おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。

4/15(木)、
第15回ババロコ殿堂が開催されました!

いままで勝利数順に紹介してきた開催報告でしたが、
今回から、得票数順に並べてみたいと思います!

参加者のデッキ

3票

対戦した人全員から、
おもしろい!すばらしい!と評価されたデッキです。
今回は2名!

シオナさん

ツボツボチェリムHAND(2-1)(0-2×、0-0〇、0-0〇)

「はっこうえき」ツボツボに
「はるらんまん」チェリムでエネルギーをつけまくり、
後攻1ターン目から「HAND」を決めに行く激ヤバデッキ。
ミツルでチェリムが進化しさえすれば成立するし、
ミツルが使えなくても、2ターン目に手札から進化させても、
そのターン中に「HAND」が決めに行けます。
1試合目はうまく決まらなかったようですが、
完全優勝の可能性はあったと思います。

きばさん

スーパーユニットセンセーションのMサチコEX(0-3)(0-6、0-0、0-6)

公式大会では使えない。と書かれたサポート「スズキサン」を用いて、
公式大会では使えない。と書かれたMサチコEXを繰り出すデッキ。
スズキサンの使用条件を満たしている姿が印象的でした。
公式大会では使えない。と書かれていますが、以下の経緯で使用可能になりました。


ルールの抜け道をついたデッキだったため、参加者からは「脱法サチコ」と呼ばれています……

2票

3票には至らなかったものの、
十分におもしろさのあるデッキです!

ハムさん

ドローロックLO(2-1)(0-0〇、2-6×、0-0〇)

イツキ+「ハートウィンク」ラブカスで動きを止めながら、
「ダウンロード」ポリゴン2でジュジュベ&ハチクマンを使ってLOを狙いに行きます。
使ったイツキとジュジュベ&ハチクマンは「ひかりでみちびく」バルビート2匹を用いて回収、
殿堂ベルトで2枚とも1ターンに引いてこられるため、
一度ループに入ると抜け出すことはできなくなります……!
ロックを決める前のハンデスは「サイコストラテジー」ナッシーで一気に決めます!
使い方は本人のツイートからリプライツリーにて!

1票

強力なコンボや、ファンデッキが評価されやすいです!

だめいぬさん

はるらんまんマラカッチ(2-1)(6-2、6-3、0-0×)

貸し出しデッキの新作。
「はるらんまん」チェリムでつけた基本草エネルギーが、
「おいしげる」ジュカインによって2個分になります。
「パワフルニードル」マラカッチでたくさんコインを投げる!!!
というデッキ。
ジュカインの進化元が「たいようのめぐみ」ジュプトルになっているため、
展開力もあってお気に入りの貸し出しデッキです!
あと一歩で全勝……というところで、チェリムHANDに屈しました…

トイさん

スカイフィールドれんげきウーラオス(2-1)(6-0、6-2、0-6)

ドレッドエンドを打つ方のれんげきウーラオス。
れんげきエネルギー1枚で最大270ダメージが狙える、
スカイフィールド型の「れんげきラッシュ」れんげきウーラオス。
2-0で迎えた最終戦は、VMAXの方のれんげきウーラオスに敗れてしまいました。
れんげきスタイルのダクマや、展開をサポートできるポケモンが増えると、
よりポテンシャルが上がるのではないかと思います!

高町さん

じげんだんルカリオ(1-2)(0-0、6-2、0-6)

ザ・殿堂といった感じのデッキ!
殿堂レギュレーションといえば「じげんだん」ルカリオ!とおっしゃる方も多いです。
プリズムスターポケモンを大量に採用し、
バトルコンプレッサーがそのまま60ダメージぶんになるという……
ロストワールドを採用したデッキはババロコ殿堂ではあまり見かけないため、のびのび使えますね!

ロロたんぬ

セキタンザンギラティナ(0-3)(0-6、3-5、0-0)

れんげきウーラオスVMAXとMサチコEXを対策するために組んだデッキ。
後攻1ターン目からマツブサの隠し玉で「タールジェネレート」セキタンザンを繰り出し、
「カオスウィール」ギラティナEXを即時起動させる構築です。
一度カオスウィールを使ってしまえば、れんげきエネルギーやかるいしが貼れなくなるため、
れんげきウーラオスVMAXに非常に有利です。
今回は事前に、「MサチコEXデッキがいる」という情報を”たまたま”手にしたので、
イージーウィンできる「はんこつのはどう」ギラティナEXでもあります。
うーん、せこい。
それにしても、ロロたんぬとかいう人、マツブサの隠し玉とかアオギリの切り札好きすぎるな?

0票

残念ながら票を得ることはできませんでしたが、
票が入らないということはめちゃくちゃ強すぎることの裏返しかもしれません。

しぃちゃんさん

れんげきウーラオスVMAXネンドール(3-0)(6-4、1-0、6-0)

前回の貸し出しデッキ「エクストラレギュそのまんまのウーラオス」から、
「コスモパワー」ネンドールなどの殿堂要素を追加しました!
見事全勝を決めてもらえたので、貸し出し冥利に尽きますが、
ちょっと強すぎる気もするので、しばらくはお留守番かもしれません…
「殿堂レギュレーションで勝ってみたい!」という成功体験にはピッタリのデッキだとは思いますが…

おーたむさん

れんげきウーラオスVMAXネンドールミカルゲダストダス(2-1)(6-0、0-1、6-0)

上記のれんげきウーラオスVMAXネンドールに、さらにミカルゲとダストダスのロック要素を追加したもの。
「ダークグレイス」ミカルゲと「ダストオキシン」ダストダス、そこにVMAXを加えた形は以前から強力です。
競技殿堂で勝ちを目指すなら、見据えておくべき相手かと思います!
ただこのデッキの場合は自身のミカルゲをにがしたりするのが苦手なので、噛み合いがよくなかったようです…

シーゲルさん

ガラガラ超ミュウミュウ(2-1)(2-0、3-6、6-3)

「ようじんぼう」ガラガラで、プレイヤーにかかるワザの効果を無力化したり、
「ホラーハウスGX」ゲンガー&ミミッキュGXで時間を稼ぎながら、
マリィ+ナイトウォッチャーを使って対戦を優位にすすめようというコンセプト。
もともとミュウミュウ自体がれんげきウーラオスVMAXに強く、ロック系にも厚くしていて、
これらに勝つために考えられた構築です。
構築の幅がめちゃくちゃに広い殿堂ながらも、
シーゲルさんは常に”環境メタデッキ”を追求してくださっています。

れんげさん

ブラッキー&ダークライGX feat.悪の軍団(1-2)(4-6、2-6、6-0)

れんげさんお気に入りの悪デッキです。
前回ロロたんぬが貸し出ししたデッキの同型をご自身で持ち込んでいただきました。
もはや同じデッキなのでは……?
ウーラオス同様、強力なデッキではあるのですが、デッキ賞はもらいにくいデッキのようです…

キさん

ドータクンマルマインバレット(1-2)(2-6、5-3、3-6)

「エネエネダイナマイト」マルマインでレインボーエネルギーなどをふんだんにつけて、「メタルトランス」ドータクンでぐるぐる動かす構築です。
マルマインは「エネエネボンバー」マルマインGXと比べると、山札からという不確定な要素ながらも、「ルールを持たないポケモン」で「ポケパワー」という点が使いやすくなっています。
ぼくも「カオスウィール」ギラティナEXで応戦しましたが、プルメリではエネルギー破壊が追いつかず、負けてしまいました…

殿堂ポイントの改正について

次回開催からかなり大きく変更します!

まずは基本のルールについて。

よく問い合わせを受ける「どんなデッキなら出られるの?」という質問に答えることと、
スズキサン、MサチコEXの使用を防ぐために、基本のルールを追加しました。

原則として、「公式のデッキ構築ページ」にて構築できる殿堂レギュレーションのカードなら使用することができます。
しかし、このルールではDP時代のプレイヤーズプロモが使えなかったり、公式殿堂ポイントに則って構築されてしまうなどの不具合がありますが、
「このデッキは使えるの?」と疑問に思った際はご相談ください。

つづいて、殿堂ポイントについて。

変更点

カイオーガ 1→0
ワンダー・プラチナ 1→0
やみのいし 2→0
ザシアンV 2→1
リセットスタンプ 2→1
ミステリアス・パール 2→1
ミラクル・ダイヤモンド 3→1
マルマインGX 0→1
ムウマージ 0→1
ツボツボ 2→3

かなり大きく変えました。
それぞれのカードについて解説します。

カイオーガ


アメイジングサージについて、ワザの使いにくさが殿堂ではあまり苦にならず、簡単にネンドールなどの重要なシステムポケモンが倒されてしまい、デッキの構築の幅を狭めるとして、
登場直後に殿堂ポイントを設けました。
ただ、これは「ババロコ殿堂」としてふさわしくないだけであって、競技目線で見た時はそこまで障害では無いと判断しています。
エクストラレギュレーションでカイオーガが用いられたデッキが上位に上がったという話はあまり聞かず、VMAXが跋扈する時代での80バラマキは少し物足りないようです。
同様に、れんげきウーラオスVMAXの120バラマキも強力とされ、殿堂ポイント待ったなし!みたいな評価をいただいていましたが、エクストラレギュレーションの観点で見た時に、対策をすることは可能であり、ババロコ殿堂的にも、使用率は無視できる範囲だと考えました。
しばらくは、ギミックによらず、ただ火力が高いポケモンのようなカードには殿堂ポイントをかけない予定です。

やみのいし
ムウマージ


エクストラで禁止カードになっているムウマージ。
ババロコ殿堂では「ムウマージは悪くない。悪いのはやみのいし」としてきましたが、悪かったのはムウマージだけだったので、やみのいしのポイントを解除しました。
サイドを取らせるポケモンは強い。
エクストラではやみのいしからドンカラスGXに進化して先攻から盤面を制圧するデッキがありますが、殿堂ではやみのいしすら使いませんので……

ザシアンV


たね3エネ230の暴力、コントロールデッキのお供としてのドロー要員。
あらゆるデッキに出張させやすく、ネンドールほどのパワーがあると思って2点にしていました。
しかし、これを2点にしてしまうと三神ザシアンなどのザシアンがアタッカー系のデッキが組みづらくなってしまうため、カイオーガを0点にしたのと同様に、ポイントを減らしました。
ドロー要員としては依然強力だと判断しています。

リセットスタンプ


先日、殿堂ポイント解説記事を書きました。(のちほどリンク)
そこでもこのカードの強さについて触れています。
リセットスタンプはマリィやレッドカードよりも強いのか?を比べた時に、ババロコ殿堂において、相手の手札を能動的に3枚にする手段は少ないと考えました。
自らきぜつしてサイドをとらせるポケモンは殿堂ポイントがかかっています。
使えないことはないですが、相手のサイドを3にする方法にデッキスペースを割くよりも、レッドカードを採用しちゃった方が楽です。
また、「マジカルリボン」ニンフィアGXなどで手札を潤沢にしてからワンショットを決めるデッキがやや強力だったため、これらを制限するためにも、パワーセーバーとしてポイントを軽くしました。

ミステリアス・パール
ミラクル・ダイヤモンド
ワンダー・プラチナ


公式殿堂では禁止カードのプロモカード。
サイドを見て好きなカードを加えられるグッズ、として評価していました。
しかし、グッズはサーチ手段、再利用手段に乏しく、「あ!サイド落ちした!拾わなきゃ!」と思った時に手札にないことがほとんどです。
「タイムウォーク」アグノムやグラジオはボール系カードや「ワンダータッチ」カプ・テテフGXで持って来られるため、即効性があります。
一度ポイントを軽くしてみて、ヤバそうなら重くしますが、おそらく1点でも使う人はいないのではないでしょうか。

マルマインGX


リセットスタンプの項でも触れましたが、
相手にサイドを取らせるポケモンは非常に強力です。
また、マルマインGXの場合、「好きな特殊エネルギーを5枚、場に供給できる」能力が非常に強力なため、ミロカロス同様、1点としました。
ランダム性があるためまだ規制をかけていませんが、「エネエネダイナマイト」マルマインももしかしたら危ういかもしれません。

ツボツボ


今回のシオナさんが使用されていた「はるらんまんHAND」
の要です。
今まではアオギリの切り札→「ばくりゅう」カメックス→無限ドローとしていましたが、
「はるらんまん」チェリムの登場により、無限ドローの敷居が下がり、HANDの成功率が飛躍的に上がってしまいました。
そのため、チェリムに1点を設けるのではなく、ツボツボの点数を重くする形で修正しました。
チェリムが悪さをするようなら、ツボツボを2に戻し、チェリムを1にしようと思うので、チェリム入りのヤバいデッキを思いついたら是非お持ち寄りください。

殿堂ポイント更新まとめ

先日、新しい殿堂ポイントについて解説記事を書きました。
こちらを参照ください。

ババロコ殿堂 殿堂ポイント解説!(2021/12/09更新)

次回開催について

次回は5/9(日)……の予定でしたが、
5/11まですべてのイベントが中止になってしまったため、
1週間ずらして、

5/16(日)19:30〜とします!

木曜日で参加したかった人、ごめんなさい!

ではでは!