おはこにゃばちにんこ。

ロロたんぬです。

シティリーグに参加してきました。

ゾロアークバレットを使用しました。
参考にしたのは、バトロコ高田馬場で行われたシティリーグの、ベスト8になったポテトさんのレシピ。
名付けて「ポテトゾロアーク」。言いたいだけ。
https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/MppRMR-OWpBbV-yyp2XM

そこから自分なりに組み替えましたので、
意識した部分だけ備忘録に残しておきます。

使用デッキ

役割一覧

ヤドラン


現環境のゾロアークバレットを使う理由になる1つ。
残りサイド枚数2-1の状況を作れれば、勝ちます。
もともと非ルールポケモンを押し付けるタイプのデッキで、残りサイド1枚は容易につくれるので、こちらの目標は”サイドを5枚取られるまでにこちらが4枚取ること”になります。
“ポケモンVを2回倒す”に言い換えるとだいぶ簡単に見えて来ます。
実際簡単なので、ここをゴールにしながらゲームプランを組み立てていきます。

かがやくジラーチ


今回のゾロアークバレットを使うきっかけになったcrazyポケモン。
ルミナスメイズの森が場に出ていれば、
約44%の確率で相手のバトルポケモンをきぜつさせられます。
それだけではなく、
1進化ポケモンを数多く並べる必要のあるゾロアークデッキでは、
「ねがいをたくす」が立派なドローソースになります。
対ポケモンVとの試合では、「たそがれのひらめき」までにサイドの猶予が十分にありますので、存分に使い倒します。

バサギリ(たいぼくぎり)


かがやくジラーチのためのルミナスメイズの森を正当化するためのカード。
どんなに不利な状況でも44%のチャンスが残されているのが大きいです。
特に、対VMAXは弱点をついても倒せないことが多いので、44%チャレンジを2〜3回押し付けます。
3回挑戦すれば44×44×44=85184%できぜつだ!(?)
ただし、一般的なマッチアップではウラを出した時のデメリットが大きいのでなるべく頼りません。
でも楽しい。中打点刻むくらいならつっこめ!ウオオオオオオオ

バサギリ(けちらす)


直前に採用した、中打点枠。
昔は”アルセウスVSTARを倒せる”として採用されていましたが、今回は役割が違います。
①序盤〜中盤に誰にでも100〜160ダメージが出せること
②HPが140あること
対非ルールを意識した時、100〜160ダメージは必要になる場面が多いです。
テールナーやライチュウでも同じダメージラインを目指せますが、条件が達成できていないことがままあります。
アップリューやタルップルならそのダメージを担うことができますが、HPが80と非常にすくなく、ヤミラミのロストマインで2匹同時きぜつを狙われやすくなります。
バサギリならそのリスクが少なく、サブアタッカーとして使いやすかったので、採用しました。

ライチュウ&ピカチュウ


「まちぶせスパーク」は、
ルギアVSTAR相手に280ダメージ出せるだけでなく、
ダブルターボでも120ダメージを出せるので、
対ルギアVSTARデッキではあらゆるポケモン相手に繰り出します。
また、ピカチュウは5枚目のゾロアとして、実質メタモン◇としての採用です。
バサギリが2種入っているので、ストライクにしたかったのですが、ワザがお世辞にも有用とは言い難い。
ピカチュウはてばり権が余った時にゾロアやチラーミィにはつけられないエネルギーをつけておくことができ、「ピカダッシュ」を有効につかうことができます。

オーベム


ライチュウを運用するにあたり、
「ふしぎなすあな」ノコッチという存在が厄介です。
“ノコッチを出された時に安定したダメージを出したい”ためにタルップルを採用するのをよく見かけますが、
自分は”ノコッチ倒した方が早くね?”と思い、
60ダメージをベンチに直接与えることにしました。
入賞しているルギアVSTARのレシピは、
①ノコッチ入りマナフィなし、回収カードなし
②マナフィ入りノコッチなし、回収カードなし
のどちらかがほとんどだと感じたので、
ライチュウとオーベムが運用できれば、
対ルギアVSTARはイージーゲームになると判断しました。
課題は、
サイド落ちすると困ること、
ダブルターボエネルギーではノコッチを倒せないこと
などがあります。

グラエナ


ゾロアークバレットデッキを一戦級に押し上げた1枚。
対ミュウVMAXで運用します。
ミュウVMAXは2匹同時きぜつを狙うことができないので、
ミュウVMAX、ゲノセクトV、デオキシスやメロエッタのうちどれかでサイドを4枚取れば「たそがれのひらめき」ヤドランで詰めることができます。
最近はオドリドリの採用をしていない形がちらほらいるので、こだわりベルトやばつぐんグラスへの依存度は低めです。
課題はロストシティですが、
上記の通りミュウVMAX1匹と他何かを倒せれば良いので、グラエナ、テールナー、ヤドランでラインが完成しており、警戒しなくても良いと判断しています。

テールナー


最終局面で180〜240ダメージを叩けるフィニッシャー。
条件を満たした時に打点が高くなるタイプですが、他と違って自前で打点を上げていけるので、ジリ貧にならずに済みます。
ダブルターボで打点が下がっても160,220とかがやくリザードンやたねのポケモンVを倒すには十分なダメージになります。
また、ゲノセクトVに弱点がつけるため、早い段階で120ダメージを出せるように準備しておきます。

チャーレム


最後まで入れるか悩んだ枠。
対非ルールにおいて、1ターンのテンポロスは致命的です。
エネルギーが引けなかった時の貴重なダメージソースです。
「はっぽうやぶれ」ヒスイウインディならエネルギーなしで160ダメージを出せますが、
今回のデッキはチラチーノ型なので、手札0枚調整が難しいこと、その後の試合展開に影響を及ぼすと考え、
手札4枚で80ダメージ出せるチャーレムを選択しました。
キュワワーやヤミラミ相手は積極的にチャーレムでお茶を濁しにゆきます。
ちなみに、ミュウVMAXがベンチにいれば、170ダメージに代わるので、活躍のチャンスはあります。
こだわりベルトを抜いてしまったので、ゲノセクトVが倒せなくなっていますが…

チラチーノ


ビーダルとの選択枠。
HPが低いため、対ロストデッキには不利をとってしまうけど、
・チラーミィが優秀
・トレーナーズを使った後に1進化ポケモンをトラッシュできる
ビーダルであるメリットよりも、自分の展開を優先しました。

シロナの覇気


ビーダル型だと採用しにくいサポート。
手札運用がシビアなデッキなので、ヒガナの決意より使いやすいです。
また、これを使った後に手札に来た1進化ポケモンを能動的にトラッシュできるのがチラチーノ型のメリットです。
序盤ではセレナの方がドローとして優秀なので、4枚採用はできていませんが、
11枚目のサポートを増やすならこの枠かも。

ボールガイ


ロロたんぬ御用達サポート。
何度も解説していますが、
このカードの役割は”ポケモンを3枚サーチすること”ではなく、
“山札から不要なカードを6枚減らすこと”です。
このデッキは特にトラッシュにいて欲しいカードが多いので、ガンガン山札を掘り下げて、「やりくり」していく必要があります。

序盤〜中盤にしか使えないので2枚採用ですが、
最序盤の展開には非常に強力なので増やしたいです。

ツールスクラッパー


普通はこの手のデッキに妨害カードは採用しないのですが、
最近ビッグパラソルを搭載したデッキが多いので、
対VMAXデッキ相手にジリ貧にならないよう、
ツールスクラッパー、ルミナスメイズの森、「たいぼくぎり」を狙いにいけるようにしました。

ばつぐんグラス


先に、こだわりベルトのメリットを説明します。
・弱点ではないポケモンVにも、+30ダメージを与えられる。
・弱点なら、+60の加点が見込める
以上です。

続いて、ばつぐんグラスのメリットを説明します。
・ポケモンV以外にも、弱点による加点が見込める
・素点が70以上のワザなら、+70以上の加点になるので、ベルトより効率が良い

今回使うポケモンは、以下です。
・ウッウに弱点がつけるライチュウ(40)
・ルギアVSTARに弱点がつけるライチュウ(140)
・ミュウVMAXに弱点がつけるグラエナ(160)
・ゲノセクトVに弱点がつけるテールナー(60〜120)
・クワガノンVやアルセウスVに弱点がつけるバサギリ(70〜160)
・その他のVMAXにはコインを仕掛ける
・その他の非ルールにはこだわりベルトがはたらかない

こだわりベルトを運用したい相手を仮想敵として設定しておらず、
素点は基本的に高いのでダメージ効率も良く、
進化させやすいライチュウのワザ選択肢が1つ拡がっている状態を評価しました。

戦績

1戦目
vsアルセウスインテレオン 後攻 負け

バサギリ押し付けないといけないマッチ
メッソンもちゃんとHP70でオーベム誤魔化しも効かない
ベンチが拡がらないわお守りつけられるわで
コインに賭けるも虚しく爆散

2戦目
vsレジギガス 先攻 負け
先1チラーミィのみ。手札は1進化とサポートだけ。

後1。レジエレキスタート。
手札からレジギガスベンチ、
手札からレジドラゴベンチ、
クイックオーロラエネトラッシュ→レジロックベンチ
クイックギフトエネトラッシュ→レジアイスベンチ
博士の研究、
ハイパーボール→レジスチルベンチ、
スピード雷てばり+こだいのえいち
テラスパーク
対戦ありがとうございました。

感想

1戦目後攻、セレナ前にエネルギー付けたくて、
クイックボールでピカチュウを呼んだ。
結果的に先2スターバース使ってくれて「まちぶせスパーク」につながったけど、
そうでなくても「逃げゼロたねポケモン」というだけで使い勝手が非常によかった。
次のターンもかがやくジラーチにエネルギーをつける暇ができたので、ヨシ。

「けちらす」バサギリも、目論見通りHP140が優秀で、
インテレオンの「アクアバレット」を牽制できたし、
対レジギガスはこの子がいないと試合にならないとまで思っている。

チャーレムやオーベムが欲張りすぎたとは思わないので、
ぜひ今後も使ってあげたいデッキになった。満足。