~茶番~
いつぞやのモジャンボです。
草むすびしかとりえがないので、何度も仕事をクビになり、ついに鉱山しか働く場所がなくなってしまいました。
もう俺は一生このままここで労働しながら死ぬんだろうな…。
くそ…。 俺もザシアンやウーラオスに生まれて、キャーキャー言われる人生を送りたかったぜ……。
<翌朝>
ハッ!!!
俺はいったいどうしちまったんだ!!!
この姿は…!!イーブイヒーローズのリーフィアVMAXじゃないか!!!
小顔!直毛!清潔感!イケメン!ガリマッチョ!
耐久力も上がって、くさむすびの威力も段違い!!これで俺も人生大逆転だ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!
~茶番終了~
リーフィアVMAXというポケモン
このカードが発表されたときのSNSの反応は、「なんか微妙」「そんなに強くない」「不遇」「でかいモジャンボ」といった感じだった。
確かに、メインわざであるダイリーフは毛の生えたやすらぎハリケーンなので、「いや、これでどうやって勝つんや…」と思うのも無理ない性能をしていると思う。
しかし僕は、このポケモンはほかのイーブイのVMAXにひけを取らないくらい強いと考えている。
強い理由その1:「りょくかさいぼう」が強くて1ターン目が強い
ポケモンカードゲームの勝負が決まるターン数がどんどん短くなってきている昨今において、エネルギーをなるべく早く確実に貼るという行為は勝敗に直結しやすい。
そして、先攻からサポートが使えない今、先攻1ターン目で2枚以上のエネルギーを盤面に貼ることのできる手段は非常に少ない。
このデッキの1ターン目は、リーフィアVを2体場に出し、1枚エネルギーを貼り、「りょくかさいぼう」でもう1枚エネルギーを貼ることを目指す。
リーフィアVMAXは2エネでワザが使えるため、そうすることで、2ターン目以降はエネルギーを1枚ずつ貼っていくだけで良いのだ。
リーフィアVが2体並べば1枚ずつ貼るのがおそらく安定するし、最悪、リーフィアが1枚しか引けなければ1体のリーフィアVに2枚貼ってもいい。
必要なカードが、リーフィアVとエネルギーしかない。
比較的達成しやすい気がすると思う。
強い理由その2:ガラル鉱山下で「くさむすび」のダメージがちょうど良く強い
あくまでガラル鉱山で逃げエネを増やした状態でという前提だが、くさむすびというワザは、多くのVMAX“意外”のポケモンをちょうど倒せるダメージを出せる。
逃げる1のポケモン(デデンネGX、クロバットV、ワタシラガV)→180ダメージ
逃げる2のポケモン(けっこう多くのVポケモン)→240ダメージ
ガラル鉱山下においては、(特に先攻2ターン目においては)相手の盤面にくさむすびで倒せないポケモンがいない、もしくは1体しかいない、という状況が割とあるのではないだろうか。
240というダメージは知っての通り、ビクティニVMAXのダイビクトリーを超え、ムゲンダイナVMAXのベンチ7状態でのドレッドエンドと同じダメージになる。
つまり、2エネで出せるダメージとしてはトップクラスの効率になっている。
その1と総合すると、エネルギーを1枚貼るだけでほとんどのポケモンを倒せるポケモンが、先攻1ターン目に2体並んでいる状態を安定して作ることができる。
これがリーフィアの強さだと思う。
ムゲンダイナの後攻1ターン目で、バトル場にエネルギーが1枚ついて、パワーアクセルで後ろのムゲンダイナにも1枚エネルギーがつく状況を想像してもらうと、かなり嫌に感じると思うが、それを先攻1ターン目でめちゃくちゃ高い確率でやってきたらめちゃくちゃ嫌じゃないか??
デッキの着想
①ピッピ人形+モミ
最初に考えたのは、リーフィアVMAX+ピッピ人形+モミ の構築だった。
流れとしてはこんな感じ。
1ターン目:りょくかさいぼうでリーフィアAとリーフィアBに1枚ずつエネルギーを付ける
2ターン目:リーフィアABをVMAXしてエネルギーを貼ってくさむすび
3ターン目:リーフィアAをベンチに下げ、リーフィアBにエネルギーを貼ってくさむすび
4ターン目:ピッピ人形を前に出して、モミ使用。リーフィアCを出してりょくかさいぼう。※モミ使用後にエネルギーが1枚ついたリーフィアが2体いる状態。
以下2~4ターン目をループする
モミを使ったターンに「りょくかさいぼう」を使って2体のリーフィアにエネルギーを貼ることで、回復しながら攻撃し続けることを目的とした。
このコンセプトのいいところは、モミとリーフィアを同時採用することで、「ハクタイのもり」感がめっちゃ出てかなり高い芸術点を取れるところだった。ピッピ人形もどことなくハピナスっぽいので、なんかそう言い張ることもできる。
なんとなく僕の考えたデッキっぽいし、なんかこれでいいか今月は…。と考えていた。
しかし、脳内でシミュレーションをしていくうちに、ガラル鉱山をだしながらアタッカーを切り替えながら戦っていくというコンセプトが、いまいち噛み合っていなかった。
ガラル鉱山を出すとリーフィア自身の逃げるエネルギーも増えるため、入れ替えがしづらいし、スノーリーフバッジを採用すると、せっかくエネルギーをトラッシュせずに逃げたのにモミを使っているのがアンマッチだ。
総合的に考えて要求が高く、あまり強くないように思えてきた。あと実際ハクタイの森とか誰も知らねーだろ。って思った。
また、それを達成するためにおそらくチラチーノとかが入ってきて「うわーなんか最近よく見るVMAX+非Vで構成された普通のデッキ~~~!!」
ってなってしまい、個人的につくるモチベーションが下がった。モミなら凱さんがアップしてたインテレオンVMAXのがたぶん強い。
②超アグレッシブ型
もう一つ気になっていたこととしては、この記事内でもさんざん伏線を貼ってきたが、「ガラル鉱山、実際そんな都合よく引けない」という問題だった。
そこを解決するためにスタジアムナビやフウロを入れたり、うらこうさくを入れる構築も考えたが、なんか微妙だった。
そこで、もう一度このカードの強みを振り返ってみた。
・先攻1ターン目が安定していて、ポケモンとエネルギーのハードルが低い
・ガラル鉱山下でドレッドエンドできる
ということを総合して、
・とにかくどんな手段を使ってもガラル鉱山を引いて殴って押し切って勝ち
というコンセプトにした。
実際、先ほど書いた通り、ガラル鉱山下でのくさむすびを耐えるポケモンが相手の場に2体以上いる場面は限られていると思うので、フィオネやあなぬけのヒモを使いながら、倒せない奴を無視して強引にサイドをとっていく。
すると最短で先攻4ターンで勝てる。
相手は3ターンでサイドを取りきるのはほぼ不可能なので、つまりデデンネもクロバットも置き放題じゃん!!!やったーーーー!!!
デッキレシピ
ひとしくんで遊べるデッキコード→dkVbkk-OkcCpF-vbFfFv
個別解説
語ることが非常に少ない。
とにかくデデンネもクロバットも出し惜しみせずに出して、リーフィア2体で最短でサイドを6枚取ることを目指す。
・マーシャドー
うねりを絶対に許さない
・ボール
キャプチャーエネも含めて16枚。キャプチャーエネ4投できるデッキって強いよね。
このデッキはポケモンが少ないので、ポケモン通信を使えないことがないようにしんかのおこうでかさ増しをしている。
・いれかえ系、ツールジャマー
このデッキはリーフィアAが倒されても別にいいコンセプトなので、スタートしたポケモンを逃がせるような枚数採用した。
ということでスノーリーフバッジを使う必要がないので、相手のふうせんを無効化できるツールジャマーを入れた。
世間では、ザシアンに10点足りないの残念過ぎるwwwとか言われてるけど、無視して倒せるやつを倒せばいいと思っている。
・サポ、エネ
調整してください
まとめ
とにかく先攻1が安定するということ、そしてダメージ効率がかなり高いということに着目してデッキを組みました。
ガラル鉱山さえちゃんと出せればかなり強いんじゃないかと思います。
実際理想通り押し切るのは難しいと思いますが、エネが事故らないムゲンダイナみたいな感じで運用できるかなと思います。
オルターマンを簡単に倒せるのも良いところです。
たんぬに負けないようにタイトルオチ感をだしつつデッキはかなり真面目に良いデッキになってると思います!!
パック収録なので比較的誰でも手に入りやすい可能性がかすかに存在するので、よかったら組んでみてね!
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