おはこにゃばちにんこ。

ロロたんぬです。

自身の都合でシティリーグをキャンセルしました。(12/6 13:00頃。)
もともと抽選応募すべきではなかった日だったと思います。反省。

使用予定だったデッキと構築理念だけ置いておきます。

出発点

まず、このデッキは「レジエレキVMAX+かがやくムゲンダイナ」であること。
世間ではクワガノンV+レジエレキVMAXなことが多いですが、

このデッキのメインアタッカーはレジエレキVです。

ヌメルゴンVSTARほどの耐久はありませんが、
・てばり2回でアイアンローリングの真似事ができること
・雷弱点がつけること
この2点で、現環境にはマッチしていると感じています。

特に、実質HP300のポケモンVは、3回倒すことにかなりのリソースを要求できます。
最速でゲームを終わらせるためには、
ルギアVSTARはパワフル無色エネルギー9枚+こだわりハチマキ3枚分のパワーアップが必要、
ミュウVMAXはパワータブレットが9枚必要、
かがやくリザードンはこだわりベルトをつけても倒せない、
サイド2枚ぶんのポケモンVですが、
「耐える」「まくる」の面で、2枚分以上の働きをしてくれると思いました。
詳しくは「サイドレース」の記事から。

【ポケカ】サイドレースとは!?脳内でゲームプランを組み立てる

レジエレキVとかがやくムゲンダイナを組ませたところで、
デッキ名「エレキダイナモ」じゃん!
と気がつきます。
しかし、今のままでは「エレキダイナ」です。
「モ」のつくポケモンを採用しないと気が済まないので、
雷のたねポケモンをさらったところ、
モルペコが1番相性がよさそうだったので、即採用。

晴れて「エレキ」「ダイナ」「モ」デッキの草案が出来上がりました。

初期案


レジエレキは4-4。
キュワワーか、レジエレキか、クワガノンでスタートすることを意識した構築です。
初めの番にムゲンダイナにたどり着くことがゴールなので、とにかく山が掘れるドロー要員が必要でした。
「ふしぎなしっぽ」ミュウと悩みましたが、直接エネルギーやサポートに触ることの方が優先度が高かったため、キュワワーを採用しました。

また、VMAXをたくさん並べる都合上、下手にトラッシュすることはできず、博士の研究も相性が悪いです。
試合中の目標は「雷エネルギー」と「ダブルターボエネルギー」をつけてアタッカーを育てることだけなので、
手札のリソースを大事にしながら山札を引いていける
アクロマの実験にしました。

奇しくもロスト軸が2ラインになったので、
ミラージュゲートを採用して、終盤のエネルギー加速に充てるようなイメージにしました。

調整

時間がないので、脳内で相手のルギアVSTARやミュウVMAXに理想の動きをしてもらいながら、
1人回しで感触を確かめていきます。

たとえば、相手のルギアは2ターン目に「アッセンブルスター」から「ストームダイブ」、
3ターン目には「アメイジングデス」イベルタルが動いてくる
のようなイメージです。

そうした時に、気づいた点がありました。

・ゲームが終わるまでのクロック(ターン数)があまりにも短い

ルギア側の目標は「アッセンブルスター」を使うことと、ポケモンVを3回倒すことなので、
最速4ターンでゲームが終わります。
「ライトニングフォール」で耐久が上がると言っても、
一回は一撃で倒されてしまうことを想定しなければなりません。

その想定をすると、余裕のないカードが多くあることに気がつきます。

悪エネルギー

エネルギーの総数が少ないので、このカードを手札からつけるだけの番は必ずあります。
雷+ダブルターボで戦うことを前提としたレジエレキVには不要な1ターンです。

ミラージュゲート

ロスト軸と違い、頻繁にキュワワーが場に出ることがなく、
ロストゾーンにカードが7枚貯まることはほとんどありません。
決まらないことはないのですが、他の汎用カードを増やした方が優秀そうでした。

ネジキやボスの指令

こくばバドレックスVMAX型のムゲンダイナと違い、
山札を引くことが難しいデッキなので、
こういった奇襲をかけるタイプのカードを悠長に使う暇はありませんでした。
とにかく「毎ターン倒されるレジエレキVを戦わせ続ける」ことを意識しなければならなかったのです。

結果

特筆事項

レジエレキ3-4

コンセプトはレジエレキVを3回戦わせることなのですが、
最後の1匹はレジエレキVMAXご本人でも耐久・ダメージラインに差はないため、
他のカードに枠を割くことにしました。
ただし、VMAXを4匹並べることからは少し遠のいています。

モルペコ

デッキコンセプト。
勝ちに直結する役割は持たせられないけれど、
負けにくくする要素があります。
・「いちゃもん」140ダメージ×2でルギアVSTARが倒せる
・突然のミルタンクに詰まない
・ジュラルドンVMAXに一矢報いることができる
などなど
110〜140ダメージで使える「いちゃもん」は見た目以上の強さがあります。

ドラピオンV

脳内でミュウVMAXと戦うと、
「190ダメージ受けたミュウVMAXが場に残る」という状況は芳しくありません。
ボスやセレナを噛ませながらベンチのレジエレキVMAXを倒されてしまう危険があるためです。
正直このカード1枚で勝ちに直結するわけではないですが、
ないよりは選択肢としてあった方が良いと判断しました。

こだわりベルト

最初の頃はレジエレキVのダメージラインを160〜190で計算していましたが、
実際はダブルターボでマイナスされるし、思ったより「トランジスタ」が並ばないしで、
ルギアVSTARをワンパンするのに必要でした。
1枚で回しても足りなかったので2回使えるように2枚。

森の封印石

普通に入れ忘れてましたね。
役割的には空の封印石の方が強力ですが、
安定感は無いヨリのデッキなので、森にしています。

キバナ

他のクワガノンVデッキはほとんどがメロン型です。
このデッキは何度も言いますがレジエレキVが戦うデッキなので、
基本雷エネルギー+ダブルターボエネルギーをつけなくてはなりません。
また、ゲーム終了までが3〜4ターンしかない中で、1ターンでも遅れをとってしまうことは本当に避けなければなりません。
本来は非ルールデッキで何度か使えることを想定するサポートですが、今回は思い切ってV主体のデッキで3投することにしました。
ダブルターボエネルギーが確実に手札に来るので、非常に感触は良いです。

崩れたスタジアム

試合中、どうしてもクロバットVやキュワワー2匹目を出さざるを得ず、
負け筋になってしまう可能性があります。
理想の盤面はアタッカー×2+レジエレキVMAX×3なので、こちらのベンチが1枚少なくなる分には問題なく、
負け筋潰しとして採用しました。

非採用カード

ライコウV

打点が足りなくなりがちなレジエレキVの、強力なフィニッシャーとなります。
環境を読んで採用するならおそらく必要な1枚ですが、今回はレジエレキに頑張ってもらうようにしました。
よく考えたらドラピオンVとライコウVでミュウVMAXを2回倒せるラインなので、採用すべきだったかもしれません。

ヒスイのヘビーボール

かがやくに依存したデッキは採用すべきボールですが、
このデッキは実はムゲンダイナに依存していません。
2ターン目以降に「クライマックスゲート」を宣言していたらほぼ負けだからです。
先攻最初の番にクイックボールを使って山札を見た時に、そこでムゲンダイナがいなければ、そこからヒスイのヘビーボールにたどり着く方法はありません。
その場合、レジエレキV本体を並べて進化する流れを作ります。
ただ、合わせてレジエレキVがサイド落ちしているとかなりやばいので、あった方が良いのは確かです。

まとめ

クワガノンVデッキよりもかがやくムゲンダイナを強く使うことに重きを置きました。
デッキパワーとしてはおそらくクワガノンVに寄せたメロン型の方が強力だと思います。
実際に参加していたらどうなっていたのかなーーと思いつつ、

前回ゾロアークバレットを使った時は、
その日のジムバトルも含めて5戦、ルギアもミュウも戦わなかったので、
そういう感じだったかもしれません。

今回も、みなさんの思考のノイズになったなら幸いです。

ではでは。
次はヤナトイナイトバトル、ゆるやかエクストラ、ババロコ殿堂でお会いしましょう。
d(℃。)