ポケモーニング!トイです。
前回の記事では、サン&ムーンシリーズ、ソード&シールドシリーズと新弾の「トリプレットビート」を比較して、その共通点から1.5個めのエキスパンションに関して書きました。
今回はシリーズ2つめのエキスパンションということで、強力カード目白押しなのですが、これも前回の記事で予想していた通りですね。
やはりある程度、過去のシリーズで起きたことと似たようなことがおこってきます。
ということは…?
じっくり考えれば、今後起こることをすべて予測することができるのでは????
と考えました。
そこで…2024年(Hレギュの終わり)までに収録されるexのポケモンを「ガチ」予想してみました!!!
予想できると考えた根拠
1.収録ペースが規則的
わかってる方はわかっていると思いますが、この図にあるように、ポケモンカードのシリーズ・レギュレーション(マーク)・エキスパンションには、かなり正確な周期があります。
シリーズが3年ごとに変わります。これは、ゲームのポケモンと当然ながら同じ周期になっており、大体3年ごとの秋~冬にかけて新作が出るため、それに合わせてポケモンカードのシリーズも刷新されます。
そして、1年ごとにAマークからBマークへというように、レギュレーションマークが変更になります。また、新作発売から約1年後に、サン&ムーンなら「ウルトラサン&ムーン」が。そしてソード&シールドならエキスパンションパス「鎧の孤島」が出るというように、ゲーム本編の追加要素に合わせてこちらもマークの変更があります。
さらに、3年目になると「TAG TEAM」や「VSTAR」のようにカード独自の新要素が追加されるという流れも、法則性があります。
今回のスカーレット・バイオレットシリーズもすでにゲームでの追加要素「エキスパンションパス」の存在が公開されており、そこに出る新要素のカード化と共に2023年末か2024年にG→Hレギュに突入という流れはなんとなく予想できます。
2025年ごろのIレギュに関してはまだ予測するためのヒントがあまりありませんが、Hレギュまではこれまでと同様にある程度ゲームと連動して要素が追加されると予想できます。
また、1年間の間で出るエキスパンションも、大型弾は4周期で進んでいきます。強化拡張の数は場合によって若干の差があれど、基本的に大型弾と強化拡張が順番に発売され、4の倍数ごとにレギュレーションマークがかわるのも、法則性があります。レギュレーションの最後にハイクラスパックが出るのも、ここ6年続いているため、基本的に今後もあると考えます。
それらを踏まえると今回のシリーズも、GマークがSV4まで。HマークがSV8までと読むことができます。今回はここまで完全予想します。
2.ゲームとの連動
先ほど、ゲームとの連動と書きましたが、収録されるポケモンの種類にも相関関係があります。
このように、主役となるポケモン(パッケージに描かれるポケモン)はやはり人気ポケモンであることが多く、ほとんどがゲーム中で重要な役割を果たす伝説のポケモンなどが多いです。
サン&ムーンシリーズと、スカーレット&バイオレットシリーズはここまで全く同じ筋道をたどっております。
また、準伝説ポケモンがともに4種類、ぬしポケモンの存在、リージョンフォームの存在、ウルトラビーストとパラドックスポケモンのように、それぞれ対応する要素があります。
各世代のポケモンはそれぞれ対応する立ち位置のようなものがあり、(代表的なものでは600族と呼ばれるジャラランガ→ドラパルト→セグレイブなど)パルデアの新ポケモンで収録されるポケモンもある程度出そう/出なさそうの判断ができるため、今後もAマークを参考にすることでGマークの収録はかなり読みやすいのではないかと考えます。
また、ソード&シールドとスカーレット&バイオレットの比較をすると、エキスパンションパスという要素が同じであり、「鎧の孤島」→「碧の仮面」、「冠の雪原」→「藍の円盤」というように対応すると考えることができ、Eマークの流れからHマークを予想することも可能なのではないかと考えました。
3.スカーレット&バイオレットシリーズの収録の特徴
ここまででは、メインとなるポケモンはわかるものの、その他のポケモンに関しては完全に勘で予想するしかありませんが、ここにもう一つ法則を加えることで予想の精度が上がります。
これを見てください。ここまでに収録されたスカーレット&バイオレットのexです。まだ5種類のパックしか出ておりませんが。ここからわかることは非常に多いです。
まずなんといっても、「全部6種類」これに尽きます。実はこれがあったからこの記事を書こうと思いました。
サン&ムーンシリーズもソード&シールドシリーズも、ここまで枚数が統一されていることはないのですが、スカーレット&バイオレットシリーズは、同時に2種類の発売であろうとなかろうと6種類のexが収録されています。
また、新ポケモン3~4、旧ポケモン2~3という割合が一定なのも特徴的です。トリプレットビートで、「いきなりルガルガン!?」と思った方も多いのではないでしょうか(多くない)
おそらく、前半/後半に新ポケモンが偏りすぎることが無いように、すでにバランスよく振り分けているのではないでしょうか。
さらに、必ず過去作のポケモンから1体テラスタル枠として選出されています。ここもタイプの被りがないのもポイントです。(カードのタイプではなく頭についている16タイプ)
ここまでヒントがそろえば、予想しろといっているようなもんですね。私のポケモン知識、ポケカの過去データを総動員すればきっと当てられます。
Cマーク、Fマークに関してはTAGTEAMやVSTARなど不確定要素が多すぎるため諦めます。
予想の対象となる枚数
以上を考慮して、予想する枚数が6×エキスパンションの数と決まりましたが、ここであることに気が付きます。
これを見てください。
サン&ムーンシリーズとソード&シールドシリーズは販売ペースがほぼ同じなのですが、スカーレット&バイオレットシリーズは若干遅れているのです。
最初は環境変化の調整のために販売周期が長いのかと思いましたが、というよりは最初がずれていて、そのあとが順々に遅くなっているように読み取れます。
最後のハイクラスパックは基本的にクリスマス商戦、冬のボーナスを狙って12月ごろに発売されると考えると、スカーレット&バイオレットシリーズは1個足りません。
SV3aか、SV4aが無くなるのではないかと考えることができ、収録ポケモンも踏まえた予想ではSV4が、ある程度新ポケモンも交えたハイクラスパックになるのではないかと思います。
ということで、考察対象は以下の空欄の部分になります。大型弾に関して、1つになるか2つになるかも当てる必要があります。
収録ポケモン予想
大変前置きが長くなってしましました。実際の予想にうつります。こっからが楽しい。(私が)
SV2a「ポケモンカード151」
1個目の予想なのにある意味一番難しい。なぜなら過去に例がないし、上で挙げた法則におそらく該当しません。
この商品の特徴は以下です。
・初代151匹の収録が決定している(トレーナーズ合わせて165枚)
・ミュウex、フーディンexが確定
・WCSを見越して海外人気の高い151のポケモンになった?
ということで、収録ポケモン数が151と、過去最大の枚数になっています。
なので、正直収録されるexも6種類では収まらないかとも思いつつ、6種類で予想していきたいと思います。
これはほとんどの方が予想するのではないかと思いますが、「フシギバナ」「リザードン」「カメックス」の3体は出る可能性が高いと思っています。
GX、Vとしても出ているし、WCSを見越して海外人気の高いポケモンを収録するのではないかと考えるからです。
となると、5体確定で残り1体。
2進化exが多くなってしまうのでおそらく1進化ではないかと思います。
・1進化ポケモンである
・タイプが草、炎、水、超ではない
・人気ありそう
上記の根拠に該当する151のポケモンはそこまで多くはありません。ダグトリオ、マタドガス、ラッタなどもあるかと思いましたが、ポケカ的な歴史を考え、ベトベトンではないか!?と思います。
進化ポケモンを止めるかがくへんかガスとかだったらアツいですね。
結論
フシギバナ リザードン カメックス ミュウ フーディン ベトベトン
SV3、SV3′
ここはおそらく2弾同時発売で来るのかなと思います。
サン&ムーンでは、映画と合わせたホウオウと、ラスボス的なポジションであるネクロズマでした。ソード&シールドではムゲンダイナでしたね。
スカーレット&バイオレットではラスボスに相当するポケモンがいないことから、SV3でパラドックスポケモンが来るのではないかと思います。
ちょうどスカーレットに出てくる過去のパラドックスポケモンと、バイオレットに出てくる未来のパラドックスポケモンの2種展開ができるのではないでしょうか。
そうするとSV4で出すポケモンが無くなりそうですが、UBに比べてパラドックスの方が種類が多く、SV4はハイクラスパックを兼ねるという予想なのでSV3で出しちゃいます。
上で書いたことをおさらいすると、パックのexを6枚と仮定し、その内訳は
【パッケージのポケモン+新ポケモン+旧ポケモン+旧ポケモン(テラスタル)】になっていると書きました。
なのでここでは
【パラドックスポケモン3~4+新ポケモン0~1+旧ポケモン1+テラスタル1】となると予想を立てます。
まず未来のパラドックスですが、テツノイバラ(バンギラスっぽいやつ)、テツノコウベ(サザンドラっぽいやつ)、テツノドクガ(ウルガモスっぽいやつ)という主役を張れそうなポケモンが多いです。
SV2のパッケージを見ると、メイン+ちっちゃいポケモンという構図で描かれているので、テツノツツミ(デリバードっぽいやつ)は確定な気がします。ウルトラビースト(以下UB)でいうカミツルギの枠です。おそらくワタシラガのようなサポート能力で出るでしょう。
また、ポケカの弾の特徴として、現行のメタゲームで有利になるポケモンをメインに据えがちな傾向があると考えているので、サーナイト環境でありフーディンの登場後でもあるため、悪タイプのテツノコウベがメインではないかと思います。あとはタイプのバランス的にはテツノカイナと予想します。
トドロクツキ(ボーマンダっぽいやつ)とテツノブシン(エルレイドっぽいやつ)は図鑑ナンバーが離れており、ちょっと扱いがちがうのかなと思いますので、強化拡張SV3aで出る予想をしています。
そうなると過去のパラドックスでは、意外とパッケージになりそうなポケモンがおらず(失礼)、しいて言うならチヲハウハネ(ウルガモスっぽいやつ)、サケブシッポ(プリンっぽいやつ)、ハバタクカミ(ムウマっぽいやつ)の3種がパッケージになっている様子が浮かびました。
しかし、ポケカ的にはサケブシッポとハバタクカミのタイプが超で被ってしまうことから、ハバタクカミではなくアラブルタケ(モロバレルっぽいやつ)と予想します。
その他のポケモンですが、ウルトラビーストが出たSM4では、アローラゴローニャ、アローラナッシー、ギャラドスが出ており、新ポケモンを知らない人にも手に取ってもらえるラインナップになっている気がします。
かつ、パラドックスがたねポケモンなので、進化ポケモンになるのではないでしょうか。
以上を総合して、バランスを考えていくと(書いているときりがなくなるのでさっさと結論にいく)以下のようになります。
結論
SV3未来の方
テツノコウベ テツノカイナ テツノツツミ クエスパトラ コータス カイリュー(テラス)
SV3過去の方
チヲハウハネ サケブシッポ アラブルタケ ウミトリオ ハッサム ムクホーク(テラス)
コータスとムクホークのチョイスは、サポートとしてメロコ、アオキが収録される気がするところからです。
テラスタルはそろそろ2進化が出ても良いなーというところと、出ていないタイプから。
SV3a
このエキスパンションでは、トドロクツキ、テツノブシンを中心に、出ていないパラドックスを出していく弾かなと思います。
両ウーラオスが描かれ、ICHIGEKI、RENGEKI両方が入っていた双璧のファイターのようなイメージです。
とはいえ、専用強化が多くあったUBに対して、パラドックスポケモンは「パラドックス」というアイコンを持たないので拡張性が低いですね。残念です。
今からでもテツノワダチとイダイナキバにエラッタしてくれないかな。
ということで、満を持してトドロクツキとテツノブシンに加え、先ほど出さなかったハバタクカミとテツノイバラまでは考えやすいかなと思います。
残りは旧ポケモンだとして、タイプと進化のバランスで以下のようになります。
結論
トドロクツキ、テツノブシン ハバタクカミ テツノイバラ ワルビアル ドータクン(テラス)
SV4
SV3aかSV4aのどちらかが無くなって、SV4がハイクラスパックを兼ねるんじゃないかなーと思っています。発売ペース的に。
もしくは最後駆け足になるけど、SV4とSV4aが出るという可能性もありますが、いずれにしろ6匹予想します。
ここで出てきそうなのはウネルミナモ、テツノイサハ、そしてキラフロルです。
ソード&シールドでは、ウーラオスはEシリーズになってから出ましたが、ガラルヤドランはDで出ましたね。その枠で先日追加されたウネルミナモ、テツノイザナが出ると思います。
また、さっきスルーしましたが、サン&ムーンシリーズで一般ポケモンながら物語のカギを握るポケモンとして、シルヴァディがパッケージGXとして収録されました。そのポジションは今作だとキラフロルになるのかなと思います。
(キラフロルが物語のカギを握っているかというとわからないですが…)
また、ソード&シールドのハイクラスパック「シャイニースターV」では、メタモンの新規収録と、クロバットの新規進化が収録されました。
このような追加カードもあるのではないかと思っています。
結論
ウネルミナモ テツノイサハ キラフロル セグレイブ オーロンゲ ゲンガー(テラス)
まとめ
ながくなってしまったのでいったん切ります。ここまでの予想がこんな感じ。
なかなかそれっぽくないですか?
やはり過去を知ることは未来を知ること。こうやって、いろいろ考えてみることでちょっとでも制作陣の意図と自分の思考がシンクロした時にすごく喜びを感じます。
今回やってみてすごく楽しかったので、考察までいかなくてもぜひ皆さんも日ごろの雑談の中でやってみてはいかがでしょうか。
後半へ続きます。
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