おはこにゃばちにんこ。
ロロたんぬです。
今回は、ババロコ殿堂ではなく、
殿レボというイベントに参加しました。
・ババロコ殿堂の殿堂ポイントを使用
・HP90以下のポケモンだけで構築
・ベストデッキ賞を決めるナイトバトル形式
特殊レギュレーションということで、
ぜひとも参加したい!
と思い、デッキ構築を頑張りました。
イベント告知だけの時間よ〜〜〜🔔🔔🔔
ババロコ殿堂準拠かつポケモンHP90以下の特殊レギュレーションのデッキコンテストです
ゆる〜い非公認イベントですので、どうぞよしなに! pic.twitter.com/rNjtZXOEjC
— だめいぬ@5/29殿レボ (@Dameinu_poke) April 26, 2022
参加するにあたり意気込み
普段、ヤナトイナイトバトルに参加し、
デッキ賞をもらえるように頑張っているロロたんぬですが、
今回は「殿堂レギュレーション」の「HP90以下限定構築」という、前例のないイベント。
せっかくなら、しっかりと勝てるデッキで臨みたい!
というのが今回の意気込みです。
そのせいでデッキ賞を逃すことになっても、
ババロコ殿堂主催として、譲れない部分はあるなと。
デッキの候補はさまざまありましたが、
勝つための考察をするところから始めました。
考察
イベント開催告知時、
まだカードプールに存在しなかったカードが、
5/3のポケカ公式チャンネルから爆弾のように投下されます。
ムウマージ。
HP90以下でありつつ、
「一撃で倒すとダメカンを8個のせる」特性をもち、
「エネルギー1個でダメカン2個ずつのせる」ワザを持ちます。
これがやばすぎる。
マジでやばい。
まず先攻で立ち回る際、
ダメカンを2個ずつばら撒いた時点で、
相手のポケモンは全てHP70以下になります。
これはあと「うらみのまじない」の効果だけできぜつさせられます。
バトルポケモンと相打ちしながら、
ベンチに2個ずつダメカンを撒くことになるのです。
ベンチポケモンもHP90以下なので、
5回「ぶきみなうたごえ」を宣言すると、ほぼゲームは終わります。
「ダメカンをのせる」というのが厄介で、
「ベンチバリア」ミュウやバリヤードで防ぐことができず、
効果によるダメカンがのらなくなる特性を持つポケモンは全てHP100以上です。
ガチ対戦環境において、ムウマージが強い!
というところから考察を開始しました。
ムウマージをかわすために
考えられるプロセスは2つ。
1つは、2回攻撃で倒すこと。
古代能力Ω連打を持つチャーレムや、「わたげれんだ」ワタッコなら、
まんたんの状態を解除しながら、2回目の攻撃で安全にムウマージを倒せます。
もう1つは、ポケモンチェックで倒すこと。
どくややけどのダメカンで倒せば、
「うらみのまじない」は使えません。
ダメージの調整が難しいですが、
「たたりび」キュウコンなら90ダメージを与えずに、どくややけどで倒せる調整ができます。
キュウコンなら「かがやくまなざし」で相手のシステムポケモンを効率よく倒すこともでき、
ある程度のコントロールデッキにも強く出ることができます。
ただ、HP90を倒すためには、ただのどくだけでは10足りません。
そこで、「フラッシュバイツ」クロバットGを入れることを検討しました。
ここで、1つ、気づきがあります。
───HP90以下限定なら、
「フラッシュバイツ」だけで勝てるんじゃね?───
先攻をとって、相手のたねポケモンが1〜2匹しかいないうちに、ダメカンをばらまいて勝とう、と。
これならムウマージデッキにもムウマージになることなく勝てますし、
どんなデッキが来ても善戦が可能です。
ひとしくんを使って何回か検討しましたが、
思ったようにダメージが出ません。
バトルポケモンはどくを含めて90まで出せますが、
追加でベンチにも50〜70ダメージを求められると、
今一つ足りません。
この「先攻ワンキル」、”ワンショットではなくワンキル”を詰める方向で次に思いついたのが、
フォレトスです。
「アイアンシェル」フォレトスと、「はるらんまん」チェリム、巨大植物の森を組み合わせて、
先攻1ターン目から「アイアンシェル」を連打する構築を検討しました。
コインが絡むので、通常の殿堂だと20〜30回くらい使えるコンセプトにしないと、V・GXに対して勝ちきれませんが、
HP90以下なので、「先攻1ターン目に5回ウラを出せば勝ち」まで目標が下方修正されます。
無限回使えるようなギミックが必要なく、期待値10回程度使えるようにできれば、ほぼ勝利です。
それを想定したのが以下。
人気のアンノーン+レスキューキャリーギミックで山を回しつつ、
ポイントのなくなったポケドロアー+で巨大植物の森を揃えに行く形です。
体感ですが、
10回アイアンシェルを使えるようになるのが確率6割くらい。
そこからコインが絡んで勝率5割下回る程度かな…という感じでした。
決して高い数字ではありませんが、
これまで考察してきたすべてのデッキに対してとりあえず1ターン目で勝てるというのがやばすぎる。
しかし、
これは勝ち負け、デッキ賞以前に「違う、そうじゃない」感がありました。
流石殿堂、カードパワーの高さよりも「組み合わせるとやばいデッキ」は存在したのです。
使用デッキ
ここまで考察して、
「アイアンシェル」や「フラッシュバイツ」によるワンキル、ワンショットをどうにも対策したい気持ちになり、
「先攻を取られてもワンショットされない」カードを考えました。
「特性の効果を受けない」ポケモンはいますが、
「ポケパワー・ポケボディーの効果を受けない」ポケモンはいません。
もう、「デッキを回させない」しかないのです。
HP90以下で、後攻からでもロックできるポケモン、
「かなめのふういん」ミカルゲです。
「トレーナー」は今で言う「グッズ」です。
レベルボールやポケドロアー+を封じれば、ワンショットを回避できます。
しかし、このポケモンは進化デッキのお供として、
1〜2ターンを稼ぐ役割で採用されることも多いですが、
このカードだけで戦うことは到底できません。
ただ、他のポケモンを入れてしまうと、
そのポケモンでスタートしてしまい、先攻ワンキルの洗礼を受けることになります。
もう他に手はありません。
「ミカルゲ単」
挑戦することにしました。
グッズはゲーム中一切使用できないので、
とにかく強いサポートを50枚以上採用することになります。
使用したのが以下です。
ミカルゲ4
HPが低いので、1枚だけにするわけにはいかず、
スタートもしやすくしたいので、しっかり4投。
ポケモンコレクター4
ウツギ博士のレクチャー3
とにかくこれがないとポケモンが並びません。
ユウリやアズサなど、同型のサポートはありますが、
場に出さずに、手札に加えられるというメリットがあるので、この2種です。
最初は対ムウマージを検討していたはずなのに、直前までユウリやアズサを採用しようとしてました。不覚。
ダイゴの決断4
カスミのお願い4
ブルーの探索4
その場その場で必要なカードを考え、そろえます。
遅延にならないように、相手のターンに考えておきましょう。
フレア団のしたっぱ4
プルメリ3
ザオボー2
相手のエネルギーをトラッシュしきれれば勝ちです。
エネルギーリサイクルや夜のメンテナンスなどは使えないので、クララやタケシのガッツが入っていない限りは割り切れると思います。
キョウの罠3
タチワキシティジム2
このデッキの核。
HP90以下なので、タチワキシティジムからの1.5往復ですべてのポケモンを倒せます。
サイド取り切るもよし、たねぎれを狙うもよし、たねぎれ回避のために無理やり出てきたポケモンを縛るも良し。
使い道は多様です。
グズマ4
ボスの指令3
ガラル鉱山2
エネルギーのついていないポケモンをひたすら呼び出します。
レベボカップではポケモン単体で戦うことは難しく、
コンボとしてベンチに出てくるポケモンたちを縛っていきます。
かるいしつけられない。回収ネットできない。にげるためのエネルギーは重く、つけてもトラッシュされる。
とにかく相手にエネルギーを浪費させることを目標にします。
ロケット団の工作2
エネルギーを割り切って、
やることがなくなったら活躍します。
先に使っても、重要なパーツをトラッシュできる可能性がありますが、
1ターンに1サポートのみの制限の中ではその暇は少ないです。
ルザミーネ4
エール団の応援1
クララ1
使い終わったカードを何度も回収します。
ルザミーネはスタジアムも回収できるので、
ガラル鉱山を押し付け続けることが可能です。
エール団の応援とルザミーネを使い続ければ、
山札はなくなりません。
エール団の応援だけでは、すぐにベンチポケモンは戻ってこないので、クララを採用。
マチスの作戦2
この手のコントロールデッキのお供。
最初からロックが始まっているので活躍のチャンスは少なめですが、
省エネ高効率の攻撃的なデッキ相手には早めに抱えておきます。
エネルギー破壊とボスを両立させていきましょう。
グラジオ2
スタジアムやエール団の応援など、
ピンポイントで使いたいカードを拾ってきたい時に。
基本悪エネルギー2
特殊悪エネルギーやハイド悪エネルギーなど、
強力な悪エネルギーがありますが、
前日にクララを採用したので、
基本悪エネルギーにしました。
おまけ
ミカルゲ単、
ちょっと面白さに欠けるため、
念のため予備のデッキを用意。
ワタッコ単です。
これは、ミカルゲ単を倒すためだけに作られました。
・エネルギーとウツギ博士があるだけで勝てる
・ハネッコ以外にたねポケモンがおらず、
しばるポケモンがいない
この2点に尽きます。
対ミカルゲを想定しているので、
バトルサーチャーはなく、現物多め志向。
その上、キョウの罠対策で、
アロマ草エネルギーまで採用しました。
当日、たまたま持ち合わせていたこのデッキを、
急遽参加する方に貸し出すことにしたら、
みごとに2回戦目に踏んで
先2で負けました。
わはは