ポケモーニング!!!

「黒炎の支配者」でましたね!

ゲームでは対戦に幅を持たせる神システムなのにも関わらず、カードではこれまでただの消せないベンチバリアでしかなかった『テラスタル』というギミックがついに本格始動しました。

今回のテラスタルポケモンはリザードン、バンギラス、コオリッポ、ビークインという4種類です。

仕様を簡単にまとめると以下のような感じです。

– ポケモンのタイプは本来そのポケモンが持っていないタイプになる
– ワザに必要なエネルギーのタイプはもともと持っていたタイプと同じ

では、テラスタル後のタイプはどうやって決められているのでしょうか。

今回はここを考察していきます。

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はじめに:色違いの体色に合わせてテラスタルのタイプは決まっている?

結論から言うと、テラスタルのポケモンのタイプはポケモンの色違いの色に合わせて設定されているのではないかと考えます。

カードしか知らない人のために補足すると、ポケモンにはそれぞれ一般的なポケモンの色と”色違いのポケモンの色”が公式で1種類ずつ設定されています。

まず、今回の主役、リザードン。
これまで、リザードンというポケモンは数多く色違いの姿でカードに収録されてきました。

むしろ一番色違いのポケモンが収録されたポケモンかもしれません。(調べていません)
直近だと「かがやくリザードン」その前だとシャイニースターの「リザードンV」とかですね。

 

ちなみにこれは黒いリザードンではなく、通常色のメガリザードンXです。
知らない人からしたらなんのこっちゃですね。

このように全部のポケモンに1種類ずつ色が設定してあるので、水色のリザードンとかピンクのリザードンはいません。(ポッ拳やスマブラは考慮しない)

で、今回のリザードンexを見ていただくとわかるんですけど、今回のリザードンは黒くないですよね。
黒くないですが、リザードンの色違いの色=「黒」ということでポケモンカードのタイプでは悪タイプがあてはめられています。

この法則は他のポケモンにもあてはまるのでしょうか。

同じようにほかの3体も通常色となっております。

ではこの3体の色違いの色はどうなっているのでしょうか。

※公式で色違いの画像が探してもなかったので、ゲーム8様「【ポケモンSV】色違いポケモン一覧表【スカーレットバイオレット】」から画像をお借りしました。


バンギラスはちょっと通常色と似ていますが、黄色がかった茶色。黄色と言えなくもないです。


コオリッポは赤とピンクの中間のような色です。炎でも違和感ありません。


ビークインは初めて見ましたが紫…ではないですね。オレンジに近い赤です。お前が炎タイプだろ。という感じですが、額の水晶が紫と言えないこともないです。

…ちょっと苦しいですね。

ここまでだとリザードン以外は「なんとなく色が合っている色をあてはめた」とも取れます。
ではポケモンカードにおいてこれまで体色と色違いはどのように扱われてきたのでしょうか。

δ種(デルタ種)というポケモン

かつて、ポケモンカードのPCGシリーズに「δ種」という特徴を持つポケモンがいました。

今から18年前、2005年に発売された「ホロンの研究塔」というシリーズから登場したタイプ違いのポケモンです。
それ以上は割愛しますが、本来のポケモンのタイプとは違うタイプのポケモンを「δ種」として収録したシリーズになります。

ここでも実は、黒いリザードンと、黄色いバンギラスが登場しました。

 
※殿堂より前のシリーズのカードはポケモンカード旧シリーズ検索様より画像をお借りしております。

まさに今回と同様、黒いリザードンが悪タイプ、バンギラスが雷タイプで収録されています。バンギラスが通常色なのか色違いなのかちょっと判断しづらいですがおそらくほかのδ種のポケモンから考えて通常色でしょう。
リザードンは、δ種でありながら☆(スター)という種類で、色違いのポケモンが描かれている特徴があるのでリザードンも色違いになっています。

 

同じように、「δ種」かつ「☆」であるカードにギャラドス☆とミュウ☆がありますが、
リザードン☆と同様に、赤いギャラドス→炎タイプ、青いミュウ→水タイプとなっております。

他にも、☆ではないδ種でも色違いの体色と同じ色がタイプになっているポケモンもいます。

一方、通常色の体色がタイプとなる場合もあります。

 

ラティアスやボーマンダなんかがそれですね。

…賢い読者の方は、「だったら最初のテラスタルの仮説も弱くなるなあ」と思ったことでしょう。
バンギラスもこのとき雷タイプが出ているのですが、色違いの体色なのか通常色の色なのかきまぐれなのかもはやわかりません。

また、それだけだったらいいのですが、普通に「通常色でもない、色違いでもない」というパターンもあります。
もうこの記事は終わりかもしれません。

サーナイトの色違いは白×青

つまりこうなります。

こんなに意味のない表をつくったのは初めてです。

ドラゴンタイプのポケモン

話をそらしましょう。
ドラゴンタイプのポケモンがいますよね。

ドラゴンタイプのポケモンは初代からいますが、ポケモンカードにおけるドラゴンタイプは最初から存在していませんでした。
無色に統合→ドラゴンタイプの登場→一回消える→再びドラゴンタイプの登場
という流れを何回かたどっているのですが、一度も「基本ドラゴンエネルギー」が出たことはありません。

ここでボーマンダというポケモンを見てみましょう。
登場してから最新まで、ずっとワザに必要なエネルギーが炎と水だけ。つまり体の色とあっています。

ほら!!ほらそうじゃん!!体色とタイプあってるじゃーーーん!!ほら~~~~~
ほら~~~~~

他のドラゴンタイプを見てみても、こんな感じです。

若干色の解釈はあると思いますが、基本的に体色とあっているという特徴があるのかなーーということが言えるのかと思います。

この法則には例外はありまs・・・ありま・・・・あr 

あります…。

なんで変わんねん

まとめ

いかがでしたでしょうか!

ポケモンの体の色とカードのタイプの関係性について、「こうだったらこう!!」っていうことをいつもみたいに言いたかったのですが、わかりませんでした!!

なにかしら関係があるのかもしれませんし、関係ないかもしれませんね!!!

それではまた次回!さようなら!!!