おはこにゃばちにんこ。

ロロたんぬです。

突然ですが、ゴールデンウィークとは
どの辺がゴールデンなのでしょうか。

行楽地へ行ったり、
普段会えない人と予定を合わせて遊んだり。

…お金が消し飛ぶ一方じゃないか。

“ゴールデン”なのは休日も勤労している企業の方で、
我々は”ダンシング オンザ てのひら”なのではないでしょうか……。

お金がなくてもできる遊びを考案できれば良いのですが……

……ポケモンカード?
……キューブドラフト?
……手ぶらで参加できる?

やるしかないじゃないか。

今回は、”実際にキューブドラフトで遊んでみよう”を
コンセプトに、お話ししようと思います。

少々長いですが、かるい読み物としてどうぞ。

 

 

キューブドラフトとは

全体で数百枚のカードを用意し、
参加者でそのカードたちを一枚ずつ手持ちに加え、
手持ちに加えた数十枚のカードからデッキを構築して対戦する、
カード知識とデッキ構築力を試される、中級者向けのイベントです。

先日、大成功をおさめた「ゆめママとロロおじの殿堂お料理教室」。
これは「殿堂レギュのカードであそんでみよう」をテーマに、初級者向けに開催。
たたかうことよりも、「こんなカードもあったんだ!」という出会いを大事にしました。
↓実際のレポートはコチラ↓
https://taiatari.net/event/2827/

このキューブドラフトの数百枚の束を、
どのように、何を考えて構築したのか、
それをお話ししながら、
組み方を解説していきます。

キューブの枚数を決める

まずは、全体のカードの山の枚数を決めます。

シールド戦が60枚の束+エネルギーから、40枚デッキを組むことから、
1人あたり80枚+エネルギーがあれば、60枚デッキを組めるだろうと画策。

また、1人1枚ずつピックするため、
全体の枚数は、グループの人数の倍数にする必要があります。
殿堂お料理教室では、1グループを6人としました。

1人80枚×1グループ6人=480枚のカードが必要。

これで、キューブの枚数が決まりました。

キューブの中身の配分

◯1デッキ60枚のカードの配分の理想は、
ポケモン20 トレーナーズ 20 エネルギー20。
ガチデッキだと2030-10と、トレーナーズが増えたりしますが、
キューブドラフトなので、その辺は裁量。

◯ポケモンの枚数に関しては、
進化ラインがあったり、組む楽しみを見出したいので、多めに採用します。

2点を考慮し、80枚ピックした段階で、
ポケモン45〜55枚
トレーナーズ類 25〜35枚
くらいが手に入るイメージを目指します。

それをグループ人数で6倍して、

480枚の内訳を
・ポケモン300枚
・トレーナーズ類180枚
にしようと決定しました。

採用するポケモンを考える

ここが今回の一番のキモです。
楽しさ←ゲームバランス→強さ
面白さ←  ノリ  →ストイックさ
キューブドラフト全体の感想を担う部分になります。

殿堂キューブドラフトを例に、
ポケモンを採用する流れをさらっていきます。

※殿堂キューブドラフトでは、種類数を優先するため、各カード1枚までという制限を設けています。

手持ちのカードの確認

殿堂の場合「そもそも持っているか?」が大事な部分であります。

家にあるストレージというストレージをひっくり返し、確認。
同じポケモンのカードを何種類、各何枚持っているか確認するため、
ポケモンを順番に並べる必要がありました。

全カードをカントー、ジョウト、ホウエン……と手動でソート、
その後、各地方ごとにカードを番号順に並べることで、枚数を把握しました。

実例でいうと、
フシギダネ〜フシギバナは、DP〜SMまでで、
フシギダネ6種、フシギソウ4種、フシギバナ5種(EXのぞく)
が登場していますが、実際並べてみると、
フシギダネ4種、フシギソウ2種、フシギバナ3種
しか持っていませんでした。
各カード1枚までという制限をつけるなら、
このポケモンは進化ラインを十分数揃えることができません。

逆に、リオル〜ルカリオは、
DP以降10種類以上収録されている超人気ポケモン。
ぼくのカードプールもその例にもれず、
リオル8種、ルカリオ9種
くらいの用意がありました。
このルカリオはぜひ採用したいポケモンです。

このように、
「自分が組めるキューブはどんなものになるのか?」
を一度確認しておきます。

カードが十分数ある場合や、
スタンダードレギュレーションでのキューブドラフトを想定する場合なら、
この工程は必要無いでしょう。

入れたいポケモンを決める

カードプールを整理したことで、
・採用できるポケモン
・採用には至らないポケモン

がはっきりしました。
採用できるポケモンの中から、実際に採用するポケモンを決めていきます。

好きなポケモンを使うもよし、
強いポケモンを使うもよし、
面白い効果を優先するもよし、
コンボを決めるもよし。

ぼくの例を挙げると、
・サーナイトはぜひ採用したい
→サーナイトはどの時代に収録されても、強力な効果をもっていました。
また、エルレイドに分岐進化できることも考え、
採用に値するポテンシャルを秘めています。
また、Lv.Xにレベルアップできるポケモンなので、
殿堂ルールを覚えるのにも最適なポケモンです。

・ライチュウはぜひ採用したい
→ピカチュウのカードはものすごく多い。ドラフトに採用しがいがあります。
特に、ぼくはワザ「おいわいパーティ!」を持つピカチュウが大好き。
また、ピチューという「たねポケモンに進化するたねポケモン」である
“ベイビィポケモン”の説明ができ、
ライチュウもLv.X、BREAK進化、SPポケモンがあり、このルールに最適です。

・ドクロッグを採用したい
→かわいいポケモン、グレッグル。
ドクロッグは、どく・かくとうタイプのため、
超タイプと闘タイプの2種類のカードが存在します。
複合タイプは構築の幅をひろげることができるため、ぜひ採用したいカードです。
また、前述のサーナイト・エルレイドと同じタイプの組み合わせで、喧嘩しません。
なにより、かわいいですからね。採用。

・フーディンを採用したい
→殿堂ルールを語るにおいて、このポケモンの存在はかかせません。
DPでケーシィが登場し、直接2進化のフーディンに進化できるワザをもたされ、
それ以来のフーディンはたねポケモンとして登場しています。
なぜか、フーディンの下の1進化ポケモンは殿堂ルールにすらいません。
……なぜでしょうね?

組み合わせるタイプを決める

キューブドラフトの性質上、ほしいタイプ、ポケモンが揃わない可能性があります。
その時、キューブ全体のタイプの種類が少ないほうが、
ハチャメチャなデッキになりにくく、ポケモン同士のコンボも組みやすくなります。

今回は、300枚のポケモンの内訳を、3タイプ100枚に設定しました。
これで、たとえタイプがバラバラになったとしても、
3タイプしかないため、扱いやすいデッキになります。

では、その3タイプはどのように組み合わせるのがよいのでしょう。

1,特殊エネルギーに合わせる
ユニットエネルギー草炎水など、
特定のポケモンに効果をはたらかせる特殊エネルギーから、
相性のよいタイプの組み合わせを選択します。
BW時代には、ブレンドエネルギー水雷闘鋼、ブレンドエネルギー草炎超悪があり、
これも判断材料になります。

2,トレーナーズに合わせる
特殊エネルギーに近い考え方ですが、
ロイヤルマスクや、日輪の祭壇や月輪の祭壇、
殿堂では夜明けのスタジアムやハードマウンテンなど、
特定のタイプのポケモンに効果をはたらかせるトレーナーズから選択します。

3,ポケモン同士のコンボに着目する
先述のドクロッグのように複数タイプを持つポケモン同士を採用したり、
過去に実際に活躍した多色デッキコンセプトを模倣したり。
実際に組み合わせられるピックになるかはわかりませんが…

4,自分なりの理由付けをする
「このポケモンとこのポケモンを同じキューブに入れたかった。後悔はしていない。」
こんな理由でもよいのです。
例えば、「『劇場版キミにきめた!』のサトシの手持ちが
ピカチュウ、バタフリー、リザードンだったことから、草炎雷にしました。」
…大いにアリだと思います。

だいたい4つくらいに分けましたが、

つまるところ、自由です。

結局、ピックする側は企画者の意図を知ることはなく、
目の前のカードたちをいかに使いこなすかを考えています…。
企画者は、自分の都合で意図をねじ込むことが可能です。

実際に使うポケモンと枚数を決める

「入れたいポケモン」と「タイプの組み合わせ」が決まりました。

…さて、実際に「入れたいポケモン」を3タイプ並べてみるとどうでしょう。

……300枚を大きく超えてしまいました。
サーナイト・エルレイドは種類も多いから8ラインくらい入れたいし、
ピカチュウ・ライチュウは全部採用したくなって大変な枚数になるし。

キューブ作りの考え方を整理します。

デッキを組む際、同じカードは4枚まで、という制限があります。
そのため、5枚めをピックしても意味がありません。
4、5枚入っていれば、1枚を
運悪く誰かにピックされてしまうと考えても、十分な数です。

2進化ポケモンは、たね5枚、1進化4枚、2進化4枚。
1進化ポケモンは、たね4枚、1進化4枚。

つまり、これぐらい採用しておけば大丈夫です。
進化ラインが多いカードに関しては、これに合わせて減らしました。

それでも全体でみると枚数をはみ出てしまい、
入れたかったポケモンそのものを諦める必要がありました…。

最終的には、1タイプ100枚の内訳として、
2進化ポケモン→2,3種(30〜40枚)
1進化ポケモン→4,5種(30〜40枚)
進化しないポケモン→20〜30枚
無色ポケモン→10枚程度

このあたりに落ち着かせる必要があります。
殿堂ルールでは、Lv.XやBREAK進化、
M進化などを入れたのでこの限りではありませんが、
スタンダードやサンムーンレギュで組むなら上記が目安になるでしょう。

進化しないポケモンは、デッキの展開を手助けしてくれたり、
ある程度のダメージを狙うことができるため、たくさん入れて良いです。

また、無色ポケモンを採用することで、
ドラフト時の構築に幅をもたせることができます。
1タイプ10枚ずつ、計20~30枚くらいのスペースは確保するのが良いと思います。

これで、ポケモンのキューブが完成しました。

トレーナーズ・特殊エネルギーを決める

最後に、トレーナーズ類です。
トレーナーズ類は180枚と決めましたが、
グッズ、サポート、スタジアム、特殊エネルギーで配分していきたいです。

すべてグループ人数で割り切れる6の倍数で完結させたいので、
グッズ72枚(うち18枚ポケモンのどうぐ)、
サポート72枚(ドロー系36枚、その他36枚)、
スタジアム18枚、
特殊エネルギー18枚

と設定します。

トレーナーズや特殊エネルギーは、採用したポケモンのタイプに合わせると良いです。
超タイプがいるなら、次元の谷やミステリーエネルギーを採用したり、
炎タイプがいるなら、鍛冶屋や灼熱の大地を採用したり。
お料理教室の場合、すべてのカードが1種類1枚ずつだったので、
採用するカードも真剣に悩みました。

これで、480枚のキューブが一つ完成です。
お料理教室は、運営1人あたり18人分のキューブを作りました。
……もうあとふたつです。がんばりました。

スタンダードレギュレーションでのキューブドラフト

スタンダードレギュやサンムーンレギュレーションでこのキューブを作る場合は、
進化ラインの目安は守りつつ、1種類1枚制限はしなくて良いと思います。

ただし、EX・GXポケモンはとても強いカードなので、
サーナイトは4枚全部GX。ゾロアークも4枚全部GX。……というふうにはしないでください。
ゲームバランスが崩れます。
ブライトヒールを3枚、サーナイトGXを1枚、
マインドジャックを2枚、はかいのツメを1枚、ゾロアークGXを1枚…
…というように構成したほうが良いかと。

もしくは、ハーフデッキにしてしまう、というのもアレンジとして◎。
すべてのカードプールが半分で済むので、初めてのキューブドラフトに丁度良いかと。

ファクトリーバトルに挑戦してみる

昨年、ポケモンセンターで実際に行われていたイベント。

1グループあたり1冊配布されるバインダーの中に、
ポケモンやトレーナーズのカードが決まった数入っていて、
そのバインダーの中から欲しいカードを直接ピックしていって、
ハーフデッキを組んで対戦する、というもの。
ただし、同じカードは1、2枚程度しかなく、
誰がどれをピックするかは同グループ内の方との相談。

これは目に見える形でピックができる、一種のドラフトイベントです。
キューブドラフトと違い、運要素が絡まないため、単に構築力での勝負ができます。

60枚デッキでのイベントには不向きな方法ですが、
初めてのキューブドラフトよりさらに初心者・初級者向けと言えます。

いかがでしたでしょうか。
かなり長くなりましたが、キューブドラフト、やってみたくなってくれたら、うれしい、です。

(ここでちからつきる)

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