おはこにゃばちにんこ。

ロロたんぬです。

 

チャンピオンズリーグ京都に、

オーガナイザージャッジとして参加しました!

 

今回初参加だったので、

起こった出来事、感じたこと、書いていこうと思います。

 

そもそもとして、

「イベントオーガナイザーってどんなことができるの?」

「公式大会のジャッジってどんなことをするの?」

という認知があまりされていないのではないか?

という部分でのお話も交えながら進めていきます。

 

応募のしかた


イベントオーガナイザーの資格を取得すると、

イベントオーガナイザー専用ページへログインできるようになります。

 

公式サイトからリンク→イベントの紹介→

ポケモンカードゲーム公認自主イベント→

ポケモンカードゲーム公式資格について→

ポケモンカードゲームイベントオーガナイザー専用ページ

こちらの専用ページにて、

ボランティアスタッフ募集の告知が行われます。

こちらから申し込みを行います。

数日後、無事、参加が決定すると、

当日の集合や諸連絡についてのメールが届きます。

 

やった、参加決定だ!ドン勝(ry

 

当日の流れ

オーガナイザージャッジは、

前日夕方に会場入りし、ミーティングを行います。

 

・点呼

・当日の流れの確認。

 ※この時、自分の持ち場も決まります。

  マスターリーグのジャッジなのか、

  シニアリーグのジャッジなのか、配信卓のジャッジなのか。

  この持ち場によって、スケジュールも変わってきます。

  ぼくは、マスターリーグのフロアジャッジとなりました。

 

・運営するうえでの諸注意、

・大会時でのジャッジの仕方。

全員の認識、対応をすり合わせるため、

判例を基に一度確認します。


ミーティングが終わると、夕食会が開催されます。

ごはんが食べれます。……うめ。うめ。

 

ここでは、

当日の運営を円滑に進めるための懇親会として、

大事なコミュニケーションの場となります。

今回のぼくの場合は半分近くが顔見知りだったため、

かなり打ち解けやすかったです。ありがたや。


夕食会が終わると、明日に向けて宿泊です。

ホテルに泊まらせてもらえます。……うめ。うめ。

 

ぼくが泊まったお部屋は、経験則上から察するに、

一泊1万円前後のビジネスホテル。

ホテル慣れしてない人は感動するかもしれません。

だって1人1部屋だよ、

ベッド2つの大部屋とかじゃないんだよ?

 

次の日も朝が早いので、夜更かしせずに就寝です。

ぼくは初めてで不安だったので、

ミーティングの中でややこしかった部分を復習してから寝ました……


朝。7時前。

 

みんなでホテルのロビーに集合して、まとまって移動です。

寝坊したら困るからね。

 

…そして、プレイヤーのみなさんより先に会場に入ります。

 

とは言え、活動内容はミーティングで話し合ったので、

ユニフォームの着用と、心の準備だけすれば大丈夫。

流れの確認をもう一度行い、スタンバイです。

ヘッドジャッジ、マスタージャッジの監督のもと、

ひらジャッジのぼくは与えられた持ち場を管轄します。

 

座席の場所がわからない人、

対戦について事前に疑問がある人など、

答えられる質問にはお答えしました。

…この段階では、どちらかというと運営スタッフに近いですね。


そして、午前9時。第一回戦が始まります。

実際のジャッジ案件


ここからは、実際に起こったジャッジ案件を紹介しつつ、

お仕事を説明していきます。

・落下物を拾う

一番多いやつです。

ジャッジ案件でもなんでもありませんが、プレイヤーは、卓から落としたものを自分で拾おうとせず、ジャッジに拾ってもらいます。

ただし、カードを落とした場合、「どこから落ちたか」をきちんと確認します。プレイヤー2人ともの認識に相違がなければ、その位置にカードを戻します。

しかし、これが、「どこから落ちたかわからない。いつ落ちたのかもわからない。」こうなると、ペナルティとなる場合があります。

現在の盤面、直前に行われた数回のプレー、お互いの認識を把握し、しかるべき場所にカードを戻します。

たとえば、まだサイドを取っていない(両者確認済み)、だけどサイドが5枚しかない、そして床にカードが落ちている。この場合は、サイドに戻します。

「どこに戻すか」「どのペナルティを課すか」の裁量はジャッジの判断となります。

 

・カードを多く引いてしまった、不可能な状況で手札に加えてしまった

Nやプラターヌ博士、特性「とりひき」や特性「さいはい」で起こりがちな案件です。

引いてきたカードや順番が明瞭な場合(シャカパチをしていない、お互いの認識しているカードが同じ)、そのカードを山札に戻し、”注意”をします。

引いてきたカードや順番が不明な場合(手札を混ぜてしまった、お互いに認識の相違がある)、警告や、サイドペナルティとなります。

ただし、これも場の状況から判断し、裁定が変わる可能性があります。

 

・ウソッキーやパラレルシティがあるのに、ベンチに多くポケモンを出してしまった。

ゾロアークGXが流行しているため、起こりやすい案件です。

ベンチに出してしまい、すぐにジャッジを呼んだ場合は、出してしまったポケモンを手札に戻します。

ベンチに出してしまい、そのままワザの宣言や特性の宣言(特にワンダータッチ)で

進行してしまっている場合は警告やサイドペナルティとなります。

場の状況から判断し、裁定が変わる可能性があります。

 

・スリーブが裂けてしまった

劣化したスリーブに起こりやすい案件です。

この場合、替えのスリーブを用意していれば差し替えますが、劣化したスリーブ群の中に新品のスリーブを使ってしまうと、マーキングとなってしまうため、総入れ替えをお願いする場合もあります。

その場合、ジャッジもお手伝いしつつ、なるべくすみやかに入れ替えが終わるように処理します。

 

・ルールについて不明な点がある

状態異常のチェックの仕方、ワザの処理や、大会ルールについてわからない点は、説明します。

この場合は、裁定ということではなく、ルールを説明して、お仕事を終えます。

一番重たかったルール説明としては「次元の谷が出ておらず、エネルギーが足りないにもかかわらず、ワザ宣言をしてしまった。」という場合の処理です。

…結論を言うと、「エネルギーがたりない状態でのワザ宣言は無効となり、ターンプレイヤーの番が続く」です。

ターンプレイヤーは巻き戻し後、改めて次元の谷を出したり、エネルギーをつけたりでき、その後、ワザ宣言を行います。

今回次元の谷がないにもかかわらずワザ宣言をしてしまった卓が二つありました。二つとも、ワザ宣言直後に巻き戻しを発生させたため、大事には至りませんでしたが、ターンが進行してしまっていると、ジャッジ案件となります。

 

このように、

重たい案件(ヘッドジャッジを呼ぶ必要があるレベル)から、

裁定の必要がない案件まで、様々な要因でジャッジは呼ばれます。

 

そのため、対戦中常に、

対戦卓や、プレイヤーたちのシグナルに目を光らせる必要があります。

イベント終盤になってくると、やや集中力が切れてくるため、

疲労との戦いになります。

 

うむ。大変である。


夕方。

決勝トーナメントが始まり、対戦卓の数が減ってくると、

必要なジャッジの人数も変わってくるため、随時解散となります。

 

ぼくは、決勝トーナメント1回戦の16人8卓のうち1つを任され、

その後、2回戦時に解散となりました。

だいたい18時頃です。

 

お疲れ様でした。ふう。

でも、めっちゃ楽しかった。

報酬について


ボランティアジャッジという名前で掲げていますが、

報酬をいただくことができます。……うめ。うめ。

・サンムーンシリーズ 最新拡張パック 5BOX

・コーナー参加賞 1枚

・イベントで配布されるプロモ 各1枚(大会上位賞は除く)

・公認自主イベント用ジャッジユニフォーム 1着(初稼働の場合のみ)


この公認自主イベント用ジャッジユニフォームっていうのが、

どちゃくそかっこよい。

ぜひ皆さんにも手に入れていただきたい。

そして、公認自主イベントでも着ていただいて、

 

オーガナイザーイベントを盛り上げていこう!!!!


一番言いたかったの多分ここですね。

 

オーガナイザージャッジとして稼働したロロたんぬの、

ステマなのかダイマなのかわからない、

ジャッジ報告でした!

 

興味がある方は一度参加してみては?

ではではd(℃。)