第1回、第2回で優勝した『ラランテスGX』のデッキと『ルナアーラGX』のデッキを紹介いたしました。
第3回としては、惜しくも優勝は逃したものの、十分トップに食いこむポテンシャルのあったGXポケモンのデッキを紹介します。
①ノナメさん『ジュナイパー』
ポケモン | サポーター | グッズ・スタジアム | エネルギー | ||||
モクロー | 4 | プラターヌ博士 | 3 | ハイパーボール | 4 | 基本草エネルギー | 5 |
フクスロー | 4 | N | 4 | ネストボール | 2 | ダブル無色エネルギー | 4 |
ジュナイパーGX | 4 | リーリエ | 2 | タイマーボール | 2 | ||
ネマシュ | 2 | フウロ | 1 | バトルサーチャー | 4 | ||
マシェード | 2 | フラダリ | 2 | ポケモンいれかえ | 2 | ||
ケンタロスGX | 2 | 改造ハンマー | 1 | ||||
こだわりハチマキ | 2 | ||||||
巨大植物の森 | 4 | ||||||
18 | 12 | 21 | 9 |
■解説
スタンダードレギュレーションでは、登場から現在まで圧倒的な使用率と強さを誇るジュナイパー。アロコンレギュレーションでも、『巨大植物の森』というスタジアムがあり、なおかつジュナイパーの特性を止める手段がないことから、優勝を期待されていたカードでした。
ノナメさんの構築では、ジュナイパーのラインを持ってきつつ、相手を眠りにして動きを止めることもできる『マシェード』と、前に立っているだけで強い『ケンタロスGX』と組ませていました。
高いポテンシャルを持つ『ジュナイパーGX』ですが、『トレーナーズポスト』『バトルコンプレッサー』『シェイミGX』『活力剤』がないため、スタンダードルールほどの展開力はなく、また多数存在した『ラランテスGX』のデッキに対して若干分が悪かったのもあり、4位という成績になりました。
とはいえ相手を縛ったり遅らせたりする手段が開発されれば、また上位に食い込んでくる可能性は十分にあるカードです。
②klovさん『ガオガエンGX』
ポケモン | サポーター | グッズ・スタジアム | エネルギー | ||||
ニャビー | 4 | プラターヌ博士 | 4 | ハイパーボール | 4 | 基本炎エネルギー | 10 |
ニャヒート | 2 | N | 4 | ネストボール | 2 | ||
ガオガエン | 4 | リーリエ | 1 | タイマーボール | 2 | ||
オドリドリ | 4 | フラダリ | 2 | バトルサーチャー | 3 | ||
ふしぎなアメ | 3 | ||||||
ポケモンいれかえ | 2 | ||||||
ピーピーマックス | 4 | ||||||
改造ハンマー | 2 | ||||||
こだわりハチマキ | 3 | ||||||
14 | 11 | 25 | 10 |
■解説
当日前の予想でも。当日の結果を見ても「草」が多いということは明らかだったため、それを倒す可能性があるとひそかに期待していた『ガオガエンGX』のデッキです。ソルガレオの弱点をつけるのも強いですね。SM1+で出た、ガオガエンと相性のいいオドリドリと組んだだけのシンプルなタイプです。
GXワザで、『ルナアーラGX』や『アシレーヌGX』を1撃でたおすこともできるため、ポテンシャルは低くはないカードです。
やりたいことがはっきりしているシンプルな構築で、マッチ次第では上位に行く可能性もありましたが、惜しくも決勝には届きませんでした。
③のぞむさん『ルガルガンGX』
ポケモン | サポーター | グッズ・スタジアム | エネルギー | ||||
イワンコ | 3 | プラターヌ博士 | 4 | ハイパーボール | 3 | 基本闘エネルギー | 8 |
ルガルガンGX | 3 | N | 4 | ネストボール | 2 | ダブル無色エネルギー | 4 |
ケンタロスGX | 2 | リーリエ | 2 | バトルサーチャー | 4 | ||
ジジーロンGX | 2 | ククイ博士 | 2 | ピーピーマックス | 3 | ||
ヤレユータン | 1 | フウロ | 1 | 改造ハンマー | 3 | ||
フラダリ | 2 | ポケモンいれかえ | 3 | ||||
闘魂のまわし | 1 | ||||||
こだわりハチマキ | 3 | ||||||
11 | 15 | 22 | 12 |
■解説
『すごいつりざお』などのエネルギーやポケモンの回収手段が少ないこの環境において、毎ターン確実にエネルギー破壊ができるルガルガンGXは脅威でした。
苦手な草にたいしても、ジュナイパーGXなら『改造ハンマー』で『ダブル無色エネルギー』をはがしつつ、かみくだくで基本エネルギーをはがせば、次のターンに攻撃されないなど、2枚以上のエネルギーを要求するポケモンには強く立ち回ることができます。
闘タイプの強化カード『ストロングエネルギー』が使えるのも強みです。安定した強さで予選を突破しました。次回も活躍が期待されます。
■総評
ラランテスほどの安定性と爆発力はないものの、十分なポテンシャルのある3つのデッキを紹介しました。
ポケモンカードには弱点という概念があるため、強いポケモンに強いタイプなら十分に使う理由になるのが面白いですね。
次回は、ブイズ系統の2デッキと、ドヒドイデGXのデッキを紹介します。