こんにちは。
今回は強化拡張パック Pokémon GO編。

ちょっとばかり遅刻しました……が、定期コンテンツ化を目論むこの新弾褒めるシリーズ。遅ればせながらやっていきましょう。
ロストアビスから意識をちょっとだけ戻してお付き合いください。

草ポケモン

フシギダネ

フシギダネといえばつるのムチ。
なんとエネルギー1個のつるのムチは初出。

フシギソウ

ほとんど攻撃的なワザだったフシギソウがポケモンを持ってこられるように。

フシギバナ

タルップルがおいしいかおりを持っていることもあり、ウツボットのかおりのわなと比較すると盛りだくさんな効果。
ベンチを呼べる、ダメージを与えられる、時間稼ぎができる。かもしれない。

かがやくフシギバナ

サニーブルームは忘れずにきちんと宣言しましょう。
きけんなかふん、そのまま番が返ってくれば3エネ150ダメージ相当という隠れ高火力。

アローラナッシーV

アローラナッシーGXと比較するとたねポケモンなのに数字の強化が激しい。のびのび育ってほしい。

イトマル

タイムゲイザーのイトマルが史上最強とか言ってたら2か月半でそのままHPが10増えてしまった。1年後HP100を突破しているかもしれない。

アリアドス

DP以来のマヒ判定。無色1個で使えるのもよい。

炎ポケモン

ヒトカゲ

山札からエネルギーをつけられるのは初。しかもダメージがある。強い。

リザード

要求エネルギーもダメージも最大のリザード。中間進化の4エネワザはかなり珍しいのでは。

リザードン

みつりんのぬしがフシギバナだったように、炎エネルギーが増える特性はリザードン。
自身のワザもパフォーマンスが良いのでとりあえず何と組んでも戦えそう。

かがやくリザードン


かがやくポケモンが見えないあらゆるデッキに対してこの先3年間怯えることになる。

ファイヤー

ファイヤー・サンダー・フリーザーで同様の特性を持つサイクル。
かつてのレジロックEXやディアンシー◇と比較すると、負け筋にならず多投できるのが強み。

ドンメル


イラストはShibuzoh.氏。
もはやポケモンカードではおなじみの柔らかな雰囲気が印象的なイラストレーターです。
ドンメルのフォルムもありますが、背景も丸い造形で描かれておりかつてない柔らかさです。

バクーダ

コインを投げず、エネルギーも山札もトラッシュしなくなった久しぶりのバクーダ。
ADV初出のバクーダを現代ポケカにスケールアップさせたような性能。ばくれつだん、普通に強い気がする。

水ポケモン

ゼニガメ

ゼニガメといえばみずでっぽう。意外とそこまでみずでっぽうを持っていなかったりする。
HP70、1エネ20ダメージ、にげる1と言うことなし。

カメール

直近のHP90カメールと比較するとワザが順当に少し強くなっている。
ちなみにハイドロポンプを持つカメールは初出。

カメックス

みずびたしの強化番……?にしては凄まじい特性。山からエネ6枚(特殊エネ含む)を好きなようにつけられるのはさすがに夢が広がりすぎる。

かがやくカメックス

ベンチだけとはいえ突然ダメカン2個乗せられたらたまらない。
水タイプ、構築の選択肢がありすぎる。

ヤドン

ジャンクハントが出禁の今、グッズを拾える進化前は優秀。

ヤドラン

そしてさらに優秀な進化後。
今回のかがやくリザードンと並ぶサイドレースぶちこわしマシーン。

コイキング

ダメージが出るコインキングは面白い。(コイキングが殴るとは言っていない)
無色2個という要求エネルギーも優秀で実用的。

ギャラドス

コイキングがアタッカーならギャラドスもアタッカー。ルール持ちみたいなダメージ効率を誇る。
上ワザでどんな状況からでも勝ちうる可能性を秘めているのであばれていきたい。

ラプラス

れいとうビームがエネルギー1個で使えるようになった。

フリーザー

スターミーVやオリジンパルキアVの打点上げに。

コソクムシ

自覚あふれる特性。コソクムシは逃げることを考えたカードデザインがほとんどで安定感がある。

グソクムシャ

であいがしらの後、バトル場に居たままでもツインエネ追加で安定したダメージが出るのは偉い。
逃げエネが2個でふうせんでもツインエネでもベンチに戻れるのもしっかりしている。

雷ポケモン

ピカチュウ

ツインエネルギーを使えばエネ2枚で60ダメージを確実に出せる、ピカチュウとしては高水準。返ってくればダークファンタズマのライチュウに繋げる要求エネルギー。

ピカチュウ

ダークファンタズマとこのポケモンGOだけでピカチュウのカードがなんと5種類増えた。
プロモカードにはエネ3個で100ダメージ出るピカチュウが居るものの、パックのカードで90は最高ダメージ。

サンダー

クワガノンVの打点を上げられるだけで強そう。
自前のライトニングボールもベルトをつけるとパルキアVSTARが倒せる。

超ポケモン

ミュウツーV

進化するVポケモンとしてHP220、にげる2個はひとつの目安になっている。
ワザも2回でVMAXが倒せるダメージがちょうどよく、VSTARはエネルギー2個で戦えるのでエネを移せる効果も良し。

ミュウツーVSTAR

ワンパン狙える火力があり、ワンパンならずともダメージを与えておいて後から回収するVSTARパワーワザがあり、どちらもエネ2個で使える身軽さというわかりやすく強そうなアタッカー。
超エネルギーは供給手段が多様で構築の幅がある。

ネイティ

回復できるようになった。

ネイティオ

狙撃ダメージは申し分なく、超デッキに採用して詰めが狙える。
逃げ0(ADV以来)なので気軽に採用できるかも。

ルナトーン


ルナトーンはソルロックを指定していないので単体での採用も無いとは言えない。
が、実態としてはソルロックが居ないと生きていけない。そんな関係性。

ニンフィア

基礎ダメージと同じだけダメージを追加するワザを持つ、ブレないニンフィア。
それにしても要求エネが無色になりダメージも上がり殺意が突然高くなった。

闘ポケモン

イワーク

DDトルネードGX級のいかり。かがやくヒードランと併せて自傷デッキができそう。

ヨーギラス

いわくだきヨーギラスは初出。

サナギラス


おたがいのベンチ全員にダメージを与えるワザが超破格。

ソルロック

たとえ一方的だとしてもルナトーンにエネルギーを甲斐甲斐しくつけてあげる。

ローブシンV

とりあえず闘エネをつけてバトル場に出しておくといやらしい。
ストーン闘エネ+ダブルターボエネ+ベルトで戦いたい。

悪ポケモン

アローラコラッタ

通常のコラッタまで含めてひっさつまえばを持ったコラッタは実は居なかった。

アローララッタ

いかりのまえば!
かつてのラッタとはそのほかがだいぶ違うものの、それでも1進化でこのワザが帰ってきたのは嬉しい。

バンギラス

きちんとサナギラスから戦えるワザになっているのが良い。
メインで使いたいレイジングクラッシュが無色2個なのも他と組み合わせやすく自傷系デッキの選択肢が増える。

鋼ポケモン

ハガネール

ダメージにコイン判定が無く、自分のベンチに被害を与えず、自身のダメカンも参照しないまじめなハガネール。

メルタン

進化後無駄にならない無色2個で20ダメージとマヒ判定が偉い。

メルメタル

大振りだったメルメタル、ようやく主力ワザがエネ3個で使えるように。

メルメタルV

鋼エネの濃さがすごい。
エネルギーをつけるワザはメルメタルというキャラクターにすっかり定着した。

メルメタルVMAX

メルメタルにはエネルギーを沢山つけるイメージを守りつつ、3個から使えて最大打点が280になる、と驚くほど気の利いたメルメタル。

竜ポケモン

カイリューV

HP230据え置きで逃げ2に。
ドラゴンゲイルのほうの魅力はあれど、序盤からはかいこうせんで攻めるプランも捨てがたい。

カイリューVSTAR

カイリューVのHPが280になることがこのVSTARの真価な気がする。

無色ポケモン

ラッキー

かつてHP130のラッキーを求めてファミリーポケカの需要があったとか。

ハピナス

ハピナスはとうとうHP200に。
ベンチのHPを回復する同様のワザはたまにあるものの、この耐久力は代えがたい。
入れ替え手段さえ確保できれば耐久ハピナスというゲームさながらな動きが実現できるかもしれない。エクストラか……

メタモン

非ルールポケモン期待の星。ジャッジコール懸念の星。

イーブイ

おどろかす系のワザが無色で使える。

かがやくイーブイ

スタンダードでは最大6枚好きなカードを持ってこられる。HP90で運用しやすいのでコントロールイーブイなるか。

カビゴン

とおせんぼカビゴン!!

エイパム

エネルギー3個必要なワザを持つエイパム登場。

エテボース

わたほうしにたまなげMAX、コイン投げの申し子。
たまなげ系のワザも徐々に確実に強くなっていっている。

ケッキングV

あまりにもシンプルにすべてを破壊する。アルセウスのお供。

ビッパ


イラストはTomokazu Komiya氏。
色鉛筆やパステルのような質感で、勢いのある筆致とその彩度の高さから目に焼き付くようなイラストが印象的です。
特に風景に対する色の解釈は非常に興味深く、ずっと眺めていても飽きません。
今回のビッパは一見すると比較的落ち着いた色使いのようですが、よく見ると多くの色が塗りこめられていることが窺えます。

ビーダル

野党三姉妹という強力なLOカードを出した直後にクリティカルなメタカードをお出しする。TCGを感じる。

マメパト

無色2個で20ダメージはマメパトのアイデンティティと言っても過言ではない。
おまけになきごえまで持っているのだからまごうことなきマメパトである。

ハトーボー

ハトーボーは模索中といったところ。
つばめがえしとはばたくどちらも新搭載。

ケンホロウ

コイントスしがちだったケンホロウ、コイントスにふっきれた。
ダメージに夢があるので楽しめそう。

トレーナーズ

ふかそうち

モンスターボールとネストボールを足して2で割ったような。
5枚目以降に採用したい。

ふしぎなアメ


かわり映えのしなかったふしぎなアメ界の風雲児。
イラストが綺麗なので集めておきたいですね。

ルアーモジュール

公開されたポケモンは手札に必ず加わるのでLOやハンデスと相性が良い。
モノマネむすめのようなカードも活用できる。

キャンデラ

チームリーダーのサイクル。スタンダード向け。
炎エネルギーを加速しつつ山も引きたいデッキに採用できるかもしれない。

スパーク

後攻はじめの番にパラライズボルトが狙える。

ブランシェ

メロンとの違いは先にカードを引くこととエネルギーをつける先はVポケモンでなくても良いところ。

博士の研究(SR)

番外だけど!SRもちゃんとコザキユースケ氏のイラストです!!

ポケストップ


突然降って湧いた過激スタジアム。
汎用性……とまでは言えずとも、悩んだら採用を検討できる程度の使い勝手はある。
トラッシュを活用したいデッキにはそれはもう素晴らしい1枚。

おわりに


チャンピオンシップシリーズ2022が終わり、個人的にすっかりたるんでしまいました。

しかしこの弾はワールドチャンピオンシップスで使用できるカードでもあり、そうでなくともコラボレーションだからといって軽視できないカードが沢山あります。

何よりもオフシーズンのまさしく今こそ競技に縛られないポケモンカードの絶好のタイミング。いろいろ試していきましょう。