おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。

たいあたりジムexvsの時期がやってまいりました!!!

たいあたりジムexvsとは…

毎回、「新弾にまつわる何かをして、記事にする」。
たいあたりジムメンバーが、
新弾リストが公開されてから、
新弾のカードを使って記事を作成、
発売後1週間までのあいだに稼いだ
「推し」ボタンの数で競います!
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はじめに

前回のババロコ殿堂開催から4ヶ月がたちました。

早速ですが、次回ババロコ殿堂の告知をします!!!!!

9/14(木)19:30~!
開催地はもちろんバトロコ高田馬場!
受付は当日19:00からです!
ぜひご参加ください!

この4ヶ月のあいだに、
・スノーハザード
・クレイバースト
・ポケモンカード151
が発売され、
7/28(金)には「黒炎の支配者」も発売となります。

1つ新弾が出るごとに、デッキ構築の幅が
ぐんと広がる殿堂レギュレーションですが、
4つ分のパックのカードプールが拡がると、
それはもう浦島太郎なのではなかろうかと。

今回のたいあたりジムexvsでは、
この4ヶ月で変わった殿堂レギュレーションについて、
考察していきます。

殿堂レギュレーションとは

2006年に発売した、
ポケモンカードゲームDPシリーズから、
LEGEND、BW、XY、サン&ムーン、ソード&シールド、
スカーレット&バイオレットシリーズまでの
すべてのカードを使うことができるレギュレーションです。

同名カードを含みますが、
スタンダードでは5784件
エクストラでは15298件
殿堂では17588件

膨大なカードプールの中から、
デッキを構築することができます。

ババロコ殿堂の初開催時はまだ、
レギュレーションマークがDの頃、
現在のスタンダードレギュレーションでも
もう使えないカードだけで構築をしていたので、
そこからさらに約5000件増えたプールで遊んでいることになります。

すごいなあ

そんな殿堂レギュレーションですが、
カードプールが広すぎるため、
理不尽なデッキタイプが組めてしまいます。
詳しくは省略しますが、、、

先攻最初の番に勝てます。

相手の番にほぼアクションができないポケモンカードにおいて、
先攻ワンキルほど理不尽なものはありません。

そこで、
エクストラレギュレーションの禁止カードとは別に、
「殿堂ポイント制度」を設けて、
デッキ構築に制限をかけています。

しかし、この殿堂ポイントですが、
公式サイトに掲載されているものは、
2017年秋に発表されたものです。

2017年当時のカードプールにおいて、
理不尽なカードにポイントがついているだけなので、
このポイントでも、まだまだ先攻ワンキルは可能です。

そこで、
非公式に殿堂ポイントを設定して、
殿堂レギュレーションを楽しもう!

あわよくばこれを公式に提言しよう
というのが目的で始まったのがババロコ殿堂です。

・ワンキルはできない
・ワンショットも程よく難しい
・ロックデッキの縛り性能も高くない
・サイドを6枚取るデッキも一方的ではない

ことを目標に、
ポイント配分を設定しています。

最後に殿堂ポイントを改定したのが、3/9です。

その頃をとりまくババロコ殿堂の環境と、
4月以降の環境の変遷のイメージをまとめます。

2023年の殿堂レギュレーション

2023年1月

ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレットシリーズが始まりました。
新しくポケモンexが仲間入りし、
ルールを持つポケモンの種類が増えました。

22年まではちょっと強いVポケモンを
殿堂のカードプールで
アシストする構築が多かったですが、

サーナイトexの登場で環境が一変。
“エネルギーさえつければダメージカウンターをのせられる”という特性で、
「DAMAGE」アンノーンの特殊勝利を狙うデッキが現れました。

サーナイトex以外にも、
ポケモンさえ場に揃っていれば達成できるワンショット系のデッキは多く、
高速で場を揃えることよりも、
相手の妨害をしながら、ゆっくりと完成を目指すデッキが増え始めました。

2023年2月

トリプレットビートが発売しましたが、
殿堂レギュレーションを取り巻く環境は大きくは変わりませんでした。

強いて言えば、クラベルが実質ポケモンコレクターとして運用できるなあと思ったくらい。
HP120以下のたねポケモンしか採用しないデッキは、
SR仕様のクラベルで”光らせる”ことができます!

ジェットエネルギーはいつか悪さしそうだなと思いますが、
まだ何も思いつきません……

2023年3月

新弾はありませんでしたが、
ババロコ殿堂の殿堂ポイントの改定を行いました。
ワンショットのお供になっているポケモンの規制をして、
成功率を下げることを目的としました。

これ以来、まだババロコ殿堂は開催できていません…

第34回ババロコ殿堂の開催報告と、ルール改訂、重要なお知らせ。

この告知の中で、大規模なルール変更も行いましたが、
つい先日、このルール変更についてアップデートがあったので、
あらためて告知致します。

2023年4月

スノーハザード、クレイバーストが発売しました。

スタンダードレギュレーションは
ナンジャモやすごいつりざおの登場で
大きく環境が変わったと思います。

殿堂レギュレーションはと言うと、
“能動的にきぜつできる”「ばくれつエナジー」フォレトスex

“特性をなくせる”「じゅばくのだいち」ディンルーex

“鋼鉄のフライパンやアセロラとの相性が抜群”「ブロンズボディ」ダイオウドウex

“殿堂ポイント必至”「イキリテイク」イキリンコex

“非ルールの味方”リバーサルエネルギー

このあたりの登場が大きく影響しそうです。

特に、2〜3ターンでワンショットが決まるかどうかを
競り合っているような殿堂レギュレーションにおいて、
「イキリテイク」で山札をがっつり引きに行けるのは強力です。

2023年6月

ポケモンカード151が発売しました。
殿堂レギュレーションで初めて、ユンゲラーが使えるようになりました!
うおおおおおおお

そんなフーディンexの進化ラインですが、
特徴的なワザをもつケーシィがいます。
「ちょうしんか」で「フーディン」を重ねて進化させることができます。
残念ながら、フーディンexは選べません………………

カントーのポケモンたちは殿堂レギュレーションの中で
分岐進化できる子たちが多いので、
ファンデッキの可能性がぐんと広がったのが良いポイントです。

サーナイトexのようなワンショットコンボが
生まれてなさそうなのが安心ポイント。

黒炎の支配者が発売したら

ここからが本題。

9月にババロコ殿堂を開催するにあたり、
黒炎の支配者から、どんなカードが活躍するの?
というところをフィーチャーしていきます。

ナゾノクサ


さっそく001番。
山札を引くワザをもつナゾノクサです。
HPが1番大きいというわけではないですが、
「さんぶざきエナジー」「たまらんかおり」クサイハナや、
「アレルギーフラワー」「にがにがかふん」ラフレシア、
各種キレイハナに分岐できるポケモンで、
1ドローができるのは貴重です。
特に「イライラかふん」ラフレシアなどの、
ロック系のデッキに重宝すると思います。

キュウコン


相手のポケモン1匹にダメカンを9個のせる。
ダメージとしては心許ないですが、
各種ベンチバリア系の特性の効果を受けずに、
相手のベンチの「コスモパワー」ネンドールを直接倒せるのが評価高めです。
キュウコンは「あぶりだす」を持つ強力なものがいるので、分岐の選択肢として。

エンテイ


“使うワザのダメージ”を減らす「プレッシャー」持ち。
これまでのプレッシャー系統と比べると、ダメージが大きくなっているし、
ハイドロポンプ系統と比べると、プレッシャーが与えられているのが強い。
環境を変えたり、デッキが強化されたりというのはありませんが、
インフレを感じるカードです。

コオリッポex


炎タイプ、水エネルギー要求という変わったテラスタイプポケモン。
水エネルギーの加速手段は豊富にあるので、「アツアツブロック」連打の負担はそこまで無いのでは。
アクアパッチだけ有効ではないのが難点。

サメハダー


「アクアインパクト」を持ちます。
SM時代にも悪タイプのサメハダーがいましたが、
こちらはエネルギー要求や特性など、違いが多いです。
手軽にダメージが稼げる分、瞬間火力は抑えめに設計されています。
キバニアがアクアパッチに対応しているので、
序盤は新弾サメハダー、終盤でSMサメハダーで戦う構築、できるかもしれません。

1番使いやすい水キバニア、今から手に入れるのは至難かも……

ガマゲロゲ


「あくのせいやく」オーロンゲと同様の特性「ブルブルエリア」を持ちます。
相手のワザを使いにくくすることと、「エコーボイス」の”ワザを連続で使いたいこと”とのシナジーが良い塩梅です。
ガマゲロゲで「ブルブル」と聞くと、背筋がひんやりする人もいるのではないでしょうか。

バンギラスex


雷震バンギラスだ〜(殿堂レギュレーションでは使えません)
進化前に「だんがんしんか」サナギラスがいるので、
安心してバンギラスに進化させることができます。
最近のバンギラスはエネルギー1個で動けることが多いので、
ユニットエネルギー闘悪フェアリーと組み合わせて、
うまく運用していきたいですね!

ストリンダー


「ミックスラウド」が強いです。
公式殿堂では禁止カードの「カラフルボディー」カクレオンがベンチにいるだけで、
320ダメージを出すことができます。
ババロコ殿堂ならこのカクレオンが殿堂ポイント4で使えるので、
強力なドラゴンとフェアリーポケモンと組み合わせて380ダメージを連打していきましょう!

ピィ


ワザ「にぎにぎドロー」が強力です。
殿堂レギュレーションには「ピピピ」を持つピィや、「はりきりドロー」を持つピィがいます。
ダメージを受けない特性は持たないものの、山札を引く力が強いピィです。

それぞれのピィに良し悪しがあるので、
その選択肢に幅があるのが面白さのひとつです!

トゲキッス


特性「プレシャスギフト」を持っていて、
にげるエネルギーが0で、
HPが150もある、
ベンチにいてこれほど安心感のあるポケモンは他にいません。
分岐進化先に「てんのめぐみ」トゲキッスもいるので、
雑な2-2-1-1採用もありかもしれません。

ルナトーン


「しんげつ」でスタジアムの効果を受けなくなります。
デメリットのあるスタジアムは多いので、自分だけその効果を受けずに立ち回れるのは強みです。
ただ殿堂レギュレーション的にも、”ルナトーンと相性の良いソルロック”は多くなく、
“ソルロックと相性の良いルナトーン”のうちどれを採用するかがむずかしいところです。

ネンドール


「どっかんドール」を持っていて、超エネルギー1個ときぜつと引き換えに、大量のダメカンを乗せることができます。
殿堂レギュレーションなら相手の場のポケモンにダメカンを乗せる手段は多いので、
積極的に採用ができます。
トリプル加速エネルギーがあればきぜつせずにダメカンをのせられるラッタやアローララッタと相談になりますが、
こちらはヤジロンやネンドールの分岐進化も強力です。
超タイプでHP70のヤジロンは初。

ビークインex


ダメカンがのっているポケモンにたくさんダメカンをばらまけるビークイン。
殿堂レギュレーションのミツハニーなら、バトル場に20、ベンチに10ダメージ出せるので、
「ファントムクイーン」に繋げることができます。
草エネルギーだけで運用するなら「スパークルマイン」セレビィがおすすめ。

マッギョ


30ダメージ+にげられない、
どうぐがついているなら50ダメージを跳ね返す、
ダメージ効率が良いマッギョです。
闘タイプなのでストロングエネルギーやディアンシー◇でダメージ増幅もしやすく、
見た目以上に扱いやすいポケモンです。
個人的には「だくりゅう」マッギョも使いやすいマッギョのひとつ。

キラフロルex


ちょっと強力な「みちをふさぐ」ウソッキーのキラフロルex。
かるいしをつけてバトル場に出すだけで効率よく相手のベンチをしぼれます。
スタンでもできる、「かくせい」キラーメとのコンボが、エクストラ殿堂だとかなり刺さります。
ぐんぐんシェイクで先攻からも狙っていけるのが○。

リザードンex


進化した時炎エネルギー3枚加速。
スタンだと180+のダメージがなかなか大きく、
序盤中盤終盤スキがないポケモンですが、
エクストラ殿堂だとエネルギー加速手段の多くある炎タイプで、リザードンexの活躍のチャンスは少ないかもしれません。
違いがあるとすれば、「もえるとうし」リザードでより炎エネルギーをつけることに長けていること。
エネルギーの供給量=勝敗につながるという試合であれば、活躍のチャンスありです。

アブソルex


HPが増えたかわりに、山札を見られる枚数が少なくなってしまった「みらいよち」。
非ルールのアブソルと違い、倒されにくいので、
終盤の詰めに使うと良いかもしれません。

ハッサム


「パニッシュシザー」で310ダメージを目指せます。
ただし、ポケパワーは特性とはカウントしないので、
殿堂レギュレーションだと最大ダメージの期待値は低め。
「あくのいましめ」マニューラ、「きょうさんねんえき」アップリューに近い能力です。

クチート


「スペシャルイーター」で特殊エネルギーをトラッシュできます。
「じげんのかぎづめ」ギラティナと同じ特性を持っています。
HP90以下のクチートか、サーチが容易な超タイプかで選べるのは
エクストラ殿堂の特権です。

ドドゲザン


「うちとる」でダメカンが4個以上乗っているポケモンをきぜつさせられます。
似たような効果を持つポケモンとして、
「クリープショー」ゲンガーがいます。
ゲンガーとの違いは自前で40ダメージをかせげる手段があること。
「とうそつりょく」ドドゲザンでパワーアップしたコマタナで攻撃すれば、
40ダメージ以上出すことができます。

ブロロロームex


ポケモンのどうぐを4枚付けられる1進化ポケモン。
たねポケモンにもドンカラスVがいますが、
こちらは1進化なので、耐久力がちょっと高めです。
鋼鉄のフライパンとメタルゴーグルが同時につけられるのが差別ポイントかも。

チルタリス


2回オモテが出ないと回復しないねむりに、110ダメージがくっついている、
ちょっと破格の性能のポケモン。
エクストラ殿堂ならダブルドラゴンエネルギーがあるので、
意外と活躍のチャンスはあるかも。
分岐進化もいろいろな選択肢あります。

ピジョットex


殿堂よりも古株の人にはおなじみの「マッハサーチ」。
約20年を超えてリメイクされました。
HPは大きくなって倒されにくいものの、
ポケモンexである部分はデメリットかもしれません。
エクストラ殿堂ならサイドを取られないようにしながらLOを狙うデッキもあるので、
スタンダードよりもマッハサーチの宣言回数は多くできそう。
「エボルコントロール」イオルブから直接出てくるのがちょっとヤバい寄り。

ジグザグマ


HP70のジグザグマだ!!!!!!
殿堂レギュレーションにおいても3種類しかない貴重なジグザグマです。

カラミンゴ


殿堂レギュ的にはちょっと強すぎるポケモン。
スタンダードだとダブルターボエネルギーで40-40の「シンクロフェザー」ですが、
エクストラ殿堂なら、ダブル無色エネルギーとツインエネルギーがあるので、
60-60ダメージが狙えます。
「いっきにむれる」カラミンゴと採用すれば、ボール1枚で4匹のカラミンゴに触れるので、
ビートダウン性能が非常に高いです。
一度出してしまえば特性に頼ることもないので、自分からサイレントラボを使って、
ベンチバリア系の特性を無力化することもできます。

はげましのてがみ


はかせのてがみの互換カード。
条件がついているものの、3枚山札から持ってこられます。
ちょっと条件が厳しいので、はかせのてがみのほうが軍配かな?

パトロールキャップ


なかなかなかった、”山札を守る”カード。
「あんしんダム」ビーダルより使いやすそうです。
相手のワザ、特性、グッズ、ポケモンのどうぐ、サポートから守れます。

……ポケパワーからは守れないんですか????????

リベンジパンチ


きぜつしたときにダメカンを4個のせられるゴツゴツメット。
きぜつしなくても6個のせられる、ターン1制限の炸裂バルーンや、
条件が厳しいけどたくさんのせられるジャイアントボムや災いの箱。
好みで使い分けられるのがエクストラ殿堂のいいところ。

オモダカ


ジェネリックカキ。
好きなタイプの基本エネルギーがつけられる代わりに、
2枚しかつけられない、ワザが使えないデメリットがあります。
特性などのワザ以外の効果で番を終われば、効率よく盤面を整えられます。

オルティガ


相手の手札の好きなカードを山札に戻せます。
好きなカードを選べるのはいままでない効果です。
一見するとパワーとしては低めですが、
エクストラ殿堂での”好きなカードを1枚選べる”は強力かもしれません。

ポピー


エネルギーを2個つけかえられるカードですが、
殿堂レギュレーションだとゴヨウの指名があるので、
活躍のチャンスは少なめです。

ライム


むしよけスプレー内臓の3枚ドローカードです。
とりつかいの逆ですが、殿堂レギュレーションでは
「かなめのふういん」ミカルゲをどかせるのは活躍のチャンスありです。

タウンデパート


ポケモンのどうぐを持ってこられるスタジアムです。
森の封印石をサーチできるので、実質好きなカードをサーチできるスタジアムとも言えます。
ババロコ殿堂的に考えると、サーチしたいカードがスタジアムである場合が多いので、
スタジアムで森の封印石をサーチするのは非効率かもしれません。

ポケモンリーグ本部


ワザを使うためのエネルギーが多くなる、妨害系のスタジアムです。
ワンダーラビリンス◇しかなかった選択肢が広がる、いい効果だと思います。

まとめ

サーナイトexやイキリンコexのような、
どやばいカードの登場はありませんでした。

ただ、3月以降開催していないことを踏まえると、
ロロたんぬも気づいていないような、意外なコンボが潜んでいるかもしれません。

WCSやサイドイベントのGLCなど、
殿堂レギュレーション以外にもお祭りは多くありますので、
殿堂のことは頭の片隅にでも置いておいてもらって、

また近くなった時の告知で参加について検討してもらえればと思います。

そんなババロコ殿堂の次回開催は
9/14(木)19:30~

ぜひご参加ください。

たいあたりジムexvsも頑張ってますので、
推しボタンへのご協力もぜひお願いします~

ではではd(℃。)

ババロコ殿堂の開催概要と、
現在の殿堂ポイントについて記載しておきます。

※殿堂ポイントの改正の予定はありません。