おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。
チャンピオンロードが発売して半月。
そろそろみなさん思い思いのデッキが組めているのではないでしょうか。
ここで、僕の考えた最強のハッサムデッキをご紹介します。
ハッサムGX単です。
「~~単」とは。
そのポケモンしか入っていない、
カプ・テテフGXとか、その他取り巻きとか、一切ない、
単体の構築のことをさします。
記憶に新しいところだと、
アクジキングGX4枚、エネルギー56枚の「アクジキングGX単」とか、
LOデッキに多い「ニンフィアGX単」「デンジュモクGX単」とかですね。
今回は、
ポケモンがストライクとハッサムGXしか入っていない、
ハッサムGX単を紹介していきます。
ハッサムGX単 ver.1.0
まずは、僕が5/6のイベントで使用した、
初代ハッサム単。
ファイブカード感謝祭「北上杯」参加しました。
予選で優勝者に負けましたが、ガンスリンガー含め、7戦中5-2と好成績でした。使用:ハッサム単
弱点踏まなければ勝てます。あとサポなしスタートしなければ勝てます。あとPPMを決めれば勝てます。
めっちゃ強いです。やばいのでぜひ使ってください。 pic.twitter.com/4BDLhALcZQ— ロロたんぬ:7月GX500円構築戦 (@Lolo_Tannu) 2018年5月6日
(デッキレシピで100以上のふぁぼをいただいたのは初めてです。ありがとうございます。)
ポケモン | 収録 | 枚数 |
ストライク | SM6b | 4 |
ハッサムGX | SM6b | 4 |
エネルギー | 収録 | 枚数 |
基本鋼エネルギー | DP〜 | 9 |
ダブル無色エネルギー | L〜 | 1 |
サポート | 収録 | 枚数 |
プラターヌ博士 | XY | 3 |
シロナ | SM | 1 |
N | XY | 3 |
グズマ | SM | 2 |
ククイ博士 | SM | 1 |
アセロラ | SM | 2 |
ルザミーネ | SM | 1 |
グッズ | 収録 | 枚数 |
ハイパーボール | BW〜 | 4 |
トレーナーズポスト | XY | 4 |
バトルサーチャー | XY | 4 |
時のパズル | XY | 4 |
ピーピーマックス | SM | 4 |
こだわりハチマキ | SM | 3 |
バトルコンプレッサー | XY | 2 |
フィールドブロアー | SM | 1 |
すごいつりざお | XY | 1 |
スタジアム | 収録 | 枚数 |
パラレルシティ | XY | 2 |
このデッキの目標、ゴールは、自分の場に
エネルギーの2枚ついたハッサムGX A
エネルギーの2枚ついたハッサムGX B
エネルギーの2枚ついたハッサムGX C
と3体が並ぶこと。
そのためだけに構築しました。
経緯をお話すると。
主流のハッサムGXデッキは、
ドータクンを使用して、ベンチのハッサムGXを育てているものがほとんどです。
しかし、このドータクンがバトル場に呼ばれて倒されたり、
スタートポケモンがドーミラーになってしまったり、
展開用に出したカプ・テテフGXが倒されたり、
苦しい場面が多いです。
そこで、ハッサムGX以外のポケモンを採用しないことで、
理想的な盤面を作り上げてゆきます。
足りなくなりがちなエネルギーは、ピーピーマックスでつけて、
並びにくいストライクは、ストライク自身のワザ「ぶんしん」で呼び出します。
理想的な盤面が完成したら、
あとは倒されないようにしながら、相手に確実にダメージを与えていくだけです。
ほとんどの進化前たねポケモンはワザ「はがねのつばさ」で倒すことができ、
GXポケモンはどうぐ「こだわりハチマキ」をつければ2回の「はがねのつばさ」で倒すことができるため、
とにかく「はがねのつばさ」を宣言することに専念します。
相手は「はがねのつばさ」のダメージ軽減をよけるために、
ベンチポケモンを呼び出したりして対抗してくることが多いですが、
単構築なので、このベンチポケモンもハッサムGX。
相手は特性「きけんしょく」を常に意識しなければならなくなり、
うかつにベンチポケモンを呼び出すことができません。
きけんしょくが発動すれば、
こだわりハチマキ+はがねのつばさ でほとんどのたねポケモンGXが、
こだわりハチマキ+ククイ博士+はがねのつばさ でほとんどの1進化ポケモンGXが
倒せるようになります。
さて、5/6の構築についての解説にうつります。
真っ先に必要としたのは「ドローサポートを引くこと」。
カプ・テテフGXを採用できないため、デッキを回すためのカードを多く採用しました。
プラターヌ博士、N、シロナ。
そして、それにたどり着くためのトレーナーズポストです。
次に必要だったのは「確実にピーピーマックスを決めること」。
そのためにバトルコンプレッサーで不要なカードをトラッシュし、
デッキ内のエネルギーの密度を上げていきます(この行為をデッキの「圧縮」と表現します)。
基本的にトラッシュするのは、
ハッサムを育てるために必要ではなく、でも終盤で活躍するであろうサポート。
グズマやアセロラがこれにあたります。
また、この「圧縮」でプラターヌ博士などのドローサポートをトラッシュすることで、
バトルサーチャーからドローサポートにアクセスできるようになり、
第1の目標だった「ドローサポートを引くこと」にも繋がるようになります。
そして、1枚だけダブル無色エネルギーを採用しています。
これは、GXワザ「ふりおろすGX」を使うためのカードですが、
1回しか使えないGXワザのために2枚も必要なく、
0枚だと「ふりおろすGX」が使いにくくなってしまうため、
1枚のみの採用にしています。
これで、
ドローサポートにたどり着けるようになり、
エネルギーも十分になったので、
やっとハッサムGXの本質である「相手の攻撃を受け切ること」の目標に取り掛かります。
今回の仮想敵は「ゾロアークGX」さん。
現在のスタンダードレギュレーションの環境の中心にいるポケモンです。
特性「とりひき」によるドローの確保、ワザ「ライオットビート」による制圧力が凄まじいため、強力なポケモンです。
そのゾロアークGXさんの猛攻を耐え抜くために採用するのが、
スタジアム「パラレルシティ」。
青の効果を相手側に向けることで、
相手のベンチに出せるポケモンの上限は3体までになります。
ゾロアークGXのライオットビートの最大ダメージをパラレルシティによって減らし、
ハッサムGXの耐久性能を相対的に跳ね上げてくれます。
しかし、ゾロアークGX側にもスカイフィールドやフィールドブロアー、
それを回収する時のパズルが採用されている場合が多く、押し負けてしまいます。
そこで、ルザミーネと時のパズルの採用です。
トラッシュされたパラレルシティを手札に戻すことで、
再び相手のベンチポケモンを三体に減らすことができます。
また、足りなくなりやすいバトルサーチャーの代わりをルザミーネが担うことで、
実質「5枚目のバトルサーチャー」としても優秀な役割を果たします。
戦績は、フリー対戦を含めて、7戦5勝2敗。
滑り出しとしてはまずまずの結果です。
ハッサムGX単 ver.2.0
続いて、5/10(木)のトレーナーズリーグに、ハッサム単を持ち寄って参加。
その時の構築がこちら。
ポケモン | 収録 | 枚数 |
ストライク | SM6b | 4 |
ハッサムGX | SM6b | 4 |
エネルギー | 収録 | 枚数 |
基本鋼エネルギー | DP〜 | 9 |
ダブル無色エネルギー | L〜 | 1 |
サポート | 収録 | 枚数 |
プラターヌ博士 | XY | 4 |
シロナ | SM | 2 |
N | XY | 3 |
グズマ | SM | 2 |
ククイ博士 | SM | 1 |
アセロラ | SM | 2 |
ルザミーネ | SM | 1 |
グッズ | 収録 | 枚数 |
ハイパーボール | BW〜 | 4 |
トレーナーズポスト | XY | 4 |
バトルサーチャー | XY | 4 |
ピーピーマックス | SM | 4 |
こだわりハチマキ | SM | 3 |
バトルコンプレッサー | XY | 2 |
シンカソーダ | XY | 1 |
ポケナビ | SM | 1 |
フィールドブロアー | SM | 1 |
すごいつりざお | XY | 1 |
スタジアム | 収録 | 枚数 |
パラレルシティ | XY | 2 |
変更点について説明します。
大きなところでは。
…時のパズルを全部抜きました。
使用できるタイミングが限定的すぎる点、
序盤に展開する際に邪魔になりすぎる点。
この2つの要因から、構築から外し、
ドローサポートを増やしました。
また、ストライクを2ターン目に必ず進化させたい、
つまりハッサムGXを山札から持ってきたい場面が多いことから、
シンカソーダを採用しました。
そして、エネルギーが手札にないことがあったので、
エネルギーをサーチでき、ハッサムGXも手札に加えられる
ポケナビを採用しました。
結果は3戦中1-2。
自分の経験値の浅さと、展開スピードの遅さから、
仮想敵であったゾロアークGXに2連敗してしまいました…
ハッサムGX単 ver.2.1
で、現在。
このレシピで落ち着いています。
ポケモン | 収録 | 枚数 |
ストライク | SM6b | 4 |
ハッサムGX | SM6b | 4 |
エネルギー | 収録 | 枚数 |
基本鋼エネルギー | DP〜 | 9 |
ダブル無色エネルギー | L〜 | 1 |
サポート | 収録 | 枚数 |
プラターヌ博士 | XY | 4 |
シロナ | SM | 2 |
N | XY | 3 |
グズマ | SM | 2 |
ククイ博士 | SM | 1 |
アセロラ | SM | 1 |
クセロシキ | XY | 1 |
ルザミーネ | SM | 1 |
グッズ | 収録 | 枚数 |
ハイパーボール | BW〜 | 4 |
トレーナーズポスト | XY | 4 |
バトルサーチャー | XY | 4 |
ピーピーマックス | SM | 4 |
こだわりハチマキ | SM | 3 |
バトルコンプレッサー | XY | 2 |
シンカソーダ | XY | 1 |
フィールドブロアー | SM | 1 |
すごいつりざお | XY | 1 |
スタジアム | 収録 | 枚数 |
パラレルシティ | XY | 2 |
使用タイミングが少ないアセロラを減らし、
試作段階で採用していたクセロシキを採用しました。
これで対ゾロアークGXの勝率をさらに上げます。
また、ポケナビを抜いて、基本鋼エネルギーを1枚増やしました。
これで、「エネルギー引けない」問題の根本的な解決と、
「ピーピーマックスを決めること」をさらに強化しました。
この構築で公式戦に参加していないため、まだ使用感は掴みきれていませんが、
しばらくはこのレシピで遊ぼうかと考えています。
今後の改善案
今後改善するとしたら、
・どうぐ「鋼鉄のフライパン」の採用を検討
・ストライク以外のたねポケモンの採用を検討
・グッズ「改造ハンマー」などの採用を検討
この辺です。
もしみなさん、このハッサム単に興味を持ちましたら、
ぜひ試してみてください。
長くなりましたが、
最後に一言。