ポケモーニング!!
特殊レギュレーション大好きプレイヤーのトイです!!
今回は、ののほほさん(@Chaotic_Hyla)が10/14(月)に開催された特殊レギュレーションイベント「レベルボールカップ」に参加してきました!
レベルボールカップに関してはこちら⇒レベルボールカップ 結果とまとめ
第1回 #レベルボールカップ
『にゃんにゃんグッドスタッフ』
◯×◯で2位でした〜。
一切おふざけなしで土日調整したので優勝したかったけど残念😭
デッキは強かった!!
また次も出たい!!! pic.twitter.com/YP4lJfK8R3— トイ🌻11/9ププププ11/10ユメトイ (@101pokeca) October 14, 2019
参加を決めるまで
2019年10月10日。
私は毎日毎日ポケマスにログインしては死んだ目で大試練に挑み、コマンドを入力し、デイリーボーナスをもらい、ガチャを回す日常にあけくれていた。
「ホミカが出ない…」
ポケカのフルアートホミカ(ドガース)をいくら集めてみても、一向にホミカは私に会いに来てくれなかったのだ。
そんなとき、ツイッターを見ていたらある特殊レギュレーションの告知が目に留まった。
これは敵として出てくるホミカ
ポケカ公式のカード検索で、ポケモンタブからHPの上限を90にしてサーチ。 #レベルボールカップ のカードプールはこれで確認できるぞ、見てるだけで楽しい。 pic.twitter.com/7tGP7uvuC2
— ののほほ (@Chaotic_Hyla) October 8, 2019
ののほほさんが「レベルボールカップ」というイベントをやるらしいということは知っていた。
ののほほさんは何度も私のイベントに足を運んでくれ、何度も私の想像の斜め上を行くデッキを考え、主催やほかの参加者を楽しませてくれた方だ。
何より、彼が以前に主催したシリーズの「バニラ王決定戦」というイベントは、レポートを見るだけで非常に楽しく、予定があったら参加しようと思っていたが残念ながらついに行けずに完結してしまった。
⇒参考:【まとめ】バニラ-王-決定戦から学ぶ新しい環境作り
そのため、このレベルボールカップにも興味をひかれたが、あまりにもポケマスに夢中になりすぎて情報を追えていなかった。
そんな折、何の気なしに見たツイッターでロロたんぬにレスをするののほほさんのツイートを見た。
ホミカドガース併用でTier2くらいかと思います
— ののほほ (@Chaotic_Hyla) October 8, 2019
ドガース活躍環境と聞いて
— トイ🌻11/9ププププ11/10ユメトイ (@101pokeca) October 8, 2019
ホミカのドガースは、ホミカによってトラッシュされることで、相手のポケモン全員にダメカンを乗せることができる。
(見てこのイラスト。最高かよ。)
HP200超えが当たり前になっている現環境では、ダメージのサポートにはならず、ダメカンが乗っているときに作用するワザや特性のお供にしかならないドガースだが、
レベルボールカップでは、HPが最大でも90のポケモンしかいないため、なんと相手の10%以上のHPを削ることができるのだ。
つまるところ、どう考えても活躍しそうなのである。
俄然興味でてきました
— トイ🌻11/9ププププ11/10ユメトイ (@101pokeca) October 8, 2019
こうして私は参加を決めた。
準備~当日
レベルボールカップの準備はめちゃくちゃ楽しかった。
レシピ書いてて
ドガース
カモネギ
ミュウ
みたいな並びでフフッてなった。これはいいイベント— トイ🌻11/9ププププ11/10ユメトイ (@101pokeca) October 9, 2019
普段のジムバトルなどの環境ではあまり見ることのできないポケモンの多くに、活躍の可能性があるイベントだった。
私はどうしてもドガースが使いたかったので、手始めにドガースのスリーブを出して数えてみたらなぜか4枚不足しており、
ツイッターで助けを求めたら、なぜかあむさんが反応してくださるという貴重な体験があったのも含めて楽しかった。
何より、当日の前日と前々日の2日間、台風で全く家から出られず48時間くらい練習時間があったというのも、私のやる気に大きく寄与した。こんなにポケモンカードを練習したのはあとにも先にもこの連休だけである。
たっぷり調整ができるぞー#レベルボールカップ pic.twitter.com/YJHjhekHA5
— トイ🌻11/9ププププ11/10ユメトイ (@101pokeca) October 12, 2019
そして、私が当日レベルボールカップに持ち込んだデッキがこれである。
そう、まじめに本気で練習した結果、私は最後までホミカのデッキを仮想敵より強くすることができなかった。
ホミカ…すまない…。でもマニューラも好き…
もちろん優勝を狙わずに好きなデッキで戦うという選択肢もあった。しかし、このイベントの肝は、
限られたレギュレーションの中で何が答えなのかを試行錯誤し、
それを持ち寄って戦わせることで検証し、
その後答え合わせをする時間を通じて親睦を深めること
だと感じていた。
私自身も過去に何度もそのようなイベントを開催し、
答え合わせの時間が非常に有意義で楽しいことを知っていたからだ。
ゆえに、自分のポケモンカード史上最高にちゃんと練習した結果、一番勝てる可能性の高かったデッキを持ち込んだ。
ホミカもこう言っている
結果としては、2勝1敗で優勝を逃してしまったが、優勝デッキにも勝つことができたし、
相性はあれど、総合的に自分のデッキが一番勝率が高そうなデッキなんじゃないかなーと思っている。
そして何より、答え合わせの時間が楽しかった。
「それ考えたんだけど、そこまで詰め切れなかった!!」
「そんなカードがあったとは!!!」
「その発想めっちゃわかる!!!」
こういったコミュニケーションをしている時間は本当に楽しかった。
そして、その話をしながら自然と「じゃあ次回は…」という気持ちになっていたことが、このイベントが素晴らしいイベントだった何よりの証明なのではないかと思う。
まとめ:参加したくなる特殊レギュレーションとは
今回の参加を通じて、自分のモチベーションの変化から、「参加したくなる特殊レギュレーションに必要なこと」を考えてみた。
その要因とはズバリ「環境が面白い」ということだと思う。
それをさらに分解すると、2つの要因がある。
①圧倒的に強いデッキがなく、メタゲームが回ること
特定のデッキタイプが一強状態になるのではなく、
AにBが強く、Bが強くなることでCが強く、Cが強くなることでDが強く… のように、複数のデッキタイプに可能性がある状態が望ましい。
今回のレベルボールカップでは、ツイッター上でバニラ王のちくわ君(⇒参考:【まとめ】バニラ-王-決定戦から学ぶ新しい環境作り)が、
自分は出ないのに環境に対するかなり深い示唆を書いてくれていた。
#レベルボールカップ 考察⑦
ニダンギル(ダークオーダー)
一時期環境にも躍り出たどうぐおとしのニダンギルはこの環境でも強力。ダブル無色エネルギーとどうぐを3枚貼るだけで90ダメージを容易に出せ、弱点や高火力、バラマキには鋼鉄のフライパンやメタルゴーグルで対応可能と耐久も抜群。 pic.twitter.com/gj8zUVwqBr— ちくわ陽炎@11/4第4回煌めくきゅうり杯in本厚木 (@kagerou5296) October 8, 2019
アローラペルシアン、ニダンギル、マニューラなど、スタンダード環境でも活躍しているポケモンをピックアップしてくれたほか、
モルフォン、サンダースなど、普段見ないポケモンもピックアップしてくれた。
これは非常に良かったと思う。参加者の知識レベルを一定まで上げてくれるので、そこからの考察がしやすくなった。
この時点で、かなり多くのポケモンに可能性があることが分かった。
さらに自分でたたき台としてニダンギルを組んだ時も、スタンダードと比較して若干安定感を失っており、簡単に勝てるわけではないことが分かった。
②普段活躍しないポケモンが活躍すること
一撃で倒されなくなる道具が強い
⇒どうぐを弾き飛ばしつつ90ダメージ出せるカモネギが強い
⇒それを狙撃できるデンチュラが強い
のように、普段あまり活躍しないポケモンがメタゲームの文脈で語られると、ポケモン好きとしては非常にうれしい。
私が、ドガースが活躍できるかもしれないと思って興味がわいたように、
普段活躍しないポケモンにスポットを当てられると、興味を持つ人が増えるのは間違いないと思う。
優勝デッキでも、みんなが見逃していたミカルゲ(SM3+)が本当に強く、参加者が舌を巻いていた。
2つの要素が集める参加者
①の要因によって、考えることが好きな参加者が集まる。②の要因によって、ポケモン好きが集まる。
①と②を掛け合わせることで、より同じ趣向を持った参加者が集まり(ここが重要)、
結果としてすごく楽しいコミュニケーションが生まれたのだと思う。
宣伝:次回のレベルボールカップ
次回のレベルボールカップは11月2日(土)です。
次回のレベルボールカップは11月2日(土)です。
参加はまだまだ受け付けているみたいなので、みなさん一緒に異世界のポケモンカードを楽しみましょう。
宣伝2:ププププリズムスター
こちらはおそらく最初で最後のレギュレーションです。
この記事のここまでの考察はすべて忘れていただいて、頭を空っぽにして参加してください。
おわり