おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。

本日はデッキを2つ紹介します!

1つはLegacyフォーマットで使用したデッキ、
もう1つはシティリーグシーズン3使用デッキです!

話の流れが結構好みなので、ぜひLegacyの部分から読んでいただきたいですが、
時間が無い人は目次からスタンの方をご確認ください。

Legacyフォーマット
使用デッキ:キュウコンアブソルブースター

シティリーグ参加3日前。
プレイジムTOKYOにて、Legacyフォーマットの対戦会が開催されました。

Legacyフォーマットとは…
「ポケモンカードゲームLEGEND」シリーズと、「ポケモンカードゲームBW」シリーズのみで構築する特殊レギュレーション。
かつてPokemon Trading Card Game Onlineで遊ばれており、サービスが終了した今でも楽しまれています。

詳しいレギュレーションについてはこちら

そこで僕が持ち寄ったデッキは、
キュウコンアブソルブースターデッキです。

このデッキ自体は半月ほど前から準備していました。
(ここからデッキ解説をしますが、Legacy初挑戦なので、素っ頓狂なこと言ってたらごめんなさい。)

今回、剣盾ルール準拠のLegacyを組むにあたって、
ポケモンキャッチャーがコイン判定である
→ほとんど呼ばれないと思いこんでいるベンチポケモンを能動的に呼べるデッキが強い

※BWまでのカードプールだが、テキストは剣盾当時最新の効果を適用するため。

このような考えから、デッキを決めることにしました。
Legacyフォーマットにおいて、ビリジオンEX+ゲノセクトEX+セレビィが強いことはわかっていたので、
逆張りで「かがやくまなざし」キュウコンを軸に構築を始めます。

キュウコンと言えば「でたとこほうし」モロバレルと組み合わせたデッキが有名ですが、これでは「わかくさのかぜ」があるビリゲノに逆立ちしても勝てないので、キュウコンはベンチを呼ぶために採用して、別のアタッカーを添える方向で進めます。

もう1つ、BWシリーズにおいて頭一つ抜けているカードだと思っているのが、「マインドジャック」アブソルです。
相手依存ではあるものの、安定して80~120ダメージを出すことができ、アクロママシーンやダークパッチ対応で実質1エネ起動というところも評価が高いです。

どちらもブレンドエネルギー草炎超悪に対応しているので、デッキのコンセプトとして成り立ちそうだと思い、構築を始めました。
どくさいみん光線、タチワキシティジムが無理なく採用できるのも〇

どくさいみん光線、タチワキシティジム、シルバーバングルを組み合わせると、
「たたりび」が80〜180ダメージ、
「マインドジャック」もほぼ80〜180ダメージです。

しかし、相手がビリゲノだとその限りではありません。
「わかくさのかぜ」のおかげで特殊状態にすることができないので、
「たたりび」は20ダメージ×弱点、マインドジャックも60〜100ダメージ程度でいなされてしまいます。

そこで、対ビリゲノ破壊兵器として、
「ふくしゅう」ブースターを採用しました。
対戦の終盤では、100ダメージ以上を、ダブル無色エネルギー1枚またはアクロママシーン+手張りで出すことができます。
ビリゲノにはブースターで弱点をついて、残りサイド6-4くらいから巻き返します。

弱点がつけない他のデッキに対しては、ワンパンができなくても、それぞれのアタッカーが80〜100ダメージを担ってくれれば、ポケモンEXとのサイドレースは五分五分に持ち込むことができるし、
どこかで上振れてポケモンEXをワンパンできれば、まくることが可能です。

キュウコンと、アブソルと、ブースター。

そして、ブースターから分岐しつつケルディオEXに一矢報いる「エナジークラッシュ」リーフィア。
色的な噛み合いも良く、グッドスタッフ系のデッキとして満足のいく編成にできたと思います。

構築で気をつけた点は、とにかく「事故率を下げる」こと。
サポートの採用枚数を増やすだけでなく、「にがおえ」ドーブルの複数採用、ランダムレシーバーをピン刺ししてジャンクアームからもドローサポートに繋げる動きなどを取り入れました。

おかげで枠が足りなくなってジャンクアームそのものの採用枚数が減ってしまいましたが…

反省点としては、退化スプレーを採用すべきだった点と、ダゲキに頼るほどボルトロスEXと対面する機会は少なそうという見込みの甘さの点があったので、
ダゲキを1枚退化スプレーにしながら、ジャンクアームの3枚目以降を差し込む枠を探す旅に出るかなーという感じです。

使用デッキは以下です。
2回しか対戦してませんが、楽しいデッキになりました!

スタンダードレギュ
使用デッキ:メブキジカライチュウバサギリ

シティリーグで僕が持ち込んだデッキは、
メブキジカライチュウバサギリデッキです。

このデッキはある一言から生まれました。
(ここからデッキ解説をしますが、スタン環境エアプなので、素っ頓狂なこと言ってたらごめんなさい。)

シティリーグ参加2日前。
「シティリーグ出るデッキなさすぎてガオガエンexで出場しそうなんだけど」
と、PGTのゆめいろさんに相談をしたところ、

「しきのうつろい」メブキジカで、タウンデパート持ってきて、ばつぐんグラスをつければ、「かいりきホーン」330でリザードンexがたおせるよ!

というのを聞いて、それをデッキにすることにしました。
現在のスタンでは、リザードンexやルギアVSTARのデッキが多いことが予想できたので、
1進化ポケモンで環境デッキに弱点をつきまくるデッキを検討します。

ルギアVSTARに対策カードとして一番使いやすいのが、「まちぶせスパーク」ライチュウです。
進化前の「ピカダッシュ」ピカチュウはエネルギーをつければにげるが0になり、取り回しが効くので、初収録当時から好んで使用しています。

しかし、メブキジカとライチュウだけではその他のデッキに対して安定したダメージを出すことができません。
そこで、「けちらす」バサギリと「パニッシュシザー」ハッサムを採用しました。
これらは、テツノカイナex、アルセウスV、カビゴン、パオジアンexに当てると強力です。
特に「けちらす」は、1〜2年前と比較するとベンチポケモンを並べるデッキが増えたこと、ダブルターボ以外にも要求エネルギーを満たせるようになったことから、150ダメージ以上が安定して出せるようになりました。
そして、進化前のストライクもにげるが0で、こちらも取り回しが効きます。

弱点がつけない他のデッキに対しては、ワンパンができなくても、それぞれのアタッカーが120〜160ダメージを担ってくれれば、ポケモンexとのサイドレースは五分五分に持ち込むことができるし、
ワザマシンかじばのいっぱつでルール持ちをワンパンできれば、まくることが可能です。

メブキジカと、ライチュウと、バサギリ。

そして、イダイナキバLOに一矢報いる「ゲノムハック」ミュウex。
リバーサル軸のグッドスタッフ系のデッキとして満足のいく編成にできたと思います。

構築で気をつけた点は、とにかく「事故率を下げる」こと。
サポートは博士の研究とシロナの覇気4-4。「にぎにぎドロー」ピィの複数採用。そしてなかよしポフィンとハイパーボール4-4。
さらには「リファイン」キルリア、「バディキャッチ」エルレイドまで採用して、終盤のナンジャモに屈しない動きなどを取り入れました。

なかよしポフィンは、シキジカ、ピカチュウ、ストライク、ピィなど、ほとんど対応しています。
ベンチ展開をしながら、エネルギーを必要なところにつけて、「にぎにぎドロー」につなげることができます。
たねポケモンは11匹中7匹が実質にげる0なのも非常に使いやすいです。

反省点としては、ハッサムを2枚採用すべきだった点と、ルギアVSTARとの対面ではライチュウは1回しか動かないよなぁという見込みの甘さの点があったので、
ライチュウを1枚ハッサムにしながら、「げきからヒーハー」スコヴィランとの差別化の旅に出るかなーと言う感じです。

使用デッキは以下です。
結果は奮いませんでしたが、楽しいデッキになりました!!

ここまでデッキ解説をして、気づきが一つ。

「これLegacyで組んだデッキと同じじゃん」


見比べるのが楽しい2デッキになりました。
いやぁ、本当にいいデッキだ。

デッキ解説記事としては中身が薄いので、なんとなく意識したことを以下に残します。

基本の動き

後攻を取り、サポートを使いながら、なかよしポフィンにたどり着いて「にぎにぎドロー」を宣言することを目指します。
あとは相手のデッキにあわせてアタッカーを切らさないこと、2パンをするなら相手のHPをどう削るかを考えて、順番にたねポケモンを出していきます。
暇なときにラルトスを出し、キルリアまでは育てておきます。エルレイドは立てばラッキーです。
ミュウexはイダイナキバLOにしか使いません。それ以外では最終ターンで絶対にカウンターキャッチャーを引くぞ!みたいなときにしか出してはいけません。なぜ採用した。

対リザードンex

リザードンexが素直に3回出てくるわけがないので、リザードンex以外にもサイドを2枚とるプランを念頭に置いてプレーします。
また、中打点でリザードンexを2パンしようとすると崩れたスタジアムで処理されてしまうので、できるだけワンパンできるポケモンを準備するようにします。
ピジョットex型ならばつぐんグラス+「ライトニングボール」の360でワンパンができます。
ビーダル型だと2回ビーダルを狙って120ダメージを出しながら残りサイド4-3になるのを待つか、エンテイVやロトムVを倒しながらリザードンexを2回倒すプランを通すしかないかなーと思います。

対ルギアVSTAR

「まちぶせスパーク」でサイド先行できます。
残り4枚はカビゴンが2回つっぱってくると思うので、ダブルターボエネルギーをつけて「けちらす」で160ダメージ以上を出したり、「パニッシュシザー」で160ダメージを出します。
チラチーノが出てきたら、「まちぶせスパーク」か「パニッシュシザー」を使います。
カビゴン用にバサギリやハッサムを残さなければならないので、運用に注意します。
「まちぶせスパーク」が用意できなくても、カウンターキャッチャー+「かいりきホーン」でチラチーノなら倒せることをおぼえておくとよいです。
大事なのは常にサイドを取り続けることです。

対テツノカイナex

「アクセルピーク」でピィを倒していただきます。
カウンターキャッチャー+「けちらす」でテツノカイナexを狙いに行きます。
ベンチが3匹しかいない場合は、ばつぐんグラスが必要です。逆に言えば、ばつぐんグラスがあれば、ダブルターボエネルギーの軽減があっても倒せるので非常に楽です。
あとは「ごっつあんプリファイ」との殴り合いになればカウンターキャッチャーをうまく使ってカイナを3回倒して終わりにできますが、こちらの手が止まるなどして、サイドを2枚先行されるとヤバイです。

対イダイナキバLO

エアプなんですけど、「ゲノムハック」してれば勝てるって聞きました。

対パオジアンex

「パニッシュシザー」を大事にして戦います。
できればセグレイブがいなくなってくれると助かるので、「けちらす」160はどこかで宣言するかもしれません。
のこりサイド2-2になって「ごっつあんプリファイ」で締められないように注意。

対古代軸

なんかほとんど弱点つけないしHPもめちゃデカいので、ブーストエナジー古代つきのルール持ちポケモンを2パンできるちょうどの足し算をつねに目指します。最後はロストスイーパー+「かじばのいっぱつ」でサイドレースをまくれると気持ちいい。世の中そんなにうまくいきません。
ブーストエナジー古代つき非ルールが継戦してくるようなデッキタイプは負けでいいです。

ぜひみなさんも、リバーサルエネルギー+なかよしポフィンで遊んでみてください。

ではではd(℃。)