おはこにゃばちにんこ。

ロロたんぬです。

新弾「バトルパートナーズ」が発売されたので!
たいあたりジムexvsのお時間です。

たいあたりジムexvsとは…

毎回、「新弾にまつわる何かをして、記事にする」。
たいあたりジムメンバーが、
新弾リストが公開されてから、
新弾のカードを使って記事を作成、
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今回は、
1/27(月)に開催されたシティリーグで、
ロロたんぬが使用したデッキについて解説する記事をお届けします!

使用したデッキ

ポケモンカードを始めたあの時。

初めてジムバトルに行って、

対戦お願いします。

先攻、ハイパーボール、

シェイミEX、セットアップ。

ミツル使います。

ボクレーをオーロットに進化させます。

……どうぞ。

そんな思い出を彷彿とさせる、

バンギラスデッキです。

理不尽に押し付けられるグッズロック。
倒しても倒してもグッズロックは続く。

かろうじて相手は倒せるけれど、
だんだんと盤面は壊れていく。

かつてのオーロットBREAKのような、
バンギラスデッキを目指しました。


バンギラスを使うメリット

決して、ワザは優秀とは言えません。

ポケモンexのHPはたねポケモンでも160を超えており一撃で倒せず、
2進化exは310を超えてきて、2回で倒すこともままなりません。

決着までが5〜6ターンしかないゲームスピードで、
山札を2枚トラッシュしても、LOまではたどりつけません。

公開直後の評価は決して高いとは言えなかったと思います。

しかし、現在のスタンダードレギュレーションでは、
FGHから引き続き、展開をペパー+グッズで頼ることも多いです。

すごいつりざおや夜のタンカを封じられた状況では、
ドロサポだけで1,2匹は戦えるポケモンを育てることはできても、
3匹め4匹めと要求された場合に、
組み立てることが難しくなりがちです。

また、山札をたった2枚しかトラッシュできない、
ダメージが少ないワザでも、
エネルギーやポケモンを直接トラッシュすることができれば、
次のアタッカーがより育ちにくくなります。

こちらが4回5回とバンギラスを組み立てて行けば、
“ジリ貧”“競り勝つ”ことができます。

オリジンパルキアVSTARや、ドラパルトexのように、
攻撃的に勝つことができないので、
想像が難しいかもしれません。

しかし、それでよいのです。

今回のシティリーグの狙いは、
「相手が、バンギラスの動きが想像できなければ、
ひいては、対バンギラスの立ち回りを知らなければ、
より優位に立てること」
です。

今回、バンギラスを使うことは、
そのポイントでメリットがあると感じました。


一応、わかりやすいポイントで言えば、
「バトル場がバンギラスではなくなると、グッズロックがなくなること」は、
誰が見てもわかる解決手段だと思います。

逆に、
「場のポケモンがバンギラスしかいないなら、相手はグッズロックを受け続けるしかない」
ということになります。

「立ち回り」と言っても、
こちらがすることは、
とにかくバンギラスを進化させ続けて、
「クラックストンプ」を使い続けること
です。

下手に相手をコントロールせず、
バトル場に出てきたアタッカーに攻撃するだけ。
エネルギー破壊はちょっとしたかったですが、
枠が足りませんでした。


デッキ解説

バンギラス4-4-4

ふしぎなアメと、エヴォリューションで組み立てます。
理想は3面バンギ。
4匹め以降は、すごいつりざおやスイレンのお世話で戻しながらじっくり育てます。

基本的に先攻を取り、ふしぎなアメ→バンギラスを狙いつつ、
そのバンギラスに「エヴォリューション」を宣言してもらうことを目指します。
“ボクレーの「かくせい」と同じ思想”なのですが、分かりづらいですね。

バトル場にバンギラス、ベンチにサナギラスを2匹置くことで、”実質3面バンギ”が完成します。
まだこの段階では相手のボスの指令が解決札になりますが、
後攻2回めの番、グッズが使えない状態でボス使いながらサナギラスが倒せる盤面が作れているか?というと、すべてのデッキができるとは限らないと思います。

相手に動いてもらってからカウンターしていくデッキタイプも多く、こちらが先2バンギエヴォリューションまで宣言できれば、盤面完成させられる可能性は大いにあると思っています。

また、ヨルノズクが軸のデッキの場合、「ヨルノズクに進化されると解決される」状態ですが、
ヨルノズクを進化させるためにデッキとしてグッズが少し多めに入っていて、
先んじてグッズロックをかけることで「ヨルノズクに進化されにくい」状況を作ることができます。

相手もエヴォリューションを使ってくるデッキタイプは少し苦手ですが、
その代わりペパーが入っていることが多く、この場合もペパーが「将来的に解決札では無くなる」ため、長期戦になった際はこちらが有利です。
長期戦になるなら、ですが…………

スボミー3

後攻を取った際の、グッズロック要員です。
また、たねポケモンを増やすことでデッキとしてのスタート率を担保し、
相手にバンギラスデッキであることをバラさないようにする意図もあります。
特に後攻の場合は、スボミー単スタートができた時の、立ち回りアドバンテージが非常に大きいです。

盤面が完成した後、場にスボミーが残っているとボスで解決されてしまう可能性が残りますが、
「相手がボスを引くまで我慢している」状況である場合は、
「クラックストンプ」で制圧できていたり、山札破壊が有効にはたらいたりしているはずなので、あまり問題ではないと感じています。

他のポケモン なし

ボスで解決されないために他のポケモンには頼りません。
実際苦手な相手は多いですが、グッズロックをしかけ続けることと、全体的な不利マッチを有利にする動きを天秤にかけた場合、一貫性があるのは前者だと考えます。
一応候補としては
・ジーランス→ヨーギラスを「かみくだく」にすることでエネルギートラッシュを狙えます。オーガポンいしずえのめんに詰むデッキなので、対策札として有用です。スタートしたら負けます。
・フーディンex→バンギラスに戦ってもらう必要がなくなるので、エネルギーの総数をしぼることができ、また「ストレンジハック」フーディンと分岐することもでき、オーロットBREAK+カプ・テテフデッキのような立ち回りができるようになります。伝わる人だけで良いです。ただ、もちろん2進化ポケモンが5〜6ラインになるので、エネルギーどころじゃなくデッキスペースを圧迫します。

ハイパーボール4
なかよしポフィン4
ふしぎなアメ4

バンギラスを場に出し続けるためのカード。
ハイパーボールでトラッシュできるカードが少ないデッキですが、バンギラスを手札に加えられるのはこれだけ。
シンカソーダくれ。

大地の器2

ペパー軸なことと、エネルギーをつけることが大事なデッキなこととを踏まえて、大地の器が非常に大事です。
最初は1枚でしたが、終盤も使うことを考えて2枚になりました。

すごいつりざお2

バンギラスを山札にもどすカード。
博士の研究でデッキを回すので、不用意に巻き込むことも多いです。
スボミー→バンギラス×5でサイド6枚ぶん。
つりざおとスイレンのお世話があれば5匹めのバンギラスを育てるのは十分可能ですが、序盤にもつりざおを使うことがあったので2枚になりました。

アンフェアスタンプ1

相手に止まってて欲しいのでアンフェアスタンプ。
残りサイド1-6から使っても負けますが、
残りサイド5-6、相手のアタッカーは1匹!
みたいな時に使っておくと、相手がその1匹のアタッカーだけで頑張ってる間に、こちらはバンギラスを育て続けることができる可能性を秘めています。
あとは運良くアメとバンギラスが揃えば御の字。
初期案は安定感を高めるためにプレシャスキャリーとか検討してましたが、
流石に全体の勝ち筋をつぶしすぎてると思い、アンフェアスタンプにしました。

ワザマシン エヴォリューション3

初期案では、「バンギラスでしか『エヴォリューション』しない」つもりでした。
しかし実際対戦してみると、スボミーも「むずむずかふん」せずに「エヴォリューション」を使う場面があったので、
博士の研究で引いてくる可能性を高めるために増やしました。

ゴージャスマント1

初期案では3枚採用して、2回、HP290のバンギラスを作ろうとしていました。
ゴージャスマントを多投することで、バンギラスがトラッシュに行く回数が減り、すごいつりざおを使う必要がなくなります。
4〜5匹めのバンギラスを育てる自信がない人はこちら。

ハンディサーキュレーター1

もともとゴージャスマントだった枠。
このデッキは「いしずえのかまえ」で詰みます。
しかし、オーガポンいしずえのめんexを採用するデッキは、
そもそも闘エネルギーに準ずるカードが少ないこと、
闘エネルギーを1枚でもはがすことができれば、その間に「クラックストンプ」で山札をけずることができることから、
ハンディサーキュレーターを採用することにしました。
スボミースタートできれば、序盤にネストボールを使われることも少なく、いしずえのめんが場に出る前に「クラックストンプ」に移れる可能性もあるので、ゴリゴリにエネ破壊に特化する必要はないと判断しました。
また、バンギラスデッキはドラパルトexに圧倒的に不利を取るため、相手に基本エネルギーを引かせにくくするための対策として使います。「ていさつしれい」だけならエネルギー引けないだろ!たぶん!アカマツは負け!
初期案では、スター団のしたっぱを併せて採用することを検討していました。「クラックストンプ」と相性が良いです。バンギラスを育てるためにサポート権を使ってしまうため、不採用になりました。枠があれば、普通にクラッシュハンマー入れたいですね。

ペパー4
博士の研究4
ナンジャモ3
アイリスの闘志2

ふしぎなアメやワザマシン エヴォリューションを持ってきたいのでペパーを軸にしました。
また、ドロー系特性をもつポケモンを入れていないので、とにかくドロサポはたくさん入れています。
先人の知恵で、「初動札は14枚」という意見があったので、できるだけそれに近づくように構築しています。
一応アンフェアスタンプを含めると14枚です笑

エヴォリューション型のバンギラスと博士の研究は一見相性が悪いように見えますが、
正直に言えば「そんなこと言ってる場合じゃねえ」です。
とにかく手札の大事なカードをトラッシュしてでも、バンギラスをバトル場に出すことが本当に大事だと思うので、博士の研究も採用しています。
2017年日本チャンピオン決定戦のオーロットBREAKにもプラターヌ博士が採用されています。うんうん。

スイレンのお世話1

すごいつりざおと同じ役割ですが、こちらは直接手札に戻ってきます。
バンギラスが倒された後の場がサナギラス2匹だけだった時に、スイレンのお世話があれば、次のバンギラスとヨーギラスを用意しながら、悪エネルギー1枚も追加で用意できる点が魅力です。
ただしサポートであることは致命的な欠点なので、すごいつりざおの方が多く採用されています。

不採用サポート

・ジャッジマン→ナンジャモと役割は似ていますが、バンギラスデッキでの役割は大きく違います。
相手が解決札を持っていない場合、ナンジャモを使ってしまうと、「解決札のない手札が山札の下に戻る」ため、「解決札のある手札」になってしまう可能性があります。
ジャッジマンなら「ランダムに引き直す」ため、「解決札のない手札」を維持できる可能性があります。
こちらが止まる可能性の方が大いにあったので、泣く泣くアイリスの闘志にしました。

・ハイダイ→できるだけ手札をトラッシュしたくない(60枚フルで使い切る)デッキなので、山札に戻せて4枚引けるハイダイは及第点かなと思っていましたが、入れずに運用した時点で、思ったより手札が細くなる(戻すカードが2枚ない)ことが多く、5〜6枚引く可能性のあるアイリスの闘志にしました。マツバの確信なら手札の枚数に関係なく山札を引けますが、グッズロックしながらマツバの確信を使っても、3枚引けるかどうかでは?という気持ちが強いです。

・ボスの指令→ベンチでアタッカーを育てられると困るデッキなので、ボスの指令は必須だと思います。今回は「相手が対バンギラスの立ち回りを知らないこと」に賭けて、ベンチを呼ぶ手段を抜きました。草案ではカウンターキャッチャーが入っていました。

スタジアム なし

めちゃくちゃ検討しましたが、結局何も採用しないことにしました。候補を以下に挙げます。
・偉大な大樹→真っ先に思いつくけど、絶対入れちゃダメ。なんのためにグッズロックして相手にふしぎなアメやハイパーボールを使わせないようにしてるのよ!
・ボウルタウン→ヨーギラスが並ぶので入れたいところ。相手の展開を助ける可能性があるため、こちらもなし。
・グラビティーマウンテン→HP330までの2進化exをクラックストンプ2回で倒せるようになります。1番採用に近いライン。
・ポケモンリーグ本部→ひたすら手張りしてくるたね主体のデッキに効きます。「むずむずかふん」「エヴォリューション」から動くので、最初に手札にあっても困るので不採用寄り。
・ジャミングタワー→相手のエヴォリューションを止めることができます。しかしこちらも終盤ハンディサーキュレーターやらゴージャスマントやら使いたいデッキなので、不採用。何か入れたいとしても、相手のジャミングタワーを割りたい意味で、別のスタジアムの方がいいです。

悪エネルギー5
リバーサル4

最大限ここまでしか入らないかなーという枚数。
リバーサルエネルギーが4回はたらく状況で使えるとだいぶ楽に戦えますが、悪エネルギー2回張り続けるのは少し大変。
1ターンでも相手が止まってくれていれば、リバーサルじゃないバンギラスが1匹作れるので、頑張って止まってもらおう。

まとめ

シティリーグの結果ですが、

1戦め
ドラパルトex
後攻2回めの番にスボミーでエヴォリューション。
アメ進化を許してしまい、テンポ負け。

2戦め
ウミトリオLO
先2クラックストンプで勝ち
デッキ相性が悪すぎるのでフリー対戦もせず雑談
タイム入りで楽しそうでした。

3戦め
ナンジャモのハラバリーex+タケルライコex
「サンダーボルト」の反動で動けないため、お互いに2パンする試合運び。
ゴージャスマントで1回耐えてくれたおかげでテンポ勝ち

4戦め
ローブシン
後1「とつげきランディング」で負け。ロトムかわいいね
フリー対戦をしたところ、相手は偉大な大樹で気持ちよく進化、
こちらはサナギラスサイド落ちで大樹にタダ乗りできず。
HP180の壁が、どく込みでも届かず、負け。

5戦め
ミライドンex
先2でアメ進化エヴォリューション3面バンギラスまで完成させられるけど手札なし
2ターンくらい「クラックストンプ」が使えない。

トップ解決で使った「クラックストンプ」が基本雷2枚だったため、
「かじょうほうでん」を許してしまい、エネテンポが追いつかず負け。
ラティアスexの「スカイライン」で受け回されてしまう構図もよくなかった。
ボスかカウンターキャッチャー1枚あれば変わってた試合。

6戦め
テラパゴスex+リザードンex
先2バンギラス「エヴォリューション」まで決まる。
「クラックストンプ」で炎エネルギーを2枚落とせて、エネルギーサーキュレーターで1枚動かせたので「バーニングダーク」できなくなり勝ち。
本来したかった試合がこんな感じだなーという印象。

結果は3-3、圏外でした!
終始相手が苦しい顔をしていたのが印象的でした。

ではではd(℃。)
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