おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。
激動の2日間が終わりました。
もっと言えば「裂空のカリスマ」発売から激動の10日間。
もっともっと言えば京都大会から激動の2ヶ月間。
もっともっともっと言えばチャンピオンズリーグ2018横浜大会から激動の1年間。
端的に言えば、
ポケモンジャパンチャンピオンシップスが終わりました。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
優勝はレックウザ!レックウザ!!レックウザ!!!ということで、
かなりのカリスマ性能を見せつけられた結果になったと思います。
さて。
大会後、閉会式にて新たなレギュレーションの発表がありました。
簡単にまとめると、
・スタンダードレギュレーションはSM以降
・エクストラレギュレーションの公式大会開催
・今後の大会スケジュール
この発表によって、何が起こるのかを、今回はお話ししていきます。
今後の大会スケジュール
シーズン開始直後、早速東京大会があります。
その後、新潟、千葉、京都。
その裏でシティリーグが何回かと、
トレーナーズリーグが通年で行われます。
東京大会はぜひ参加したいですね。
2018年度よりも細かいところで大会開催回数が増えそうなので、
全体的にCSPの稼ぎやすいルールになっているかもしれません。
エクストラレギュレーション
トレーナーズリーグでも度々開催されたエクストラレギュレーション。
ポケモンカードゲームBW以降、ほぼすべてのカードを使えるルールです。
海外ではexpandedルールとして親しまれています。
ACE SPECカード、
強力なドローサポート、
強力な妨害札。
現行スタンダードレギュレーションとは一風変わった試合ができます。
9月以降のルールについてですが、
公式のページを見てみると、
「レギュレーションの変更はありません」
とあります。
これにより、以下の通りのルールとなります。
使用可能カード
ポケモンカードゲームBW(BW1~BW9)
ポケモンカードゲームXY(XY1~XY11、XY)
ポケモンカードゲームサン&ムーン(SM1~最新弾)
+上記(BW1〜最新)期間に配布されたプロモ
禁止カード
アーケオス(BW2)
フラダリの奥の手(XY4)
巨大植物の森(XY7)
となります。
特に巨大植物の森は現行スタンダードレギュレーションで使えるカードなので、
禁止カードである点に注意が必要です。
エクストラレギュレーションの公式大会開催発表によって、
カードショップなどの販売側も力を入れることでしょう。
新スタンダードレギュレーション
ツイッターでも1番ホットな話題といえばスタンダードレギュレーション。
こちらの変更点について説明します。
XYまでのカードが使えなくなります。
以上です。
正確に言えば、
右下のマークが以下のものが使えなくなります。
つまり、こういうことです。
バトルサーチャーや、プラターヌ博士、
かるいしやパラレルシティが使えなくなります。
ええ!便利だったのに!
…僕も残念です。
今回の公式の発表の1番大きなところは、
この、スタンダードレギュレーションにおける改定、いわゆる「スタン落ち」にあります。
スタン落ちとは?って人はこのページを見ると、
バリクソわかりやすいです。
このスタン落ちによって起こることを、実際のカードの例とともに体感してみましょう。
当たり前だったことができなくなる
たとえばこのゾロアークGXくん。
めちゃんこ強い特性「とりひき」を持っています。
今までは、
「不必要なサポートをトラッシュして、あとでバトルサーチャーで回収しよう」
という考えのもと、カードをバシバシトラッシュしていました。
しかし、今後はバトルサーチャーがなくなるため、不用意にサポートをトラッシュできなくなります。
たとえば、このバシャーモGXさん。
どえりゃーコスパのワザ「ばくえんきゃく」を持っています。
でもこのコスパ、なぜよかったんでしたっけ。
……サポート「鍛冶屋」の存在です。
トラッシュした炎エネルギーを、次のターンにもう一度復帰させることができるため、
鍛冶屋ばくえんきゃく!鍛冶屋ばくえんきゃく!の連打が可能でした。
しかし、今後は鍛冶屋がなくなるため、
エネルギーを2枚つける手段が他に必要になります。
たとえば、このレックウザGXちゃん。
まじこれほんと強いからジュニアシニアマスター三冠とっちゃいました。
なんでPJCSでこんなにも優勝できたのでしょうか。
ワンダフルなグッズ「ピーピーマックス」の恩恵があったからです。
巷ではミロカロスさんのビューティフル特性「エナジーグレイス」でのエネルギー加速も使われています。
このエネルギッシュな加速装置のおかげで、
ドラゴンブレイクのダメージはすぐさま180まで跳ね上がります。
しかし、今後は加速装置に乏しくなるため、
ラティアス◇のワザや、クワガノンの特性に頼ることになります。
…ゼラオラGX殿のGXワザも活かせるかしら。
諦めていたことができるようになる
たとえば、このエンニュートGXさま。
今までは
スカイフィールド!ダブル無色エネルギー!こだわりハチマキ!ライオットビート!
とゾロアークGXくんにボコボコにやられていました。
しかし、これからは違います。
スタジアム「スカイフィールド」が使えなくなるため、
不条理にきぜつさせられる可能性が減り、
ゾロアークGXくんと同等、あるいはそれ以上の実力を発揮できる可能性を秘めています。
たとえば、クワガノン氏。
今までは
オカルトマニア!バトルサーチャー!オカルトマニア!
と、ストロングチャージを許してくれませんでした。
しかし、これからは違います。
オカルトマニアも、それを連打する手段もなくなり、
その強力な特性を止めるのは、Mr.ケッキングしかいません。
まだ研究が進んでいない!
今までのスタンダードは、
ルガゾロが強い!→だからマッシブーンで対抗!→そしてウルネクが優勝!
のように、デッキが研究され、傾向と対策が練られ、環境が進みました。
しかし、これからは違います。
誰もが強い!と納得するようなデッキは決まっておらず、
どのデッキが優勝できるポテンシャルを秘めているのかは、わかっていません。
8月はWCS。
9月になるとレギュレーション改定。
トップ層の競技プレイヤーたちには、研究を進める時間はありません。
9月のチャンピオンズリーグ2019東京で上位に進めるチャンスが、
みんなに平等に与えられていると言えます。
まとめ
新レギュレーション発表により、
みなさんそれぞれの受け止め方が違うかもしれません。
サンムーン限定構築を研究するぞ!
エクストラレギュ、やってみようかな!
9月の新環境までポケカから離れてみてもいいかな…
あらかじめ発表されたことで、
みなさんの環境を整理し、方針を決める時間ができました。
一度、新しいレギュレーションに挑戦してみるのが良いでしょう。
宣伝になりますが、
GXスタートデッキを使ったイベントも開催予定なので、
サンムーンレギュレーションを体験するいい機会になればと思います。
いつか、サンムーン限定構築やエクストラレギュについて、
記事にできる機会があれば、触れようかなと。
ではでは。