5月27日(日)に開催されるイベント「ポケテーマミーティング」略して「ポケテミ」について主催のカズヤさんにいろいろと聞いてきました!!
前回のあらすじ
小学生でポケカにはまったカズヤさんが大人になり、娘さんがきっかけでポケカに復帰。
対戦にはまっていたのが気が付いたら自主イベントにはまり、環境の変化からコレクターへ。
対戦に費やせる時間が減っていく中、カズヤさんの興味は次第に人と人とのつながりの方に。
お話した人
カズヤさん
ゲンガーコレクターで2人のお子さんのパパ。
明るくパワフルな話し方で人を魅了する。
冬のファンデッキコンテスト優勝。
トイ
たいあたりジム。ファンデッキコンテストなどの主催。
面白いデッキや面白いイベントについて話すのがすき。
⇒カズヤさんの冬ファン優勝プレゼンはこちら
イベント参加から主催へ『やっちゃえばいいじゃん』
トイ:自主イベントに熱中してからは何回か、コレクターのイベントなども参加されて、次第に興味がイベント主催の方にむかうわけですね。
カズヤ:そうですね。というところで「ファンデッキコンテスト」に出会いました。
トイ:おっ!
カズヤ:自分みたいな人にはもってこいのイベントでしたね。
トイ:はい。
カズヤ:あのイベント、プレイヤーもコレクターも一緒に遊べるイベントですよね。
トイ:そうですね。
カズヤ:行きたいイベントナンバーワンでしたもん(笑)
トイ:ありがとうございます(笑)
カズヤ:それで、夏ファンに出てるあたりからCHANGさんやzbさんとも少しずつ絡み始めて、イベントのことを知りだして、自分のあったらいいなと思うイベントをやっちゃえばいいじゃんという気持ちになってきました。
トイ:すごくわかります。
カズヤ:結局、自分の出たいイベントを一番知ってるのって自分なんですよ。
トイ:そうなんですよね。自分の一番やりたいことって、結局誰もやってくれない。
カズヤ:逆に、自分が一番にやることによって誰かがそういうイベントを真似して主催してくれれば、あとは行くだけになるんですよ。
トイ:僕もそう思ってますね。
カズヤ:トイさんもファンデッキコンテスト出たいんだろうなっていうのは伝わりました。
トイ:出たい…。一番出たい。
カズヤ:で、イベントをやろうと思った話なんですけど。
トイ:はい。
カズヤ:「ポケテミ」を主催しようと思った時に、主催の経験がないのでいろいろなイベントの良いところをパクらせていただきました。
トイ:いいですね。どんどんパクっていきましょう。
カズヤ:まず、「ポケテミ」のミーティングの部分、「なんでもいいよ。」という部分では「Jury会」です。やっぱり居心地がいいということが大事。
トイ:雰囲気の部分ですね。
カズヤ:そう。あと雰囲気の部分では、最近あった「ポケカ女子会」。残念ながら参加できなかったので写真とTwitterで知った雰囲気ですけど。
トイ:そうですね。
カズヤ:「交流」という部分ではその二つを参考にさせてもらいました。
トイ:どちらもそこまでカッチリしたプログラムがないイベントですよね。
カズヤ:そうですね。そして笑顔がたえないイベントです。これがミーティングの部分で参考にしたイベント。
トイ:はい。
カズヤ:あとは「ポケテミ」の午前中にファイルを見せる時間帯があるのですが、その「見せる」という部分に関しては「ファンデッキコンテスト」を参考にさせていただいています。
トイ:確かに似た部分はありますね。
カズヤ:今回「お題」をつけさせていただいたのもそれを参考にしていて、対戦するときデッキにもレギュレーションがあるように、ファイリングにもルールを決めました。
ファイリングだと旧裏から今までの全カードが対象になるんですよ。
トイ:あー、そうですね。
カズヤ:それだと昔からやっている人が有利になってしまうかもしれないので。
トイ:なるほど。
カズヤ:今回は考え始めるスタートを一緒にしたかったので、「ピカチュウ」を入れるファイルということにしました。
トイ:要は、すごい人のコレクションを見に行くイベントではなく、ファイリングは誰でもできるんだよということを言いたいイベントですもんね。
カズヤ:そうです。20年やってる人も、最近始めた人も、どんなものをもってくるのかワクワクできるはずなので。昔からやってるコレクターさんから見ても「あぁ、これはいいな」と思えるファイルが出てくるかもしれない。そういう思いを込めて今回はみんな共通の「お題」にしました。
ファイル発表 『「なんであなたはそうしたの?」を聞きたい』
トイ:ちょっとここでポケテミの遊び方について補足します。ポケテミは、午前中に9枚のカードを持ってきてそれについて発表するコーナーがあります。
9枚は、2つのお題のどちらかに沿ったカードをチョイスする必要があります。
一つ目は「60枚のデッキからチョイスした9枚」
二つ目は「ピカチュウを含めた9枚」というルールですよね。
カズヤ:そうです。補足をするなら、一つ目のルールは普段対戦しているプレイヤーの方にやさしく、二つ目のルールは対戦をしないコレクターの方にやさしいお題の想定になっています。
トイ:あ、なるほど!それは気が付かなかったです。
補足:「ポケテミ」ファイリングのお題(しましまさんのサイトより引用)
①1つのデッキから9枚を選び、ファイルに入れてそのデッキがどのようなものかを紹介する。
その9枚でどんなポケモンが入っていて、どんなことをしたいのか伝えてください。
レギュレーションは関係なく、どの世代のデッキでも大丈夫です。
②ピカチュウのカードを1枚以上いれ、9ポケットファイルに入れて紹介する。
ストーリーを作って他のポケモンカードを入れる、ピカチュウだけで勝負!など好きなカードを入れてオリジナルのファイルを作ってください。
トイ:例えば、ホームページでは一つ目のお題で「グレイシア単」のデッキが紹介されていますよね。
こちらはプレイヤーの人にとってやりやすいお題ですよね。普段使っているデッキから9枚ピックアップすればいいので。
カズヤ:そうですね。これはしましまさんの選んだ9枚なんですが、デッキ60枚の中からなぜこの9枚を選んだの?ってことを紹介してもらうんです。
トイ:ある種、デッキの紹介にも近い?
カズヤ:主としてはデッキの紹介になるかもしれないんですけど、本当に聞きたいのは「60枚からその9枚を選んだ理由」です。
トイ:あぁ、おもしろいですねそれ!
カズヤ:例えば同じグレイシアのデッキでも、グレイシアGXを真ん中に持ってくる人もいるかもしれない。それもグレイシアのデッキですよね。でも「なんであなたはそうしたの?」を聞きたい。
トイ:あぁ、そういうことだったんですね…。それは今ようやくわかりました。
カズヤ:あー、文章だと伝わってなかったのか。
トイ:このしましまさんの配置だと、真ん中がイーブイなんですよね。
カズヤ:しましまさんしか真実は知らないですけど、仮に説明するならイーブイが最初に出てくるからイーブイが真ん中で、そのあと順番に周りのカードを使って戦うよ。ってことをこの1ページから説明できるんですよね。
トイ:同じデッキでも、選ぶ人によって絶対違う9枚になりますよね。
カズヤ:そうですね。
トイ:60枚の中でどの9枚を選ぶかというところに個性が出るから、そこを媒介として話すということですね。
カズヤ:その人その人の中身を知ることができる。
トイ:たとえばそこから、「自分だったらこのカードいれるなー!」っていう会話になっていったり。
カズヤ:そうそうそう!そういう話ができますよね。なんでそれにしたの?っていう質問をしたりもできる。
トイ:コミュニケーションが生まれますね。
カズヤ:そうなんです。あと、遊び方として例えば、現環境で強力な「マッシブーンルガルガン」だったとしたら、マッシブーンを入れずに周りのカードだけで9枚チョイスして「これな~んのデッキだ」ってクイズにしたり。
トイ:あー、なるほど!それも面白い。
カズヤ:なので、良いデッキは60枚全てに採用理由があるんだよ。とよく言われますが、それと同じように、この9枚の選び方にも人それぞれの理由があります。
トイ:それに加えて9枚の配置もありますもんね。
カズヤ:そうなんです。「なんでこれが真ん中なの」とか「なんでこれを四つ角に置いたの」とか。9枚ってすごく簡単そうで奥が深いんですよ。
トイ:そういわれて見てみると、この画像を見てしましまさんがなんでこの配置にしたのか考えるだけで面白いですね。
カズヤ:たぶん、本人に答えを聞くまでずっと考えられますね。
トイ:はい。そしてもう一つがカズヤさんのデッキ。
カズヤ:はい。
カズヤ:その9枚だけ見て、60枚どんなデッキかわかんないじゃないですか。
トイ:そうですね。
カズヤ:なので、9枚見た人が「どんな60枚持ってきてるんだろう」って想像するのも、楽しいのかなって思います。
トイ:なるほど。
カズヤ:ファイリングって、ただファイルに入れてるだけじゃなくて、色んな遊び方があるんですよ。コレクターになってはじめてその遊びの楽しさがわかりました。
トイ:そうなんですねー。
カズヤ:しかも実はコレクターじゃなきゃできない遊びじゃないんですよ。9枚あれば誰でもできるから。
トイ:たまにやってる方もいますもんね。
カズヤ:はい。例えば自分が今までの大会で使ってきたデッキを、9枚ずつ保存していったりとかもできます。
トイ:あぁ。たしか「ポケテミ」に持ってくるデッキも、今現在使ってるデッキじゃなくてもいいですもんね。
カズヤ:はい。
なので色々な方にそれを今回やってみてもらって「あー!楽しかった!ファイリングしてみようかな~!」って思っていただければ、一つの(ポケカを続ける)きっかけになると思います。
トイ:ファイリングがそこまで深い遊びだとは僕も今日話を聞いてわかりました…。
カズヤ:ですね。「ファイリング」って言葉だけを見ると「コレクターの遊びじゃん」ってなっちゃうんですけどそうじゃないんです。自分もコレクターでもあり、プレイヤーでもあるんで。
トイ:うんうん。
カズヤ:なので、「ファイリング」じゃなくて「ファイルを使って遊ぶ」という言葉をなるべくつかいたい。
トイ:あー、これ自分だったらなんの9枚持っていくのかってちょっと考えてみたら、考えるだけで1日終わっちゃうくらい楽しいですね(笑)
カズヤ:これこの位置なのかー?みたいな(笑)
トイ:いや、ほんとに楽しいですね。
カズヤ:楽しいですよ。その9枚を選んでるのが一番楽しい時間じゃないかと(笑)
トイ:「ポケテミ」のルールの話に戻すと、持ってくるファイルは2種類から選べて、一つは「60枚のデッキから9枚」。もう一つが、「ピカチュウのカードを1枚以上いれた9枚」ですよね。
カズヤ:はい。ちょっと補足すると「ピカチュウ」という名前のカードじゃなくてもいいです。ピカチュウがちょっと映ってるカードでもいいです。
トイ:あー!それでもいいんだ。
カズヤ:最近のカードだと、『ポケキュン』のユキワラシとか。
トイ:…ピンときてない。
カズヤ:うしろにほんとにちっちゃく居るんですけどそれも「ピカチュウのカード」なんですよ。そういう風にいろんなカードを見返してもらうのも楽しいかなと思います。今持ってるカードの中にピカチュウいないかなーって。
トイ:なるほど。ちなみにこの例だと、1枚目がしましまさんの「右にいるしましまから逃げるピカチュウ」ですね。
カズヤ:全部左を向いているピカチュウで、真ん中が後ろ姿のスリーブですね。こういうファイリングもありです。
トイ:空白でもいい?
カズヤ:全部埋めろって言ってないですからね。真ん中に1枚だけドーン!でもいいです。
トイ:なるほど(笑) もう1枚のファイルがカズヤさんの「かじるファイリング」
カズヤ:そうですね。これはイラストではなくテキストに注目したやり方です。
トイ:おもしろいなぁ。
カズヤ:みんな強いカードばっかり見てるけど、「かじる」を持ってるポケモン何枚あるか知ってる?調べたことある?
トイ:えー、わかんない…。
カズヤ:自分の今持ってるカードに「かじる」何匹いるかな。って。人のファイル見ただけで「帰ったらうちにあるか見てみよう!」なんていう遊びが生まれたりすると思います。
トイ:なるほど。じゃあある意味、「ピカチュウ」を使った9枚でどれだけ色んな遊び方ができるのか考えてみよう。っていう提案にも近いんですね。
カズヤ:そうですね。そういったアイデアを見せ合うこともできます。
トイ:「ファンデッキコンテスト」だったらバトルがあるから、ある程度戦えるデッキになってないとだめですけど、ファイルの場合はデッキじゃないから「ポケモンカードでこういう遊びもできるんじゃない?」っていう話だけで発表できますもんね。
カズヤ:そうです。そして今回はお題ありですけど、もっとこれを簡単にしていくと、例えば「僕が初めて買ったカードの中から9枚持って来たんだ」みたいな。それでもいいんですよ。
トイ:あー!
カズヤ:それくらい簡単にできるんですよファイルの遊びって。「お父さんに買ってもらった5パックの中から9枚選んで入れたんだ!」でいいんですよ。そこまで本当はもっていきたい。
トイ:それくらいの層までこのイベントやこの遊び方を広げたいということですよね。
カズヤ:そう。広げたい。それがさっきから言ってる「辞めたらもったいないよ」という話の回答になるんですけど。「せっかく買ったんだから」って言えるイベントにしたい。
トイ:結局今ポケカで誰かと遊ぼうとすると、基本的には60枚のデッキで対戦する場所しかないけど、「ポケテミ」のようにファイルを見せ合って遊ぶイベントとかが色々なところにあれば、デッキをまだ持ってない人でも参加できるし、
他にも、今プレイヤーをしている方が今後デッキづくりについていけなくなって対戦をお休みする時でも参加できますもんね。
カズヤ:そういうことです。もちろん今やってる人でも「ちょっと気晴らしに」という気持ちで参加していただいてもいいですし。
トイ:僕も皆さんも、今ポケカに費やせてる時間をいずれ減らさなくてはいけない時ってあると思うんですよね。そうなったときにイベントが「対戦」しかなかったらイベント自体に参加できなくなってしまうけど、「ポケテミ」のように9枚だけで参加できるとか、何もなくても参加できるとか、昔持っていたカードだけで参加できるとか、そういうイベントがもっと増えてくれればいいなぁというのは、自分のためにも思いますね。
カズヤ:見学でも楽しめるイベントというのもいいですよね。見学でモチベーションあがってくる時もあるし。
トイ:僕も最近そういうイベントにすごく興味があって、例えばこの前の「お料理教室」とか。「貸し出して遊べる」とか「手ぶらで遊べる」とか「見ただけで遊べる」とか、そういうのってすごく良いなと思っています。
カズヤ:そうね。ボードゲームに近いというか。
トイ:デッキをちゃんと作って持っている人が遊べるイベントって(公式のものも含めて)いっぱい増えてきていると思うんです。それよりもそこについていけない人とか、そこにこれから入ってくるか迷ってる人とかに何ができるかなっていうことを最近は考えています。
カズヤ:はい。
トイ:「ポケモンが好き」って気持ちだけで参加できるものがもっと増えてほしいですね。
カズヤ:そう。今あるイベントはまだデッキを持ってきてねっていうイベントがほとんどなので。「みんポケカ!」も何も持っていかなくていいとか、最高だよね。
トイ:そうですね。
カズヤ:だってさ、昨日おとといと家族で遊んできましたけど、子どもが寝てから「デッキなにしようかなー」って考えてるだけで日付かわってたりするんですよ(笑) そういうことがあると、手ぶらで参加できるのって大きいですよね。朝起きればいいだけなんだから。
トイ:そう(笑) すごく大事だと思う。
カズヤ:そういうイベントもどんどん見てみたいですね。今後。
フリータイム 『来てくれた人全てに対応する準備をしていないと主催じゃない』
トイ:では「ポケテミ」の午後の話をしましょう。
カズヤ:午後は基本的には「フリータイム」です。
トイ:(拍手)
カズヤ:好きに遊んでください。
トイ:「Jury会方式」ですね。
カズヤ:午前中に見せ合ったファイルについて話し合ったり、持ってきたデッキで対戦してもいいです。コレクターさんとトレードしてもいいですよね。
トイ:はい。そこがたぶん「ポケテミ」の本当に楽しいところですよね。
カズヤ:そうなんですよね!
トイ:「ファンデッキコンテスト」もそうなんですけど、1次審査でプレゼンしてすごい笑って楽しい雰囲気になりますけど、実はそこで終わっちゃったらあそこまで楽しい一日はならないと思います。プレゼンのあとに、対戦があって対戦の合間の時間があって「そのデッキ超楽しいよね!」「いいねそのデッキ!」っていう会話の時間が一番楽しいんだと思うんですよね。
カズヤ:そうですね。でも「ファンデッキコンテスト」は3回戦の対戦相手としか話せないじゃないですか。
トイ:そうなんですよね…。
カズヤ:全員と話せない、というのが「ファンデッキコンテスト」の交流部分の弱いところだと思ってたので、「ポケテミ」ではフリーにすることで、最大限交流できるようにしました。
トイ:そうですね。
カズヤ:デッキのファイル9枚を発表した人に、「(9枚以外の)51枚見せて!」っていう会話が生まれたりとか。そういうのがやりたかったので、対戦のイベントにはできないな、となりました。
トイ:はい。この話で僕が言いたかったことが一つあるんですけど。
カズヤ:はい。
トイ:「ポケテミ」ってどういうイベント?って言われた時に、やっぱり「9枚カードを入れたファイルを持ち寄って発表するんだよ」っていう回答になっちゃうじゃないですか。
カズヤ:そうなんですよね。スケジュールもそうなってるし。
トイ:って言われるとたぶん「9枚かぁ…」ってなって、人によってはそこで考えるのが面倒になっちゃう人もいると思うんですよ。
でも「ファイルを見せ合うこと」が目的なんじゃなくて、自己紹介的な役割としてそのファイルを使うだけじゃないですか。
カズヤ:そうです。自己紹介の延長です。
トイ:なので、「ファイルを持ってきて発表する」というのは一つの側面で、それをきっかけにして交流をする「ミーティング」の部分が一番やりたいことだと思うんですよ。これは「ファンデッキコンテスト」も実はそうなんですけど。
カズヤ:そうなんですよ。そこが一番なんです。でもだからといって、「ポケテミ、1日フリータイムです」はイベントじゃないと思うんですよ。
トイ:そうですね。
カズヤ:ただ来るだけというのはそれはそれで楽しくない。なので、大きな軸としてファイルを見せ合うという遊びを提案したんです。でも、(一番大事なのは)そこじゃないよ。と。
トイ:そうなんですよね。そこが今までのイベントにはなかった新しい部分だし、参加者にとっては真っ先に悩むところだと思うので、そこのウェイトがどんどん大きく感じちゃうんだけど、正解なんてないんだから自己紹介の延長くらいに考えて参加したらいいんじゃないのかな、っていうことを思っていました。
カズヤ:はい。その通りです。で、フリータイムでファイルの話をしても良いし、コレクター談義をしてもいいし、対戦をしてもいいし、トレードすることもできる。そういうところで繋げていくことが午後のミーティング部分、実はこのイベントの一番強いところです。
トイ:そうですよね。…あぁ、参加したいなぁ。
カズヤ:(笑) でも、ただただフリーにするだけなのもダメで、交流が得意ではない人もいるんですよね。なので、フリーだけでは時間を持て余しちゃう人のためにサブイベントを組み込んでいます。
トイ:フリーの時間でいつまででも楽しめる人ももちろんいますけど、でもプログラムを何か作ってくれたほうが楽な人も多いですからね。
カズヤ:そうなんです。来てくれた人全てに対応する準備をしていないと主催じゃないと思ってるので。
トイ:今のはすごくいい言葉ですね。
カズヤ:そうですか?(笑)
トイ:その通りだと思います。
カズヤ:せっかく来てくれたんですから。
トイ:誰かが楽しんでくれりゃいいや、じゃなくてね。
カズヤ:来ようと思ってくれた皆さんが主役なんですよ。主催はそれを楽しませる役割なわけで。
トイ:はい。
カズヤ:冬ファンで使ったデッキも実はそういうことなんですよね。皆さんがデッキ作って持って来てくれたことに感謝したいんで。あの時からそういう考えでしたね。
トイ:いいプレゼンでした。
カズヤ:1位だとは思わなかったですけどね(笑)
トイ:ありがとうございました。
カズヤ:はい。
トイ:サイドイベントはどんなことをするか今考えてることはありますか?
カズヤ:完成するかまだわからないんですけど、ポケモンカードの対戦を使ったちょっとした遊び方を考えています。
トイ:小さい遊び方のポケモンカードですかね。イメージで言うと、将棋に対するどうぶつしょうぎがあるみたいな?
カズヤ:そうそうそうそうですね。考えてるのは子どもだったら誰でも知ってる「神経衰弱×ポケモンカード」の遊び。ポケモンカードの難しさを100とすると、神経衰弱は10くらいじゃないですか。その間の50くらいのむずかしさでポケモンカードの対戦ができるものができればと。
トイ:そういう「楽しいかどうかやってみようよ。」みたいなコンテンツも、「ミーティング」だからできるんですよね。ほんとだったら主催が楽しいかどうか検証しとけよという話だけど。
カズヤ:そう。主催としてルールをおおまかには考えてくるけど、やってみて「もうちょっとこういうルールのがいいんじゃない?」みたいな会話が生まれるのも狙いです。やりながらルール変えてもいいんです。
トイ:普通のイベントなら主催がルールを考えるのは普通だけど、そうじゃなくて「ミーティング」だからそのルールについて話すこともコンテンツの一部だし、すごく楽しいと思う。
カズヤ:はい。
トイ:話しあうイベントですもんね。
カズヤ:そう。ルールも変わってくるので、普通の対戦のルールを知ってる人でもいつもとちょっと違った遊びになるし、全く対戦を知らない人には「対戦できそう!」って思ってもらえるようなものをみんなで考えていく予定です。
トイ:本当に、「ミーティング」って言葉は良いですね。
カズヤ:でも逆に言うと、どこまで作ったらいいかわかんないです(笑)
トイ:あー、むずかしいですね。
カズヤ:何にもなさすぎてもだめだし、ありすぎたらミーティングじゃなくなるし…。
トイ:そうですね。
で、フリータイムが終わるとビンゴ大会。自由参加ではありますが。
カズヤ:ビンゴ…楽しいですよね!
トイ:楽しいです(笑)
カズヤ:ポケモンセンターでもポケモンビンゴやってますけど。大人でも楽しいです。ビンゴ。
トイ:いいですよね。ビンゴ。そして、それも終わると表彰式。
カズヤ:表彰するのは、ファイリングに参加してくれた方ですね。やっぱり「今日一日通して、この人の発表良かったな」とみんなが思う人が一人はいてもいいと思うので。一応。一応ですよ。
トイ:競うことが目的ではないですからね。
カズヤ:せっかくファイリングしてきてくれたんですから。
トイ:たぶん、この人なら納得ってなる人が一人はいますよね。
カズヤ:はい。そしてその方には一応こちらから…
トイ: おっ…!
カズヤ:…なにかオリジナルグッズを提供してみようかなと。
トイ:楽しみですね。
カズヤ:詳細は当日までのお楽しみということで。
トイ:はい。で、表彰が終わったら撤収して。
カズヤ:二次会へ。ということですね。
トイ:二次会。
カズヤ:二次会が、 …大事です。
トイ:(笑) 同意見です。
カズヤ:「交流」なんです。このイベントは。ポケモンカードの話しなくてもいいです。出会った人とポケモンカード以外の趣味の話とかしてもいいですし、そこからともだちのわが広がることが素敵だと思います。
トイ:大事だと思います。
カズヤ:ポケモンカードでスタートして仲良くなったつながりから、他の趣味を一緒に遊んだり、いいんですよそれで。
トイ:いいんですよね。
カズヤ:とにかく「ポケモンカードと出会ってよかったなぁ」と思ってくれればいいんです。
トイ:今のもいい言葉ですね。
カズヤ:イベントの作り方とか、いろいろありますけどそれくらい簡単に考えていいと思ってます。そこまでいけば本当に辞めなくなるんですよ。
トイ:そうですね。イベントの内容もあるけど、人とのつながりが一番大切ですよね。
カズヤ:「この人たち優しい、いい人たち多いな。」というだけでポケモンカードを辞めなくなるんですよ。
トイ:そうですね。最終的にはそういうことですね。
カズヤ:結局、ポケモンカードも他の遊びもそうですけど、続けられるかどうかって、人と出会って、(そのコンテンツを)やっている人がどういう人なのかというのが大事だと思ってるので。
トイ:僕もその通りだと思います。
では最後に、参加しようか迷っている人にカズヤさんから一言いただいてもいいでしょうか。
カズヤ:Twitterとかでも気になってくれる人がいらっしゃって本当に嬉しいです。ファイリングも定員決めていますが、発表者が集まらなかったら時間調整するので、そこで迷ってるなら見学でも参加申請してください!
トイ:興味あるんだけどどうしても怖い、っていう人とか。
カズヤ:そう。ファイリングとりあえず見てみたい、っていうだけでもいいのでとりあえず来てみてください。
トイ:カード1枚も持ってない人でもいいんですもんね。
カズヤ:そうですね。奥さんカードやってないけど一緒に見たいっていうご夫婦とかね。集まらなかったら主催が発表するんで(笑)
トイ:迷ってるなら何にも用意しなくていいからとりあえず来てほしいということですね。
カズヤ:はい。迷うくらいなら来てください。
トイ:はい。では、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。カズヤさん本日はありがとうございました。
カズヤ:いえいえ。ありがとうございました。
トイ:ぜひ「ポケテミ」に来てみてください。それでは。
ーおわりー
まとめ
ポケテミの内容に関してはしましまさん作成のサイトをチェックしてみてください!
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