ポケモーニング!!!

たいあたりジムをご覧の皆様!!!!

見てください!このポスター!!!

すごいでしょ!最高でしょ!!天っ才でしょ!!
僕も超お気に入りで印刷して枕元に置いて寝てます!!!

で、自慢がしたかったわけではありません。
この記事を書いたのは、みんなもポスターを作ってほしいと思ったからです。

でもイベント主催するような人って、みんながみんなデザインができるわけじゃないですよね。

ポスターは欲しいけど自分では作れない…。

その気持ち私もすごくわかります。自分にはできないし、やってもダサくなってしまうと思っていました。
しかし今回やってみたら、大変だったけどなんとか形にすることかできました。

この記事を通じて、イベントを開催したい人が「自分にも作れそうだな」という気持ちになってもらえたら幸いです!!

 
 
 

そもそもポスターをつくる目的とは?

イベントを開催するにおいて、ポスターをつくるということは必ずしもやらなくてはいけない作業ではありません。

最近ではイベント情報を探しているようなアンテナの高いプレイヤーのほとんどがTwitterをやっており、自然にイベント情報が回ってくることも多いでしょう。

私もいまフォロワーが1800人いるので、広めたいイベントは積極的にリツイートするようにしています。
Twitterだけで十分な集客になることもあるため、イベントによってはポスターをつくらないイベントもあります。
そんな中、ポスターを作成するのはどうしてなのでしょうか。

① 参加可能性の高い人にダイレクトに届く

Twitterには多くの人がいますが、その場所その時間のイベントに参加できる人は限られています。
ロロトイナイトならバトロコ高田馬場で開催するイベントに参加しやすい人に伝えたいのですから、バトロコ高田馬場に掲示するのが一番です。
カードを買いに来た人の中には、Twitterをやっておらず、つい最近ポケカを始めたような人もいるかもしれませんし、もしかしたらポケカを始めようと思っている人も見てくれるかもしれません。
Twitterで告知するよりもピンポイントで参加してほしい人に届けられるというのがまず一つ目の利点です。

② 文字では伝わらないことが伝わる

ポスターは、文字による情報に加え、ビジュアルによる情報も同時に目に入ってきます。
制作過程でも意識した部分ですが、明るいイメージなのか、暗いイメージなのか、気軽に入れるのか、勝負を楽しむのか、そういった雰囲気の情報を文字だけでなくビジュアルで伝えることができます。
また、文字の大きさや強調している箇所によって、イベントの中で重要な部分が視覚的に伝わります。
文字だけの情報よりも主催者がどういったイベントをしたいのかを正確に伝えることができます。

③ 集客の本気度が伝わる

Twitterを見ていると、首都圏では毎日いたるところでイベントが開催されているため、逆にどのイベントを選んだらいいか迷ってしまうようなこともあると思います。
実際行ってみたら主催者の身内しかいなかったらどうしよう…。といった不安を感じる人もいるでしょう。
店舗でポスターで告知するということは、それだけで「不特定多数の参加者を募っています」という意思表示になります。
また、店舗との信頼関係がある優良なイベントということの証明にもなります。
これだけ準備してあなたの参加を熱望しています。ということが伝わるでしょう。

実際どこまでこのポスターが作用したかはわかりませんが、ロロトイナイトは20名の方にお越しいただきました。
平日の夜という事、公式もやっていない過去のレギュレーションのイベントということを鑑みると、なかなか多くの方に参加いただけたのではないでしょうか。
 
 
 

教科書と使用ツール

ここまでトイ個人のイベント主催者目線の想いを書いてきましたが、ここからポスター制作の話になります。

教科書『伝わるポスターをつくる』黒川啓太郎

参考にしたのが、『一軒目ポケカ』の運営で知られる『ポケカ茶屋』のメンバーの一人で、毎月ポスターの作成をされている黒川さんのnoteです。

  

ロロトイナイトのポスター制作も今回の記事も、こちらのnoteの内容を教科書として話を進めていきます。
逐一重要なところを引用していきますが、先に全部読んでいただいてもめちゃくちゃ実りのある面白い記事だと思います。

伝えるポスターを作る①    

この連載を読みながら作業を進めていきます。

上記の手順を踏まえて実際に黒川さんがつくるときの思考が書かれているのがこの記事です。これも非常に参考になります。
ポスター作ってるときの頭の中

また、文字や文章のレイアウトに絞った記事もあります。
読みやすい文章のデザイン

ツール『PowerPoint』

パワポをめちゃくちゃ推す理由は、多くの人に馴染みがあるツールだからです。

ポスターって「Photoshop」とか「illustrator」とかのソフトを使わないとできないんじゃないの?と思われる方もいると思います。
そういうソフトってそもそも高いし、頑張って大金を出してインストールしたとしても1から使い方を覚えなきゃいけなそうじゃないですか。

その点、PowerPointなら多くのパソコンに標準装備されているし、触ったことのある人は多いだろうし、パワポを使いこなせるようになればポスター作製以外にも役に立ちます。

この記事では、一応スライドをつくったことがあるくらいの人を対象としていて、1からパワポの操作を解説することはしませんが、パワポの操作の方法のノウハウは世の中にあふれているので自分で調べられると思います。
それよりも実際の作業工程と考え方を共有することが1番の目的です。
 
 
 

載せる項目を考える

前置きが長くなりましたが、ここから実際に作成した手順を解説していきます。

教科書を通して読むと、大きく分けて「載せる項目を決めるパート」と「デザインをつくるパート」に分かれているのがわかります。
もちろん最終的には両方微調整をしていくのですが、まずは教科書通りに載せる項目を考える作業から始めていきたいと思います。

この「載せる項目を考える」パートはデザインのセンスに関わらずじっくり考えれば絶対誰でもできます
そして、教科書の中でもかなりの文量を占めていることからもかなり重要な項目です

何しろ自分で考えたイベントのことは絶対に世界中の誰よりも自分が一番よく知っているわけですから、
それを文字にして表現することができなければ他に誰も説明してくれる人はいないのです。

また、この工程を踏むことで「誰に届けたいポスターなのか」「どんな人に来て欲しいのか」「イベントの魅力は何なのか」といったことをあらためて自分の中で文章化して整理することにもつながり、自分にとっても非常に有益です。

誰でもできるんだけどあなどらず手を抜かずにやっていきましょう!!
 
 
 

1.必要な情報をまとめる

教科書によると、

■ おおまかに必要な情報をまとめる ■
ポスターを作る前に、どんなポスターを作るのかを決めます。
具体的には「宣伝に必要な情報は何か」となります。
(中略)
まず、このイベントの概要がわかる情報を箇条書きでまとめていきます。
「誰が、イベント名、いつ、どこで、誰と、何をする」で考えるとまとめやすいと思います。

■ 細かく必要な情報をまとめる ■
「誰が、イベント名、いつ、どこで、誰が、何をする」以外に必要な情報をまとめてみます。
(中略)
「誰が、イベント名、いつ、どこで、誰と、何をする」は『宣伝に必要な最低限の情報』という話をしましたが、こちらの「参加費、持ち物、ルール」の情報は『イベントに参加する人に知ってもらいたい情報』になりますかね。

と書いてあります。

これを踏まえて最初に作った部分がこちらになります。

最初はデザインの「デ」の字もありません。
これだけだとポスターっていうよりも学校で配られるレジュメみたいですよね。

しかし、どんなにデザイン性の高いポスターでも、必要な情報が書いていないと集客にはつながりません。
なのでこの部分は非常に大切だと思います。
 
 
場所や時間、参加費などの概要のほかに、ロロトイナイトは殿堂レギュレーションのイベントであるということを説明する必要があります。これはイベントの面白さの根幹の部分でもありますし、スタンダードデッキではあまり楽しめないので注意喚起でもあります。
 
 
また「どういった人に来て欲しいのか」を入れようと思いました。それが「古いカードとの新しい出会いを楽しもう!」の部分です。

殿堂レギュレーションをもとからやりたいと思っている人はおそらく少ないです。
ですが、殿堂レギュレーションはやってみると面白いということを伝えたくて開催するので、なるべく気軽に参加してほしいというのがポスター作製の目的になります。

なので、動詞は「競おう」や「戦おう」ではなく「楽しもう!」にしました。「遊んでみよう!」とかでも良かったです。

また、殿堂のカードの表現に結構悩みました。「懐かしのカード」という言葉はそれっぽいですが、最近ポケカをはじめたひとにとってはピンときません。
発売されたのはずっと前ですが「なんだこのカード!初めて見た!!!面白い!!!!」という体験をしてほしかったので、「古いカードとの新しい出会い」という表現を使いました。

 
 
 

2.伝えたい情報の優先順位を決める

2つ目の記事の内容に移っていきます。こちらも教科書を読むと、

■ なぜ優先順位を決めるのか ■
見やすく伝わりやすいポスターを作るために情報の優先順位を決めます。

見る人に内容を伝えるものの例として新聞や雑誌などがあります。
新聞や雑誌の大きい見出しってパッと見てすぐ目に入るし、見出しだけで何についての内容なのかだいたいわかりますよね。
大きい見出しを見て気になったものは中くらいの見出しを読む、さらに詳しく知りたいときはそれより小さい本文の文章を読む、という流れができていると思います。

ポスターも優先順位の高いものから大きい文字で配置をしていくと、まずパッと見て興味を持ってもらい、そこから詳しく内容を見てもらう、という流れがスムーズに作れると思います。
伝わりやすいポスターを作るためにも、優先順位をつけることは大切なことだったりします。

と書いてあります。

実際に一軒目ポケカのポスターを見てみると…

イベント名、一番大きいですね。
開催日、そこそこ大きめです。
開催場所は他と比べるとちょっと小さいですが、読めないほど小さいわけでもないですね。開催場所が少し小さめなのは、このポスターを掲示する場所自体が開催場所なので、大きめに主張しすぎなくても大丈夫かなーという考えがありました。

とあります。
ということで、先ほどの自分のレジュメを見てみて、重要だと思われるところを考えてみました。

タイトル、開催日、そして殿堂であるという情報も重要だと思います。
あと意外と盲点ですが、「〇〇ポケカ」とかのタイトルじゃないのでポケモンカードのイベントだということをちゃんと伝えたほうがいいかと思いました。

とりあえず構成はこれで仮確定としていよいよデザインを考えていきます。

先生曰く、

一番頭を使って、一番難しくて、一番楽しいところです。

 
 
 

デザインを考える

3.デザインを考える

大きく分けたうちの後半のパートです。教科書によると

■ イメージのアイデアを出す ■
私の場合、
①連想ゲームのような感じでアイデアを出す
②過去に見た好きなデザインを思い出す
の2つを組み合わせてイメージのアイデアを出すことが多いです。

ということです。
ますはロロトイナイトのイメージを考えてみましょう。

先生と同じように連想ゲームしてみましょう。
この画像はこの記事のために作成したものなので、普通は紙に書いたりしてください。

ここで困ったことがあって、初心者歓迎!のイメージや、ファンデッキやナイトバトルのイメージは割と一貫性があります。「気軽に楽しく」みたいなポップでライトな感じです。フォントもポップ体とか丸ゴシックとかそんな感じ。
しかし、殿堂だけは言葉としての雰囲気も難しそうなイメージです。フォントだと明朝体とか。これは最初のイメージと相反している気がします。

なので、ここは思い切って殿堂の重めなイメージはポスターには載せずに、ライトでポップなイメージだけ載せることに決めました。もちろん参加者としては殿堂大好きな方々にも参加していただきたいのですが、そういう方はTwitterで情報を拾ってくれるだろうという意図です。
これでポスターの方向性がなんとなくイメージできました。

このように、イメージを書き出してみると「あれ?このイメージとこのイメージってちょっと合わないな」となることもあると思います。それがそのままイベントコンセプトのブレだったりもするので(今回は両方ターゲットですが)文字に起こしてみるのは大切だなと思いました。
 
 
 

4.実際に作る

ようやく実際に作っていきます。

教科書によると、

● 簡単かも!ポスターの作り方 ●
1.ラフをもとに全体をサクッと作る
2.細かい形を整える
3.写真を入れたり色を付けて完成

とあります。
それを踏まえて作ったのがこちら

ここでいい感じのデザインにするためには、

■ 細かい形を整える ■
ここ、結構重要です。
いくら下書きのデザインがいい感じでも、ここがうまくいかないと読みづらいポスターができてしまいます。

ということが重要らしいです。具体的には、

・四隅にスペースを持つこと
・文字の位置を揃えること
・フォントの種類を絞ること

らしいです。このデザインなら一応大丈夫そうですね!!

続いていよいよデザインをいじっていきます。

教科書によると

①の連想ゲームで出した単語から得られたイメージと、②の好きなデザインの傾向を組み合わせて、情報(文字)の入ったポスターのラフ(デザインの下書き)を考えます。
今回は縦長で作っていきましょう。

…とはいったものの、どこから手をつけたらいいのでしょうか?
作りたいものの雰囲気やイメージはあるけど、どうやって形にしていけばいいのか分からない方も多いと思います。
まずは決まっているものから形にしていきましょう。

ロロトイのイメージは「楽しい」「明るい」「にぎやか」みたいなイメージだとさっき決めたので、若干ポップな感じのフォントにしてみました。

次に色を付けていきます。

★ 配色を考える ★
デザインを考えているときに、「かっこいい色がいいな〜」とか「この色使いたいな〜」と1色決めるというところまでは考えられたと思います。
では、そこからポスターに使う色の組み合わせ『配色』を考えていきましょう。

ロロトイのイメージカラーは、大体以下の要素で決めました。

・明るいイメージのため、明るい系の色を入れたい

・ナイトバトルのため、、黒系の色を入れたい。

ユメトイヤナトイのイメージとかぶらないようにしたい。

これらに、トイのおもちゃっぽいイメージと、ロロたんぬのロトムっぽいイメージを足すと、黄オレンジ青みたいなカラーがいいかなと思いました。ほぼロトムカラーなんですが。

そこで、役に立つのが教科書にも書いてあるこちらのサイトです。

Color Hunthttps://colorhunt.co/

こんな感じでいい感じの色の組み合わせを提示してくれます。
 
今回はこの中で一番ロトムカラーに近かったこちらの色の組み合わせを使っていきます。
 
 
 
はぁ~~~…長かったけどこれでようやく自分にも黒川さん並みのポスターが作れるようになったぜーー!!!
 
 
 
 
 
ドン!!!
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
ダッセーーーーー~~~~~~~
 
 
 
 
 
ちょっと!!!全然先生みたいになんないよ!!!!

どういうこと!?!?!?詐欺!?!?!?
 
 

はい、よほどセンスのある方でない限り、最初は皆さんがやってもたぶんこうなります(笑)
 
 

どうして!?教科書通りやったんですけど!?!?!やっぱり課金しないと無理なんですか?!?!デザイナーの右腕を移植しないと無理なんですか?!?!?
 
 

考えててもわかんないので、
ここで、先生の作品を参考にしようと思い、一軒目のポスターを見に行きます。

  

自分のがコレ。

 
 

うーん、載ってる情報とか文字のレイアウトなんかは、割と似通っているように思えます。

ということは、1~4のうちの3まではそんなに間違ってないと言えそうです。
そう考えると、考えるべきはやはり4の「デザイン」。特に色や形の部分です。

 
 

一軒目ポケカのポスターと自分のポスターでどこが違うのかを徹底的に比べてみたところ、2つの点が圧倒的に違っていることがわかりました。

それが、ロゴ と 背景 です。

ロゴ と 背景 です。

大事なことなので2回言いました。

 
 
ここでもう一度、一軒目ポケカのポスターを見てみましょう。
 

 

 

2018年(上の2つ)と2019年(下の2つ)でデザインが変更されてはいるものの、基本的に毎月同じ文字の配置・構図となっています。
 
 
大きくて目立つロゴ、同じ構図にすることで、一度見たことがある人が一目見て「一軒目ポケカのポスターだ!」とわかるようになっているのだと思います。

つまり、特徴的なロゴがあることでデザインの一貫性が取れている。
 
 
そして、同じ構図なのに毎月雰囲気がガラッと変わっているように感じるのは紛れもなく背景の存在です。
特徴的な背景に、文字の色を合わせることで、毎月の季節感のある雰囲気を生み出しています。
 
 
つまり、ロゴと背景を変えてみればいいんだ!!
 
 

番外編:完成度を上げてみよう

 
実際はここまでの工程を踏まえれば、最低限「内容がちゃんと伝わる」ポスターはできているはずです。
黒川さんの記事のタイトルも「伝えるポスターを作る」ですからね。

ここからはより自分で満足のいくような、枕元に置いて寝たくなるようなポスターを目指していきます。

①ロゴを作ってみよう

フォントを変えることによって、文字から伝わる雰囲気はかなり変わってきます。
ロゴを見ただけで、なんとなくイベントの雰囲気が伝わってくるようなそんなロゴが理想的ですね。
 
とはいえ、皆さんのパワポに標準装備されているフォントは基本的なものしかないはずです。
そこで使えるのがフリーフォントになります。

私もびっくりしたんですが、Googleで「フリーフォント」と検索してもらえば、かっこいいフォントから可愛いフォントまで様々なフォントを無料でダウンロートすることができます。

ロロトイナイトで使ったフォントは「ボコスカモンスター」というフリーフォントです。

ボコスカモンスター

ちょっとマンガっぽくて子供っぽい雰囲気がロロトイっぽいかなーと思いました。

これをダウンロードし、

こんな感じでパワポの標準の機能を使って装飾していくと、簡単にロゴをつくることができます。

このロゴをつくるために一日中様々な商品のロゴを見ていたのですが、世の中のほとんどのロゴはフォント+色+枠+影+光彩+変形の組み合わせであることがわかりました。

それがわかれば似たようなフォントを探すことで結構どんな雰囲気のロゴも真似できるようになるんじゃないかと思います。

そういう視点で見てみると、意外とかっこいいロゴほどごちゃごちゃしていないことがわかります。教科書にもあるように、フォントの多用はかえって文字を読みづらくしてしまうので、ロゴ+αくらいにとどめておくのが良いと思います。

ロゴに合わせて微修正して今こんな感じ。結構雰囲気変わりますよね。

②背景を探してみよう

背景はすごく苦労しました。
イメージはなんとなく、ポップでおもちゃっぽい感じで、子供部屋のカーテンみたいな背景を探したのですがなかなかありませんでした。

教科書でもいくつかフリー素材のサイトが紹介されていますし、他にも背景を扱っているサイトはたくさんありました。

イラストAC
https://www.ac-illust.com/

ダ鳥獣戯画
http://www.chojugiga.com/

ICOON MONO
http://icooon-mono.com/

Bg-patterns
http://bg-patterns.com/

またはシンプルにGoogleで「〇〇 背景」のように画像検索して、自分の中のイメージに合致したものをダウンロードしに行くのも良いと思います。ただ、そうすると有料の素材だったりもするので注意です。

結局最終的に決めたのは「いらすとや」さんの背景でした。

カッコいいイメージではないですが、「やさしい」「したしみやすい」ような雰囲気には合うと思います。

背景を入れてみるとこんな感じ

このへんで結構有頂天になっています。

③色気を足してみよう?

そこから、文字サイズを調節したり、もっと殿堂を目立たせたいなーとか考えたりしながら何度も微修正を重ねていき、とりあえず完成!!となったのがこちらです。

上のキャッチコピーと中央の説明分が若干目立つようになっていますが、これも『フォント+色+影+枠+変形+光彩』の組み合わせに過ぎないので、パワポに慣れればなんとなく使えるようになると思います。

ということで浮かれてアップロードしたところ、
三重にお住まいでデザイナーでジャッジでオーガナイザーのおねえさんからアドバイスをいただきました。

それが、「色気」です。

なにをいきなりあぶねーことを言い出すんだと思いましたが、色気というのは色の気配。つまりもうちょっといろんな色が入っていたほうがいいよということでした。

全体の色はあまり多くなりすぎないように3色~4色くらいに抑えつつ、ポイントポイントで目を引くようなところにイラストや写真を入れていくと色気がでることを教わりました。

実際に入れてみたのがこちらですね。

人のイラストを入れることで、見た人がなんとなく安心感を持つ効果があり、写真を入れることでなんとなくイベントの雰囲気が伝わりやすくなるという効果もあるようです。

なるほど!たしかにchamaさんのイベントポスターもめちゃくちゃ色気がありますね!!

まとめ

こんな感じで、普段あまり語られることのない作業工程を細かく解説してみました。
ポスターのクオリティはまだまだかもしれませんが、黒川さんのような慣れている方の解説とはまた違った書き方になったのではないでしょうか。

今後も今回のように基本に忠実に他のイベントのポスターを作っていきたいと思います。苦手意識さえなくなってしまえばつくるのは楽しいですし、完成した時は本当に嬉しいです!!

この記事を読んで、自分でもイベントのポスターを作ってみようを思う方が増えること、そしてイベントの参加者が増え、イベントが大成功することを切に願っております!!

ダイジェスト

最後にここまでの編集過程をダイジェストでお送りします。

『一軒目ポケカ』に遊びに行こう!!<前編>参加者に『一軒目ポケカ』の魅力を聞いてみた