ひらじです!
12/9に行われたシティリーグ2ndシーズンin秋葉原に参加してきました!
いつもの如く使用デッキ紹介です!

 



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デッキ選択理由

今回参加したシティーリーグはタッグボルト発売のたった2日後、つまり

・環境の中心となるような新弾軸の強デッキが不明
・それに対する対策はさらに不明

といった状態だったため、強そうなカードの対応側に回るより強そうなカードでやりたい事通した方が強いだろうなと考えました。

そこでデッキ候補として挙がったのが

・ピカチュウ&ゼクロムGX+雷
・コイキング&ホエルオーGX+フリーザー+ヌオー+他
・ニドクイン

だったのですが、4箱開けてフリーザーが2枚だったのでコイホエは組めなくなり、ニドクインはやりたい事やろうとすると80枚から減らせなかったので消去法でピカゼクになりました。

 

ピカチュウ&ゼクロムGXの評価

簡単な評価は先日のクロスレビューで述べた通りです。

ちなみに僕は6点の評価を付けたセレビィ&フシギバナにシティ当日ボコボコにされました。何あのインチキ耐久力。

正直舐めてた。

話をピカゼクに戻します。
追加3エネ付きタッグボルトGXを使いたい場合、ジバコイルや新弾のマルマイン等を使わない限りはフルドライブで自分に加速→次のターンにタッグボルトGXという流れになります。
フルドライブで1体、タッグボルトGXで2体気絶させればサイド3~5枚くらい取れるのでほぼ勝ちです。
逆にフルドライブで6エネ付いた所を倒されてしまうと、サイド3枚を取られるうえに6エネというリソースも失ってしまうので一気にピンチになります。というかほぼ負けです。
つまり、フルドライブでピカゼクに6エネ付けた返しのターンに相手が対処できるか否かでほぼ勝負が決まると考えました。
なので今回は6エネピカゼクが倒されない状況を作ること、具体的には

・フルドライブを撃つまでに相手に場を整えさせない
・フルドライブを撃つ番までは極力ピカゼクを出さない(グズマで先に殴られてしまうため)

をテーマに構築をスタートしました。

 

採用カード解説

ポケモン

ピカチュウ&ゼクロムGX

詳細は先ほど述べたので割愛。分かりやすく強い。
コンセプト的に1体しか戦わずスタートもしたくないので2枚。

サンダー


毎度お馴染み軽量アタッカー。グズマやあなぬけのヒモで相手ベンチを崩しつつサイドレースを進めていく。
サンダーでサイド2枚くらい取れるとフルドライブ→タッグボルトGXでゲームを終わらせやすい。
最初は3枚だったけど1枚をライコウにして2枚。

ライコウ(とどろくらいめい)


ピカゼクに加速しなくても適当な置物に1エネ付けておけばサンダーマウンテン◇+エネルギーつけかえ+手張りでフルドライブが起動できる。
GXを30削っておけばフルドライブで倒しやすくなり、サンダーやフリーザー相手の場合1エレキパワーで倒せる=アサルトサンダーと同じエレキパワー消費=1エネ加速できる分こちらの方がお得。
といった理由からサンダーを1枚減らして1枚採用。

ゼラオラGX


頑張れば殴れる便利特性。相手を崩すというコンセプト上アサルトサンダー後のサンダーが場に残って動けなくなることもまま有るので1枚入ってると便利。

カプ・コケコGX


6エネ付いたピカゼク等タッグチームをカプサンダーGXで吹き飛ばす役。
基本的に他には使わないので1枚。

カプ・コケコ◇


毎度お馴染みダークオーダー産特性やべぇやつその1。4枚入れたい。

ジラーチ


毎度お馴染みダークオーダー産特性やべぇやつその2。テテフが要らなくなる。
スタートしたいし4入れたいけど枠の都合で3枚。
倒されたときやグズマ・あなぬけ使用時を考えると場に2体は置いておきたいので2枚以下はあり得ない。

マグカルゴ


本デッキ一番の縁の下の力持ち。
ピカゼクを出して即フルドライブするためのパーツを強引に集める。
1体立てたいので2-2。下が1枚メタモン◇なのは半分は逃げ1だから、もう半分はルチアを採用していた名残。
メタモン◇スタートした時に相手にデッキを悟られにくかったりするけどスタートしたくはない。

ヤレユータン(さいはい)


じならしを腐らせない為のダメ押しの1枚。採用サポートの関係で手札が少なくなりやすいので使いやすい。

グッズ

ハイパーボール3枚・ネストボール3枚


デッキを回すにあたりジラーチ・マグカルゴ・コケコ◇などポケモンへの依存が強いためボール多め。
手札が減りやすい構築な為ネストボールの方が使いやすいが、そっちに寄せるとカルゴに触れなくなるので半々。

ジャッジマンホイッスル


新カード。使用感は

・ハイパーボールで切っていいカードとしてジャッジマンが入ってくるので気分的にやや楽。
・じならしホイッスルがインチキ的強さ。ねがいぼし+デンジ+じならしホイッスルで大体やりたい放題出来る
・単純にカルゴが居ればデンジで雷エネ+好きなカード1枚持って来れるだけで強い。
・カルゴが立ってなくても信じて1枚引けばトップで解決できる。

など、なかなか良い感じでした。
この手のカードの採用枚数は0か4だと思ってるので4枚。

エレキパワー


雷のお供。序盤から詰めまでお世話になるので4枚。

あなぬけのヒモ


相手のベンチに必要なポケモンしか居ないなら実質グッズ版グズマ。
ポケモンいれかえとの配分は毎回考えるけれど今回は相手を崩すのがコンセプトなのであなぬけに全寄せ。
ゼラオラの採用で前を下げる要求が減るのと、触る手段が豊富なため2枚。

フィールドブロアー


バトン等の存在を考えると抜けない1枚。グッズには触りやすいので効果的な場面で打ちやすいのが幸い。

レスキュータンカ


基本的に倒されたサンダーやジラーチを使いまわす用。メインはピカゼクなので1枚で十分。

エネルギーつけかえ


ピカゼク起動用。コケコ◇かサンダーマウンテン◇のどちらかがサイド落ちするとフルドライブ1ターン起動が不可能となる為1枚採用。
せんじんのまい+エネルギーつけかえ+手張りで起動出来るのでもう少し厚くしても良かったかもしれない。

エスケープボード


3枚。ジラーチにちゃんと付けたいけどあなぬけやグズマもあるのであまり過剰に積むほどではないかなという印象。

こだわりハチマキ


ピカゼクが高火力かつタッグボルトGXでサイドを一気に取れるため、基本的にエレキパワーで足りると思い1枚。

じゃくてんほけん


ピカゼク対策対策に1枚。小マッシ、イワーク、ヨーギラス(きずをえぐる)などで弱点を突いてピカゼクを倒してくるハードルを1段階上げる。
ジラーチがブロアー受けてくれる事もまま有るのでそこそこ通る。

サポート

デンジ


ボールでの展開から相手を倒すためのパーツ集めまで最初から最後まで強い。
ポケモンとグッズが優秀なためシロナやリーリエで雑に引くよりサーチで丁寧に展開した方が強いので4枚。

ジャッジマン


崩しサポその1。相手を事故らせつつこっちは ねがいぼし とか じならしさいはい とか言う。
4枚入れたかったけどホイッスルで使いまわせるので3枚。

グズマ


崩しサポその2兼フィニッシャー。サンダーで相手のベンチを荒らして6エネピカゼクを倒すハードルを上げたりタッグボルトGXで好きなの2体落としたり。
4枚入れたいけどタッグボルトGXで一気にサイドを取る=4枚使う前にゲームが終わるため3枚。
フィニッシュの段階ならほぼマグカルゴは立っているので山に残り少なくても触りに行ける。

スタジアム

サンダーマウンテン◇


ピカゼク起動用。テテフ不採用に伴いルチアが抜けたため触る手段がねがいぼしの5枚で当てるかじならししかない。
逆に言うとここに触れるのでじならしは強い。

エネルギー

基本雷エネルギー


9枚。フルドライブが山からの加速であることを考えるとギリギリの枚数。
コケコ◇が有るからとハイパーボールで安易に切ってはいけない。
新デザイン僕は割と好きです。

 

採用を見送ったカード

マーシャドー(やぶれかぶれ)


最初は入れていたがカルゴの採用を思いついた段階でベンチ枠が足りなくなるのが目に見えたので抜けた。
スタートされると絶望的に弱い。

ダート自転車


最初はダート4ジャッジマンホイッスル4で回してたけど流石にボールが足りなかったので抜けていただいた。

エネルギースピナー


ジラーチでエネに触れるようになるが枠がキツかったため不採用。
メインサポがデンジなのもありエネに触れず困る事はそんなにない。

アカギ◇


最初は入れて回してみてたけどアカギ◇が使える場面が9割グズマでよかった。

シロナ・リーリエ


デンジの項で述べた通り、雑に引くよりサーチで着実に場を整えた方が強い。
特にエネルギーが9枚なのでドロサポだと触れない可能性も十分ある。

マサキの解析


グッズ2枚に触りに行けるのは強いがエネルギースピナー不採用に伴いエネに触れなくなったため不採用にしてデンジに全寄せ。

エーテルパラダイス保護区


ピカゼクを倒されないというコンセプトとマッチするが、雷ミラーも多いと思い枠もキツかったので不採用。
結果スタジアム1枚構築となりセレバナのライフフォレスト◇が割れず地獄を見た。

トキワの森


コケコ◇との相性やエネルギーの少なさから採用も考えたけど相手にも使われてしまう→相手を崩すというコンセプトから外れるため不採用。
結果スタジアム1枚構築となりセレバナのライフフォレスト◇が割れず地獄を見た。

 

使用感

スタジアムが1枚しか無かったことを除けばなかなか好感触だったと思います。
ジャッジマンで相手のハンドを絞りつつ、こちらは ねがいぼし や じならし+ジャッジマンホイッスルなどで必要なカードを持って来れるため、
ピカゼクを出して即フルドライブ、返しの番を耐えてタッグボルトGXという当初のコンセプト通りの動きをしやすかったと思います。

ただ、『6エネ付いたピカゼクが倒されなければ勝ち、倒されたら負け』という考え方自体がだいぶピーキーだとは思うので、次はもう少し柔軟に戦えるデッキを目指したいとも思います。
ピカゼクの強さや対策が浸透したら「返しの番に倒されない」というコンセプト自体難しくなりそうですし。

以上、ピカチュウ&ゼクロムGXデッキ解説でした!