第2回たいあたりジム『アローラコンストラクション』のデッキを公開する記事。

5回目の最後は、GXだらけの環境で勇敢に戦った非GXポケモンのデッキです。
トリッキーな非GXデッキの使い手が3人ともダンディなおじさんだったのはなぜなんでしょう。

①zbさん『ダグトリオサメハダーキテルグマ』

ポケモン サポーター グッズ・スタジアム エネルギー
アローラディグダ 4 プラターヌ博士 3 ハイパーボール 4 基本悪エネルギー 8
アローラダグトリオ 3 N 4 ネストボール 1 ダブル無色エネルギー 4
キバニア 4 リーリエ 3 モンスターボール 1
サメハダー 4 ククイ博士 1 ネストボール 1
ヌイコグマ 2 フラダリ 3 バトルサーチャー 2
キテルグマ 2 ポケモンいれかえ 3
はかせのてがみ 1
こだわりハチマキ 2
19 14 15 12

今大会のダークホースでした。しかし、ただ意外性があるだけではなく、すべてのカードが計算されていると感じました。
『かるいし』がなく、エネルギー回収手段も少ない環境において、『アローラダグトリオ』の逃げるを縛る特性は協力です。『フラダリ』が攻めと守りを同時にこなすカードとなるため、3枚採用されています。
そして、それを打点に還元する能力を持つ『サメハダー』にくわえ、『キテルグマ』は、非GX構築の弱点である「アタッカー不足」と「手札補充」を同時にこなす優秀なカードです。

さらに、会場のなかで効果を知っていた人が少なかったですが、『アローラディグダ』のわざ「あなさぐり」は時のパズルと同じ山札入れ替え効果があり、次のターン以降の動きを円滑にできます。この3種類の小粒なポケモンがそれぞれシナジーを形成しており、カードパワーの高いGXポケモンのデッキを次々と倒していきました。
採用されているトレーナーズも(モンスターボールに関してはさておき)無駄がなく、まさに非GXポケモンデッキのお手本のようなデッキでした。

 

②やすさん『クロバット』

ポケモン サポーター グッズ・スタジアム エネルギー
ズバット 4 プラターヌ博士 3 ハイパーボール 3 基本超エネルギー 7
ゴルバット 2 N 3 ネストボール 2 ダブル無色エネルギー 4
クロバット 4 ククイ博士 1 タイマーボール 1 ミステリーエネルギー 2
ヒドイデ 2 フウロ 1 バトルサーチャー 3
ドヒドイデ 2 フラダリ 2 ふしぎなアメ 2
ポケモンいれかえ 3
はかせのてがみ 1
エネルギー付け替え 2
エネルギー回収 1
クラッシュハンマー 2
こだわりハチマキ 1
月輪の祭壇 2
14 10 23 13

「さんばいどく」と「きしゅうこうげき」で、小さいダメージを与えて大きな相手を倒すクロバットのデッキです。運用としては、ゲッコウガデッキのようなイメージだと思います。

アローラコンストラクションでは、『すごいつりざお』などのトラッシュに落ちたポケモンを回収する手段がないため、クロバットが最大でも4匹しかだせないという弱点があり、火力もGXポケモンに若干スピード負けしてしまっている印象がありました。

 

③Juryさん『カイリュークワガノン』

(ほんとうはジュナイパーだったはずなのですが、本人の希望でこちらを公開)

ポケモン サポーター グッズ・スタジアム エネルギー
アゴジムシ 4 ハウ 4 ハイパーボール 3 基本草エネルギー 5
デンジムシ 4 N 2 スーパーボール 1 基本雷エネルギー 5
クワガノン 3 リーリエ 2 エネルギー回収 3
ミニリュウ 4 ククイ博士 1 ふしぎなアメ 3
ハクリュー 2 フウロ 1 はかせのてがみ 1
カイリュー 3 ポケモンいれかえ 2
むしよけスプレー 1
エネルギーリサイクル 1
学習装置 1
こだわりハチマキ 1
巨大植物の森 3
20 10 20 10

採用率が90%を超えている『プラターヌ博士』や『バトルサーチャー』が入っていないですが、使えるカードの認識が誤っていたそうで。

2進化2ラインということでバトルロイヤルでもあまりうまく動けていませんでしたが、楽しそうでしたので良かったです。