おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。
「超電ブレイカー」が発売されたので、
新弾考察記事たいあたりジムexvsのお時間です!
たいあたりジムexvsとは…
毎回、「新弾にまつわる何かをして、記事にする」。
たいあたりジムメンバーが、
新弾リストが公開されてから、
新弾のカードを使って記事を作成、
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最近のロロたんぬのマイブーム
「キューブドラフトを作ること」。
キューブドラフトとは、
あらかじめ用意された数百枚のカードの束(キューブ)から、自分の好きなカードを手持ちに加えて(ドラフト)、その場でデッキを構築し、対戦をします。
ポケモンカードだけでなく、さまざまなTCGで同じような遊び方が可能です。
プレイジムTOKYOで紹介記事を投稿しているので、そちらを引用しておきます。
紹介記事はコチラ
キューブドラフトの良いところは、
作り手の意思を反映して、環境を創り出すことができること。
たとえば、ロロたんぬが作成したキューブドラフトは
「エックスボールドラフト」。
ミュウツーEXを中心とした、たねポケモンが主体のキューブになっていて、
ポケモンGX、V、exも採用されつつも、ミュウツーEXが活躍しやすいようにバランスを調整しています。
もう一つ、作成したキューブドラフトが
「ファクトリードラフト」。
原案は別の方のものですが、”進化ポケモンも直接場に出せる”特殊ルールで遊ぶドラフトです。
そこで中心としたのが、エレザードやオニドリルなどの「エネルギー1個で70ダメージ出せるポケモン」。
進化ポケモンが中心なので、めちゃくちゃ古いシリーズの2進化ポケモンで1エネ60〜80ダメージを満たせるポケモンを入れたり、たねポケモンの中でもやや強力なポケモンを入れたりしています。
2進化、1進化、たねポケモンをそれぞれ指定するカードが入っていて、コンボ感も楽しむことができます。
ロロたんぬオリジナルでなくても、
ゾロアークGXを中心とした1進化GXのドラフト、
アルセウスVSTARを中心としたV進化のドラフト、
サーナイト・エルレイドを中心としたラルトスが40枚くらい入っているドラフトなどなど、
たくさんの方がいろいろなドラフトを作成しています。
いろいろ遊んでいると「自分も作りたくなる」のがデッキビルダーというもの。
「キューブドラフトってどうやって作るんですか?」
という質問に答えるために、
今回は「1枚のカードからキューブドラフトを作る」方法について、簡単に記事にしたいと思います。
キューブドラフトの作り方
方針としては2つあります。
1つは、世代を超えて、とにかくたくさんの種類のカードを採用して、製作者も意図しないコンボを見つけ出したりする、深みがある(ちょっと難しい)キューブ。
もう1つは、そのカードが活躍する実際のレギュレーションに準拠して組むキューブ。
こちらは、当時のレベル感を知っていればバランスを取ってつくれるだけでなく、
自分の持っているカードも中心に組むことができるので、とっつきやすいキューブです。
今回は組みやすさを優先して、実際のレギュレーションに準拠した、4人用のキューブにしようと思います。
せっかくの新弾考察記事なので、
超電ブレイカーに収録されているカードでキューブドラフトを作ることにします。
今回中心にするのは、サザンドラex。
新弾の中で「キューブドラフトとの親和性」が高そうだと感じたからです。
・盤面を作るのが難しい2進化ポケモンであること
・悪無の「クラッシュヘッズ」、超悪鋼無の「オブシディアン」のワザのコストと強さのバランスがちょうど良いこと
・システムポケモンの選択肢が多岐に渡ること
などが挙げられます。
たとえば、ケッキングexのキューブにすると、無無で使えるワザの、味気ない280ダメージの殴り合いになってしまうし、
スコヴィランexのキューブにすると、火力が高すぎてゲームをひっくり返すことが難しくなってしまうことが予見されます。
程よい運要素、という意味ではシャリタツexはキューブにちょうど良いポケモンですが、
せっかく好きなだけポケモンが出せるのなら、スタンダードの枠を飛び出した方がより面白いと思うので、今回の構築の方針とは異なります。
ほかにもいろいろありますが、
今回記事にするなら、サザンドラexがちょうど良さそう、ということです。
キューブの組み方
やっと本題に入ります。
ここまで長く脱線してきたので、
最速の近道をお伝えすると、
実際にスタンで活躍しているデッキを1つ決めて、
採用されているカードをそれぞれ4倍して、
240枚の束を用意すれば、キューブは完成します。
冗談ではなくこれで一応キューブは完成するのですが、
それでは面白くないので、もう一つの案を提供します。
実際でスタンで活躍しているデッキを4つ決めて、
全部混ぜて240枚の束を用意しても、キューブは完成します。
1つのデッキを4倍することと本質は変わりませんが、
今回はサザンドラexのキューブなので、この組み方と非常に相性が良いです。
「オブシディアン」を使うためのサザンドラexデッキは、
10月現在まだ結論が出ていないどころか、さまざまなアプローチがあるように思います。
その「さまざまなアプローチ」がキューブに全部入っていたら、実際のピックの方針も人それぞれになるので、ボードゲーム感のある遊びに昇華できそうです。
さっそく、サンプルレシピとして、
ロロたんぬが手なりで組んだサザンドラexデッキを4つ用意しました。
ロストサザンドラ
ネイティオサザンドラ
モモワロウサザンドラ
メタングサザンドラ
今回はキューブドラフト用の簡易的な構築なので、
「〇〇対策してない」とかそういうのは考えていません。
とりあえず「オブシディアン」をどう使うかを意識しています。
これを全てまとめれば、240枚のキューブが完成します。
カードのピックを行うたびに、
ロストギミック、ネイティオの進化ライン、メタングの進化ライン、アンズの秘技などがいろいろとお目見えする形です。
ただ、このままではサザンドラexをピックできなかったときや、基本エネルギーが噛み合わなかった場合、対戦がうまくいかないので、
さらにここから「何を配布カードとするか」を決めていきます。
ここで、配布カードについてもさまざまなパターンがあります。
①とにかくたくさん配って、簡単なドラフトにする
②最低限だけ配って、キューブにも少し混ぜる
③サザンドラも全部キューブに入れる!上級者向けドラフト!
たとえば、
①の場合、
モノズ4枚
ジヘッド4枚
サザンドラex4枚
ふしぎなアメ4枚
ネオアッパーエネルギー1枚
基本エネルギーはピックせず、無限に貸出
という形での配布をすると、
どんなにピックがガタガタでも、「クラッシュヘッズ」を使えるデッキにはなると思います。
逆に言えば、「オブシディアン」を使う形ではなく、「クラッシュヘッズ」だけを使う構築もできてしまうのは、製作者の意図と反します。
③の場合はピックが非常に難しくなり、
上手い人と遊ぶと、強力なカードに対する「妨害ピック」などの兼ね合いで、サザンドラexにすら進化できなくなってしまう可能性があります。
これも製作者の意図と反します。
なので、
②配布カードは
モノズ3枚
ジヘッド1枚
サザンドラex3枚
ふしぎなアメ2枚
ネオアッパーエネルギー1枚
ほどに抑え、
追加でモノズ、ジヘッド、ふしぎなアメを何枚かキューブに入れておくのが良いと思います。
配布は10枚と決まったので、
残りのデッキ50枚の内訳を
キューブからのピックで50〜60枚、
基本エネルギー(超悪鋼)を好きなだけ
とするとバランスがとれそうです。
サンプルデッキで重要そうなところを多めにしながら、
サザンドラexの進化ラインを混ぜてできたのがコチラ。
一番下のサザンドラexのラインが配布カードで、
200枚のカードから50枚ずつピックするキューブにしてみました。
配布+ピックで合計60枚のカードと、貸出エネルギーを足し引きして60枚のデッキに組み替えていきます。
いやーこれはおもしろそうなドラフトになりましたね!
伝われ。
まとめ
実際にどのようにキューブからのピックが行われて、
どんなデッキが完成するかはわかりませんが、
課題を見つけて少しずつ修正していくのが良いと思います。
サンプルデッキを4つ用意して、
全部を足し算して、
一部主要カードや基本エネルギーを配布にしつつ、
大事なカードは+1〜2枚で調整する。
こんな感じで「新弾カード1枚からでもキューブドラフトは作れる」。
誰でもキューブドラフトが作れます!
慣れてきたら似たような効果のトレーナーズを少しずつ古いカードに置き換えていくと、
時代を感じられて面白いと思います。
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ではではd(℃。)