えるほどキマワリのことを好きなわけでもないし…。

どうにかキマワリを使っている理由を見つけて完全論破したいところです。

というわけでこんな比較画像をつくりました。

まずHP。これはマシェードに軍配が上がります。
ただ、HP30と50の差に比べると80と100の差は大したことではありません。全体に80ダメージを乗せるワザは存在しないのであまり変わらないと言って問題ないでしょう。

続いてにげる
これはもう圧倒的大差でキマワリの勝ちです。
ポケカにおけるにげる1とにげる2の差は、イチローとジローくらい違います。イチローはスターだけどジロー…?誰…?ってなるでしょ。そんな感じ。

残りの要素ですが、ジュプトルのサトシのポケモンであるという点はキマワリのゴールドのポケモンであるという点で互角ですね。

あと、キマワリは特性ではなくポケパワーであるという点は重要です。
特性を止めるカードを搭載しているデッキはポケパワーを止めるカードを搭載しているデッキより多いと予想されます。
そのため、できるだけ毎ターン使いたい効果である以上、止められにくいという要素でキマワリの「たいようのめぐみ」はかなりの優位性があると思われます。

その他、性格的な要素(採用には能力だけでなく、人格な重要)も含めてキマワリが一歩リードです。

この1文がなければ

そう、ポケモンカードはキマワリを並べたら勝利するゲームではなく、サイドを6枚とったら勝ちのゲームなのです。
ジュプトルは4体並んだ次のターンに、4体のジュカインになることができます。ジュカインはさすが御三家だけあって優秀なテキストのカードが非常に多く、それらを安定して展開できるのはかなり強力だと言えます。

キマワリが4台並ぶとすごい場が夏みたいになって雰囲気がいい感じですが、それだけでは勝てないのです。

ジュプトルはペーパーテスト普通だったけど家柄が強かったみたいな。

キマワリ、強く生きるんだぞ。

ジュカインデッキをつくってみよう!!!

というわけで余談が多くなってしまいましたが、気を取り直してジュカインデッキの紹介です。
先日紹介した #町田DEN というイベントで、ゆめいろさんが作成されたデッキをベースにしています。

ジュカインGX

高耐久、省エネ、中打点のイケメン。綾野剛。
相手の特殊エネを割りながら、耐久しつつ打点を与えていけます。下ワザはエネルギーを後ろにパスすることができるので、次のアタッカーを準備しやすくなります。

ジュカイン(おいしげる)

他のイケメンを引き立てる真の男前。桐山漣。
場の草エネの数を2倍にするというチート特性で、デッキの火力も回転も補助します。常に場にいてほしいイケメンです。

ジュカイン(ネイチャーパワー)

守ってるキャラかと思いきや爆発力のあるイケメン。窪田正孝。
ウルトラビーストからの攻撃を完全シャットアウト。
おいしげるジュカインが出ていれば枚数×40の火力になるので結構やばい。超ブーストが発動するのもやばい。

シェイミ◆

おなじみレックウザの相方。
こちらもおいしげる状態なら枚数×60。4枚で240とかなりの高火力。

シェイミ(まきかえす)

前の番に自分のポケモンが倒されていれば120ダメージ。おいしげる状態なら1エネで奇襲可能。

シェイミLvX(ふくしゅうのたね)

そのシェイミからレベルアップできるポケモン。
前の番に自分のポケモンが倒されていれば+60ダメージなのでまきかえすで180ダメージ。つよい。

シェイミLvX(かんしゃのきもち)

もう一人のシェイミLvX。
草ポケモン全員のHPが40上がるヤバイポケボディー持ち。ジュカインGXが270に。

巨大植物の森(★★)

キモリだったポケモンがそのターン中にジュプトルになってジュカインになる森。
とても強いので2枚しかいれることができない。

これらのカードを組み合わせて、一気に展開しつつちょうどいい打点で殴っていくデッキです。

課題

展開が追いつかない

ジュプトルで無限に草ポケモンを呼んできて、森で一気に進化させて盤面完成ドーン!!

とやりたいところですが、全部のジュプトルをジュカインにしてしまうと展開が止まってしまうため、展開用のジュプトルを残したい。
ジュプトルを狙われて倒されることを考えると常に次のキモリを呼んでおきたいし、シェイミも呼んできたりすることを考えると1ターンに立つジュカインは1体くらい。意外とカツカツなのです。

なので、かなりプレイングはシビアになると思います。

あー、キモリとジュプトル6まいずつ入れられたらなーー

 
 
 
 
 
 

???「…そばに…たいよぉ〜」
 
 
 
ん?誰かの歌声…
 
 
 
???「君のたぁ〜めに〜でき〜るこお〜とがぁ〜」

 
 
 
この歌はまさか…秦基博さん!?!?
 
 
 
秦基博「ぼくぅ〜にあるかぁ〜なぁ〜〜」
 
 
 

秦基博さんがどうしてここに…?
 
 
 

秦基博「いつ〜も君に〜〜 ずうっと君に〜〜」
 
 
 
このデッキに何か言いたいことがあるんですか??
 
 
 
秦基博「笑っていてぇ〜 ほ〜しぃ〜〜くて〜〜」
 
 
 
 
 
 

はっ!!!

まさか…!!!!

 
 
 


 
 
 
 
 
 

そうか!!ジュプトルだけでなくキマワリを採用することで、展開のスピードと安定感を高めることができる!!しかも夏っぽい!

ジュプトルとキマワリ、どちらが優れているか優劣をつけるのではなく、キマワリを5枚目のジュプトルとして採用することで、どちらの長所も活かしたデッキになる!!

そう仰りたかったんですね秦基博さん!!

 
 
 
 
 
 

秦基博「アイ」

 
 
 
 
 
 

まとめ

ということで、キマワリを最大限に活かすことができるデッキ『キマワリの約束』は、
5/15(水)の自主イベント『ロロトイナイト』にてレンタルすることができます!!

是非このデッキで、このレギュレーションでしか使えないポケモン「キマワリ」を存分に活躍させてあげてください!!お願いします!!この通りだから!!

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※文中の歌詞は秦基博さんの『ひまわりの約束』を引用し、一部改変して使用しています。