おはこにゃばちにんこ。

ロロたんぬです。

毎月出る新弾、ポケカだけかと思ってましたが、
遊戯王も毎月コンセプトパックやら構築済みやら出てて、
環境が定まることがないようです。

……もはやソシャゲのガチャと変わらないのでは。

そんなホビー競争の波にのるポケカですが、
ユーザーの興味を引くため?に新たに試みている施策が、

ポケカデッキコンテスト

最新弾のカードを使った独創的なデッキを考案し、披露。
株ポケが入賞するデッキを選考、掲載する。
入賞者には翌月発売予定の最☆最新弾がプレゼントされる、という企画。

ユーザーがハッシュタグをつけてツイートをすることでお祭り感が演出され、
公式は、そのレシピがホームページを更新するネタになる。
そのネタが自社製品8ボックスで買えるんだから、
スーパーwin-winなイベントです。

さて。
建前はこのへんにしておいて。

いやああああああああああああボックスほしいいいいいいいいいいいいいいい

ほしくないですか?ボックス。
剥きたくないですか?ボックス。
なんてすてきなんでしょう。ボックス。

ラララなんてすてきな
ラララもじのならび。

ラララそれは。

ボ・ッ・ク・ス・ん!!!!!!!!

ということで、今回は
ポケカデッキコンテストに入賞できなかったロロたんぬが、
「ポケカデッキコンテストに入賞するために」
をテーマに、お話しします。

完全にエゴです。エゴ。

 

 

入賞したデッキとは

そもそも、ポケカデッキコンテストに入賞するデッキとは、
一体どんなものなのでしょうか。

入賞デッキは、4つの着眼点から審査されています。
強力
つくりやすい
チャレンジ
ポケモン愛
これらを満たすほど、評価が高いようです。

これまでに入賞したデッキを、より分析してみましょう。

 

かげのじゅもん


公式に取り上げられたジュペッタGX+ヤミラミのコンボを取り入れつつ、
サンムーンレギュレーションに落とし込み、「つくりやすい」の評価を取得しました。
決め手は「マーマネ」の採用だったようです。

競技プレイヤー的観点からすると、
TVレポーターが採用されていなかったり、
ビッケが採用されていたり、
1枚のみ採用されたサポートが多いことから、
ややファンデッキ寄りに構築されていることが推察されます。
強力」のタグがついていますが、
もう少し煮詰められるポイントはあったように思います。

また、「ポケナビ」の採用も◯。
デッキの上から3枚を好きなように操作できる上、
ジュペッタGXやヤミラミを手札に加えることができることから、
このデッキとの相性は良いです。
選評には書かれていませんが、隠れた評価ポイントかもしれません。

 

食い尽くされた原野に舞う龍と妖精のファンシーなデッキ


ボーマンダGXとアブリボンとヒガナのコンボデッキ。
龍とフェアリーという、ファンタジー要素が評価され、
ポケモン愛のタグを獲得しました。

デッキは、競技志向らしく、
カプ・テテフGX+アズサのコンボから展開するタイプ。
コンボの要であるアブリーとアブリボンが1枚ずつであり、
ターボブレイズを起動するためのかるいしの採用枚数が少ないことから、
ややファンデッキ寄りに構築していると見れます。
コンボが決まるか?という観点で見ると、
もう少しアブリボンの枚数に厚みをもたせても良いのかもしれません。

もう一点気になるのが、タツベイとコモルー。
最新弾の構築なのだから、チャンピオンロードのタツベイを
採用してるのかと思いきや、XYのタツベイ。
相手をマヒにできるため、最新弾のタツベイより強力です。
驚くべきことに、最新弾のデッキコンテストだからと言って、
最新弾のカードだけで構築しなければならないワケではないようです。
これは、目から鱗と言わざるを得ません。

 

怒りを思い出すハガネール


ハガネールの耐久力を活かし、進化前のイワークのワザを使って戦うデッキ。
この案は、僕も想定していなかった使い方でした。
ノコッチのよんでにげるでイワークをバトル場に出し、
いかりのダメージを増やします。相性の良いコンボです。
サポートもTVレポーターやマサキのメンテナンスが使われており、
デッキコンテストに合わせて考えられたデッキと言えるでしょう。

しかし、エネルギーを蓄える手段が少ない点、
ハガネールの耐久力を活かすためのカードが少ない点から、
素直に倒されてしまう可能性が高いです。
これは、独創性で評価されたデッキであると見て取れます。

このデッキ、カウンターエネルギーを入れるとかなり化けると思います。
良いデッキです。

(…そういえば、公式でも非ポケモンGXって言い回しをするんですね)

 

みんなの力を合わせればポケモンGXだって怖くない!


ベンチにポケモンを並べれば並べるほど
強くなるポケモンばかりで構成されたデッキ。
ルンパッパを除くアタッカー全員が
カウンターエネルギー1枚で戦えることから、
強力」であり「チャレンジ」であるデッキとして評価されました。
カプ・テテフGXやシェイミEXを採用していないことから、
つくりやすい」も評価される点だと思いますが、そこは付いてない模様。

デッキとしては、本当にチャレンジデッキだと思います。
カプ・テテフGXを使わずにアタッカーが育つデッキかどうか、やや怪しい構築です。
競技向けとは言いにくく、ファンデッキ寄りかと感じます。
個人的には、ネストボールやレベルボールを多く採用し、
できるだけベンチを並べることに特化するデッキを考案すると思います。
水エネルギーが入っていますが、
ルンパッパが戦えるようになるためのハードルが高すぎるため、
ここを展開用のカードに差し替えるのが事故率を下げるキーになりそうです。

 

超激堅!!ハッサムGXデッキ!


ハッサムGXのはがねのつばさ+鋼鉄のフライパン+シールドエネルギー×2+リバースバレーで
-90ダメージまでの軽減を可能したデッキ。
また、ワザによるベンチへのダメージや効果をふせぐ特性「はがねのようさい」をもつ
ドータクンをサブに据えることで、ダメカンをばらまくデッキにも強くなっています。
名前との相性も評価のポイントのようです。

デッキとしては、ハッサムGX+ドータクンという主流のデッキに、
ダメージを減らせる効果をもつカードをふんだんに採用した構築。
一直線にハッサムを育てるように余計なカードが全くありません。
ファンデッキとしての強さはかなりのものだと思います。

競技的に使うなら、はがねのようさいやハッサムGX、エネルギーの枚数を絞りつつ、
アセロラや改造ハンマーなどで耐久性能をさらに向上させることができると思います。

 

なぎたおす


バンギラス+マルマインGX。
マルマインGXのエネエネボンバーを使うための相方として
ワザに必要なエネルギーの多いバンギラスを採用したデッキです。

なぎたおすのデメリットである、
自分のベンチポケモンへのダメージをバリヤードで防ぎます。
ゼルネアスのサンクチュアリGXで跳ね返す点も評価され、
強力」「チャレンジ」のタグが付いています。

一点気になるとすれば、ゼルネアスGXへのエネルギー加速手段。
エネエネボンバーではゼルネアスGXにエネルギーをつけることができず、
カウンターエネルギーも対応していません。
サポート「ニンジャごっこ」を採用すれば、
突然のエネエネボンバーからサンクチュアリGXまでの
コンボも決められるかもしれませんが…

 

移動するのもめんどくさい?


ケッキングのぐうたら具合を表現したデッキ。
相手の特性を封じながら、はめつのいちげきを連打することに特化しています。
ワープエネルギーの採用が今回の評価のポイント。
自分自身でにげることをせず、人任せにしているところが、
ケッキングらしさとして「ポケモン愛」の評価につながりました。

ほとんどのポケモンがサポート「ナギ」に対応しており、
かなりバランスのとれたデッキになっています。
序盤の立ち上がりさえうまくいけば、
かなり相手を詰めることのできる、いいデッキです。
個人的には、この基本エネルギーを超にして、
カプキュアーGXを使えるようにしたいですね。

 

ホットアリアドス


どくへんげ大ダメージを叩き出すデッキ。
エンニュートのホットポイズンでどく+やけどにしたり、
ウツロイドのうつろなひかりでどく+こんらんにしたり、
ダメージを出しやすい工夫がされています。
なおかつ、サンムーンレギュレーションで組まれているため、
つくりやすい」の称号を得ています。

エンニュートとアリアドスのタイプが、
ユニットエネルギー草炎水と相性が良かったり、
スーパーポケモン回収でホットポイズンが使いまわせたりと
なるほど、と思わせるギミックが多いです。

しかし、選評で挙げられている
「にげるためのエネルギーが1つなので、エスケープボードで…」
という点はやや気になりました。
ウツロイドGXが逃げられないことは何よりも問題で、
この部分をうまくケアできる構築にしたいところです。

 

ドラゴンストーム

最大限のホワイトキュレムGXデッキ


ホワイトキュレムGXで戦うことに特化し、
ワタル◇からチルタリスを出す動きだけでなく、
こだわりハチマキや闘魂のまわし、喰いつくされた原野で強化しやすくなっています。

構築としてもシンプルで、ミステリートレジャーではなく、
チルットを持ってこられるハイパーボールを採用し、
かなり事故率の低いデッキとなっています。

レシラムの特性「ターボブレイズ」で加速する型をよく見かけますが、
ホワイトキュレムGXオンリーで戦っていくスタイルの方が強いかもしれませんね。

 

“竜じゃないキングドラ”デッキ


サンムーンレギュレーションデッキ。
ウィンターバトルでも使用者のいた、
グレイシアGX+キングドラの組み合わせに、
さらにキングドラGXを組み合わせています。
メイルストロムGXやフロストバレットでダメカンをばらまき、
しおみずで追い討ちをかけます。

サンムーンレギュレーションのため、「つくりやすい」の称号がついています。

競技レベルでこのデッキを考えると、
やや事故率の気になる構築になっています。
ドロサポと呼べるサポートが4枚、水エネルギーを多く要求するマキシが2枚。
これでどう戦っていくのか、やや不安です。

もう少し煮詰めるなら、
シードラやキングドラGXを1枚ずつ減らし、ふしぎなアメを増やしたり、
水エネルギーやダブル無色エネルギーを減らしてドロサポに充てるのが
良いかな、と思いました。

 

ポケモンGXだけかメインアタッカーじゃない!バクガメスデッキ


バクガメスのばくふんしゃで戦うデッキ。
鍛冶屋だけでなく、ヒガナやカキ、ピーピーマックスで
エネルギーをつけるように構築されています。
競技志向のためか、ウソッキーが採用されているのが好感度高いです。

ゾロアークGXを倒せる210ダメージラインを稼ぐために、
1枚だけ「喰いつくされた原野」が採用されているだけで、
こだわりハチマキなどは一切ありません。
それゆえ、シンプルな構築になっていると思います。

チャレンジ」の称号にふさわしい、爆発力のあるデッキです。

 

“ギャラドスと逆ギレするミュウ”デッキ


ロトムかわいい。
ギャラドスの特性「おおあれ」のダメカンをうまく利用するデッキ。
ダメカンが乗ることで真価を発揮するポケモンが多く採用されています。
コンセプトが評価され、「ポケモン愛」のタグがついています。

ハイパーボールとミステリートレジャーが合計5枚、
サポートも十分に12枚+カプ・テテフGX2枚と多く採用されており、
安定感のある構築です。

一点気になったのが、かるいしの枚数。
おおあれを前提にしているのに、ギャラドスが前で往生しやすい構築になっています。
また、フィールドブロアーが2枚採用されている点も気になりました。
ギャラドスがうまくベンチに下がれるようにアシストできると、
より良いデッキになるかなと思いました。

 

”怒りのドラゴン”デッキ


ハクリューのりゅうのいのりを使って、
カイリューGXなど、ドラゴンみんなを育てるデッキ。
初の受賞作ということで、タグはありませんが、
ポケモン愛」「チャレンジ」感のあるデッキだと思います。

やや競技志向なのか、オカルトマニアやパラレルシティが採用されており、
ファンデッキとしては事故が懸念される仕上がりになっています。
また、りゅうのいのり とワタル◇の相性はそこそこ悪く、
構築の難易度が問われるデッキになっています。

もう少しカイリューGXを使うことに特化すると強いデッキになるかなと思いました。

 

“ジャッジレシラム”デッキ


相手の動きを止めつつ、レシラムGXやホウオウGXで戦うデッキ。
ニトロチャージの欠点である、1ターン動きが止まるところを、
ジャッジマンで補おうとしています。
序盤のジャッジマンは相手の手を止めやすいため、
こちらが優位な場面をつくりやすいです。

“ジャッジマンからのヴァーミリオンGXが強い”と書いてありますが、
手札を4枚にしたあとでヴァーミリオンGXがうまく使えるはずがないので、
おそらく正確には、
ジャッジマン→しゃくねつのはしら→プラターヌ博士→ヴァーミリオンGXなのでしょう。

このデッキの欠点は、ジャッジマンで自分自身も止まってしまう可能性がある点。
できるだけカキや灼熱の大地を使ってからジャッジマンを使いたいところ。
…でも、そうすると今度はヴァーミリオンGXが使いにくくなるんだよなあ…

 

“最新型グッズロック”デッキ


オンバーンGXのディストーションをチルタリスで強化するデッキ。
ワタル◇でサザンドラをベンチに出すことも想定してあり、
後半は好きなタイミングでラウドソニックを使うことも可能になっています。
強力」のタグにふさわしい強さのデッキです。

ワタル◇を使いやすくするために、
最初にアローラロコンを挟んでいることが評価◯。
みちしるべでカプ・テテフGXを持ってきておけば、
次の相手の番にアローラロコンが倒されれば、
ワンダータッチ→ワタル◇→サザンドラとオンバーンGX→いきなりラウドソニック
という綺麗なコンボを決めることができます。

構築の点で言えば、オンバーンGXとグズマの相性がいいので、
フラダリではなくグズマでも問題ないこと、
フウロで手札に加えたいグッズが少ないので、素直にドロサポか、
手札に加えたいと思いやすいカードを1枚増やす方が事故りにくいこと
などが考えられます。

 

”サトシの友情〜冒険のはじまり〜”デッキ


このデッキコンテストの環境を作ったとも言えるデッキ。
ファンデッキとして大成していて、かなりのいいね+RTも稼いでいた、文句無しの入賞。

ヒトカゲのイラストがサトシとの出会いを連想させることからスタートしたこのデッキ。
サトシがカントー地方で仲間にするポケモンばかりが採用されています。
サポートも、カントー地方で出会うトレーナーのみ。
アニメ「ポケットモンスター」を連想させるとても良いデッキです。

ここから、”強力なだけじゃない、ファンデッキでもいい”というイメージが
このコンテストに根付いたと思います。

 

佳作

ウツボット


アローラベトベトンGXとウツボットを組み合わせ、相手を撹乱するデッキ。
是非「君を待つ島々」のウツボットのきけんなかふんとも組み合わせてほしい。

ルンパッパ+マグカルゴ


シンプルに、ルンパッパとマグカルゴでじならし+すいすいダンスをするデッキ。
サンムーンレギュレーションで組まれているので、「つくりやすい」。

オーダイル


どしゃぶりでエネルギーをトラッシュし、
アクアパッチでMギャラドスEXにつけなおすデッキ。
ブラストカイザーのダメージも、ぎゃくりゅうのダメージも高威力!

フリーザーGX


ソルガレオGXのターボストライクと、フリーザーGXのでんせつのひしょうを
組み合わせた中打点デッキ。
ダメージのラインが綺麗なのが◯。

バシャーモ


ネクロズマあかつきのつばさGXでバトル場とベンチポケモンを入れ替えながら
たきつけるを使うデッキ。
ツイートの勢いが好き。

ランターン


エネアースとエアロトレイルを組み合わせた、
エネルギーの場持ちに特化したデッキ。
ダブル無色エネルギーのうち何枚か基本雷エネルギーにしてしまってよさそう。

マルノーム


どわすれを連打して相手を妨害するデッキ。
その間に相手の山札をトラッシュして、LO勝ちを狙う。
ゴミなだれダストダスにシフトしても可。
ユクシーでも同じことができる。

バリヤードGX


ブレイクダウンとクリープショーを組み合わせたデッキ。
ゲンガーの欠点である、立ち上がりの遅さをバリヤードでカバー。

ソルロック+ルナトーン


“星”をテーマに構築されたデッキ。
なぜかモンスターボール。
ビクティニとの相性もイマイチピンと来てない。
もう一押し、何かがほしいところ。

ドンファン


相手の特性を止めながらこうそくスピンで戦う。
ダメージの大きいベンチ交代ワザは強い。

ニューラ


マニューラが多彩に採用されていて、
記憶のほこらを使ってふくろだたきも使えるようになっている。

クチート


さいくつ+パンプキンボムデッキ。
なんとサポートはクセロシキのみ。

ノコッチ


蛇に睨まれた蛙。
さんばいどくとポイズンアップの組み合わせが極悪。
“槌の子”とのことで改造ハンマーも。

ホウオウ


エネエネレインボーバーンデッキ。
ドータクンとカラマネロ、スターミーとドーブルがいることで、
レインボーバーンが必ず120ダメージを出すことができる。

 

どんなデッキが入賞するのか?

どれもユニークなデッキばかりで、入賞に値するのもうなずけます。

でも、実際のところ、
ツイートの仕方一つで評価が変わってくるのでは?

同じデッキコンセプトでも
◯早くに投稿した人の方が評価が高い?
◯いいね・RT稼いだ人の方が評価が高い?

そういった隠れた評価対象があるのではないでしょうか?
と、いうわけで。

調べました。

 

最新弾「チャンピオンロード」における、
全デッキコンテスト投稿分、617ツイート(審査対象外を除く)。

以下、それぞれ仮説をたてて検証していきます。

1.「早くに投稿した人の方が評価が高い」説

こちらをご覧ください。
ポケカデッキコンテストが開催されてから、
最初の投稿から順番に羅列した結果です。

開始から2時間の投稿40件のうち、
3件のデッキが入賞を果たしています。
投稿の早さはかなり関わってくることがわかりました。

しかし、第一回結果発表のあと。
5/2 12時からの投稿を見てみましょう。

第一回とはちょっと状況が違うようです。

そもそも、5/2以降は投稿自体が失速しており、
4/26〜5/2までが400件投稿されているのに対し、
5/3〜5/10の終了までが200件。
期間合計が半分にまで落ち込んでいます。

どちらかというと、
第二回で求められるのは速度よりも質、なのかもしれません。

A.第一回結果発表までは速度重視で投稿。
第二回を目指す場合は、質を上げる。

 

2.「いいね・RTを稼いだツイートは評価が高い」説

今度はこの表をいいね・RTで並べてみましょう。
デッキレシピは、RTよりも、いいねがつく場合が多いので、
いいね順でソートします。

いいねを5件以上獲得しているツイートから、
入賞デッキが5人排出されています。
しかし、最多いいねを獲得している3デッキが入賞していないことから、
必ずしもいいね・RTが入賞の条件とは言えないようです。

A.バズらない程度にふぁぼられるのが無難

 

入賞デッキの比較

今度は、入賞デッキのデッキごとに、
その特徴を考えてみます。

被っているネタも多い中で、
そのデッキが評価されたのはどのポイントか。

ジュペッタGX+ヤミラミ(かげのじゅもん)

ジュペッタGXを採用したデッキは73件。
その中でジュペッタGX+ヤミラミのコンボを取り入れているのが7件。

このデッキが他のデッキと一線を画しているのは、
サンムーンレギュで組まれている点。
投稿日は5/4と遅めだし、いいねやRTもありませんが、
他のデッキとしっかり差別化が出来ています。

ボーマンダGX(食い尽くされた原野に舞う龍と妖精のファンシーなデッキ)

ボーマンダGXは、30人の投稿がありました。
様々なエネルギー加速手段が投稿されていましたが、
ファンタジー要素の強いアブリボン入りが入賞しました。
誰しもが組み合わせを模索している中で、
組み合わせとストーリー性で一歩抜きん出たようです。

ハガネール(怒りを思い出すハガネール)

ハガネールは18人の投稿がありました。
その中で、イワークのいかりを利用する型は5人。
(「驚いた」と先ほど述べましたが、かなりメジャーな案だったようです。)
この入賞者は、他のいかり型に比べて、
シンプルにデッキを構築しており、
単純明解な点で評価されていると思われます。

強く強くしようとするばかりに、ギミックをつけすぎても、
評価ダウンにつながるのかもしれません。

ルンパッパ(みんなの力を合わせればポケモンGXだって怖くない!)

ルンパッパの採用者は35人。
ルンパッパ+マグカルゴだけでなく、
ルンパッパ単に近い、置物だらけのデッキも多く、
ゾロアークGXのような構築が多かったです。

その中で、”みんなでアタック”することに特化したルンパッパは3名。

デッキの完成度では、入賞デッキが一歩抜きん出ているように感じました。
ファンデッキ同士がぶつかった時、より「強力」な方が評価されやすいようです。

ハッサムGX(超激堅!!ハッサムGXデッキ!)

63人の採用者がいたハッサムGX。
その中でドータクンと組み合わせたのが6名。
今回はガチ構築のぶつかり合いとなり、
ダメージの減少量が大きい激堅ハッサムGXに軍配が上がったようです。

個人的には「ハラハラしたんじゃないの〜???」の
ハッサムGX100%デッキがすごく好きです。

マルマインGX(+バンギラス)(なぎたおす)




マルマインGXを採用した型は驚異の122人。
その中で激戦を勝ち抜いたのがバンギラス型のマルマインGX。
投稿もコンテスト開始2時間以内とずば抜けて早く、
ゼルネアスGXのサンクチュアリGXのギミックが評価され、
受賞となりました。

ケッキング(移動するのもめんどくさい?)

ケッキングを採用したのは26人。
ドンファンケッキングや、インベイジョンケッキングが多く
取り上げられる中、
異彩を放ったのがワープエネルギーケッキング。
投稿スピードも早い、いいね・RTによる相対評価も高い、
文句無しの入賞です。

アリアドス(ホットアリアドス)

アリアドスのデッキを組んだのは33人。
そのうち、アリアドス+エンニュートは半分の17人。
その中で入賞したのは全ツイート中5番目という圧倒的早さで投稿し、
サンムーンレギュで他のアリアドス+エンニュートとも差別化できています。

 

総評

入賞デッキには、
必ずどこか他の似たデッキとは違う点がある”ようです。
その点を見極めることが、入賞へ近づく一歩かもしれません。
 

その他、佳作デッキとの被りポイント

◯ウツボット軸→8件
◯マグカルゴ軸→48件
◯オーダイル軸→31件
◯フリーザーGX軸→38件
◯バシャーモ軸→30件
◯ランターン軸→8件
◯マルノーム軸→3件
◯バリヤードGX軸→32件
◯ルナトーン軸→8件
◯ドンファン軸→13件
◯ニューラ軸→8件
◯クチート軸→4件
◯ノコッチ軸→11件+タッチ(ピンざし)での採用何件か
◯ホウオウ軸→59件

最後に

入賞するデッキの特徴は
強力であり、
つくりやすく
挑戦してみたくなり、
ポケモン愛に満ち溢れる、
それのどれが欠けても受賞は難しく、また、
見た人が評価したくなるような、
他を代表しうるデッキであることがわかりました。

つまるところ、

ポケカデッキコンテストに必勝法はありません。

◯◯さんがこのデッキを思いついたから、
自分は違うデッキにしよう、と張り合う必要もないですし、
むしろ同じデッキであることが大事であるように思います。

みんなが思い思いのデッキを考案し、
お互いに見せ合うことで、
自分の構築の欠点を見出したり、
人の構築の良いところを吸収しあったり。

入賞することを目的とせずに、交流の場として、
自分の思ったことを披露するチャンスにしてみてはいかがでしょうか。

せっかく参加するのだから、是非とも爪痕を残したいよ、という人。
この考察記事から、何か得られるものがあれば幸いです。